登記簿から会社というもののドラマが読み取れます... といっていただきました♪ (登記簿を見れば「危ない取引先」は見分けられる)
今日もまずは宣伝から(^^;)。
『ハヤリもの50年【昭和32年‐平成18年】』
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【1998年(平成10年)のハヤリもの】
《商品》
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《本》
本当は恐ろしいグリム童話(桐生操)
《マンガ》
バガボンド(井上雄彦 / 吉川英治原作)
《テレビ》
笑う犬の生活(フジテレビ系)
《映画》
リング(中田秀夫 / 松嶋菜々子)
《音楽》
夜空ノムコウ(SMAP)
《流行語》
だっちゅーの(パイレーツ)
《世の中》
65円バーガーや100円ショップなどが登場
毒入りカレー殺人事件
若貴兄弟横綱誕生
など
宣伝ここまで。
今日はムーン・フェアリー・ヒロコさんからいただいた、『登記簿を見れば「危ない取引先」は見分けられる』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)の感想をご紹介します。
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こう書房さんの長いタイトルはこの時期ぐらいからあったのですね。
登記簿の読み方にはコツがあるようです。
以下抜書き。
「倒産の最大の原因は、販売不振や売掛金回収難などの不況型です」
「取込詐欺事件も増加しつつあります」
相手方の信用を調査するには「現在の金融担保実務が不動産担保を中心に行われていることを考えれば、誰でも調査可能な登記簿を利用しない手はありません」
「信用調査の目的で登記簿を見る場合には、「いま、どうなっているのか」ではなく、「どのようにして、いまに至っているのか」、そして「その背景には、なにがあるのか」を読み取ることが必要です」
「登記簿はインターネットでも調べられる」
ちょっと情報が古いかもしれません。
「代表者の個人資産がバロメーターに」
「不動産を持たない中小企業の代表者は、よほど儲けが少ないのかもしれませんし、過去に倒産歴があるのかもしれません」さらに「パクリ屋に見られるように、そもそも潰すための会社であれば、担保にとられてしまうような不動産を持たない、ダミーの社長を置くことも考えられます」
こう推理するのね。
「いちばん最後の「共同担保」の記載から」
一番最後の記載が重要。
「登記簿から、元本確定が判断できる場合は、債務者の信用状態は、このうえなく悪化していると考えて間違いありません」
「遺産分割は相続争いの結果」
「遺留分減殺の登記」「相続人の間でしこり」「相続が争族になる」
「借金は繰り返すと言われています」
「ちょびちょび贈与は資産のある証拠」
それはそうですね。
「登記簿に担保の記載はなくても、突然に倒産することもある」「登記簿同士が相互に関連している場合」
「工場財団」「観光施設財団、港湾運送事業財団、道路交通事業財団など」
日付を見ることも重要。
「担保がついたまま所有権が移転している」「極めて悪質な金融業者と取引をしている可能性があります」
非常に危険。
「高利貸に多く見られる譲渡担保」「また売渡担保であるにもかかわらず、売買の登記をせずに共有物分割という原因で所有権を移転してしまうケースもあります」
「利息と損害金の定めが利息制限法の上限金利と一致している場合には、実際の利息や損害金は、もっと高い可能性があります」
「NTTのタウンページでどのような広告を出しているのかを調べる」
ああ、そうかタウンページはこういう使い方もあったのね。
「手形の機能を悪用した融通手形」
「根抵当権の設定、限度額の増加、多彩な取引内容は危険信号」
「追加融資のたびに加速度的に増加する」
負債も増加。
「根抵当権、所有権、賃借権の仮登記がいっぱい設定されている」「名前は違っても同一の金融業者」
「予告登記は重大な予告」「予告されているものには手を出さない」「裁判が起こされている」
「代位弁済で抵当権が移転している」「非常に危険な状態にある」「代位弁済は延滞の末路」
「もっとも情報の多い履歴事項証明書」「過去を知るには閉鎖事項証明書」
「役員の改選を怠っている」「順法精神にかけている」「もしかしたら内紛の可能性」
「役員に関する事項の就任、重任に注意」
「かつての代表者が解任されている」「内紛のあった会社の登記簿の典型」
「あらゆる項目が同時期に変更されている」「パクリ屋である可能性が非常に高い」
パクリ屋の登記簿の特徴
「休眠会社を掘り起こしている。
本店移転を多く繰り返している。
役員が何度も、ごっそりと入れ替わっている。
会社も代表者も、不動産を持っていない。
●事業目的に「日用品雑貨の販売」「食料品の販売」「家庭用電気器具の販売」などが加えられている」
これらの商品は換金性、流通性が高くパクリ屋の対象となりやすい。
倒産手続き中の会社の登記
「破産、会社更生、会社整理、特別清算など」
もちろんこのような会社と取引は絶対にだめでしょう。
まるでマンガの『ナニワ金融道』を読んでいるようです。
登記簿から会社というもののドラマが読み取れます。
(「今日のデザート読書」2007年3月19日より。Blog掲載に際して句読点や改行の位置など少し修正してあることがあります)
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読んでくださってありがとうございます。
タイトルが長いのは、この頃よりももっとむかし、自分がこの会社に入ってくる前からあったんですよ。ちなみに、そんなにむかしじゃないですが、1999年の目録からタイトルのなが~い本をちょっとピックアップしてみましょう。
『あなたのお金が危ない理由これだけ知っていれば十分!』
『イトーヨーカ堂グループ高収益行革のすすめ方』
『飲食店の店長&経営者これができなければ務まらない』
『かんぺき行政書士「ポイント総整理方式」でゼッタイ合格』
『住宅・インテリアの建材・設備業界早わかりマップ』
『タダでもらえる補助金(+助成金・奨励金・給付金)ガイド』
長いよ。そんで、いまも生き残ってる本がほとんどないよ。タイトル長い本は短命か?
ちょっと情報が古いというのはそのとおりで、初版発行が2000年の1月ですからねぇ。ちょうどインターネットによる登記簿の閲覧が始まりだしたばかりのころにつくった本ですので、インターネットや電子登記簿に関連した記述は、さすがに古さを隠せません。あと、商業登記簿については、このあとに商法の大改正があったので、実情と違っちゃってるところもあるんじゃないかと思います。
それでも、登記簿の記述から取引先の信用度を判断する、その着眼点や解釈のしかたについては、普遍的な部分も多いはず。信用調査資料としての登記簿解読法を記した入門書として、いまも役に立つ部分が多いと思います。
ちなみにこの本、発行当初はよく売れまして、発行2年で8刷までいったのですよ。つくっててもおもしろかったなぁ。ヒロコさんは「マンガの『ナニワ金融道』を読んでいるよう」とおっしゃってくださいましたが、自分は、まるで推理小説を読んでるようだ、と思いながら原稿を読んでました。会社にいろいろな意味で余裕があれば、ぜひ最新の情報を反映したリニューアル版をつくってみたい本のひとつですわ、個人的に。
というわけでムーン・フェアリー・ヒロコさん、ありがとうございました。3月の「本を読んで新刊ゲット!」にエントリーしますね。
みなさんも、こう書房の本を読んで感想・コメントを書いてくださったら、ぜひ教えてくださいね。
また、この感想・コメントを読んで「もしかして、この本いいかも」と思った方、お買い上げいただけるとやっぱりすっごくうれしいです(笑)。
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《この本を読んでくださった方には、こちらの本もおすすめかも?》
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応募方法等はこちらをご覧くださいね。今回の応募期間は3月25日(日)まで。エントリー、お待ちしてます。
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日経新聞 3月14日(水)
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★「モテ声」の法則
★ハヤリもの50年【昭和32年‐平成18年】
★運とツキを招きよせる「プラスの習慣」
中日新聞 3月13日(火)
西日本新聞 3月13日(火)
河北新報 3月13日(火)
京都新聞 3月14日(水)
静岡新聞 3月14日(水)
東京新聞 3月14日(水)
北海道新聞 3月19日(月)
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書店さん、品揃えよろしくお願いします。
読者さん、広告を見かけたら、ぜひ書店さんで実物のご確認を。
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コメント
「店舗運営の考え方」の最新記事が更新されました。興味がありましたら。よろしくです。
投稿: 飲食店の集客向上ブログ | 2007/03/19 22:47
あまろ~ね様、感想を取り上げていただいて、
ありがとうございます。
この本は、版を重ねる本だと思いました。
スリルとサスペンスに満ちた、
実生活に役立ち(私も何度か法務局に行ったことがあります)、
楽しめた一冊です。
ぜひ、最新版を読みたいと思います。
どうぞ刊行のほど、よろしくお願いいたします。
投稿: ムーン・フェアリー・ヒロコ | 2007/03/20 21:09