本の感想聞かせて

2009/01/23

読書感想『ディズニーランドが教えてくれた「お客様を大切に想う気持ち」』


あら、うっかりしているうちに前回の更新から1か月近く経っちゃいましたわ。まだ新年のご挨拶をしていませんでしたね。あけましておめ... って、もう、いまさらいいよね。


さて今日は、彩乃さんからいただいた、『ディズニーランドが教えてくれた「お客様を大切に想う気持ち」』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)の感想をご紹介します。

あ、ちなみにこの本、発売1カ月を待たずに増刷になりましたー。

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カバー写真

本から聞こえる声
「ディズニーランドに行かなくても、ディズニーランドのキャストの心使いなら、今いる場所でも試せるんだヨ」


過去の私
「ほとんどの会社はしょせん会社のシステム優先。同じことしたら現場から煙たがれちゃうよ。 私の周りじゃ おとぎ話・・・」

現在
「喜んでほしい気持ちに意識を合わせていれば、いつか実現できる環境を引き寄せられるかも」

ちょっと未来
「今できる事に盛り込んじゃえば現実化加速するかもね☆ 試してみよう」

(「王様の耳はロバの耳~の、穴! Ver.2.0」2009年1月6日より。Blog掲載に際して句読点や改行の位置など少し修正してあることがあります)
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読んでくださってありがとうございます。

なんて斬新なコメント!
これまでにも多くの方からいろいろな本についての感想・コメントをいただきましたが、彩乃さんのこのコメントほどシンプルかつ秀逸なものは、めったにないように思われます。

本の具体的な内容についての言及がひとつもない!
だけど、この本で伝えたかったこと、読者さんに感じてもらいたかったことのポイントはすべて書いてある!!

無駄にぐだぐだと長い文章を書き連ねてしまう傾向のある自分にはまねのできない、なんという潔さ。素敵です。こういうふうに、重要なポイントだけをすっきり表現する文章を書けるようになりたい。

最近はサービスレベルの低下がいわれることも増えてきたディズニーランドですが、それでもやっぱりディズニーのサービスはすごいのです。でも、ディズニーのサービスがすごいなんてことは、いまでは多くの人が知っていること。いまさら「ディズニーはすげーよ!」なんてことを声高に訴えても、あまりにありきたりです。

でも、この本だって「ディズニーはすげーよ!」を訴える本なんでしょ?

そう見えるかもしれません。事実、そういう側面もあるのは事実。

でもねでもね、この本で伝えたかったのは「ディズニーはすげーよ!」ってことじゃないのです。
彩乃さんが書いてくれた、

「ディズニーランドに行かなくても、ディズニーランドのキャストの心使いなら、今いる場所でも試せるんだヨ」

ということ。これをね、伝えたいの。

「ディズニーはすげーよ!」といわしめている「キャストさんたちの“お客様を大切に想う気持ち”」は、あなたの職場でも有効なはず。キャストさんたちと同様に、あなたも“お客様を大切に想う気持ち”を、あなたの職場で有効なかたちで表現できるはず。その“気持ち”を持って、それをきちんと表現できれば、あなたの職場も「すげーよ!」っていってもらえるようになる可能性は充分にあるんだよ。

これがね、著者の加賀屋さんが伝えたかったことなのですよ。

これまでの「ディズニーはすげーよ!」本は、ディズニーフィロソフィーとか、ディズニースピリッツとか、ある意味で非常に高尚な思想をいかに現場レベルに落とし込んでいるか、ということが解説されていることが多かったと思います。ウォルト・ディズニーさんという特異で強力な個性を持った人の想いを実現する場としてのディズニーランドがテーマなので、どうしてもウォルトさんの強い信念や意志に触れないわけにはいきません。

でもね、そのために、そうした本で解説・提案されることは「ディズニーランドという“特殊な場所”だからできること。自分たちの場への導入は無理」と感じてしまうケースも多かったんですよ。実際、そういうことをいう方も多かったし。まさに、

「ほとんどの会社はしょせん会社のシステム優先。同じことしたら現場から煙たがれちゃうよ。 私の周りじゃ おとぎ話・・・」

という状態ね。

たしかにディズニーランドに宿る強い信念、ディズニーウェイと呼ばれる意識の刷りこみは、一種の宗教じみているとも感じられ、それを他の企業に持ち込むのは簡単ではないでしょう。そんななかで従業員個人が実行しようとしたら、そりゃ煙たがられちゃうわな。

だけど、そうした信念ややり方のいちばんのおおもとにあるのは、もっとシンプルで、ありきたりなこと。だけど、とても大切なこと。それが、「お客様に喜んでいただきたい」だし、そのために「お客様を大切に想う気持ち」を持ち、表現することなのよ。

これって、ディズニーランドじゃなきゃできないこと? 違うよね。接客業に限らず、どんな仕事にも「お客様」はいるはずで、そのお客様に喜んでいただくこと、自分たちのお客様を大切に想うことは、すべての仕事で必要なことのはずでしょ。

だけど、利益や効率を優先することが増えてしまった最近では、忘れてしまったり、見えなくなってしまったり、見えていても見ないふりをしてしまったり...

それをね、もう一度きちんと意識しましょうよ、その「想い」を大切にし、それを表現することを考えましょうよ。それならあなただってできるはず。そうやって、

「喜んでほしい気持ちに意識を合わせていれば、いつか実現できる環境を引き寄せられるかも」

しれないじゃん。だって、「ディズニーってすげー!」だってけっきょくはそこから生まれてるんだから。
そのためにも、

「今できる事に盛り込んじゃえば現実化加速するかもね☆ 試してみよう」

そのためのヒントがね、きっとこの本のなかにはあるはずだよ。

……というふうに読んでもらいたいというのが、この本の狙いだったりするわけですよ。

ね。おいらが書くとこんなに長くなっちゃう。それをあんなにシンプルに表現できる彩乃さんのセンスには感服します。すげーよ。

というわけで彩乃さん、この本を読んでくださり、ありがとうございました。気に入っていただけたようで、制作担当として、とても嬉しいです。


カバー写真
『ディズニーランドが教えてくれた「お客様を大切に想う気持ち」』

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《この本を読んでくださった方は、こんな本も読んでいる... かも?》

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『サービスマインドをたかめる物語』

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『働くことの喜びはみんなディズニーストアで教わった』

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2008/12/18

読書感想『ビジネスを成功させる「伝え方」の技術』


前作『働くことの喜びはみんなディズニーストアで教わった』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)から約3年半ぶりの加賀屋克美さんの新刊『ディズニーランドが教えてくれた「お客様を大切に想う気持ち」』の予約受け付けがAmazonで始まりましたよー。

Amazonさんからの発送開始および書店さんでの店頭販売は1月7日(水)くらいからの予定ですが、もしかしたら加賀屋さんのサイトで先行販売があるかも!?


さて今日は、中山さんからいただいた、『ビジネスを成功させる「伝え方」の技術』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)の感想をご紹介します。

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こちらは伝えたつもりでも、相手もわかったつもりで、実は伝わってない。何度も繰り返すと、伝えることだけで疲れてしまいますね。

本書は、ビジネスコミュニケーションの基本を確認し、陥りがちなパターンに応じて具体的に助言してます。この助言、かなり使えましたよ。

僕は「思考先行型」に陥っていたと診断できました。
例えば、シナリオに頼りすぎたり、「カオナシ」じゃないんだからと言われるほど抑揚がなかったり。
だから、聞き手を意識した表現や、話に強弱・緩急を加える助言が効果的でした。具体的には、鏡を見て表情を確認したり、童話を音読したり、と。ちょうど、音読がブームのときが以前ありましたので、声に出して読むものに困りませんでしたね。本書を読んだ時期も良かったな。

なお、基本とは、目的と成果を認識することです。
目的は、相手の意識と行動を変えること(を促すこと)で、成果は、変えることに繋がる約束をすること。
ベイビーステップで段階をおって最終的な成果が得られるように段取りも上手になりたいですね。

(「積読タワーの攻略記」2008年12月17日より。Blog掲載に際して句読点や改行の位置など少し修正してあることがあります)
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読んでくださってありがとうございます。

えっと、この本も自分が担当したものじゃないんで、読んでません。なので内容をぜんぜん知らないんですが、そうですか、使える助言がありましたか。中山さんには前回、『仕事が速い人の段取り&コミュニケーションの技術』で「目新しいものはない」と厳しめの評価をいただきましたが、今回はお役に立てたようでよかったです。

本書の内容とはおそらく全然関係ありませんが(読んでないので関係があるかないかもわかりませんが)、「伝わらない」ということについて、最近ちょっと思うことを。

相手に「察する」ことを強く要求し、相手が「察してくれない」とホスピタリティが足りないなどとやたらと腹を立てる人の中には、相手に対する「伝え方」が下手な人が多いように感じます。そして、そういう人の中には、相手が伝えようとしていることをきちんと受け取るのがあまり上手じゃなかったり、自分勝手な受け取り方をして、方向違いにまた腹を立てたりする人がけっこう多いような。

相手には「察する」ことを強く要求する割には自分が「察する」ことはあまりうまくなく、相手に「伝え方が下手だ、悪い」というわりには自分も「伝え方」があまりうまくない。要するに、その人自身が「伝えること」も「受け取ること」も下手だからどっちの方向にも「伝わらない」のに、それを相手のせいにして腹を立ててる。

本当に「伝え方」がうまい人って、相手の「伝え方」があまりうまくなくても、だからといって腹を立てたりは、あまりしないように思うんです。

以前、あるコンサルタントさんがいっていたのですが、コミュニケーション技術の勉強をして、きちんと相手に伝わるコミュニケーションのしかたをトレーニングしてからは、誰かと話をしていて「腹が立つ」ことが圧倒的に少なくなったと。腹が立つ理由の多くって、こちらの期待や要求とは方向違いのアクションを相手がするからですが、そうなってしまう原因の大半は、こちらの期待や要求をきちんと相手に伝えることができれば解消できる、それができないのは自分のコミュニケーション能力が低いからで、腹を立てるべき対象は相手ではなく自分だと気づいたそうです。

相手に対する希望や期待があるなら、それをきちんと相手にわかるように伝えろと。あんたがきちんと伝えられなかったことを相手が正しく「察して」くれたとしても、それは相手の純粋な「善意」からであって、あんたに対してそうする「義務」はないのだよと。相手の「善意」を期待するのは勝手だけれど、それがかなえられなかったからといって相手を非難するのは勘違いもはなはだしいよと。

空気を読むとか、相手の要求を先読みしてサービスを提供するとか、そういうことができれば確かに素敵だけど、自分に対してそれをするように「相手に強く要求する」のって、自分勝手で傲慢な考えだよなと思うんです。さらに、自分が期待したかたちでそれが実行されなかったからといって「相手を非難・叱責する」なんて、どんだけ思いあがってるんだよと感じます。たとえそれがいわゆるホスピタリティ産業の接客現場であったとしても。

あぁ、この本の内容とは全然話がずれてますね。あいかわらずこんな書き散らし方ですみません。

というわけで、中山さん、ありがとうございました。

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ビジネスを成功させる「伝え方」の技術

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2008/11/27

読書感想『仕事が速い人の段取り&コミュニケーションの技術』


うちで発行した本の出版社名に他社の名前が書かれているのを見るとちょっと悔しい。それが著者の紹介記事の中だと悔しいよりも哀しい。

さて今日は、中山さんからいただいた、『仕事が速い人の段取り&コミュニケーションの技術』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)の感想をご紹介します。

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スケジュールを立ててから仕事をしている人は実に1割!
だからこそ、基本のスケジュールを立てて段取りを整えて仕事をすれば、差がつけられる。
これが本書の主旨です。

「使える時間」の増やし方には、作業改善の代表的な方法が取られていて、目新しいものはありません。外段取り化とか、(標準)作業の時間測定とか。ただ、当たり前のことをちゃんとやるか否か、です。

本書を通じて、以下の2つの観点を新しくもてました。
・スケジュールに「考える時間」を設ける。
(非常に有用です。いざとなれば、通勤時間に外出することで、残業しなくても済む!?)
・見切れない仕事は優先順位を高くする。
(一人では完成度を十分に高められない仕事の名前付けを悩んでました。「見切れる」「見切れない」か、なるほど)

(「積読タワーの攻略記」2008年11月26日より。Blog掲載に際して句読点や改行の位置など少し修正してあることがあります)
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読んでくださってありがとうございます。

えっと、この本、自分が担当したものじゃないんで、読んでません。なので内容をぜんぜん知らないんですが、そうですか。目新しいものはありませんでしたか。

中山さんのように日ごろからたくさんの本を読んでいらっしゃる方に満足していただける本をつくるのって、なかなか大変です。

毎月大量のビジネス書新刊が発行されるわけですが、それらすべてに目新しい内容が書けるほど、世の中に「目新しいこと」なんてたくさんはないよなぁとか思ったりして。こういうことをつくり手側がいってはいけないのかもしれないけど、新商品のほとんどは「目新しくないこと」の組み合わせやアレンジで構成されてるのは、本もその他の一般的な商品も一緒なんじゃないかとか思うわけで。だから、たくさんの類似商品に触れているコアユーザーさんにとっては、なかなか「目新しい要素」を見つけにくくなっているのではないかと思います。

これはこれで、べつに悪くないと自分は思っています。コアユーザーさんには申し訳ないですが、どんな商品にもいつだってエントリーユーザーはいるわけで、そういう人たちにとってはどんなものでも目新しいわけですから。もちろん、焼きなおしや寄せ集めでつくられた最近の商品よりも、そのオリジナルとなる商品に触れたほうがいい場合は多いですが、オリジナルが古いものだと、すでに入手困難だったり、コア部分は有効でも修飾の部分でいまの時代に合いにくかったりといったこともあります。だったら、過去の商品にあった「良い部分」を上手に集めてまとめたもののほうが、エントリーユーザーにとっては手に取りやすいかもと思うわけで。

とはいえ、コアユーザーさんにとっては、そうしたものは「すでにどこかで見たこと・聞いたことのある、知っているもの」であり、目新しさがないよなぁと感じてしまうのも自然なことです。でも、目新しいものはないなかにも、自分なりの「役に立つ部分」や「新しい観点」を見つけ出すところが、中山さんのようなコアユーザーのすごさです。

けっきょく、その商品が役に立つか、その商品を楽しめるかは、その多くの部分をユーザー側が負っていると思うんです。本当にその商品には「役に立つ所・楽しめるところは、まったく、一切、ほんの1ミクロンも、ない」のか。99%以上はすでに知っていることかもしれないけれど、ほんのひとかけらでも新たな気づきや、あるいは忘れていた記憶を思い出させてくれたり、といったことはないのか。その「ほんのひとかけら」に気づけるかどうかは、それに気づこう、気づきたいという意識が受け手の側にどれだけあるかにかかってるんじゃないかなぁとか思うわけで。それに、そうやって気づいた「ほんのひとかけら」を楽しめるかどうかも、受け手次第かなぁと。

なので、目新しいものはないといいつつも、新しい観点を2つも持てたとおっしゃる中山さんのような読者さんは、やっぱりすごいなぁと思うし、えらいなぁとも思うし、なにかの商品ではこういうユーザーさんに「目新しい部分があって、内容的にも素晴らしい」といってもらえるといいなぁとも思う今日この頃なのでした。

というわけで、中山さん、ありがとうございました。「本を読んで新刊ゲット!」企画にもエントリーとしますね。Blogに読書感想やコメントを転載させてくださった方のうち、こちらから連絡の取れるメールアドレスがわかる方を対象に、新刊書籍を抽選でプレゼントしています。

11月の当選者数は2名様です。当選された方には、12月1日(月)に当選のご連絡をする予定です。


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『仕事が速い人の段取り&コミュニケーションの技術』

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2008/11/25

読書感想『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった』

Amazonレビューでのネガティブキャンペーンは思ったよりも売れ行きに響くことを実感しながら秋は過ぎ。


さて今日は、さちさんからいただいた、『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)の感想をご紹介します。

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ディズニーリゾートって園内がいつも綺麗だし、どのキャストもみんな親切だし、サービスに抜かりが無い。
サービス業に従事している夫はディズニーランドのサービスを目指していた時期もあるほどです。
きっとそういう企業、多いですよね。

この本は「社会人として必要なこと」というよりは「サービス業の何たるか」について、エピソードを通して分かりやすく書かれている本だと思います。

もともと不良少年だった著者がディズニーランドでアルバイトをするようになり、だんだんサービスに目覚め、“お客様のために”というのはどういうことなのかを理解していく過程が収められています。
書かれていることの全てがディズニーリゾートの全てなわけではないでしょうが、徹底した“お客様主義”を貫き、“ゲストを喜ぶかどうか”だけを基準に全てが動いているということが存分に伝わってくる内容です。

サービス業って難しいですよね。
「何でもOK」にしてしまうことがサービスでは無いと思うし、「お客様のため」と言い切ってこだわりを捨てられないのもかなり違うと思うし。

サービス業に就かれている方には是非読んで欲しいなぁ。

そしてディズニーランドの裏もちょこっと見えるので、本を読んでから遊びに行くと今までとは違った目線でディズニーランドを楽しむことができます。
キャストの動きを見ながら「あ~、なるほどね」と思ったり

私のイチオシの一冊です。
是非手に取ってみてください。

(「さちのポジティブログ」2008年9月13日より。Blog掲載に際して句読点や改行の位置など少し修正してあることがあります)
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読んでくださってありがとうございます。

さちさんのおっしゃるとおり、この本は「サービス業の何たるか」について書かれたものです。でも、サービス業としての考え方って、実は仕事全般にいえるのではないかと、社会人のスタートがサービス業だった自分なんかは思ってしまったりもするわけで。

ほとんどの仕事って、自分ひとりだけで完結するものじゃないですよね。皆それぞれが自分の役割を持ち、その役割の中で完成させたものを誰か別の人に提供することで対価を得ている。その「人と人との関係性」は、サービス業でもその他の職業でも、あまり変わらないように思うんです。いわゆるコンシューマーとしての「お客様」を大事にすればそれでいいのではなくて、取引のある業者さんだって、同じ社内でも、たとえば自分が起こした伝票を処理してくれる総務・経理の担当さんだって、お客様と同じように大切に考え、対応すべきではないかと。

おたがいに、相手に対する尊敬と感謝の念を持ちつつ、相手のために自分がすべきこととできることをせいいっぱい行なう。それが「社会人」のあり方じゃないかと。

この本が「社会人として大切なことは~」となっているのは、著者の「香取くん」がディズニーランドで働くなかで、「相手に対する尊敬と感謝の大切さ」に気づき、身につけていったから、というのはこじつけかしらん。

なかでも重要なのは、実は「おたがいに」という部分だったりします。

「「何でもOK」にしてしまうことがサービスでは無い」のはそのとおりだし、「「お客様のため」と言い切ってこだわりを捨てられないのもかなり違う」のもそのとおりでしょう。でもここに「おたがいに」という意識が入ると、ちょっと状況が変わってきます。

サービスを提供する側は、相手に対する尊敬と感謝の念を持って一生懸命にサービスをする。同様にサービスを受ける側も、相手に対する尊敬と感謝の念を持って一生懸命にサービスを受けるべきなんです。おたがいに、相手に対する尊敬と感謝があれば、自分勝手なサービスを提供することはないでしょうし、行き過ぎたサービスを要求することだってなくなるはず。その均衡を図れるのが「社会人」なんじゃないかなぁと。

ちなみに某サービス業系のコンサルさんは、一緒にレストランで食事をすると相手が「サービス業従事者として適性を持っているかどうか」がわかるのだといいます。

大きなポイントは2つ。たとえば同席者にごちそうになった場合でも、そこの費用を出してくれた人にだけでなくお店の人にも「ごちそうさま」というかどうか。そして、食事を終えて帰るときに自分の椅子をきちんと元の位置に戻してから席を離れるか。こういうところに「尊敬と感謝の念」を当たり前のこととして表わせない人は、どれだけ口で立派なことをいっていても、現場で素晴らしいサービスを提供できないことがほとんどだそうです。ちなみに、従業員に対して横柄な態度をとったり見下したような口を聞く人は問題外。

そういえば以前、香取さんもこんなことをいっていました。

「自分が、そのお店にとっていちばんいいお客になろう、と思うようにしている」

とくに入ってすぐに「なんだよ、この店!」とちょっとムッとしてしまうようなお店に入ったときこそ、そう思うようにしているそうです。なぜなら、腹が立ったのはおそらく自分の求めるものとお店の求めるものに違いがあるからだと。それを理解しないまま自分で選んで入店したのに、自分の立場だけで考えてお店に腹を立てるのは一方的だろうと。それよりも、そのお店がどういうお客さんを想定しているのか、そのお店にとっていちばんいいお客さんとはどういうお客さんなのかを考えて、そのお客さんに自分がなってみるほうが、お店にとっても自分にとってもハッピーじゃん...

やっぱえらいな、香取さんは。まずは相手への尊敬と感謝の念を持って、相手の立場で自分の姿を考えてみるんだな。目黒の某オステリアですっかり気分を害してしまったおいらは、まだまだ修行が足りんです...

というわけで、さちさん、ありがとうございました。よろしければ「本を読んで新刊ゲット!」企画にもエントリーしてくださいね。Blogに読書感想やコメントを転載させてくださった方のうち、こちらから連絡の取れるメールアドレスがわかる方を対象に、新刊書籍を抽選でプレゼントしています。

エントリーをご希望の場合は、ここのコメント欄(「メールアドレス:」のところに書き入れてもコメント欄には表示されませんし、他の方がそのアドレスあてにメールを送ることもできませんので、ご安心を)、もしくはあまろ~ねにメールを送るを使って、メールアドレスをお知らせください。

11月の当選者数は2名様です。当選された方には、12月1日(月)に当選のご連絡をする予定です。


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『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった』

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音声で聞く! オーディオブックもありますよぉ~。


《この本を読んでくださった方は、こんな本も読んでいる... かも?》

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『サービスマインドをたかめる物語』

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『ディズニーランド「また行きたくなる」7つの秘密』

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2008/11/10

読書感想『働くことの喜びはみんなディズニーストアで教わった』

ついにポメラ発売日になっちゃったよ。まだ実物を見てないし触ってもいないのだけど、どうしよう、どうしよう。1万7000円台前半まで来たら購入と思ってるんだけど、その前に品切れ・生産終了になってしまいそうな気もする。あぅぅ。


さて今日は、BERRYさんからいただいた、『働くことの喜びはみんなディズニーストアで教わった』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)の感想をご紹介します。

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接客の話です。接客の醍醐味の基本に戻りたい方はオススメかもしれません。しゃべり口調で書かれており、文字も大きめなので、たとえ疲れていたとしても内容がすんなり頭に入ってきます。

これはあくまでも一例で、全ての接客がこんな風にいくとは限らないけれど、このような働き方も世の中にはあるのだ、と視野を広げるために読むのも面白いと思います。

お客様を喜ばせる以前に、まず、身近な人を喜ばせることができるかどうか、ですね。著者が行った本場アメリカのディズニーストアでは、スタッフどうしが、互いに、喜ばせることを考え、実行することができたそうです。サプライズがよくあったみたいです

当たり前なことについて。。。

考えすぎてこんがらがったときや、袋小路になってしまったとき、スタート時点に戻ることは大切だと私は思います。迷路でも、行き止まりにぶつかると、その前の分かれ道の地点まで戻ってもう一方の道を行きなおすのが普通ですよね?

最初の時点に戻ると意外と答えはシンプルだったりします。また、悩みごとがあっても、装飾的な考え(?)を全て排除してシンプルに考えると楽になることってあると思います。シンプルなことって、当たり前なことが多いと思います。

以下、本文より抜粋。あたりまえだけど、大切なことだと思います。

●「夢」をつかむために、思いつくこと、できることは、なんでもやってみる。(いまできる精一杯のことをする)そして最後まで「あきらめない」こと。そうすれば「夢」は「現実」になり、まわりの人からも認めてもらえるようになる。

●興味のあること、好きなことは、とことん追求する。

●例えばビラ配り…たんに情報を伝えるだけでなく、お客様の選択のお手伝い。

●「自分のお客様」をつくる。(この人から買いたい!)

●お客様と一緒につむいだ思い出は、お客様にだけでなく、自分にとっても思い出になる。お客様に楽しんでもらい、喜んでもらえるようにサービスしようと心がけることは、自分をも楽しませ喜ばせることにつながる。

●いま目の前にある問題に対応するだけでなく、その先に続くお客様の気持ちまで考えて一緒に解決策を探し、行動をする。

●大変で、できればやりたくない仕事を、面白く、楽しめるゲームにしてしまったジャッキー。

●「新鮮さ」と「うきうきワクワク」、これって働く上で一番大切なことなのかも。

●確信があるなら、ルールだからといって、ぶつかる前からあきらめない。

●モノを売ることよりも大切なこと…従業員とお客様はどちらも人であるということ。双方のコミュニケーションを大切にすることでお互いの間に信頼が生まれ、信頼が商品の販売へとつながっていく。

(「MixBerry」2008年11月7日より。Blog掲載に際して句読点や改行の位置など少し修正してあることがあります)
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読んでくださってありがとうございます。

接客の醍醐味の基本に戻りたい方にオススメ... なるほどです。「対象読者」を非常にわかりやすく表現してくださり、助かります(^^;)。

この本は「ディズニー」のなかでも「ストア」、つまり「物販」が舞台なこともあってか、いわゆる「ディズニーのサービス本」一般とはちょっと扱い範囲が狭いというか、偏りがあるんですね。しかも、ディズニーそのものの考え方と同等かそれ以上に、著者の加賀屋さんの主張――好きなことはとことん追求しよう、夢があるならあきらめずに追い求め続けよう――が強く出ている本になっています。

そのためか、「ディズニーのホスピタリティ解説本の一種」という観点で手に取ってくれた読者さんには、ちょっと思惑が外れたというか、期待していた内容とは少し違ったという印象をもたれることも少なくないようです。とくに、経営とか教育といった観点でディズニーを参考にしようという方には、あまりそぐわない内容かもしれません。

この本は書名どおり、「働くことの喜び」がテーマです。どうやれば自分の仕事に喜びを持って働くことができるか。働くことの喜びを得るために、加賀屋さんはどうやってきたのか。その加賀屋さんの考え方にディズニーはどう影響を与え、また加賀屋さんの夢の実現をどうバックアップしたのか。そこから読者さんに「あきらめないことの大切さ」と「喜びを持って働くことの楽しさ」を感じてほしい、知ってほしい、というのが加賀屋さんの伝えたかったことなのだろうと思います。たぶん。

その舞台が「接客」の場なので、接客経験がある、あるいは、いま接客の仕事をしている人のほうが、共感を持ちやすいかもしれませんね、たしかに。でも、BERRYさんが書籍から抜粋してくださった事柄などは、接客だけでなくすべての「仕事」に応用できる「考え方」のはずです。そうした「考え方」の部分に注目して、その「考え方」を「自分の仕事」にはどういう形で導入・応用できるかに意識をシフトできれば、きっと接客以外の仕事にも参考になることがあるはず。だって、いわゆる物販などの対面接客業だけでなく、すべての仕事には、その先に「相手」がいるはず。それが取引先だったり関連工場だったりあるいは社内の別部署の人だって、その「相手」とのやり取りが自分の仕事の流れの中にあるなら、その「相手」は自分にとって「大切なお客様」と変わりがないのだから。

なんてことをこの本からちらっと感じてもらえたならうれしいなと思う今日この頃です。

なお、加賀屋さんの新刊『ディズニーランドが教えてくれた「お客様を大切に想う気持ち」(仮)』が来年1月中旬~下旬ころに発行の予定です。現在、鋭意制作進行中。お楽しみに。

というわけで、BERRYさん、ありがとうございました。

よろしければ「本を読んで新刊ゲット!」企画にもエントリーしてくださいね。Blogに読書感想やコメントを転載させてくださった方のうち、こちらから連絡の取れるメールアドレスがわかる方を対象に、新刊書籍を抽選でプレゼントしています。

エントリーをご希望の場合は、ここのコメント欄(「メールアドレス:」のところに書き入れてもコメント欄には表示されませんし、他の方がそのアドレスあてにメールを送ることもできませんので、ご安心を)、もしくはあまろ~ねにメールを送るを使って、メールアドレスをお知らせください。

11月の当選者数は2名様です。当選された方には、12月1日(月)に当選のご連絡をする予定です。


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『働くことの喜びはみんなディズニーストアで教わった』

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《この本を読んでくださった方は、こんな本も読んでいる... かも?》

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『いまの仕事で本当に幸せになれますか』

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『サービスマインドをたかめる物語』

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2008/11/05

読書感想『サービスマインドをたかめる物語』

ちらし寿司とばらちらしの違いがよくわかりません。ちらし寿司の正しい食べ方もわからん...


さて今日は、卯春さんからいただいた、『サービスマインドをたかめる物語』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)の感想をご紹介します。

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えーっと、この本。すごくいいんですよ。(←それだけ?汗)

僕は毎月ちょこちょこビジネス書籍を買ってたりするのですが、これは今まで買った中ではベスト。
コールセンターって訳ではなく、サービス業界に携わる全ての人に読んで欲しい1冊です。

舞台はとあるレストラン。オーナーが連れてきた寺さんというサービスパーソンに導かれ、新人マネージャーの町田君やスタッフ達が、サービスマインドに目覚め、成長していくという、(ちょっと古いドラマで恐縮ですが)王様のレストランみたいなストーリーです。

僕は比較的発売してすぐに購入したのですが、共感するところが多々有りまして、

「マニュアルは基本」
「ウキウキは伝染る」
「初心の力」

などは、表現を変えてこのブログにも出てたりします。

サービスの本質をうまくストーリー化しており、サービスパーソンのイロハを確認する意味でもいい本だと思うのですが、この本の優れているところは別にあります。

それは読み終わった後、「また顧客対応頑張ろう」とか「サービス業って素敵だよね」っていう前向きで優しい気持ちになるんです。

やっぱり毎日お客様対応しているとちょっとずつ膿が溜まってくるのですが、それが綺麗にとれるというか。。。なんとも心地よい読後感に包まれます。

この本はいわゆるノウハウ本ではなく、読むとマインドが高まるようなものという目的で作られたそうですが、まさにそんな感じです。

実際、どんなに「これはいい本だから読みなさい」と貸してあげても一向に読まないうちの部下たちが、この本だけはみんな読んでました。

いわく、「寺さん最高っすよ」「ちょっとウルッときちゃいました」だそうです。w

ともあれ下手なハウツー本読むならこっちのが絶対に役に立つ。それだけは、自信を持って断言できます。

Amazonから、冒頭部分だけなか見検索できるので、ぜひ一度読んでみてくださいませ。

サービスのすばらしさ、喜びを再確認させてくれる本だと思います。


(「コールセンター考」2008年10月28日より。Blog掲載に際して句読点や改行の位置など少し修正してあることがあります)
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読んでくださってありがとうございます。

これまで、それなりにたくさんの本の制作を担当してきましたけれど、そのなかでもこの本は自分にとって「特別な本」のひとつです。

いまだかつてあんなにたくさん著者さんに「この原稿じゃ、没」と伝えたことはありません。たいていは、いただいた原稿をベースに調整をかけて体裁を整え、本の形にしていくのだけど、この本は、そうはしなかった。というか、できなかった。その結果、著者さんには4回も、まったく違うかたちでの原稿書き直しをお願いすることになり、いまから思うと申し訳なかったというか、よく最後まで投げださずに書き上げてくださったというか。

でも、その甲斐あって、本当に素晴らしい本になったと信じています。自分でつくっておいてなんですが(^^;)。

なにが素晴らしいって、卯春さんのおっしゃるとおり、

> 読み終わった後、「また顧客対応頑張ろう」とか「サービス業って素敵だよね」っていう前向きで優しい気持ちになる

ところですね。これってきっと、接客サービスの仕事をしたことがあって、その仕事を通じてなにか素敵な気分になった経験がある人じゃないと、わからない部分だと思います。逆にいうと、接客サービス業の経験がない人、接客サービス業の「素晴らしい瞬間」に出合った経験がない人には、わかりにくいというか、心に響きにくかったようです。その辺の意味も含めての、最初のページの言葉、

「サービスマインド」という言葉が気になって、
この本を手にしてくれたあなたは、もう合格です。
あなたのなかには「サービスマインド」があります。

なんですね、実は。そして同時に、あとがきに著者の久保さんが書いていること、

ただひとついっておかなければならないのは、僕がこの本の執筆にあたってやった仕事というのは、みなさんの中に潜むサービスマインドの拾い集めでしかないということだ。もともとみなさんの中にあるものを拾い集めて、物語を仕立てたのだ。いうなれば、寺さんと町田くんという、ふたりの誠実で心優しいサービスパーソンを天から舞い下ろさせたこと、その一点だけが僕の功績であり、あとはみなさん自身が、この本をつくりあげたのである。

の証明でもあるんです。この本を「素晴らしい」と感じた方は、自分の心にある「サービスマインド」を意識し、そのマインドが触れたいくつかの「素晴らしい瞬間」を思い出して、自分でこの本を「素晴らしい本」につくりあげたんです。なので「寺さん最高っすよ」「ちょっとウルッときちゃいました」といってくださった卯春さんの部下の方たちも、素晴らしいマインドを持った素敵なサービスパーソンであることが証明されたわけですね。

そういうふうに読んで、感じてもらえる本をつくれたこと。これは、自分にとってひとつの勲章です。ふたたび自分でつくっておいてなんですが、この本、大好きです。

なお、卯春さんのおっしゃるとおり、著者の久保さんはこの原稿を書くときに『王様のレストラン』を意識したそうです。なので「寺さん」は「千石さん」ですね、きっと。そんでもって「町田くん」が「禄郎くん」と。ちなみに自分はこの本の制作当時、まだ『王様のレストラン』を観たことがなくて、イメージがよくわかりませんでした。なので実は、自分の中では『王様のレストラン』ではなくコミックの『ソムリエ』(の日本帰国後編)をイメージしてたのですが、それはまた、別の話。

というわけで、卯春さん、ありがとうございました。

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『サービスマインドをたかめる物語』

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『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった』

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『本当にあった ホテルの素敵なサービス物語』

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2008/10/06

読書感想『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった』

『HEROES season 2』で田村英里子のポジションが「日本一美しい女性」(by ヒロ・ナカムラ)となっているのが、なんとなく解せない。


さて今日は、だんさんからいただいた、『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)の感想をご紹介します。

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カバー写真

先日ブックオフで目について買ったんです(貧乏モード)笑


仕事の事もあって、だから自分にとって仕事ってなんだろう的な事も含め、キャストあれこれについても興味があったし、なによりタイトルが素敵じゃないですか。

一気に読んでしまいました。

で、うまくかけないけど、ディズニーはすごい!って思いました。
(そんなことはあらためていわなくてもわかってる)

確かにね。
色々ありますよ。
あれだけインすれば、キャストさんにがっかりさせられる事もたまには。

だけども、根底の部分ではこんなんなんだ。。
頭が下がりました。

いつかシェフ(←限定か)で働く事を夢見てる私だけど、パークの中でゲストの笑顔のために働くのもいいかもしれない(早くも洗脳されてるか??w)

なんて思いそうにさえなりました。

でもここで一つ気になる事が。

キャストだって休みはあるし当然インするじゃないですか。

だけど、見た目はゲストだしお仕事はしないのに、魂はキャストでいなくちゃいけないような気がしたんです。
ってか実際はいけないというよりなってしまうのではないか。と。

と思うと、この本を読み終えたとき私は

「私はキャストにはなれない」

とつぶやいてしまいました。

大変だけどやりがいはある。
すごく素敵だったんですよ。
人間さえ変わるかもしれない。
そんな自分を見てみたいとも思ったけれど、

ゲストでありたい気持ちがあったのも大きかった。

なんて感想はおいといてw
とにかくこの本面白かったです。
パークにいずしてパークにいるような妄想族にはぴったりの一冊。

続編もあるらしいので
またブックオフに探しに行こう♪
(←アマゾンですぐ買えますから)


それかレンタルしますよ?(爆)


(「だんちゃんのブログ」2008年9月9日より。Blog掲載に際して句読点や改行の位置など少し修正してあることがあります)
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読んでくださってありがとうございます。

えっと、もし多少なりとも懐具合に余裕があるようでしたら、ブックオフじゃなくて新刊書店さんで買ってね~(^^;)。

いや、読んでいただけるなら、ブクオフさんで手に入れられても、図書館さんで借りていただいても、それはそれでいいんですけどもぉ、それだと著者さんにも出版社にもぜんぜんお金が入ってこないわけでしてぇ、ぶっちゃけ、儲かんないのよ。

ま、おかげさまでこの本はこれまでにたくさんの方が買ってくださり、すでに制作にかかったお金は回収できてますし、それ以上に充分な利益も出てますのでいいんですけど、うちで出してる本すべてがきちんと制作費回収できてるわけじゃなく、思いっきり赤字が出ちゃってる本とかもあったりするわけで、その赤字の補てんをこの本がずいぶんしてくれてるような状態だったりします。

……って、そんなぶっちゃけ話はいりませんね(^^;)。

だんさんは、シェフになりたいんですかぁ。すごいな。

自分も料理は嫌いではありませんが、厨房の仕事はさびしいんだよなぁ。

実は自分、出版社に転職する以前は、某ファミリーレストランチェーンで働いてまして、そこでは社員はホールと厨房の両方を担当しなくちゃいけなかったんですよ。んでね、ホールはお客さんの反応とかが直で見えるので楽しいのだけど、厨房はねぇ、汗かいて一生懸命つくった料理をお客さんが喜んでくれてるのか、それとも不満を感じてるのか、ぜんぜん見えないんですよ。でも注文伝票はどんどん入ってきて、片っ端から調理して、どんどんホールに提供して、なべやまな板や包丁洗ってるうちにまた伝票が入ってきて……のループ。なんか、料理をつくりながらどんどんさびしくなっちゃって。

もし、またなにかの理由で厨房入りしなくてはならないときは、オープンキッチンの店がいいなぁ。お客さんから見られている分、厨房の中で無茶はできないけど(以前の店ではかなり無茶してました。その内容は書けません。わはは)、少なくとも店内の様子、お客さんの様子が見えますからね。誰かに褒めてもらいながらでないと作業を続けられないのよ、自分はきっと。

……って、40を過ぎたおっちゃんのモノローグなんてどうでもいいですね(^^;)。

> だけど、見た目はゲストだしお仕事はしないのに、魂はキャストでいなくちゃいけない

っていうのは、接客やサービス系の仕事ではみんな同じですね。『小さな飲食店 お客のココロをガッチリつかむ法』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)のなかにも書いてあるのだけど、サービス業って、仕事(職業)であると同時に、「生き方」なんだと。サービス業で働くことを選ぶということは、サービスパーソンという生き方を選ぶことなんだと。

それがONであろうとOFFであろうと、自分の職場にいるときだけでなく、職場の外にいるときでも、自分がその職場のスタッフであることには変わりないし、自分に出会う多くの人が自分のことを「あの職場のスタッフ」と知っていたりする。だからいつだって、自分がその職場のスタッフであることを意識した行動、お客さんがその職場のスタッフに期待しているであろう行動を意識した行動をとらなくちゃいけない。接客業・サービス業って、お客さんに「夢」や「希望」や「楽しい思い」を売るのが商売だから。いくら職場で愛想よくしていても、外でそれを打ち消すような行動をとっているところをお客さんに見られたら、もうそのお客さんは自分から「夢」も「希望」も「楽しい思い」も買ってはくれなくなっちゃうんだよね。

でもこれって本当は、接客やサービスの仕事に限ったことじゃない。どんな仕事をしていても、どんな職場で働いていても、お客さんにとっては、ONのときでもOFFのときでも自分がその職場の「代表」であることに変わりない。どこで大事なお客さんが見ているかわからない。どこに大事なお客さんやその関係者がいるかわからない。だからどんな時でも、自分がお客さんにされたら嫌な態度、自分がお客さんにしてはいけない態度は、とっちゃいけないんだな。

……って、なにかっていうと説教くさくなるところがおじさんってやーね。失礼しましたー。

というわけで、だんさん、ありがとうございました。

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2008/10/02

読書感想『いまの仕事で本当に幸せになれますか』

デスクまわりのコンセントが思いっきり足りません!


さて今日は、貴方の応援団長さんからいただいた、『いまの仕事で本当に幸せになれますか』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)の感想をご紹介します。

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「天職」を考える際にとても参考になる本と出会いました。

やりたいこと探し専門の心理カウンセラー、ハッピーキャリアの中越 裕史さんが、お書きになった

いまの仕事で本当に幸せになれますか
― 自分にぴったりの《天職》を見つける本

《天職》と聴くとすぐに「才能」と結びつけて考えて、「どうせ自分は、才能がないから」と諦めがちですが、中越さんの説く《天職》とは、どちらかと言うと「やりたいこと」。

「才能」についても好きなことをずっと続けた先にあるものと教えてくれています。

《天職》と「才能」について、このように言われると、いままで自分と関係ないと思っていた《天職》や「才能」が急に身近に感じられ勇氣、元氣、やる氣が湧いてきます。

最後の方に、中越さんが、この本で伝えたいことをわかりやすくまとめています。

自分の好きなことを、正直に、認めること。
そして、好きなことを仕事にするために、一歩を踏み出し、それをずっと続けること

氣づき(認める)→実行→継続

団長は現在、氣づき(認める)から実行へ移行している段階です。
天職に向け確実に進んでいきます。

本日の氣づき
たとえどんなに小さくとも、まずは一歩を踏み出そう!
一歩、一歩の積み重ねが継続となる。

それでは最後に

「素敵な貴方に幸あれ!!」


(「貴方の応援団長 学び舎 やればできる!」2008年9月22日より。Blog掲載に際して句読点や改行の位置など少し修正してあることがあります)
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読んでくださってありがとうございます。

貴方の応援団長さんは、「貴方の」というくらいですから、私の応援団長さんでもあるのでしょうか。おいら、あまり人から応援してもらったことがないので、応援されるとどう反応すればいいのかわかりません。とりあえずゴミ箱のゴミでもかたづけようかしら。

中越さんの説く《天職》とは、どちらかと言うと「やりたいこと」――この視点が実は、中越さんの面白いところかなぁとか、ちょっと思ってます。

どなたかだったか忘れましたが、本かウェブ記事かで天職のことを「どうしてもあきらめきれないこと」と表現されている方がいたように思います。これも、ちょっと似たようなとらえ方ですね。

でも、中越さんのほうが、天職への入り口が低いというか、入りやすい感じがします。だって、「やりたいこと」ですよ。「やりたいこと」さえ見つけて、それを続けていけばその先に才能もついてくるなんて、そんな楽な考え方でいいの?

うん。
そんな楽な考え方でいいんだよ。
それがたぶん、中越流。

むしろ、楽な考え方ではいけないと身構えてしまうから、天職へたどりつけない。
あまりに生真面目に知識と経験を頭で分析して考えてしまうから、やりたいことがわからなくなってしまう。
それよりも、もっと楽に、肩の力を抜いて、ほんの小さな「好き」な気持ちを大切にしよう、その先に「やりたいこと」も見えてくるし、「天職」も見つかってくる、という考え方なんですね。

ちなみに自分が気に入ってるのは、実は92ページからのコラム「天職は救世主か」です。すべての人が天職を探すべきというわけじゃない、無理して「好きを仕事に」しなくてもいい、という、ある意味この本の根本テーマを覆すような内容ですが、こういうことをこういう本の中に率直に書いてしまうところに、あたしゃ著者への信頼感を持っちゃうんだなぁ。そんでもって、自分はきっと「天職」とは無縁なんだろうなぁ、だけど幸せに生きてけそうだなぁとも思うのです。

むぅ。この本に対していただいた感想に対してつけるコメントとしては、あまりふさわしくない気がする。こんなんでいいのか、おれ?

というわけで、貴方の応援団長さん、ありがとうございました。

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2008/10/01

読書感想『いまの仕事で本当に幸せになれますか』


会社を1週間休んでいる間にバックアップ用の外付けハードディスクが壊れてた。なぜ?


さて今日は、ぐりんこさんからいただいた、『いまの仕事で本当に幸せになれますか』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)の感想をご紹介します。

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この1冊を読み終えて、改めて「生きること=働くこと」だと思いました。
そして、それはスゴク素敵で、大切なことだと思います。

だからこそ、「好きなこと(興味のあること)を仕事にする」ことが人生を充実させる上で本当に重要。

でも、それは簡単なことではないように思えて...

そんな、すぐ挫けそうになったり、不安だらけになってしまう私たちと一緒に、著者があたたかく一歩一歩、伴走してくれるような内容でした。
決して(巷の成功本に多そうな)「ドンドン行け!行け! 成功したければ突き進め!」というような内容ではありませんよ。

私も読み終わる頃には、「どんな小さなことでも夢への第一歩。できるところから始めてみよう」という気持ちになったくらい(^^♪

今、胸に小さな火が灯ったような感じです。
そのか弱い灯火を、これから自分自身の努力の積み重ねによって、少しずつ少しずつ、力強く、熱い火に変えてゆきたいな。

将来が不安で立ち止まりそうになった時、ぜひ手に取ってみていただきたい1冊です。オススメです~(*^_^*)


(「ぐりんこの感響日記」2008年9月10日より。Blog掲載に際して句読点や改行の位置など少し修正してあることがあります)
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読んでくださってありがとうございます。

そうなんですよね。この本、読者になにも「強制」しないの。

あなたはもしかしたら、こう思ってるんじゃない? なのに、それがうまくできずにいるのかな? それはたぶん、こういうことが障害になってるんだよ。もし、その障害を取り除きたい、小さくしたいのなら、こういうことがヒントになるかもしれないよ……

といったことを優しく提案してくれるだけ。「成功!」とか「願望実現!!」とかにがつがつした部分が希薄なので、魂を鼓舞して燃え上がらせるような本が好きな人には、ちょっと物足りないかもしれません。

でも逆に、パワフルな「成功本」を読んでパワー負けを感じてしまったり(それは私)、あんたにそんなことまでいわれたかねぇよと素直になれなかったり(それも私)するような人には、いいかもしれません。「共感」と「受け入れ」に満ちた内容なので。

そう、まさしく「すぐ挫けそうになったり、不安だらけになってしまう私たちと一緒に、著者があたたかく一歩一歩、伴走してくれるような内容」ですね。

ちなみに書名はちょっと脅かしが入っていますが、根底にあるのは「自分にとって“幸せに生きる”とはどういうことだろう」を考えるための本だと思います。仕事で「成功」することよりも、仕事をしながら「幸せに生きる」ことにプライオリティがある。世の中には仕事で「成功」したけど「幸せじゃない」人もいるようですが、そういうのって悲しいよなと思う人にも読んでいただければと思いますです。


というわけで、ぐりんこさん、ありがとうございました。

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2008/09/18

読書感想『いまの仕事で本当に幸せになれますか』

明日から夏休みです! 台風、来るなーっ。


さて今日は、ムーン・フェアリー・ヒロコさんからいただいた、『いまの仕事で本当に幸せになれますか ~自分にぴったりの《天職》を見つける本~』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)の感想をご紹介します。

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秋の澄み切った空のような表紙のブルーです。
中越さんのような若い心理カウンセラーが活躍してくれると、日本の将来も安心できます。(お母さんモードかも)

以下抜書き。

「『天職探し心理学ハッピーキャリア』というウェブサイトを運営しています」

「天職」とは「楽しくて、自然と何時間もやり続けてしまう仕事」

「自分のやっている仕事に意味がある」と感じられるかどうか、も大切。

「好きなことを仕事にしたら、好きでなくなってしまう。だから、好きなことを仕事にしないほうがい」という考えもありますが、著者は「好きなことを仕事にしたほうが、絶対にがんばることができる」からこちらをオススメしています。

「自分の好きなこと、興味のあることがわからない」という相談が多いのだそうです。

●●「もし今晩、枕元に神様が現れて、あなたがどんな仕事に就いたとしても、必ず成功すると約束してくれたとしたら、あなたはどんな職業を選びますか?」
やりたいことがわからない人には、この質問をするそうです。
すごくわかりやすく、答えやすい「問い」です!

そして「あなたの中で思い浮かぶ、成功するのに必要と思うだけの努力をすれば、本当に成功するに違いない」

「あなたが求めているのは、『長く働ける居心地のいい職場』でしょうか。それとも、『本当にやりたい仕事』でしょうか」
彼はどちらも「OK」と言っています。

●「あの天才・イチロー選手だって、「小さいことを重ねることが、とんでもないところに行くただひとつの道」といっています」

「一歩踏み出すために大切なことは、まず〈抵抗〉が気づかないくらいの、小さな小さな一歩を踏み出すこと」
認知行動療法などで使われる、スモールステップの原理。

●●「若者が会社を辞める理由で多いのは、主に
無理な長時間労働
モラルのない会社への嫌悪
面接時の条件と違う」

「長時間労働」は人間的な生活を奪いますよね。
「モラルのない会社への嫌悪」とはなんと「まっとう」な人柄でしょう! こういう青年がいてくれることに、私は驚きとともに感謝をしてしまいます。
「条件が違う」は論外でしょう。これモラルと関係します。

今の「偽装」や「メタミドポス米」の問題を見るにつけ、日本人のモラルは何処?と嘆いていた所に「良心」の一矢を報いてくれるようです。

若い人は、辞めようと思って入社するわけではないのです。

「団塊の世代を恨むより、「食べるのに困らない豊かな国をつくってくれたおかげで、やりがいについて悩めるいまの自分たちがいる」と考えた方が現実的です」
このように考えてくれる青年がたくさんいたら、きっともっと良い国・日本になりそうな気がします。

「最近の若い者は・・・」なんて私は言いません。こういうような「まっとうな」青年に好感を持ち、将来の日本に対して明るい見通しが持ちます。


(「今日のデザート読書」2008年9月16日より。Blog掲載に際して句読点や改行の位置など少し修正してあることがあります)
~~~~~~~~~~

読んでくださってありがとうございます。

これ、なかなか胸に突き刺さる書名ですよね。

いまの仕事で本当に幸せになれるのか。

率直にいって、いまの自分にはよくわかりません。
ただ、自分にとって「楽しくて、自然と何時間もやり続けてしまう仕事」ではないので、きっと「天職」ではないのだろうなとは思います。

でも自分は『本当にやりたい仕事』よりも『長く働ける居心地のいい職場』のほうに興味がありますし、幸いなことにいまの職場はそれに近い空気を持っているので、そういう意味では、いまの仕事で自分は幸せですわ。

しかし、この本つくりながらね、ちょっと考えちゃった。
「自分の好きなこと、興味のあることがわからない」って、自分もそうだよなぁ。

そりゃね、音楽を聴くのは好きです。でも「楽しくて、自然と何時間もやり続けてしまう」ほどではない。
本を読むのも好きです。でもやっぱり「楽しくて、自然と何時間もやり続けてしまう」ほどではない。
美味しいものをつくったり食べたりするのも好きです。だからといって「楽しくて、自然と何時間もやり続けてしまう」ほどでもない。

いろんなことが少しずつ、いろんな形で好きだけど、「これがすごく好き、興味がある」というものは、とくにないんだなぁ、自分。

それにね、一時的に「けっこう好き」になることはあっても、これまでに「ずっと好きであり続けているもの」も、そういえばないかなぁと。
ギターだって、8年間くらいは大好きで毎日のように弾いてたけど、いまじゃほとんど手にしない。音楽だって、10年間くらいはむさぼるように聴いてたけど、いまは休みの日でもぜんぜん聴かないこともある。本も、学生時代は何時間も読み続けていたけれど、いまは10分くらいで疲れちゃう。料理も、以前は時間をかけていろいろつくったけど、最近はめんどくさい。食べるのも、前はおいしいお店に食べに出かけたけど、いまはわざわざ出かけてまで食べたい気持ちがない。
どれもこれも、なければないでかまわない、生活に必要な分だけあればそれでいいか、てな感じになっちゃってます。

いろいろな意味で、衰えたな、自分...

そんなわけで、若い著者さんの純粋で真っすぐな気持ちや考え方が感じられるこの本は、自分にはちょっとまぶしいです。自分の中の「まっとうさ」がすっかり薄れちゃったんだろうなぁ。汚れちまった悲しみにぃ~って感じです。

自分にはすっかり未来がない感じですが、この著者さんをはじめ若者たちには未来があります。未来は若者がつくるもの。純粋で真っすぐな気持ちを持った「まっとうな」若者たちが、幸せな働き方ができるような未来になるために、この本が役立ってくれるといいなぁ。


というわけで、ムーン・フェアリー・ヒロコさん、ありがとうございました。

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《この本を読んでくださった方は、こんな本も読んでいる... かも?》

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★学校の勉強だけではメシは食えない!
★いまの仕事で本当に幸せになれますか

読売新聞(東日本) 11日(木)
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(明細)
★メシが食いたければ好きなことをやれ!
★学校の勉強だけではメシは食えない!
★銀座流 売れっ娘ホステスの会話術

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2008/09/12

読書感想『いまの仕事で本当に幸せになれますか』


三つの円を描いただけでも、やっぱり某所からチェックが入ったりするんだろうか...心配。


さて今日は、おせっかいなキャリア相談家さんからいただいた、『いまの仕事で本当に幸せになれますか』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)の感想をご紹介します。

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興味深いタイトルの本を読みました。



いまの仕事で本当に幸せになれますか/中越裕史

日本で唯一の「やりたいこと探し専門」心理カウンセラーの著書。

個人的には以前からメルマガを読んでいたのですが、初めて本を出されたということで、タイトルに惹かれたこともあり、即購入してしまいました。

「仕事の幸せ」が「人生の幸せ」につながる、と言っても過言ではない時代。

でも、

やりたいことが見つからない・・・
毎日の仕事が面白くない・・・
今の自分のままでいいのか不安・・・

こんな人は多いはず。

この本では、誰でもやりたいことを見つけて、それにチャレンジしていいんだ、という気づきと勇気が与えられます。

著者の中越さんは、「やりたいこと」を見つけて、「やりたいこと」を仕事にするためのカウンセリングを通して、一人一人が「やりがい」を感じて働ける社会を作りたいと書いてあります。

私自身、このフレーズに大変共感することができ、一人一人が自分らしく働けて、生き生きできる世の中づくりに貢献したいと思っています。

とにかく、読むと勇気が出てきて、元気に前を進んで行こうと思える一冊です。

最近、仕事が面白くない人、
会社で多くのストレスを抱えている人、
このまま歳を取っていっていいのかなーって不安な人、

にはオススメです(笑)。読んでみてください。

中越さんの、優しい言葉や、気づきと勇気を与えてくれるフレーズの数々が、心に響いてくると思います!!

◎著者のメールマガジン「天職探し心理学 」もオススメです!


(「転職は慎重に! ~なぜ、転職をするのですか?~」2008年9月8日より。Blog掲載に際して句読点や改行の位置など少し修正してあることがあります)
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読んでくださってありがとうございます。

発行されたばかりのバリバリの新刊の読書感想をこんなに早くいただけたのは、自分の担当した本では、もしかして初めてかもしれません。うれしい。

今月は、この本と一緒に『メシが食いたければ好きなことをやれ!』という本が新刊として発行されてまして、これがね、昨年発行していまだに大ベストセラー(当社比)を続けている『学校の勉強だけではメシは食えない!』の続編なものだから、なんというか、ほとんど全社を挙げてこの本を大プッシュ!みたいな感じがあるわけですよ。発行にあたって手間もお金もかけてたりするようだし(実はよく知らない)、書店さんの側も売れて当然みたいな雰囲気もあって、その分、会社としては売れなきゃ真っ青なわけですわ。なので営業もね、どうしてもこっちの本中心に人もお金も時間も投入される傾向にあるわけですよ。ま、前作の売れ方がとんでもなくすごいので(当社比)、しかたがないというか、当然ではあるのだけど。

そんな「大物」と同時発行だったために、ちょっとばかし割りを食っちゃったというか、影が薄くなっちゃった感も無きにしも非ずの『いまの仕事で本当に幸せになれますか』ですが、いやいやどうして、書店さんでの出足はなかなかに順調なのですわ。「大物」とは違ってそれほど強気の販促もされてないし、読売新聞の大きな広告にも載せてもらえなかったし、看板やらポップやらもつくってもらえなかったみたいだけど、ジュンク堂さんのチェーンでも、紀伊國屋さんのチェーンでも、Amazonでも、きちんと実売が出てる(TSUTAYAさんのチェーンではさっぱりなんだけど、どうして?TSUTAYAさん!)。

それはやはり、書名に「引き」があったのかな。おせっかいなキャリア相談家さんのように、このタイトルが気になって、という人が少なくなかったようで、なんかひさしぶりに、ストレートにお客様の気持ちに届く書名がつけられたのかなと思ってます。

あと、サブタイトルに入れた「天職」という言葉も、意外といい塩梅にキーワードとして機能してるのかも。制作初期の段階では、この言葉を使うと「具体的な職業探しの本」というイメージがついてしまい、本のおおもとのテーマと外れてしまうのではないかという懸念を持っていて、使うかどうか、けっこう迷ってたんですよ。でもきっと、使って正解だったんだろうな。

というわけで、おせっかいなキャリア相談家さん、ありがとうございました。

よろしければ「本を読んで新刊ゲット!」企画にもエントリーしてくださいね。Blogに読書感想やコメントを転載させてくださった方のうち、こちらから連絡の取れるメールアドレスがわかる方を対象に、新刊書籍を抽選でプレゼントしています。

エントリーをご希望の場合は、ここのコメント欄(「メールアドレス:」のところに書き入れてもコメント欄には表示されませんし、他の方がそのアドレスあてにメールを送ることもできませんので、ご安心を)、もしくはあまろ~ねにメールを送るを使って、メールアドレスをお知らせください。

当選された方には、9月30日(火)に当選のご連絡をする予定です。


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『いまの仕事で本当に幸せになれますか』

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★メシが食いたければ好きなことをやれ!
★学校の勉強だけではメシは食えない!
★いまの仕事で本当に幸せになれますか

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2008/09/11

読書感想『子どもの「学習脳」を育てる法則』


先週末に届いたWindowsVistaマシンの扱いに、なかなか慣れません...


さて今日は、hiroyoshiさんからいただいた、『子どもの「学習脳」を育てる法則』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)の感想をご紹介します。

~~~~~~~~~~
カバー写真

●著者自身の受験の経験や学習人生の中で培った勉強のノウハウなどを盛り込みながら、子どもにどんな勉強法を実践させたらいいのか、子どもにどう接したらいいのか、学習医学と脳科学に基づいて解説。

●全く初めて読む著者の本。私自身、独身で、子供を養育した経験がないせいもあり、この手の子供の学習法を指南するタイプの本を手にとったりすることはまずないのだが、「「脳科学」的な見地から「勉強好きになる」ノウハウ」というサブタイトルの言葉に何か惹かれるものがありましたので、本日一通り読んでみることにしました。

●著者は、灘中学、高校から東大医学部に入学、そこを博士課程まで修了し、すぐに開業医か研究者にでもなるのかと思ったら、NHKのアナウンサー、代議士の公設秘書という畑違いの仕事まで経験。現在は、受験生専門の内科神経科クリニックを経営する医師であるという。

これ以上ないというぐらいのエリート街道まっしぐらの経歴。受験を控えたお子さんをお持ちの親御さんたちを信服させるだけのものはある。

●それぐらいの頭脳明晰な医師が書いた本だから、内容的にちょっと難易度が高いかなと読む前に心配はしたが、文章は極めて平易に書かれている。
イラストなどの図解類も豊富で、親御さん、教育関係者のみならず、中学生、高校生ぐらいの方でも抵抗なく読みきれます。

●勉強が好きになる、本番の受験に強くなるための具体的なアドバイスが豊富なのもうれしい。下のマストポイントにも何点か記載しましたが、他にも数多くの実践的な方法が紹介されております。

最終章には、Q&A形式で、受験生を持つ親御さんから必ず出てくるであろう
「ゲーム、テレビばかりで勉強をしない」
「なぜ勉強するのか?と訊かれて返答に困った」
など、典型的な悩み、質問に対する回答が簡潔に記されております。

なかなか他人に言い出せないような教育上の悩みを抱えられている方には、ヒントになるアドバイスが満載の本です。

【マストポイント】

①国語、英語などの長文読解においては、「3W1Fの法則」を意識させて読ませること。
(Who 登場人物は誰か
What 登場人物は何をしているのか
Why なんのためにその行動を取っているのか
Feel その登場人物は何を感じているのか)

最近の子供は枝葉末節なことばかりにはやたら注意が行くが、大本の所をつかむ能力が欠落している人が少なくない。

②部屋の壁には、前向きの言葉を短いフレーズで書かせて、七夕の短冊のように沢山貼らせる。その時のポイントは2つ。

1、プラスの言葉、心に響いた言葉を思いついた時にすぐに書く
(アニマル浜口さんの道場の壁には、その手の言葉が壁一面に書き殴られている。
人間は、ちょっとしたことですぐに気分が落ち込む動物である。常に目にする場所に、プラス言葉を充満させて、テンションを熱く、高く保つこと)。

2、マイナス感情が生まれた時に、プラス方向に転換できるような書き方をする
(たまたま、数学のテストでケアレスミスが重なり、5教科の合計点数で、学年のトップになれず落ち込んだ時には、
「満点は不可能だし不要だ。本番では合格点で十分」
「一教科失敗しても、全体でカバーすればよい」
などと書く)。

③不安、緊張で押しつぶされそうになる時には、

1、自分の力でやれることに意識を集中し、自分ではどうしようもないことは考えない
(何の問題が出題されるか、どこの席に座るか、当日の天候はどうなるかはこちら側でコントロールできない問題なので、一切関知しないこと。
「できる問題から手堅く解く」
「計算問題解答後は、検算を必ず行う」
「はじめに全体をザッと見て、ペース配分を決める」
などは、自分でできることなので、それだけに力を傾注する)。

2、緊張した時に、正しい行動が取れるように普段から訓練しておくこと
(人間は緊張した時には、無意識に普段やっている行動を取るようになる。
逆に言えば、普段やっていないことは、いざという時にやることはできない。
普段から正しい行動を取っていれば、本番でも緊張せずに100%のパフォーマンスを発揮することができる。
「練習では苦しめ、本番では楽しめ」
「練習はウソをつかない」
というスポーツでよく聞く言葉も結局同じことを言っているのでしょう)。


(「時間がない人のための自己啓発本・成功法則本 必読ガイド」2008年9月7日より。Blog掲載に際して句読点や改行の位置など少し修正してあることがあります)
~~~~~~~~~~

読んでくださってありがとうございます。

えっと、自分もhiroyoshiさん同様、子供を養育した経験がないですし、自分が担当した本でもないので、これ、読んでません。すみません。

しかし、そうですか。「「「脳科学」的な見地から「勉強好きになる」ノウハウ」というサブタイトルの言葉に何か惹かれるものがありました」ですか。

ふっふっふ。出版社の思うつぼです。ニヤリ。

タイトル検討会では「脳科学」なんて難しげな言葉を使うと内容も難しそうに受け取られて、手に取ってもらえないのではないかという意見もありました。一方で、あえて「脳科学」という難しげな言葉を使うことで内容に対する信憑性や信頼度がアピールできて、手に取ってもらいやすいのではないかという意見もありました。

こういうのって、いつだって結果論。どっちが正解かなんて、いつもわかりません。今回は、あえて「脳科学」という言葉を使うことを選んだわけですが、その結果hiroyoshiさんにはアピールがあったようで、よかったです。ただ、他の多くのお客様にとっては... 微妙だったのかも(^^;)。

しかし、「3W1Fの法則」というのは自分は初めて聞きましたが、これって長文読解だけでなく、一般的なビジネス会話や報告のときにも重要ですよね。最近の子供だけでなく、最近の若手~中堅社会人にもコアとなる部分をつかむ能力が不足気味の人は少なくないと思います。

え? おまえがいうなって?
こりゃまた失礼しましたー。

というわけで、hiroyoshiさん、ありがとうございました。

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2008/08/19

読書感想『頭のキレる人になる 大喜利式発想脳トレーニング』


9月新刊『いまの仕事で本当に幸せになれますか』、予約受付中ですよー!!





さて今日は、hiroyoshiさんからいただいた、『頭のキレる人になる 大喜利式発想脳トレーニング』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)の感想をご紹介します。

~~~~~~~~~~
カバー写真

●日本の長寿番組の代表格とも言える、 演芸お笑い番組、日テレ系『笑点』。
様々なテレビ番組が出ては消えていく儚い運命にありながら、この番組の、老若男女を問わない不動の人気というものは奇跡的ですらある(ちなみに放送スタートは1966年で、本年42年目)。
ちょっとイライラしたり、悲しい出来事があったとしても、日曜日夕方午後五時半、この番組にチャンネルを合わせ、ひとしきり大笑いした後は、嫌なこともキレイさっぱり忘れてしまうぐらいの絶大な効果がある。

●言うまでもなく、この番組の名物コーナーは、後半の「大喜利」である。司会の桂歌丸師匠が出す問題に対して、回答者の面々が当意即妙の答えを繰り出し、お客さん、視聴者の爆笑を誘うというスタイルのあのコーナーである。

●本書は、その『笑点』の大喜利形式で問題を出し、ビジネスや人生で必要とされる、様々な発想力を鍛えていこうという趣旨の本。
帯には、桂歌丸師匠の写真入り推薦文がある。
昨今、本の売上げに、著名人の帯の推薦文があるのとないのとでは、雲泥の違いが生じる(特に、無名の著者の場合は極めて有効)が、いかな、何がしかの関係性がある著名人であっても、内容的にどうしようもない本に推薦文を書くはずはないだろうから、本の出来としてはそれなりの価値があるという安心感を読者に持たせることに本書は成功している。

●落語家、お笑い芸人は、人を笑わせてナンボの商売である。
それなりの準備時間をもらえれば、どんなに素人であっても、何らかの芸を披露し、人の笑いを取ることぐらいはそんなに難しいことではないだろう。
しかし、プロの芸人には、アドリブ芸、つまり、心の準備や練習時間がなくても、いついかなる時でも人を笑わせる、人の気持ちを掴むという瞬間的な能力が要求される。
これからの時代、他人を喜ばせる、笑わせる、機転が利く奴だ、又、絶対に会いたいと思わせる能力というものが、我々一般ビジネスマンにも必要ないわけがない(余談だが、『笑点』は、本放送では、即座に答えを出している回答者ばかりのように見えるが、収録時には、それなりに考えている時間を取っているらしく、その部分は編集でカットされているらしい。また、回答者は、事前に問題を知らされているのかどうかという疑惑も根強くあるが、色々な説があり、真相は当事者しかわからない)。

●内容的には、「比喩力」「引っ張り力」「ネーミング力」「受け流し力」など、仕事や人生で必要不可欠な能力を全35個挙げ、前記したように、大喜利の一問一答式に答えをひねり出していくような形で、進行していく。

●人と接する時に、即座に相手を喜ばせる行動やアイディアがなかなか出てこないなぁとお嘆きのビジネスマンが読むのには最適な本。
文章は平易だし、イラストも適宜あり、肩がこらずにスイスイ読めます。
もちろん、『笑点』ファンにもお薦めです。

【マストポイント】

(1)「ひと筆力」

Q,取扱説明書は、どれもこれも分厚くて、月並みな言葉ばかり。
ホロリとさせ、最後まで読ませる取説にするには、本文にどんな言葉が必要か?

A,「世界で一人だけの存在であるあなたが、私共の商品でお怪我をされては非常に心が痛みます。最後まで、一通りお読み下さいませ」

細かい部分にほんの一工夫するだけで、結果に劇的な差を生じさせることができる。
細かい一言、一工夫に気を配ろう。

(例・「ありがとうございます」→「いつも、本当にありがとうございます」
「列車が遅れまして本当に申し訳ございません」→「お盆休みからご自宅へのご帰宅をお急ぎのところ、列車が遅れまして、まことに申し訳ございません。皆様のご帰宅に支障がなきよう、最大限の努力で復旧を急いでおりますので、今しばらくお待ちくださいませ」)

山形の名産品で、「だだちゃ豆」という枝豆が現在発売されているが、私の地元の人気のお土産屋さんでは、その脇に、さりげなく、枝豆と相性抜群の海塩が併売されている。

(2)「深読み力」

Q,「月極め駐車場」の「極め」は、なぜ、「決め」ではないのか?
なぜ、実質的に着用しなくても困らないネクタイというものをビジネスの現場では締めなくてはならないのか?
車の「板金屋」の「板」の字は、車偏に「反」の字をつけている店を結構見かけるが、あの字は、正式な漢字として存在するのか?

A,自明であると思われているものを、深く掘り下げてみることによって、色々な新発見、気づきが生まれることがある。
これはちょっと変ではないのか?と思った時には、しつこく調べてみるクセをつけること。

③「ルーツ力」

Q,私のルーツは実は○○です。色々なルーツを考えてみて下さい。

A,本書にもあるが、琵琶湖と淡路島は形が非常に似ている。大昔の地殻変動など、何らかの事情で、琵琶湖にあった土地が、大阪湾の方に投げ出されて、淡路島が出来たと考えるのは面白い発想ではないか?
また、日本人と、モンゴル人、一部のロシア系の人々の顔が非常に似ているというのも昔からよく言われる。大昔、日本列島と大陸側は陸続きだったのではないか?

(「時間がない人のための自己啓発本・成功法則本 必読ガイド」2008年8月18日より。Blog掲載に際して句読点や改行の位置など少し修正してあることがあります)
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読んでくださってありがとうございます。

えっと、この本、自分の担当じゃないので、読んでません。すみません。
あと、『笑点』ってまだ放送してたんだ。最後に見たのは十年以上前だなぁ、きっと。自分が最後に見たときは三遊亭円楽さんが司会で、回答者にはこん平さんがいたし、林家木久扇さんはまだ林家木久蔵さんだった。そういえば三遊亭楽太郎さんは来年、三遊亭円楽を襲名するんですって?
ちなみに『笑点』、いまは桂歌丸さんが司会をしているそうですが、歌丸さんといえば小圓遊さんとの罵り合い芸が懐かしく思い出されます... って、いつの話だ?

すみません、こんなことしか書けなくて。
真面目に本を読んで、きちんとしたコメントをくださったのに...

というわけで、hiroyoshiさん、ありがとうございました。

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2008/08/14

読書感想『サービスマインドをたかめる物語』

9月新刊『いまの仕事で本当に幸せになれますか』がAmazonに登録されましたよー。力いっぱい予約受付中!!





さて今日は、西川みのりさんからいただいた、『サービスマインドをたかめる物語』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)の感想をご紹介します。

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この本はいいです。毎回、いい本だけを紹介するようにしていますが、この本を読んでいただきたいのは、特に接客業に従事している方です。

ページを開いた時に右側に物語があり、左側のページにそのときのまとめの言葉と絵が入っているのですが、一回読み始めると止まらず一気に読んでしまいます。

町田マネージャーと“テラ”さんとの温かい店舗成長日記とでも題しましょうか。
そこには温かみと様々なノウハウがぎっしりと詰まっています。何も接客だけでなく、そのマネージメントの仕方も同様です。

昨日から、朝礼において一話ずつ読んでいくことをしています。そこで色々と学べればと思っています。
なぜ、そんな事をするかというと、そこに大切な価値観があり、共有しないといけないからです。
この本は自分と一緒に仕事をする方には強制的にでも読ませたい本です。

(「リーディングアクトコンサルブログ」2008年8月12日より。Blog掲載に際して句読点や改行の位置など少し修正してあることがあります)
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読んでくださってありがとうございます。

この本、さらっと読めばさらっと楽しめる物語なんですけれど、接客の仕事についたことがある人、接客の仕事に興味がある人は、さらっと楽しめる物語の奥にある「接客業としての考え方」の部分に強い興味を持ってくださるようです。そういう本であることをめざしてつくったわけではありますが。

全体としてひとつの大きなストーリーになっている。同時に、章ごとに小さなストーリーがあり、ページごとにひとつずつ細かな気づきやヒントがある。そういうふうに構成するために、著者の久保さんがずいぶん頭をひねってくれました。その甲斐あって、一見地味だけど実はなかなか奥の深い本に仕上がったと思っています。

実はこの本、某大手金融機関さんでは各支店に1冊ずつ常備されてたりしますし、ホテル業務等を教える某専門学校さんでは毎年テキストとして採用してくださってたりします。本の舞台は飲食店ですが、その考え方やヒントは飲食店だけでない、広く接客業一般に充分使えると評価してくださっているのだと思います。

ちなみに、お気づきかもしれませんが、この本の物語、いわゆる「再建ドラマ」のスタイルを模しています。著者さんは『王様のレストラン』をイメージしてベースの筋書きを考えたそうですし、自分はコミックの『ソムリエ』(テレビドラマにもなりました)をイメージしていました。

  

こうした「再建ドラマ」って、実はとても参考になることが多く、某レジャー施設系コンサルティング会社では研修や教育でよく活用するそうです。言葉や図で説明するよりも、こうしたドラマを一緒に見て、その後でディスカッションするほうが、イメージや意識の共有ができやすいのだとか。

そのコンサルティング会社がどのドラマを教材にしているのかを聴きそびれてしまったのですが、接客サービス系での個人的なおすすめは『高原へいらっしゃい』(2003年に放映された、佐藤浩市主演のリメイク版のほう。DVD化されていないのが本当に残念です)と、『マイリトルシェフ』です。あと、映画『THE 有頂天ホテル』の最初のほうにある「灰皿を取り替えるシーン」なども、接客業関係者としてはなかなかぐっとくるエピソードです。

 

もちろん虚構のドラマですから、そのやり方を実際のサービスの現場にそのまま当てはめることはできませんが、これらのドラマの登場人物たちが「接客サービス」という仕事に対して持っている思いや誇り、お客様を気遣う心などは、実際の現場でも非常に役立つ、そして重要なものが多いと思います。

というわけで、西川みのりさん、ありがとうございました。

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2008/08/11

読書感想『慶應大生が書いたこれ以上やさしく書けない金融の教科書』

9月新刊『いまの仕事で本当に幸せになれますか』のカバーができあがりましたよー。どこよりも早く、先行公開!!



0984



早いお店では9月2日(火)ごろから並びだす予定です。遅くとも9月5日(金)までには、全国の主要な書店さんで販売されるはず。
自分にぴったりの《天職》を見つける本。そろそろ本気で「やりたいこと」を見つけてみませんか。

さて今日は、ムーン・フェアリー・ヒロコさんからいただいた、
『慶應大生が書いた これ以上やさしく書けない金融の教科書』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)の感想をご紹介します。

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非常にわかりやすい金融のお話。
「金融はわからない」と逃げてばかりはいられない時節となりました。

以下抜書き。

「「わかりやすさ」「読みやすさ」「面白さ」を念頭に6つの視点(会社、市場、法、会計、金融機関、国)から、ストーリー形式で書き下ろし」たもの。

「貸借対照表のときは『一時点における・・・』だったけど、損益計算書の説明では『一定の期間に・・・とおっしゃっていましたね』

日本のゆうちょ銀行が「総資産」が「231兆円」と世界でもだんとつに多いけど、「時価総額」では、24位にも入っていません。

信託銀行「信託とは、顧客からマネーや土地、さらには形のない知的財産などのさまざまな財産を預かって、管理・運用していくこと」「銀行が、利子で利益を生み出すのに対して、信託銀行の財産管理は、手数料で利益を生み出す」

●「日銀はJASDAQにも上場しておるんじゃよ!」
独立性を保つため。

表紙には推薦者の経済アナリストである「森永卓郎氏」の顔写真が大きくあり、一見すると、彼の本かしら、と思います。
ところで、この慶應3人組ってどんな人なのかしら? なぜ名前を出さないのかしら?

(「今日のデザート読書」2008年8月8日より。Blog掲載に際して句読点や改行の位置など少し修正してあることがあります)
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読んでくださってありがとうございます。

自分の担当した本じゃないので中身を読んでないし、「金融はわからない」と逃げてばかりのおいらです。すみません。なので、本筋と関係ないところを。

そうですか、一見すると森永卓郎さんの本に見えましたか。

よしっ!

たぶんですね、森永卓郎さんご本人に執筆をお願いするのは、きっとうちではハードルが高いだろうなと思うわけですよ。制作に使える費用の点でも、出版社自体の知名度や発行後の販売力などの点でも、著者さんの格とつりあわないというか、「当然これくらいの数字は勘定に入れておいていいんだよね」という著者さんの思惑となかなかすりあわせられないことが予想されるわけで。

でもね、やっぱり森永卓郎さんくらいの認知度がある方がその本にかかわっているかどうかって、売れ行きに影響したりするのは事実なわけで。だから、執筆が無理ならせめて推薦文だけでもいただけないか、帯に写真とお言葉を載せさせてもらえないかと、担当者は動いたわけですよ。帯への推薦文くらいなら、著名な方でも比較的気軽に引き受けてくださるケースがあるので。

で、帯に名前と写真をバンと載せると。するとときどき、そそっかしいお客さんが、その著名な方の本かと勘違いして、手にとってくださったりすると。ぴらと中を開いてみれば、それが勘違いであったことにすぐ気がつくのですが、それでも中身が面白そうであれば、場合によってはそのまま買ってくださるケースもあるわけで。

そんなわけで、この本が一見、森永卓郎さんの本に見えたのなら、それはそれで成功なんだろうと思うわけです、きっと担当者的には。

ちなみに、おかげさまでいまも大ヒットが続いている『学校の勉強だけではメシは食えない!』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)も一見、ビートたけしさんの書いた本かと思ったという方がたくさんいらっしゃったようです。もちろん著者の岡野雅行さんもビジネス書などの分野では充分に著名な方ですが、映画、テレビ、お笑いなど硬いものから柔らかいものまで幅広い分野で認知度の高いたけしさんの顔と名前が大きく帯に掲載されたことも、この本が大ヒットとなっている理由の重要な部分を占めているように思います。

ついでにいうと、吉岡英幸さんの書かれた今月新刊『頭のキレる人になる大喜利式発想脳トレーニング』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)では、笑点でおなじみの桂歌丸師匠の名前と写真が帯に大きく印刷され、しかも「山田くん、座布団1枚やっとくれ!」というコピーがついてるので、一見して歌丸師匠の本のよう。ぜひそそっかしい笑点ファンの方に勘違いしていただき、うっかり手にとって、中を見てもらえたらいいなぁと思うのでありました。

しかし、そういう売り方でいいのかなぁというのも正直なところではあるのです。自分なりのしっかりした選択眼をお持ちのお客さんはきっと、帯の名前や写真に惑わされず、書名と中身できちんと判断してくださるのだろうけれど。

というわけで、ムーン・フェアリー・ヒロコさん、ありがとうございました。

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『慶應大生が書いた これ以上やさしく書けない金融の教科書』

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2008/08/07

読書感想『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった』

「身の毛もよだつ」と「背筋も凍る」がごっちゃになって「身の毛も凍る」とついいってしまう今日この頃。


さて今日は、ナバック福岡さんからいただいた、『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)の感想をご紹介します。

~~~~~~~~~~
カバー写真

この本を私は大学生の時に読みました。

この本は社会人として大切なことというよりも、人として大切なことを思い出させてくれる気がしました。
当たり前のことが、意外と出来ていない自分が恥ずかしいと思うのが現実でした…。

特に印象に残った言葉が「サービスは掛け算なんだ!!」です。

その当時、私は飲食店でアルバイトをしていたのですが、正にその通りだと思います。

スタッフに入り口で笑顔で迎えて案内してもらい、その後に気持ちのいい接客をしてもらい、おいしいご飯を食べたとします。
そうすると、お客様の満足は倍に倍になっていくと思います。
だから“サービスは掛け算”だそうです。

ただし“掛け算”ですから、誰か一人でも感じの悪い接客などをしてしまい“ゼロ”を掛けると、そのお店での満足は勿論“ゼロ”になります。
そうなると、いくら料理がおいしくてももう一度来て頂くことは難しいと思います。

逆に、凄く喜んで帰って頂けると、スタッフも嬉しくなりもっと喜ばせてあげたいと思い、ますます、サービスが良くなるのではないでしょうか。
そうする事によって、お客様は更に満足していただけることは勿論、スタッフ自身も楽しく仕事が出来るはずです。

そういった意味で本当に“サービスは掛け算”ではないでしょうか!?

私はこの本を読んでサービス業への見方が変わり、とても魅力的な仕事だと感じました。

「一生懸命することで誰かを感動させられる。」

みなさんは常に一生懸命できていますか?

私は恥ずかしながら自分への甘さから出来ていませんが、誰かを感動させられるくらい一生懸命になれるような人になれるようがんばります。

(「ホテルシステムのナバック福岡支店のブログ ~ホテル・旅館のITはおまかせ~」2008年7月29日より。Blog掲載に際して句読点や改行の位置など少し修正してあることがあります)
~~~~~~~~~~

読んでくださってありがとうございます。

「サービスは掛け算」... いい言葉ですよね。自分ももとは飲食業出身なので、実感としてわかります。

この本にはほかにも、いい言葉がたくさんありますね。「挨拶は先手必勝」とか、「嫌われ者になってはだめだけど、嫌われ役は必要なんだ」とか、「評論家はいらない」とか。実際に接客の現場で、いや、接客だけでなく仕事をする場で大切なことが、簡潔でわかりやすい言葉で表現されていると思います。

そしてそれらはどれも、ナバック福岡さんのおっしゃるとおり、たんに「社会人として」だけでなく、「人として大切なこと」だと自分も思います。

意識も能力も高い社会人の方からすれば、あまりにも当然で当たり前のことばかりかもしれません。でも、自分のようなテキトーな社会人には、心に思うことはあってもなかなか実践できない、たまには実践できてもやり続けることのできないことばかり。

だからときどき読み返して、あるべき姿を思い出したり、いまの自分を反省したりするようにしています。

一生懸命にすることで誰かを感動させられる。たぶん、そのとおりだと思います。
ただ、誰かを感動させるために一生懸命になるのではなく、自分のすべきことや、当然で当たり前のことを当然で当たり前に行なうことそのものを一生懸命に行なうことが、結果として自分や周囲の人への幸せに、そして感動へとつながるのだろうな。


というわけで、ナバック福岡さん、ありがとうございました。よろしければ「本を読んで新刊ゲット!」企画にもエントリーしてくださいね。

Blogに読書感想やコメントを転載させてくださった方のうち、こちらから連絡の取れるメールアドレスがわかる方を対象に、新刊書籍を抽選でプレゼントしています。

エントリーをご希望の場合は、ここのコメント欄(「メールアドレス:」のところに書き入れてもコメント欄には表示されませんし、他の方がそのアドレスあてにメールを送ることもできませんので、ご安心を)、もしくはあまろ~ねにメールを送るを使って、メールアドレスをお知らせください。

当選された方には、8月26日(火)に当選のご連絡をする予定です。


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『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった』

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《この本を読んでくださった方は、こんな本も読んでいる... かも?》

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『本当にあった ホテルの素敵なサービス物語』

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『サービスマインドをたかめる物語』

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《新聞広告掲載予定のお知らせ》

8月の新聞広告掲載予定です。

日経新聞   5日(火)
東京新聞   6日(水)
中日新聞   7日(木)
神戸新聞   7日(木)
西日本新聞  8日(金)
北海道新聞  12日(火)
中国新聞   18日(月)
(明細)
★大喜利式発想脳トレーニング
★子どもの「学習脳」を育てる法則
★学校の勉強だけではメシは食えない!


書店さん、品揃えよろしくお願いします。
読者さん、広告を見かけたら、ぜひ書店さんで実物のご確認を。

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2008/07/10

読書感想『銀座流 売れっ娘ホステスの会話術』

暑いので長髪をゴムで結んだ自分を鏡で見たら、一瞬「ヤンクミ」に見えた...(実態は人望もなければ喧嘩も弱いおっさん)


さて今日は、Yutakaさんからいただいた、『銀座流 売れっ娘ホステスの会話術』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)
の感想をご紹介します。

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カバー写真

この間,某コンサルティング会社に就職の決まった先輩にすすめられて,『銀座流 売れっ娘ホステスの会話術』という本を読ませていただきました.

色々な話題があったのですが,「輝きのオーラ」という話が興味深かったです.
いきなりですが,以下の質問について考えてみてください.

次の,二人のうちどちらが輝いたオーラを放っているか?

(1)義務感に駆られ,しなければならない仕事をして毎日を送っている人
(2)好き放題,やりたい放題で,人生は自己実現が一番と動いている人

かなり極端な例ですが,ほとんどの人が(2)を選ぶでしょう.

ここには,"WANT"と"MUST"があり,そこには天と地の差がある.

"MUST"
義務感に駆られて,自分の意思に関わらず,しなければいけない

"WANT"
自分が興味を持っていて,自分の意思で,やりたい

「"MUST"と"WANT"のどちらを選ぶかは自分次第」と書いてありました.

一見すると,"WANT"は,単なるエゴイストのようにしか見えません.実際には,自分のしたい仕事だけ…というわけにはいかないこともいっぱいあるでしょう.

しかし,僕が思うには,“選ぶ”かと言うよりは,“思う”と言った方が正しいような気がしました.実際に,与えられた仕事を義務として行うより,自分の興味と自分の意思を持って仕事に取り組めば,自分自身を磨くことにもなり,マイナスからプラスへのエネルギーが発生すると思います.

つまり,このような意識の転換がうまく行えるような人が“デキル”オーラを放っているのではないかと思います.

また,そのようなオーラを発している人は,実年齢より若く見えるらしいです.

自分が選ぶ本には偏りがあるので,他人のおすすめの本を読むのは,刺激になりますね.

(「時間がない人のための自己啓発本・成功法則本 必読ガイド」2008年7月5日より。Blog掲載に際して句読点や改行の位置など少し修正してあることがあります)
~~~~~~~~~~

読んでくださってありがとうございます。

"MUST"と"WANT"の件、Yutakaさんのおっしゃるとおりだと思います。“選ぶ”というよりも、そう“思う”ということ。あるいは、なにかをするときに、それを自分として"MUST"ととらえるか"WANT"ととらえるかを“選ぶ”ということ。

心理学的に、人間は自分にとって興味のあること、自分が好きなことに対してしか、やる気が起きないんだそうです。とくに長期的なやる気は、好きなこと、自分からやりたいと思って始めたことに対してしか続かないのだとか。

自分は好き嫌いがけっこうはっきりしていまして、嫌いなものは嫌いなままでいいやくらいの適当な性格なので、立案する企画の種類とか、付き合う人のタイプとか、本や映画のジャンルとかもけっこう幅が狭いのですが(だからいつまでたっても「なんちゃって編集者」のままなんですが)、実力のある編集者さんはどんな種類の企画もこなすし、さまざまなタイプの人と付き合うし、いろんなジャンルの本や映画を楽しむそうです。

なかにはもちろん、初めて触れる種類やタイプのものもあり、あんまり好きじゃないなこれと思うこともあるそうです。でも、その企画を本にしなくちゃならない、そのタイプの人と付き合わなくちゃならないと決まったら、その時点で「自分はこれが好きなんだ」と自分に宣言してしまうのだとか。

そのことに対して、自分は"MUST"で向き合うのではなく、"WANT"で向き合う、と自分で決めちゃうんですね。

そう決めて、自分はこれが好きなんだ、自分はこれに興味があるんだ、と思い込むようにするんだそうです。そうすると次第に、本当にそれが好きになってくる、興味がわいてくるようになる、といってました。

そういえば学生時代、すべての科目で満遍なく成績のいいクラスメートがいました。苦手だったり嫌いな科目とかないのかとたずねたら、

「ないよ。ていうか、どんな科目でも成績を上げると決めたら、最初に『自分はこの科目が大好きなんだ』って決めるんだ。そうすると本当に好きになって、好きになると勉強するのがおもしろくなるんだよねー」

と、まるでなんでもないことのように答えやがった。あたしゃ理科系と社会科系がほぼ全滅だったのに(>.<)。やつは今頃なにをしてるのだろう...

おいらが“デキル”オーラを放つようになる日は、地球が滅亡しても来ないだろうなぁ。

というわけで、Yutakaさん、ありがとうございました。7月の「本を読んで新刊ゲット!」にエントリーしたいと思いますので、よろしければメールアドレスをお知らせいただけますか? ここのコメント欄からでも(「メールアドレス:」のところに書き入れてもコメント欄には表示されませんし、他の方がそのアドレスあてにメールを送ることもできませんので、ご安心を)、あまろ~ねにメールを送るからでもけっこうです。メールアドレスをお知らせいただいた時点でエントリーとさせていただきます。


みなさんも、こう書房の本を読んで感想・コメントを書いてくださったら、ぜひ教えてくださいね。
また、この感想・コメントを読んで「もしかして、この本いいかも」と思った方、お買い上げいただけるとやっぱりすっごくうれしいです(笑)。


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『銀座流 売れっ娘ホステスの会話術』

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《この本を読んでくださった方は、こんな本も読んでいる... かも?》

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『ディズニーランドが大切にする「コンセプト教育」の魔法』



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『社会人のための読解力トレーニング』

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2008/07/09

読書感想『サービスマインドをたかめる物語』


行く先々で脱いだ靴を失くしてすごく困ってる... という夢を見ました。


さて今日は、hiroyoshiさんからいただいた、
『サービスマインドをたかめる物語』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)
の感想をご紹介します。

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カバー写真

●レストランを舞台に、新人マネージャーとスタッフが「サービスパーソン」として成長していく姿を通じ、「サービスマインド」という力が呼ぶ共感と感動を読者の心に還元し、「スキル」ではなく「マインド」を育み高める物語。

●美味しい料理を提供してくれるだけの飲食店は世の中にゴマンとある。 一方、ディズニーランド、リッツ・カールトンホテル、カシータ(高橋滋さん)のような、親身な接客、店内の居心地のよさなど、サービスが行き届いているという店というものは、本当に珍しい。これは、なぜなのだろうか。

●私が思うに、店側として、手っ取り早く努力の成果が現れる、有形な存在である食事メニューには心血を注いでも、なかなか売り上げとの因果関係がハッキリとしない、あいさつ、笑顔、心遣いなど、無形な部分と言える接客面には、どうも手が回らない、または、その方面の重要性がわかっていない、あるいは、適切な教科書、心ある指導者がいないということが原因なのだろう。

●本書は、そんな要望にぴったりの本である。マニュアル的なサービス技術の解説書ではなく、その根底に流れるマインド、心構え、おもてなしの精神をやさしい文章で指南してくれる本である。

●あらすじを簡単に説明すると、とあるレストランを舞台に、若いマネージャーが、新入りで入ってきた年上社員(実は接客・サービスの達人で、何か謎めいた人物)から、おもてなしの心の真髄を学んでいくという、物語風の構成となっている。
ビジネス本とは思えないぐらいに、軽いテイストで作られている本。

●見開き2ページで、ひとつのテーマを語るのだが、右側ページに平易なストーリー、左側ページにそのイラストを掲載するという非常にシンプルな作り。

文章だけの硬い本が苦手な人、特に、それほどビジネス本を積極的に読むようなタイプではない、飲食店のアルバイトさんなどに研修時に読ませるテキストとしては非常に最適である。

「この店は、実に気が利くなあ、サービスがいいなあ」という評判をお求めの店長さん、オーナーさんには是非ともご一読をおすすめします。


【マストポイント】

(1)レストランに現れるお客様の目的は、ただ空腹を満たすためだけではない。

一人で静かな時間を楽しみたい、
恋人とのデート、家族の誕生会を満喫したい、
気心の知れた店員さん、板さんとの楽しい会話、
家庭的な店の雰囲気を楽しみたい、
商談、接待、打ち合わせなど、純粋にビジネスの場で利用したい

など、実に多様である。

来店した時点で、どのような来店目的なのか敏感に察知し、その場その場で、臨機応変に対応できる柔軟性を持っておきたい。

(2)サービスパーソンは店の内と外の区別をあまり意識しないほうがよい。

店内にいるお客さんには非常に愛想よくするが、店の前を通行している一般の方が車椅子でも、妊婦さんでも、外国人でも、何か物を落としたり、道を尋ねてきたり、転んで怪我したりしても、全く無関心で鈍感な店がある。

常に、気配りの心、鋭い観察力を持っていれば、どんな人が目の前に現れても、自分のお店のお客さんにすることができる。

③マニュアル通り、文章棒読み、表情無変化のロボット人間のような店員がしゃべった言葉には、全く血が通っていない。

流れ作業のような冷淡な扱いを受けると、お客さんからとても反感を買う。
仕事に慣れが生じ始めると、きめ細かいサービスをすることをどうしても怠りがちになるが、新入社員の頃の「新鮮さ」「親密さ」を持続しつつ、同時並行的に「技術の向上」をはかっていかなくてはならない。

(「時間がない人のための自己啓発本・成功法則本 必読ガイド」2008年7月5日より。Blog掲載に際して句読点や改行の位置など少し修正してあることがあります)
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読んでくださってありがとうございます。

「売り上げとの因果関係がハッキリとしない(中略)無形な部分と言える接客面」が行き届いたお店が少ないのは、hiroyoshiさんがおっしゃるとおり、そこまで手が回らないこともあるし、重要性がわかっていないこともあるでしょうが、考えられる理由としてあげられたなかでいちばん大きいのは「適切な教科書」がないことかなぁという気がします。

「無形な部分」は無形ですから、「型」として明文化しにくいし、言葉やアクションでも表現しにくいですよね。「心ある指導者」でも、その「心」を他のスタッフに上手に見せ、伝え、理解させ、身につけさせる方法・手段がうまく見つけられずにいるのではないかと。

そしてけっきょく「現場に出て、自分の心で感じろ」「たくさんの場数を踏んで理解しろ」といった指導が中心になってしまう。なにを、どう感じればいいのか、理解すればいいのか、その糸口をうまく提示できないのではないかなぁ。

こうした「無形な部分」を敏感に、あるいは繊細に「感じる」ことができるかは、個人のパーソナリティに負っている部分も多く、「心ある指導者」などは敏感で繊細だから「感じ」てどんどんとサービススキルを伸ばせるのだろうけれど、逆にいえばそれほど敏感でも繊細でもない多くのスタッフたちが「なぜ、感じることができないのか」が理解できないし、どうすればそういう人たちでも「感じる」ようになれるのか、その指導法がよくわからないケースが多いのかなと思います。

mixiのサービス業関連のコミュニティでも、「どうすればよいサービスができるようになれますか」といった問いかけに対する回答はたいていの場合、「お客様の気持ちになって考えろ」「お客様が望んでいることを感じろ」といった、大雑把で漠然としたものばかり。

では、質問者が「お客様の気持ちになって考えようとしていない」か、「お客様が望んでいることを感じようとしていない」かというと、けっしてそんなことはないと思うんですよ。質問者なりに「考えよう」「感じよう」とはしているのだけど、そうなれるための具体的な方法や意識の持ち方がわからない、単純に「お客様の気持ちになって考える」だけではすぐれたサービス・パーソンと同じレベルまで「お客様の気持ち」になれないので、どうすればいいのだろうか、ということなのかなと。

この本は、そうした「悩めるサービス・パーソン」の方たちに、サービス・スタッフとしてお客様のことを「感じる」とはどういうことか、なにを感じればいいのか、どういうふうに感じればいいのか、どうすれば感じられるようになるのか、ということについて、そのきっかけ・入口となる具体的なヒントを紹介できたかなと思ってます。少しだけだけど。

また、技術力が向上し、意識の多くがそちらに向かってしまいがちな中堅レベルのサービス・パーソンの方たちに、お客様のことを「感じる」という基本の部分を思い出すのに役立ててもらえるかなとも思います。

そして、当たり前のように「感じる」ことができてしまう優秀なサービス・パーソンの方たちに、「あなたのようになりたい」と憧れを抱くこれからのサービス・パーソンに「感じる」とはどういうことかを示してあげるための便利な道具のひとつとして役立ててもらえればなとも思うのです。


というわけで、hiroyoshiさん、ありがとうございました。7月の「本を読んで新刊ゲット!」にエントリーしますね。

みなさんも、こう書房の本を読んで感想・コメントを書いてくださったら、ぜひ教えてくださいね。
また、この感想・コメントを読んで「もしかして、この本いいかも」と思った方、お買い上げいただけるとやっぱりすっごくうれしいです(笑)。


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『サービスマインドをたかめる物語』

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《この本を読んでくださった方は、こんな本も読んでいる... かも?》

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『繁盛飲食店の3ステップ接客サービス お客様の気持ちをくみとる法則』

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『小さな飲食店 お客のココロをガッチリつかむ法』

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2008/06/18

読書感想『こうして僕は世界を変えるために一歩を踏み出した』


出版業界に友だちはひとりしかいません。I社のKさん、あなただ。


さて今日は、ムーン・フェアリー・ヒロコさんからいただいた、
『こうして僕は世界を変えるために一歩を踏み出した』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)
の感想をご紹介します。

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カバー写真

「鬼丸」という苗字から、いかつい顔の男性を想像していたのに、優しそうで頼りなさげな顔写真が表紙を飾っています。
しかし、この青年が大学時代にNGO「テラ・ルネッサンス」を設立し、「たった一人」から平和活動の環を拡げたことは、「私一人では何もできない」とあきらめ境地の私を勇気づけてくれます。

しかし「ビジネス書」というよりも「自己啓発書」もしくは「自己成長の記録」といってもいいかもしれません。

以下抜書き。

「世界中に6000万個から7000万個の地雷が埋められている」

「対人地雷の中には人を殺すのではなく、体の一部を損傷させることを目的としているものがある」
これは、人間に、未来への希望を一切失わせる武器です。

「世界では毎年約10万個の地雷が除去される一方で、それ以上の地雷が新たに生産されていると言われている」

「信頼している人が信頼を置いている人だから大丈夫」
この信頼の輪で、鬼丸さんは活動の輪を拡げていきました。

「想いを貫くことで、ヒト、モノ、カネという組織の3大要素はついてくる」
彼の想ったことはすぐに実行するという、行動力はすばらしい。

●「ネットワークをつくるには、3つの大切な鍵がある」
「まずは、それぞれの団体、個人が違うものだということを、はっきりと理解すること」
「次に大切なのは、そんな価値観、考え方の違う団体、個人同士の中にも、何か共通して実現したい『願い』があるんだ、と信じること」
「最後に、そうしていると他人の活動、他の団体の活動が、他人事と思えなくなくなるんだ」
これは人との関わりにおいても、同じようにいえることでしょう。
違いを認め、共通の願いがあることを確信すると、自他一体の境地が生まれてくるでしょう。

ここでトシャという女性の話が登場します。
彼女はブルンジでの虐殺から生き残った女性です。しかし、彼女は「すべての人に未来をつくりだす能力がある」との考えに則り、生きることをあきらめない人で、ウガンダでの「テラ・ルネッサンス」の活動を手伝っています。

「楽しい時間は一生忘れない」

「日本では年間3万3000人もの人が自ら命を失っていると聞き、「私の体験を分かち合うことで、少しでも『生きること』を選択してもらえれば」と想ったそうだ」
彼女は来日し「生きることの素晴らしさと勇気」を各地で語り伝えました。

彼女の写真が111ページに掲載されています。
両親や兄弟を殺され、難民キャンプで大きくなり、どれだけ苦労をしたのだろう、との思いと裏腹に、凛として美しくまっすぐで愛情溢れる眼差しをした彼女の写真を見るだけで心が打たれます。
そして、その彼女が豊かな国であるはずの日本の「心の貧しさ」を憂い、励まそうとしてくれるのです。

この本はここが山場で、ひょっとしたらここで終わってもよかったかもしれません。
日本の貧しさに視点を移す、もう一つのストーリーもあったのではないかしら?

その後は「起業」中心のストーリーとなり「ビジネス書」として、ハンドルを切り直したように思えます。

『クチコミュニティー・マーケティング』日野佳恵子さんの本に影響を受けたのだそうです。

「僕らの生活の延長線上に、間違いなく世界中の問題が存在している」

●「以心伝心なんて、うそ。だからこそ、人には言葉がある」

「さまざまなものに恵まれている日本。
そこに住む僕たちが、他者、それどころか大切な家族や友人、恋人に対して、「想い」をしっかりと馳せることができているだろうか」

「戦争」は他人ごと、他国のことではありません。
でも、目をそむけているわけではないけれど、遠い世界のように感じ、無力感をおぼえてしまうのです。
しかし、この本を読むと、「私に一体何ができるだろう」との想いが、「私にもできることがあるかもしれない」と変わっていきます。

平和を求めるには、想ったことを実行に移すこと。
鬼丸さんの行動の軌跡を見れば、やることは沢山あるのだとわかりました。
英語ができなくても、外国へ行けるし、他国の人と心を通わすことができる。

それと同時に自分の「内側の戦争」をやめること。
「怖れ」を受け入れ、乗り越えていくこと。

自分を愛し、一番身近な人を愛すること。
豊かな国であるはずの日本の「戦争」の犠牲者である「自殺者」を減らすこと。

(「今日のデザート読書」2008年6月9日より。Blog掲載に際して句読点や改行の位置など少し修正してあることがあります)
~~~~~~~~~~

読んでくださってありがとうございます。

そうなんです。鬼丸さん、とんでもなくすごいことをしている人なんだけど、実際に会うとねぇ、「鬼丸」なんていうごつごつした名前からは想像がつかない、腰は低いし、いつもニコニコしてるし、お話も楽しい、めっちゃ感じのいい兄ちゃんなんです。思えば、いままで会ったことのある「すごい人」ってみんな、感じよかったなぁ。高圧的な人はひとりもいなかった。

> これは、人間に、未来への希望を一切失わせる武器です。

人は、希望だけではいきていけないけれど、希望がなくてはいきていけない... というのは誰の台詞でしたっけ。

> この本はここが山場で、ひょっとしたらここで終わってもよかったかもしれません。

うん、そうなんですよね。自分も読んでてそう思いました。ここまでと、その次とでは、本のテーマや読者対象が違っているような。

でも、制作担当者のFさんによりますと、これはある意図を持って、あえてそうしてあるのだそうです。その意図とは... ここでは内緒にしておきましょう。本をどう読むかは、読者さんが決めること。作り手側の意図は、関係ないといえば関係ないので。

ちなみに、その「意図」を、自分はあまり評価しませんが、その「意図」の部分がよかったという読者さんからの評価もたくさんあります。なにを求めて本を読むか、どういう背景を背負った読者さんが本を読むかによって、その「意図」が有効だったり無効だったりする。それでいいと思います。

> この本を読むと、「私に一体何ができるだろう」との想いが、「私にもできることがあるかもしれない」と変わっていきます。

そうなんですよね。実際に「できること」を行動に移すかどうかはまた次の段階の話ですが、少なくとも「できることがあるかもしれない」という気持ちになる。そして、普段は他人のことや世界のことにたいして関心がないのに「できることがあるかもしれないという気持ちになる自分」を発見して、ちょっと驚いてしまったり。

おそらくどんな人も心の奥底に持っているであろう、人として「善良」でありたいという想いを刺激する本ではないかと思います。ほんと、これを書いたのがあのひょうきんな兄ちゃんだというのが信じられない(^^;)。

というわけで、ムーン・フェアリー・ヒロコさん、ありがとうございました。6月の「本を読んで新刊ゲット!」にエントリーしますね。


みなさんも、こう書房の本を読んで感想・コメントを書いてくださったら、ぜひ教えてくださいね。
また、この感想・コメントを読んで「もしかして、この本いいかも」と思った方、お買い上げいただけるとやっぱりすっごくうれしいです(笑)。


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『こうして僕は世界を変えるために一歩を踏み出した』

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カップルで来店されたお客様。男性が上座に座っています。さぁ、「上座」と「レディファースト」、どちらを優先してサービスする?

ヒントはこの本(の109ページ~113ページ)にあります。


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『繁盛飲食店の3ステップ接客サービス お客様の気持ちをくみとる法則』

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手作り動画CMあります。YouTubeにアップしてあるので、どぞ。





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2008/06/10

読書感想『邪悪な人を痛快に打ちのめす! 』

夕飯はカレーだということがわかっているのに、お昼にカレーをつい食べてしまいがちなのはなぜだ。


さて今日は、中さんからいただいた、
『邪悪な人を痛快に打ちのめす!』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)
の感想をご紹介します。

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カバー写真

タイトルがちょっとわかりにくいですね。

本書では「周りの"邪悪"な人に惑わされず、自分の感情を優先して自分中心に生きてみる」ことを薦めています。

人の行動は、意識(信念~思考~感情)を通じて起きるものです。だからこそ、意識の部分を良いものに変えて、行動も良いものにしようとするわけ。
心から自分を認める意識を持つことで、人のせいにする行動を変えようとする。
自分はうまくいくという意識を持つことで、行動に自信を持たせようとする。

若干根性論にも聞こえてきがちな内容ですが、やさしい文章なのですんなり受け入れられます。

(「積読タワーの攻略記」2008年6月4日より。Blog掲載に際して句読点や改行の位置など少し修正してあることがあります)
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読んでくださってありがとうございます。

タイトル、わかりにくかったですか。うん、客観的に眺めてみると、ちょっとわかりにくいかもしれないなぁ。

この本たしか、タイトルを決めるのにずいぶんてこずったというか、さまざまなタイトル案の変遷を経て、いろいろな寄り道・回り道をして、最終的にここに収まったのだったような記憶があります。もともとがどういうタイトル案だったか、どうしていろんな寄り道をしたのか、なぜ最終的にこうなったのか、自分は担当でなかったこともあり、ぜんぜん覚えていませんが、たいていの場合、さまざまにいじくり回しひねくり回した結果のタイトルって、お客さんから評判があまりよろしくないことが多いようで(^^;)。そして多くの場合、いちばん最初の「叩き台用のタイトル」がもっともシンプルでわかりやすく、本の意図や読者対象にあっていたりしたりして。

それはともかく。

タイトル以外はおおむね好意的に読んでいただけたようで、よかったです。率直にいって自分は、この本はちょっと合わなかった。同じ著者さんの、これの前の本、『もっと自分中心でうまくいく』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)は比較的共感を持って読めたのですが、『邪悪な人を痛快に打ちのめす!』はちょっと著者さんの主張が強すぎるというか、有無を言わせない感じを受けてしまい、気弱なアタイには受け切れなかったでありんす。

でも逆に、その勢いのある強さが「痛快!」と感じてくださる方もいて、やっぱり本の読まれ方は読者さん次第だなぁと思うのですわ。どんなに多くの人が「おもしろい!」「すごくいい!」といい、実際によく売れてる本でも、自分には合わない、つまらない、おもしろさやよさがわからないことってよくあるし、ぜんぜん売れてなくて、あまりよい評価をされていないような本でも、自分にとっては妙にツボだったり、すごく役に立つ部分があったりすることもあるし。

だからみんな、ランキングだけに左右されず、自分で「自分にとっておもしろい本」を探すこともしようね。本は読んで楽しむだけでなく、「自分にとっておもしろい本」を探す過程も楽しめるはずのものなのだから。レッツ、宝探しー。

誰に向けてのなんの主張なのだかわからなくなってしまいました。


というわけで、中さん、ありがとうございました。6月の「本を読んで新刊ゲット!」にエントリーしますね。


みなさんも、こう書房の本を読んで感想・コメントを書いてくださったら、ぜひ教えてくださいね。
また、この感想・コメントを読んで「もしかして、この本いいかも」と思った方、お買い上げいただけるとやっぱりすっごくうれしいです(笑)。


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『邪悪な人を痛快に打ちのめす!』

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《この本を読んでくださった方は、こんな本も読んでいる... かも?》

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『もっと自分中心でうまくいく』

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『不安な気持ち・いやな気分がラクになる本』

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(以下、お知らせです)


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『繁盛飲食店の3ステップ接客サービス お客様の気持ちをくみとる法則』

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おそらく、こう書房史上もっとも書名が長いこの本の、動画CMつくりました。手持ちの「動画もその気になれば撮れるよ」機能のついたコンパクトデジカメを使い、著者さんの事務所で、著者さん主演で、自分で撮影したので、手づくり感(^^;)が満載です。

YouTubeにアップしてあるので、どぞー。


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続きを読む "読書感想『邪悪な人を痛快に打ちのめす! 』"

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2008/05/27

読書感想『銀座流 売れっ娘ホステスの会話術』


グラタンってフランス料理のはずなのに、イタリア料理っぽく見えてしまうのはなぜだろう?


さて今日は、Hikariさんからいただいた、
『銀座流 売れっ娘ホステスの会話術』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)
の感想をご紹介します。

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カバー写真

自己啓発書を買いに行ったはずが、近くに並んでいたこちらを手にしてしまいました。

女心をくすぐる表紙の魅力も、「それってどんな?」と思わせるタイトルも成功している本だと思います。

美しい日本語で、語りかけるようにつづられていく内容も、なるほど!と納得することが盛りだくさん。

特に、男性はこんな会話がきらい、こんな会話が心地よいという明快な解説のおかげで、普段の自分を振り返るきっかけをもらえる女性が多いのではないでしょうか?

自己啓発書を1000冊読んだという著者だけあって、単なる「モテ本」に終わらず、あらゆるコミュニケーション場面に生かせる深みを感じました。

(「12月31日までに本を100冊読むブログ」2008年4月27日より。Blog掲載に際して句読点や改行の位置など少し修正してあることがあります)
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読んでくださってありがとうございます。

表紙、女心をくすぐりましたか。よっしゃ。

こう書房って、女性社員がほとんどいないんですよ。なのでカバーデザインの決定はすごく迷った。営業部は全員男性(おっさん)だし、編集部も4人中3人がおっさん。もちろん社長(当時。その後、会長になりました)もおっさんだし、部長(当時。その後、社長になりました)もおっさん。主に女性が読者対象になる本のカバーをどうするかを検討するメンバーが、おっさんだらけなんです。

でね。おっさん的には、あのカバーの魅力って、実はよくわかんなかったりするんです。

この本のときは、デザイナーさんが4種類くらい、雰囲気の違うデザインを提案してくれました。うちらは、それを見ながら「これがいい」「いや、こっちのほうがいいだろ」「このデザインをベースに、このあたりをこういうふうにアレンジしたらどうだろか」などと意見を出し、調整をかけて、最終的なデザインを決めていくのですが、たしかね、おっさん感性の寄せ集めで検討してたときは、あのカバーデザインってあんまり人気がなかったと思います。別のね、もっとシンプルでわかりやすいデザインのほうに注目が集まってたような。

でもね、それは「おっさん感性」での好感度&注目度評価なわけですよ。おっさんがもし買うとしたらこういうデザインの本だろうなっていう。あるいは、おっさんの妄想の中での女子はきっとこういうデザインの本が好きだろうっていう(これはつまり、こういうデザインの本が好きな女子がおっさんは好き、ということなんでしょう)。

だけど、おっさんに女子の本当の気持ちはわかりません。

そういえば、少し前まで「顧客満足を実現するには、お客様の立場に立って考えろ」などとよくいわれましたが、最近は「顧客満足を実現するには、まずは自分がお客様になってみろ」といわれることが増えてきました。売り手の立場に身を置いたまま頭の中で「お客様の立場に立つ」ことを考えたところで、実際の「お客様の気持ち」なんかわからん、けっきょくは「売り手目線で考えたお客様の立場」しかわからん、ということがわかってきたからです。本当の「お客様の立場」を知りたければ、自分が実際にお客様になってみないといかんよ、というのが最近の接客やサービス系における考え方ですね。

そんなわけで、おっさんが、おっさんのまま「本を買う女子の気持ち」を考えたところで、わかるわけがありません。かといって、おっさんが実際に女子になることはできません。さぁ困った。

そこで、制作担当であるオイラは考えました。主に女性が買うはずの本なのだから、どのカバーが魅力的に感じるかは女性に聞こう。

しかしこう書房には、正社員にはひとりしか女子がいません。しかもこの女子は、女子なのだけど、なんというか、男っとこ前? だいたい、男女を問わず、編集者なんて仕事を続けている人に「普通の人」は少ないわけで、やっぱりどこか「普通の女子」とはものごとの感じ方が少し違うような、違わないような。困りました。

では、「普通の女子」はどこにいる?

灯台下暗し、です。オフィスには、女子正社員はひとりしかいないけど、うちらのお仕事を手伝ってくれる女性の派遣社員さんと女性のパートさんがいたのです。

そこで、派遣さんとパートさんにデザインを見てもらい、このふたりの意見・感性に従う(女子編集者の感性は参考程度に ^^;)、おっさんらの感覚とふたりの女性の感覚に違いがあった場合は、女性ふたりの感覚を優先することにしました。おっさんらは、いちおう何年も本をつくり、あるいは本を売ってきたプロではあるけれど、女性の感性・考え方については派遣さんとパートさんのほうがプロだからね。

その結果、いちばん人気だったのがあのデザインだったんですよね。それを聴いて、へぇ、こういうのがいいんだ、と思ったのが正直なところ。

で、おっさん感性ではまた余計な調整を加えようとしちゃうわけですよ。社内でいちばんの年寄りおっさんである社長(当時。現会長)とかは「イラストとっちゃえよ」とかいうし、ほどよくおっさんな自分も「そうですよねぇ」とか思ってしまうし。でも女子派遣さんが「このイラストがいいんですよぉ」というので、社長(当時)の提案に「断る」と返答し、その他おっさん連による「おっさん感性的には、このほうがいいように感じる」という提案も女性陣が共感しないものはすべて却下し、できあがったのがあのカバーなのです。

そんなこともありまして、女性の方にカバーを褒めていただけると、あのとき社長(現会長)に「断る」といってよかったなぁと、ホッとするのでございます。これで女性ウケが悪かったら「だからあのときいったじゃないか」と現会長にけちょんけちょんに言われたこと間違いなし?

ちなみに、とくにどのあたりが女心をくすぐるんでしょうか、このデザイン。イラストなのかしら。それとも、キラキラした文字の色?

けっきょく女子心はわからないままでいるおっさんなのでありますよ。


というわけで、Hikariさん、ありがとうございました。6月の「本を読んで新刊ゲット!」にエントリーしたいと思いますので、よろしければメールアドレスをお知らせいただけますか? ここのコメント欄からでも(「メールアドレス:」のところに書き入れてもコメント欄には表示されませんし、他の方がそのアドレスあてにメールを送ることもできませんので、ご安心を)、あまろ~ねにメールを送るからでもけっこうです。メールアドレスをお知らせいただいた時点でエントリーとさせていただきます。


みなさんも、こう書房の本を読んで感想・コメントを書いてくださったら、ぜひ教えてくださいね。
また、この感想・コメントを読んで「もしかして、この本いいかも」と思った方、お買い上げいただけるとやっぱりすっごくうれしいです(笑)。


カバー写真
『銀座流 売れっ娘ホステスの会話術』

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《この本を読んでくださった方は、こんな本も読んでいる... かも?》

カバー写真
『オ・ト・ナのお付き合い術♪』

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カバー写真
『ハヤリもの50年(昭和32年-平成18年)』

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2008/05/14

読書感想『感動が共感に変わる!』

ざく切りにして茹でたジャガイモの上に100円ショップで買った缶入りのサバの青シソ煮を中の汁と一緒に載せて粗くつぶしたコリアンダーシードを振りかけたものをオーブンで焼いてみたら思っていたよりずっと美味しく仕上がってちょっと嬉しかった今日この頃。


さて今日は、ムーン・フェアリー・ヒロコさんからいただいた、
『感動が共感に変わる!』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)
の感想をご紹介します。

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カバー写真

この本は「競争激しい旅行業界の中で、オンリーワンの道を歩み続けることができた理由」が書いてあります。
しかし、私は中村さん自身の「真摯」な生きかたにも心を打たれました。非常に率直で飾らない人柄です。だから「隊長」と親しみを持って呼ばれ、ブログやミクシーでも人気者なのでしょう。

以下抜書き。

「ブランド名が、「地球探検隊」なので「お客様」のことを「隊員」と呼び、俺は隊員やスタッフから「社長」ではなく、「隊長」と呼ばれている」
この本は一貫して主語が「俺」です。

「人とのトラブルは、たいてい相手を変えようとするから起こる。心の矢印は常に自分に向けていたい。変えられるのは相手ではなく自分なのだ」
「心の矢印は自分に向けて」いい言葉ですね。

「自分の好きな人の喜ぶ顔を見るのが、何より自分に力を与えてくれる」

「スタッフは添乗員でもガイドでもなく、仲間として参加する旅」
「大人の修学旅行」をコンセプトとするツアー旅行。

「心にウソのある文章は伝える力がない。だから、そのときのありのままを伝えるため、修正する部分を最小限に抑えた」
「ここまで書くのですか」と思うほど正直に書かれています。

「「大人の修学旅行」は、ホームページ上に出発二週間前から帰国後四週間まで、参加者だけが入れる掲示板が設置される。そして旅が終わると、チーム名が決まる。日記、メール、メーリング・リスト、掲示板で繰り広げられた展開に「地球探検隊」の原点があった」
参加するだけではなく、作り上げ、盛り上げる参加者の存在。だから人と人とをしっかりとつなぐ旅行ができるのでしょう。

●「リーダーは人の話をよく聴くワンマンでなければならない」

「参加者全員を満足させること自体、無理なんだ」

「4年前の出来事が鮮明に思い出される。俺は自分で思った以上に精神的にタフではなかった。苦言を呈する隊員の言葉に自信を喪失し、自分のことが嫌いになった」

「「俺は何のために、この旅を提供しているのか」を考え抜くと、「俺の人生の目的は何か」に行き着く。目的と手段が明確になってくるのだ」
今やっていることの意味を追求していくと、最終目的地がどこかを考えざるを得ません。

「旅の目的は、参加者とフラットな関係をつくり、その感情を共有すること」

「完璧でない隊長がいいと思うんですよ。不完全な方が、隊員たちが活躍できるじゃないですか」

「トイレや枕の上、馬上とは今で言う散歩だが、俺には馬上がピッタリくる。大草原をゆっくり歩いていると様々なアイデアが浮かんだ。行動が変わると発想も変わる。乗馬は腹筋も鍛えられるが、脳も活性化するスポーツだ」
モンゴル旅行での乗馬体験より。

「きっと「ベストになる」という思いから「ベストを尽くそう」に置き換えられた瞬間から、うまくいったのだ。それは他人との競争ではなく、弱い自分自身との闘いだった。真正面から自分の恐怖心と向き合い、弱い自分を認め、受け入れたのだ」

「当時、空中都市「マチュピチュ」を見ることは俺の夢であり、45キロのインカトレイルを歩くことは目標だった。38歳のとき、夢手帳に書いていたのだ。
この手帳は、俺にとって未来を予言するもの、夢を予定に換える魔法の手帳でもある」
「夢手帳」が夢を叶える方法。

●「支援するとは「やる気」にさせること」

「俺は部屋に戻って、一人泣いていた・・・。独立までの13年間を思い出して涙が溢れた」
旅のカタチを理解しないクレーマーの存在、消費者センターからの苦情など・・・。明るい笑顔の「隊長」からはうかがい知れない苦労の数々がおありだったのですね。

「独立・起業して10年。この仕事に出会って23年。ようやく天職と思える仕事になった」
●●●「天職を見つけたというより、天職に育て上げたというほうが近いかもしれない」
好きなことを仕事にしたいから「起業」する。しかし、年がら年中、格闘し続けるかのような努力の賜物として天から授けられるのでしょう。このような覚悟がないと独立して成功できないのかもしれません。
「天職に育て上げる」この言葉を私の心のノートにしっかりと書きとめておきます。

「「旅好き」という趣味が高じて仕事になったと、よく勘違いされるが、俺は趣味が仕事になったのではなくて、仕事が趣味になったのだ」
ここまで言い切れるには、どれほど苦労があったことでしょう。「苦労が趣味だよ」と言われそうだけど。

「ありがとう!私のような旅をきっかけに、ひとりでも多くの日本人を元気にして、日本を元気にしてください」
旅の楽しさを通じて、元気のある日本人、日本を作り上げたいものです。

「旅をして変わるのではない。本来の自分を取り戻すだけなのだ」

「おまえは今回の人生で何を残せるのか」

著者の言葉はひとつひとつ私の胸に刺さり、鋭く問いかけてきます。
けっして読み飛ばせない言葉の数々が書かれています。
今年初めて、私の心の琴線に触れた本でした。

(「今日のデザート読書」2008年5月6日より。Blog掲載に際して句読点や改行の位置など少し修正してあることがあります)
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読んでくださってありがとうございます。

この本、ずいぶんとムーン・フェアリー・ヒロコさんに気に入っていただけたようですね。自分が担当した本ではないし、中村隊長とも面識はありませんが、それでも嬉しく思います。

この本、内容にいくぶん身内向けっぽい印象を自分は受けまして、中村隊長のことをまったく知らない人が読んだらどう感じるのだろう、この本で初めて中村隊長のことを知った人にも中村隊長の思いは伝わるのだろうかと、ちょっと心配に思ってたりするのですが、その点についてはどう感じられますか? あれ? ムーン・フェアリー・ヒロコさんって中村隊長とお知り合いでしたっけ?

中村隊長は非常に人望の厚い方で、さまざまな分野で活躍するたくさんの方々から慕われていることもあり、そうした方々がこの本についての感想やコメントをあちらこちらで書いてくださっています。それはそれで非常にありがたいのだけど、著者である中村隊長と個人的な接点や利害関係のない読者さんによる感想・コメントが見つけづらく、この本そのものについての客観的あるいは公平な評価がよくわからないんです。そんなこともあって、中村隊長と個人的な接点がない(と思われる)ムーン・フェアリー・ヒロコさんのような方にも「心の琴線に触れた」といっていただけると、とても嬉しいですわ。

「変えられるのは相手ではなく自分」
「全員を満足させること自体、無理」

などの言葉は、自分も非常に共感できます。

あぁ、ムーン・フェアリー・ヒロコさんにはぜひ、鬼丸さんの書いた『こうして僕は世界を変えるために一歩を踏み出した』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)の感想もお聞きしたいな。中村隊長の本とは内容の方向性がずいぶん違うけど、鬼丸さんのこの本も、心に響く、というか、突き刺さる?部分が多いのではないかと思います。とくに本の前半部。


というわけで、ムーン・フェアリー・ヒロコさん、ありがとうございました。5月の「本を読んで新刊ゲット!」にエントリーしますね。


みなさんも、こう書房の本を読んで感想・コメントを書いてくださったら、ぜひ教えてくださいね。
また、この感想・コメントを読んで「もしかして、この本いいかも」と思った方、お買い上げいただけるとやっぱりすっごくうれしいです(笑)。


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『感動が共感に変わる!』

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《この本を読んでくださった方は、こんな本も読んでいる... かも?》

カバー写真
『こうして僕は世界を変えるために一歩を踏み出した』

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『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった』

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2008/05/09

読書感想『成功するのに目標はいらない!』

けっこう大きめの地震があったときにラックの上に積んであったCDが崩れ、2枚ほどラックの裏側に落ちてしまいました。LPやCDや本やオーディオセットなどがみっちり詰まっていて動かせないラックの裏は、もう10年以上もアンタッチャブルな領域。どうしよう...


さて今日は、中さんからいただいた、
『成功するのに目標はいらない!』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)
の感想をご紹介します。

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カバー写真

成功するには目標はいらない?では何が要るの?

人のやる気の素("自分軸")には2つあります。
 「どうありたい?」に答える、ありたい姿(目標・ビジョン)
 「何のために?」に答える、自分らしさ(価値観)

このうち、自分らしさという価値観を重視して成功に向かっていく方法を本書では強調しています。

どんな仕事をするかよりも、巡り合った仕事をどうこなしていくかを大事にすることなので、周りに育ててもらうといったところでしょうか。
目標やビジョンが変わりやすい人にとって、価値観という視点で考えて見ることを教えてくれる良い本に思います。

(「積読タワーの攻略記」2008年5月5日より。Blog掲載に際して句読点や改行の位置など少し修正してあることがあります)
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読んでくださってありがとうございます。

今日の前ふりは、中さんのBlog名からインスパイア(そんな大げさなものじゃないですが)を受けました。うちには未読のまま積み上げられた本(積読タワー)はありませんが、未聴のまま積み上げられたCD(積聴タワー?)は豊富にあります。聴いたあとも収納場所がないために、やっぱりタワーのままになってたりしますが。

本の内容と、全然関係ないですね。すでにお気づきかもしれませんが、この本、自分が担当したものではありません。それはつまり、あたしゃ読んでないのよ、これ、ということです、はい。そんなわけで、これといったコメントもできず...

ちなみに「どうありたい?」と「なんのために?」とをくらべるのであれば、自分は「なんのために?」のほうに比重を置くかなぁ。でも、このふたつを完全に分けてしまうのはしっくりこない感じです。「どうありたいか」は「なんのために」の延長にあるのではないかなぁ。

自分はなんだかえらく的外れなことを書いているような気がしないでもありませんが、実際に読んでくださった中さんが「良い本に思います」といってくださっているのですから、きっといい本なんだと思います。読者さんに気にいってもらえてよかったね、担当のSさん。

というわけで、中さん、ありがとうございました。5月の「本を読んで新刊ゲット!」にエントリーしますね。


みなさんも、こう書房の本を読んで感想・コメントを書いてくださったら、ぜひ教えてくださいね。
また、この感想・コメントを読んで「もしかして、この本いいかも」と思った方、お買い上げいただけるとやっぱりすっごくうれしいです(笑)。


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『成功するのに目標はいらない!』

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2008/05/08

読書感想『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった II《熱い気持ち編》』


ひさしぶりに小説の『リング』を読みました。このお話、やっぱり映画版よりもハリウッド・リメイク版よりも原作小説がいちばんいいな。貞子ちゃん、かわいそう...


さて今日は、tatsusnno3さんからいただいた、
『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった II 《熱い気持ち編》』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)
の感想をご紹介します。

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カバー写真

前作( I )ほどのインパクトは受けませんでしたが、なんとなく仕事に対する気持ちが変わるこの本!
ディズニーランドの裏方を垣間見る事もできます。
著者の香取さんが、前作よりも成長し、悩み、葛藤する姿が読んでみてよくわかりましたし、立場が変わると(偉くなると!?)きっとこんな感じになるんだろうな・・・

文字は大き目、行間も少し開いていて、読みやすいと思います。
社会人として大切な事、心構えが書いてあるこの本!
読んでみてはいかがですか?

(「N氏のつぶやき」2008年4月20日より。Blog掲載に際して句読点や改行の位置など少し修正してあることがあります)
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読んでくださってありがとうございます。

tatsusnno3さんは、前作のカバー写真『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)も読んでくださっているのですね。

たしかに、ヤンチャ少年全開時にディズニーランドで働き始めるとこから始まり、幾多の経験を重ねて成長し、ついにはレジャー施設のコンサルタントとなり、コンサルタントとして九州の施設のスタッフさんと一緒にディズニーランドを訪れる話で終わる前作は、制作を担当した自分がいうのもなんですが、とてもドラマティックに構成できたと思っています。

それとくらべると、この2作目は、本全体の構成・流れの面で弱く、それがインパクトが弱いと感じられてしまうことにつながっているかもしれません。

でもね、この2作目には「夢を実現する男・佐賀屋くん」のお話が載っています。3章のほぼすべてを使った佐賀屋くんのストーリーは、この本の2章以前や前作に掲載されたお話と違い、最初から「連続もの」として書かれた原稿なので、お話どうしのつながりや構成に流れがあり、印象に残るんじゃないかと思います。本全体としてもこういうふうに「流れのある構成」につくれたら、もっとよかったのだけどなぁというのが反省点ですね。

そういったちょっとした弱点はあるものの、読むと「なんとなく仕事に対する気持ちが変わる」のは、前作と一緒じゃないかと思います。

日々の仕事はつらいことやつまらないことやムカつくことも多いけど、そうじゃない瞬間、あぁこの仕事をしててよかったと思う瞬間も、ときどきはあるはず。普段は忘れがちな、その瞬間の楽しさやうれしさを、思い出させてくれるんですよね。

それと、どんな人でもきっと持っているであろう「できることなら善良な人間でありたい」という想いを、ちょっと刺激してくれる。ヤンチャで調子のりで不真面目で叱られてばかりの「香取くん」がときおり発揮する「善良性」を見て、「できることなら善良な人間でありたい自分」が少し勇気づけられるというか。このあたりの感覚は、鬼丸昌也さんの『こうして僕は世界を変えるために一歩を踏み出した』という本(これもなかなか胸にグッとくる本です)に似てるかも。

あわただしい毎日を過ごすうちに、社会人として、職業人として、人間として、大切なことへの想いが、心のうちからだんだんと薄れていってしまうことがあります。そういったものを思い出し、たとえ小さくても心にきちんと残しておくために、ときおり読み返したくなる、読み返さなくちゃなぁと思い出すシリーズなんですわ、これって、自分にとって。


というわけで、tatsusnno3さん、ありがとうございました。5月の「本を読んで新刊ゲット!」にエントリーしたいと思いますので、よろしければメールアドレスをお知らせいただけますか? ここのコメント欄からでも(「メールアドレス:」のところに書き入れてもコメント欄には表示されませんし、他の方がそのアドレスあてにメールを送ることもできませんので、ご安心を)、あまろ~ねにメールを送るからでもけっこうです。メールアドレスをお知らせいただいた時点でエントリーとさせていただきます。


みなさんも、こう書房の本を読んで感想・コメントを書いてくださったら、ぜひ教えてくださいね。
また、この感想・コメントを読んで「もしかして、この本いいかも」と思った方、お買い上げいただけるとやっぱりすっごくうれしいです(笑)。


カバー写真
『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった II 《熱い気持ち編》』

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《この本を読んでくださった方は、こんな本も読んでいる... かも?》

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『働くことの喜びはみんなディズニーストアで教わった』

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『こうして僕は世界を変えるために一歩を踏み出した』

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2008/05/02

読書感想『外国映画の歩き方』

昼食を食べに入ったお店でとなりの席に座った若い女性客が「今朝、テレビでアナウンサーが『連休も後半に突入し』っていっててさぁー、いつから連休始まってたんだよ! ていうか、あたしはやっと明日から連休だよ!」と腹立たしげに話してました。おつかれさまです。


さて今日は、メールでUさん(ペンネームの記載がなかったので、頭文字だけにしておきます)からいただいた、
『外国映画の歩き方』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)
の感想をご紹介します。

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カバー写真

文章の所はなかなか興味深いと存じます。ただ、半分は漫画で埋めて内容を薄めて、深い洞察に届かさないないような…、解説の根拠が…、まぁ気のせいです。

(Blog掲載に際して句読点や改行の位置など少し修正してあることがあります)
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読んでくださってありがとうございます。

うぅ、マンガの部分があまりお気に召さなかったようで残念です。

おそらくUさんは日頃からたくさんの書籍を読まれる方なのでしょうね。本を読みなれている方、読書がお好きな方からすると、たしかに物足りない感じはするかもしれません。

もともと深い洞察を目的としたわけではなく、あくまでも西洋映画をいままでとは少し違った視点で見られるようになるための入門ガイド的なものをつくろうという意図でした。極力文字(文章)を減らして、できるだけマンガ(ヴィジュアル)で表現することで、しっかり読み込まなくても楽しめるようにつくるというのも意図的なものです。書籍というよりも「エンタテインメント商品」ぽいものをめざしました。いわば、旅行書における「ポケット版の簡単な旅行ガイド」のような位置づけで、映画を題材に西洋文化を簡単に紹介するような本なので、その点をご理解いただけるとありがたく存じます。

というわけで、Uさん、ありがとうございました。3月の「本を読んで新刊ゲット!」にエントリーしますね。

みなさんも、こう書房の本を読んで感想・コメントを書いてくださったら、ぜひ教えてくださいね。
また、この感想・コメントを読んで「もしかして、この本いいかも」と思った方、お買い上げいただけるとやっぱりすっごくうれしいです(笑)。


カバー写真
『外国映画の歩き方』

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2008/04/21

読書感想『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった』


つくった本が「なぜ売れなかったか」は理由を見つけられることが多いけど、「なぜ売れたか」の理由はよくわからないことのほうが多い今日この頃です。


さて今日は、紫藤槞薙さんからいただいた、
『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)
の感想をご紹介します。

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カバー写真

なんだその本!って感じかもしれないんですけど、この本とても参考になります。

基本的に文字読むのは苦手です。
開始3行で瞼が重くなってくるタイプの人間なんですけど、この本は珍しくスラスラ読めました。

この本の出合いはまず社会人になる5日前に京都へちょっと遊びに行った帰りの京都駅の本屋で見つけたんです。
まだ全く社会人になる心構えも気持ちも意識も無い私はどうにかしないといけないなぁ~なんて思ってた時に見つけたんです。

帯に魅かれて買ったんです。

『大切なことを教えてくれた「ディズニー」の魔法 「人を楽しませる」「人を動かす」マニュアルにはないことが…』

って書いてあるんですよ。
これは買って読んでみよう!だってタイトルが、

『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった そうか、「働くこと」「教えること」「本当のサービス」ってこういうことなんだ』

ですよ!かなり長いなぁと思いますが…

本の内容としては、著者の香取貴信さんが学生時代にディズニーランドのキャストとして働いていた時の実体験を基にして、「働くこと」「教えること」「本当のサービス」などの4章に分かれた本でして、本の中の香取さんは段々と新米バイトから責任者になっていく中でぶつかる様々な壁を乗り越えていく時どうしてやったのか…などが書いてあるのです。

本の書き方としては、ただダラダラと文字の羅列ではなく、簡潔にその出来事が記されているので読みやすいんです。

私かなりディズニーランドへは足を運んだことがあるんです。去年から今年のカウントダウンはディズニーランドで過ごしたほどの者ですから。
ですから、キャストさんがどんなモノかも分かるし、キャストさんから色々なサービスをゲスト(客)として受けているわけで、ちょっとキャストさんの裏事情を知るみたいでそんな楽しみもありながら読めたんです。

でも、中身は本当にためになるものばかりで、これから私は宝飾販売士(見習)として働く上で必ずついて回るのが『顧客満足』。
いかにお客様に満足のゆく接客をやっていかなくてはいけないんですよ。販売士の皆さんは同じだと思います。

それが、営業であろうが事務であろうが、なんであろうが最終的に私たちは自分の為に働いているのですが、本当は自分以外の誰かの為に働いているんです。

今私の場合は販売士、要するに接客。

これはキャストさんと同じで、直にお客様と販売士1対1での接客になるわけで、同じなんですよ。

ディズニーランドのキャストの皆さんはいかにゲストに素敵な思い出を作ってもらか、
私は、いかにお客様に似合う、満足のいってもらえる商品を提供するか、
根本は同じなんですよ、(何回同じって言ってるのだろうorz

ですので、この本に書かれていること全て素直に読むことができました。
この本のおかげで接客の在り方を改めて考え直しました。

(「Solitary Of Яabbit」2008年4月11日より。Blog掲載に際して句読点や改行の位置など少し修正してあることがあります)
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読んでくださってありがとうございます。

はい、この本、「基本的に読書って苦手なんだけど、これは最後まで読めました」という読者さんがけっこうたくさんいらっしゃるんです。なんでかな。たしかに文字も大きいし行間も広いし、だから実は文章量がけっこう少ないという理由もあるんでしょうが、やっぱり主人公の「香取くん」のキャラがいいからなのかな。

キャストになりたてのころの「香取くん」、もう、めちゃくちゃですよね。日本でナンバーワンのホスピタリティ企業といわれることもある、あの東京ディズニーランドの従業員なのに、それはないだろうと思われるような人柄(^^;)が随所に現われます。

でも、こんなキャラの濃い「香取くん」を採用し働かせようという職場です。そこにいる上司や先輩たちもみなキャラが濃い。そもそもディズニーランドという「場」自体もキャラが濃いですね。

そんな、キャラの濃い「場」でキャラの濃い同士がぶつかったり共感したりを繰り返すうちに、香取くんのなかの「悪キャラ」が徐々に小さくなっていき、悪キャラの影に隠れていた「天使キャラ」が前面に出てくることが多くなってきます。だけどやっぱりときどき悪キャラが現われては香取くんを調子に乗せ、その様子を見たキャラの濃い先輩がガツンといい、悪キャラはぷしゅぅぅぅと退散する... というのが基本パターンでしょうか。

登場人物それぞれのキャラが立っているのが「読みやすい」理由のひとつでもあると思いますが、もうひとつ。それぞれのお話の構成や場面展開がですね、実はテレビドラマを参考にして書かれているのだそうです。

著者の香取さんは、いまでこそ勉強のために本もたくさん読まれるようですが、この本のもととなったメルマガを書き始めた当初は、本を読むのが苦手だったそうです。本よりもテレビのほうが好きだったんですね。

もともと人を楽しませたりすることが大好きな香取さんです。メルマガも楽しく読んでもらいたい。どうしたら楽しく読めるかなと考えたときに思いついたのが、1時間もののテレビドラマの構成をまねること。最近はイレギュラーな感じのものも増えてきましたが、ドラマってCMの入るタイミングが似てるじゃないですか。タイトルがあって、お話が始まって、いいところでCMが入って、CMあけには場面が変わってたりして、またCMが入って、エンディングに向けてすべてが収束していく... みたいな。その構成や時間配分を頭に描きながら、メルマガの原稿を書いたのだそうです。

ふだんは本を読むのがあまり好きではないとおっしゃる方にも「読みやすい、最後まで読めた」といっていただけることが多いのは、構成のしかたにテレビドラマのまねがあるからというのも、理由のひとつかもしれません。

そしてもちろん、そこで展開されるドラマの中に、読者さんが心の中に持っている「よいもの」に触れる言葉や考え方がはしばしにあるからなんだろうと思います。


というわけで、紫藤槞薙さん、ありがとうございました。3月の「本を読んで新刊ゲット!」にエントリーしたいと思いますので、よろしければメールアドレスをお知らせいただけますか? ここのコメント欄からでも(「メールアドレス:」のところに書き入れてもコメント欄には表示されませんし、他の方がそのアドレスあてにメールを送ることもできませんので、ご安心を)、あまろ~ねにメールを送るからでもけっこうです。メールアドレスをお知らせいただいた時点でエントリーとさせていただきます。


みなさんも、こう書房の本を読んで感想・コメントを書いてくださったら、ぜひ教えてくださいね。
また、この感想・コメントを読んで「もしかして、この本いいかも」と思った方、お買い上げいただけるとやっぱりすっごくうれしいです(笑)。


カバー写真
『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった』

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《この本を読んでくださった方は、こんな本も読んでいる... かも?》

カバー写真
『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった II 《熱い気持ち編》』

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『働くことの喜びはみんなディズニーストアで教わった』

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2008/04/17

読書感想『外国映画の歩き方』

発売直後から著者の友人らによる絶賛書評があちらこちらのBlogにアップされる本は、先入観のない一般読者の率直な書評を見つけにくくてちょっと困ると思う今日この頃です。

さて今日は、七瀬由布さんからいただいた、
『外国映画の歩き方』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)
の感想をご紹介します。

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カバー写真

欧米の物の考え方の原点とか、キリスト教の在り方とかが、映画に絡めて紹介されています。
イラストやマンガ形式の解説もあるから、とても分かり易い。

こだわりの色、こだわりの動物なんか、そう思って映画を見ると、「あ、そうだったのかぁ」っていうのが、多々あります。

特に「キリスト教と宗派」の、キリスト教をロック・バンドに例えた変遷は、笑えた上に納得の一文。

ミケランジェロもダ・ヴィンチもヴァチカンもいいよ。そもそもキリスト教って、なんなのさ!? って方にはお勧め。
「映画と一緒に楽しんで下さい」な、一冊です。
世界最大の映画産業「ハリウッド」の成り立ちも、よく分かります。

(「ミケランジェロが好き!!」2008年4月4日より。Blog掲載に際して句読点や改行の位置など少し修正してあることがあります)
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読んでくださってありがとうございます。

そうなんですよ。そう思って映画を見ると「あ、そうだったのかぁ」っていうこと、いっぱいあるんです。ある日、このことに気づき、もしやこれまで大量の「あ、そうだったのかぁ」を見逃してきたのではないか、それは悔しい、残念だ、と思ったのが、この本の企画を立てるきっかけでした。

しかし、企画原案をつくるまではけっこう簡単だったものの、それをいかにして表現していく(本にする)か、誰に書いてもらうのか、の段階は困難続きだったなぁ。著者候補さんに相談しても、最初のうちは「いってることがよくわからん」「いいたいことはわかるけど、それを本に表現する方法がまったく想像つかん」と断られることだらけ。

そんな失意の日々のなか(大袈裟すぎ)、仕事上でお付き合いのあったイラストレーターさんの知り合いの知り合いとして三笠加奈子さんを紹介されました。「わたしは直接は知らないんだけど、ときどきイラストの仕事をしている、ある出版社に出入りしているライターさんで、三笠さんっていう、すっごく映画に詳しい女の子がいるらしいですよ」って。藁にもすがる思いで(だから、大袈裟だって)三笠さんに会い、こんな企画なんだけど書けますかねぇと問いかけたところ、彼女はこともなげに「できると思います」といったのであった。女神降臨。

それからの日々は、いやぁ、楽しかったなぁ。毎回、原稿が届くのが楽しみでしかたがなかった。もうほとんど自分が読みたいがためにつくったような本ですから。そして三笠さんってば当初予想していた以上にはじけた視点を披露しまくってくれたものですから。ロック・バンドに例えたキリスト教の変遷なんて、なかなか書ける人、書けたとしてもほんとに本に書いちゃう人、そういないよ、きっと。

そんなわけで、企画立案当初にぼんやりと思い描いていたものよりもはるかにキッチュでキュートな本に仕上がりました。うちが基本的にビジネス書の出版社で、映画や西洋文化ジャンルの本の販売ノウハウがなく、そのジャンルの書店担当者とのコネクションづくりやアプローチもうまく行なえなかったため、発行時に書店であっさりと売られただけで、あまり話題になることも、映画ファン・西洋文化ファンの目にとまることもなかったですが、運よく、あるいは目ざとくこの本を見つけ、読んでくださった映画ファン、西洋文化ファンの方々は、総じておもしろがってくれています。よかった。

企画立案および制作担当者として思い出深く、またできあがった本そのものにも思い入れのあるこの本ですが、出版社在庫がだいぶ少なくなってきています。そして残念なことに、これまでの売れ行き推移では品切れになっても増刷することはできないだろうな。そんな状況ですので、ご興味のある方でまだお持ちでない方は、おはやめにお買い求めくださいね。

というわけで、七瀬由布さん、ありがとうございました。3月の「本を読んで新刊ゲット!」にエントリーしたいと思いますので、よろしければメールアドレスをお知らせいただけますか? ここのコメント欄からでも(「メールアドレス:」のところに書き入れてもコメント欄には表示されませんし、他の方がそのアドレスあてにメールを送ることもできませんので、ご安心を)、あまろ~ねにメールを送るからでもけっこうです。メールアドレスをお知らせいただいた時点でエントリーとさせていただきます。


みなさんも、こう書房の本を読んで感想・コメントを書いてくださったら、ぜひ教えてくださいね。
また、この感想・コメントを読んで「もしかして、この本いいかも」と思った方、お買い上げいただけるとやっぱりすっごくうれしいです(笑)。


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『外国映画の歩き方』

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《この本を読んでくださった方は、こんな本も読んでいる... かも?》

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『マンガで楽しむ旧約聖書』

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『マンガで楽しむ新約聖書』

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2008/04/14

読書感想『社会人のための読解力トレーニング』

先週の血液検査で正式に「花粉症認定」されてしまいました。なんか、くやしい...

さて今日は、良い本発見!さんからいただいた、
『社会人のための読解力トレーニング』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)
の感想をご紹介します。

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カバー写真

誰でも読解力って大切だってことは知っていますよね、でもそれってどうやって身につければ良いのでしょうか?

それには本を読むことが大事ですが。

社会人のための読解力トレーニングでは、正しい読解力とは、客観的に文章を読める力と定義しています。ただこの客観的にというのが難しいんですよね。^^;

どうしても主観的になってしまう。

いろいろ訓練するとそれも可能になるようですが。

この本では、問題を解きながら読解力をつけていく訓練をしています。

まず客観と主観について。この違いにまずは気づくことですね。

読み進めていくと指示語が出てきます、これの違いもあったんですね。「これ」「それ」「あれ」「どれ」の違い?分かりますか。

あとは行間の読み方なども書かれています。

学生なら一度は勉強したはずですが、しっかりとマスターしているひとも少ないかもしれないですね。社会人となってそれをしっかりと活かしているかというとどうでしょう?

読解力がつくということは相手の言っていることを理解する力が付くということですからね。また自分が主張したいことを論理的に話すことも出来るようになるでしょう。

昨今は論理的に話すことが重要視されていますが。それは論理的に話すことが、それだけ難しく、あまり意識していないからでしょう。

そういった意味では大変参考になる一冊です。

そんなの難しくってという前にまず、読んでみてください。

(「読書で思考を読み取る」2008年3月16日より。Blog掲載に際して句読点や改行の位置など少し修正してあることがあります)
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読んでくださってありがとうございます。

「社会人のための」とついているわりには内容が簡単すぎる、ふつうの大人ならこのくらいのことは当然わかっている……というご意見もあるこの本です。

そうかもしれません。たぶん、日頃から当たり前のように文章に接している人、日常的にそれなりの分量の文章を読んでいる人にとっては、あまりに「当たり前のこと」しか書いていない本でしょう、これ。

でも、そうでない「大人」も、実はけっして少なくないと思うんです。mixiとかでのやりとりを見ていても、あきらかに「他人の書いた文章の読み方を間違っているとしか思えない」流れが見えることも少なくありません。いったい、元の文章のどこをどう読んだらそういうふうに受け取れるのだろうと、不思議に思うこともあります。

たいていは主観と客観の区別、事実と推測の区別が上手にできていないための誤読のようですが、そういう誤読をする方は、自分のなかでも主観と客観、事実と推測をきちんと区別しないことがあったりして、それらをごちゃ混ぜのまま相手に反応するので、いっそう混乱していきます。自分の考え(主観・推測)をあたかも客観的な事実であるかのように書いたりして。

そもそも、混乱の元となった最初の文章自体もそれらの区別が曖昧だったりします。そういう文章に出会ったとき、それなりの読解力がある人なら「この人、主観と客観、事実と推測の区別が曖昧だから、気をつけて読もう」と思うのですが、客観的に読むことに慣れていない人は、区別が曖昧なひとつひとつの「言葉」につい反応してしまい、区別が曖昧な反論をして、議論を混沌へといざなったりするケースもあるわけで。

そう。正しい読解力=客観的に文章を読める力が弱い人は、客観的な文章を書くのも苦手だったりすることが多いんですね。そして、「文章で意思疎通をする力」は、「会話で意思疎通をする力」にも影響してくるんです。

良い本発見!さんがおっしゃるように、

「読解力がつくというとは相手の言っていることを理解する力が付くということですからね。また自分が主張したいことを論理的に話すことも出来るようになるでしょう。」

ということなんですね。

論理的に考える、論理的に話す、というテーマが最近流行ってますが、それにはまず、論理的・客観的に文章を読む=読解力をつけることが必要です。そのための非常にわかりやすい入門書が、この本なんですね。

おそらく、このBlogを読んでくださっているような方は「文章を読む」ことにも慣れているでしょうし、きっと充分な読解力もあることでしょう。だから、あなたにはこの本は必要ではないかもしれません。

でも、ちょっと周囲を見回してみてください。友人に、職場の同僚や部下に、あるいは甥っ子とか姪っ子とかに、「こいつの読解力、ちょっとヤバくね?」という方、いらっしゃいませんか? もしそういう方がいらっしゃったら、ぜひ誕生日やクリスマス、その他何でもいいですが記念日等のプレゼントに、この本をぜひ贈ってあげてください。相手から「嫌味なやつ」と思われて、嫌われたとしても当Blogは一切感知しませんけれど(^^;)。


というわけで、良い本発見!さん、ありがとうございました。3月の「本を読んで新刊ゲット!」にエントリーしたいと思いますので、よろしければメールアドレスをお知らせいただけますか? ここのコメント欄からでも(「メールアドレス:」のところに書き入れてもコメント欄には表示されませんし、他の方がそのアドレスあてにメールを送ることもできませんので、ご安心を)、あまろ~ねにメールを送るからでもけっこうです。メールアドレスをお知らせいただいた時点でエントリーとさせていただきます。


みなさんも、こう書房の本を読んで感想・コメントを書いてくださったら、ぜひ教えてくださいね。
また、この感想・コメントを読んで「もしかして、この本いいかも」と思った方、お買い上げいただけるとやっぱりすっごくうれしいです(笑)。


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『社会人のための読解力トレーニング』

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2008/04/08

読書感想『銀座流 売れっ娘ホステスの会話術』

ひさしぶりに腰痛が再発しまして、つらいです。椅子に座ってても痛いし、歩いても痛いよ。

さて今日は、ももかんさんからいただいた、
『銀座流 売れっ娘ホステスの会話術』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)
の感想をご紹介します。

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カバー写真

ホステスの方の会話術には、前から興味がありました。

ナンバーワンは必ずしも絶世の美女でないこと。
そしてそれなのにナンバーワンの地位を築けるのは、会話術。つまり、コミュニケーションのとり方がうまいから。

とても勉強になる内容です。
その中には、私自身自然と実践してたこともあったし、新たに気づかされたとこも多々ありました。

就活中、面接で大事なのもコミュニケーション。
実は話の中身よりも、そういう”場”を読むチカラみたいなのが、圧倒的に合否に関わってたりするのかも。。と、最近思ったりします。わかりませんが。

そして、営業について。
特に”女性ならではの営業”っていうとこにも今興味があるので、そういうことにも本書はとても役立つ知識が書いてありました。

ホステスになってみたいと一瞬思ったけど、それはおいといて。

こういう知識の引き出しをこれからたくさん作っていきたいです。

早く実践したい。働きたい。

(「☆「凛」ブログ☆」2008年3月23日より。Blog掲載に際して句読点や改行の位置など少し修正してあることがあります)
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読んでくださってありがとうございます。

就活中ということは、ももかんは学生さんなんですね。そうかぁ、女子学生さんもこの本を読んでくれるんだ。いちおう、企画を立てるときには現役のホステスさんやホステスになりたいと思っている女性だけでなく、「売れっ娘ホステスを“魅力的な女性”のひとつのモデルとしてとらえる一般女性」も読者として想定していたのだけど、その想定はそれほど間違ってはいなかったと考えていいですよね。

しかし、ポイントはやっぱりホステスさんの“会話術”にあるのでしょうか。たとえばもしこれが“会話術”ではなく、たとえば「売れっ娘ホステスのマナー」とか「売れっ娘ホステスの勉強法」とか「売れっ娘ホステスのお金の貯め方・増やし方」だったら、やっぱりそんなに興味を引かなそうだなぁ。「売れっ娘ホステスの人付き合い術」はいけるか?

いやね、この本が売れたものですから、営業部からも書店さんからも「第二弾をつくれ」とかいわれるわけです。でもさ、この本の第二弾って、なに? ホステスさんの会話術については、ほぼこの本で必要なこと、重要なことはすべて書いてしまったと著者さんはおっしゃいます。書きこぼしてしまったこともいくつかあるけれど、新たに1冊、別の会話術の本をつくるほどにはネタがないと。じゃぁ会話術以外で第二段というと、どんなテーマが? というところで悩んじゃってるのです。なにがいいでしょか?

あれかなぁ。むしろ「売れっ子ホストの会話術」のほうが企画の方向として正解なのかなぁ。しかし、ホストさんの会話の目的ってなんだろう? ホストさんのようになりたい、ホストさんのように会話ができるようになりたいっていう読者さんって、そこになにを求めているんだろう?

なんかなぁ、ホストさんとホステスさんって、同じ夜のお仕事、風俗系のお仕事ではあるかもしれないけれど、役割がだいぶ違うような気がするのは、たんに勉強不足なだけでしょうか。

なんか、書いてくださった本の感想とぜんぜん関係ありませんね。すみません。

最初のほうで「ホステスの方の会話術には、前から興味がありました。」と書いていますが、なぜ、興味があったのかしら。なぜ、その対象がホステスだったのかしら。実際にホステスさんがお客さんと会話している姿をご覧になったことがあったのかな。

自分は銀座で遊べるほどの甲斐性がありませんが、それでも若いころ、何度か人につれられて、比較的長く続いている銀座の会員制クラブなるところへ行ったことがあります。そこで何人かのホステスさんやママさんにも会ったわけですが、彼女たちは本当に上手に話し相手になってくれます。ろくに世の中のことを知らない自分のような小僧にも、けっして馬鹿にすることも説教くさくなることもなく、きちんと話を聴いてくれ、望めば的確なアドバイスもくれるし、たずねれば知らなかったことも教えてくれる。もちろんお店には会社の経営者さんや作家さんなど、ものごとをよく知っている「大人」もたくさん来るので、彼らとは彼らのレベルに合わせた会話ができるくらい、いろんなことを知っていて、よく勉強してるのに、偉ぶらないんだよなぁ。しかも、気持ちよく話せて、ただ一方的に話すだけでなく、きちんと話を膨らませてくれたり、新たな気づきがある方向へさりげなく誘導してくれていたりして。自分にとって初めて出会った「ホステスさん」がそういう人たちだったので、自分にはホステスさんを、ある種の軽蔑をこめて「水商売」「夜の商売」と呼ぶことができませんし、呼ぶ気も起きません。

ただ、すべてのホステスさんがそうかというと、そうではないわけで。新宿の、ほとんどお客さんの入っていない、経営的に苦しそうなお店につれられて行ったときは、きつかった。そこのママさんは、すべてにおいて上から目線で、自分の意見を押し付けるばかり。こちらが世間知らずの小僧なことをいいことに、ほとんどこっちを全否定でした。なので会話が弾むはずはなく、いやな気分をたくさん抱えてさっさとお店を出たものです。たぶん、けっして間違ったことはいっていないのだと思います。だけど、この人から聞くことはすべて腹立たしく聞こえるようになってしまいました。そりゃお店もはやらないよね。

話の中身も大切だけど、それ以上に「コミュニケーションのとり方」「場を読む力」が相手との関係や印象を左右するのは間違いなくそのとおりです。そしてやはり、銀座でお客さんに愛され、ママに愛され、お店に愛されるホステスさんは、そういう部分が上手だし、気を使っているし、勉強しているのでしょう。

そして、それはホステスさんだけでなく、日常のコミュニケーションにも役立つ部分が多いだろうし、女性だけでなく、男性にとっても役立つ部分が多いのではないかと思うのですわ。


というわけで、ももかん、ありがとうございました。3月の「本を読んで新刊ゲット!」にエントリーしたいと思いますので、よろしければメールアドレスをお知らせいただけますか? ここのコメント欄からでも(「メールアドレス:」のところに書き入れてもコメント欄には表示されませんし、他の方がそのアドレスあてにメールを送ることもできませんので、ご安心を)、あまろ~ねにメールを送るからでもけっこうです。メールアドレスをお知らせいただいた時点でエントリーとさせていただきます。


みなさんも、こう書房の本を読んで感想・コメントを書いてくださったら、ぜひ教えてくださいね。
また、この感想・コメントを読んで「もしかして、この本いいかも」と思った方、お買い上げいただけるとやっぱりすっごくうれしいです(笑)。


カバー写真
『銀座流 売れっ娘ホステスの会話術』

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《この本を読んでくださった方は、こんな本も読んでいる... かも?》

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『不安な気持ち・いやな気分がラクになる本』

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『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった』

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2008/04/02

読書感想『本当にあったホテルの素敵なサービス物語』

どうやら今年ついに本格的に花粉症デビューをしてしまったようで、辛いです。鼻は垂れるし詰まるし、くしゃみは出るし、目はかゆいし、唇は荒れるし、なんか顔もかさかさしてきた気がする。いまはほとんどデスクの前でパソコンに向かっているだけなので鼻かみ放題、くしゃみし放題、目薬差し放題でいいのですが、レストラン企業に勤めていたときに花粉症にならなくて、本当によかったと思います。鼻水を垂らしながら料理は運べないし、食事中のお客様がいらっしゃる前でくしゃみし放題というわけにもいきません。スーパーなどだとマスクをしてお仕事をしている方も見かけますが、レストランではそうもいかなそうです。花粉症のサービススタッフのみなさんは、きっとたいへんな思いをされているのだろうなぁ。

さて今日は、はるみんさんからいただいた、
『本当にあった ホテルの素敵なサービス物語』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)
の感想をご紹介します。

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カバー写真

お勉強と思って読みました。

タイトルには「物語」ってありますけど、エッセイっていうか、感想文っていうか、体験談っていうかね。
色々なホテルを泊まり歩くことが趣味の著者が、実際に体験したことをまとめているのです。

宿泊中、奥様が緊急胃腸炎になってしまったときのホテルマンの迅速で的確な対応。
「ありがとう、友だち」と日本語で話しかけてくれた、フランスのホテルのこと。
特に何があったというわけじゃないけれど、水や大地のような、さりげないサービスが行き届いていたという帝国ホテルでの宿泊体験。

ホテルマンに限らず、「サービスとは何か」ということを考えさせてくれる良書です。

また、ビジネス書にありがちな、著者の「上から目線」がなくて、わたしは好感を抱きました。

かっこつけてないというか、自分のアタマのよさをアピールしていないというか、変に偉ぶっていないのね。
かたくるしい、難しい言葉で、ごまかしたりしない。
そういうのが、いい文章だと思うのです。


(「雪がふったら、ねこの声」2008年3月20日より。Blog掲載に際して句読点や改行の位置など少し修正してあることがあります)
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読んでくださってありがとうございます。

この本はね、実は意外と「難しい内容」なんですよ。難しいというより、わかりにくいというか、イメージしにくいというか。「サービス」がテーマなんだけど、では「よいサービスとはどんなものか」という問いに対し、「当たり前に感じられる安心感や心地よさ」をひとつの解答として主張しようとした本だからです。

当たり前なことが、当たり前に提供されても、それを受けたほうはたいていの場合、当たり前としか感じません。それのどこが「よいサービス」なんだ? 「よいサービス」ってのはもっと、ワクワクしたり、感動したり、印象に残るものではないのか? そう考える方が多いでしょう。

実際、ディズニーランドやリッツ・カールトンなどを題材に「よいサービス」「ホスピタリティ」を説く書籍の多くは、そうした印象的なサービスを例としてあげています。そうしたサービスを実際に体験した人は感動し、また体験したことがない人でも本で読んで「自分もこんなサービスを受けたら、きっと素晴らしい気分になれるだろう」と想像できます。

そういうサービスを提供できるということは、素晴らしいことです。そうしたサービスを考える気持ちも素敵ですし、それを実現できる環境も素晴らしい。

でも、毎回毎回「感動」させられたら、それはそれで疲れてしまうこともあるなと自分は思うんです。ディズニーランドで楽しく華やかな休日を過ごすのも楽しいけれど、広い芝生のある公園や綺麗な水の流れる川べりで1日ぼんやり過ごすのも、やっぱり楽しいと思うんです。

でも、せっかく広い芝生がある公演なのに、芝の手入れが悪くて一部が枯れていたり地面が見えていたら? せっかく綺麗な水の流れる川べりなのに、上流からゴミが流れてきたら? 気分はだいなしですね。

広い芝生は、当たり前のように綺麗に生え揃っていてほしい。
綺麗な水の流れる川は、当たり前のようにゴミのない状態であってほしい。
芝生として当たり前の状態に、綺麗な川として当たり前の状態に、あってほしい。
というか、そういう状態であって当たり前。芝がはげていたり川にゴミが浮いてれば印象に残るかもしれませんが、当たり前の状態であれば「気になること」がないので、あまり印象に残らなかったりするのです。

でも、「当たり前の状態」を保つのって、実はけっこうたいへんです。誰もケアせず放っておけば、いずれ芝は枯れてしまうし、川にゴミを捨てる人も出てきます。当たり前の状態を当たり前に保つには、そのための絶え間ない努力が必要なんです。

その努力が「感動のサービス」に劣るとは、けっして思えません。むしろ、わかりやすい派手さがない分、それを続けていくには強い意思とストイックな美学が必要になります。そこにあるのは「お客様に安心して心地よく過ごしていただきたい。くつろいだ時間を過ごすことで喜んでいただきたい」という想いでしょう。

「お客様を喜ばせたい」と「お客様に喜んでいただきたい」は、言葉は似ているけれど、意識的にはかなり違います。最近は「お客様を喜ばせたい」人と、そうした人に喜ばされたい人がクローズアップされている感がありますが、サービスやホスピタリティの基本、根っこのところにあるべきなのは「お客様に喜んでいただきたい」という気持ちだと思うんです。「サプライズ」や「ミスティーク」も大事だけど、その前に、きちんと「安心感」や「くつろぎ」を提供する。それがサービスの仕事として「当たり前」のことであり、もっとも基本的かつ大切なことではないのでしょうか。

そんな想いを込めて、この本はつくられました。当たり前のことを当たり前に受けた心地よさを書いているので、そんなことは当たり前だろと思ってしまえばおもしろくもなんともないかもしれません。著者さんの、ただの感想文、体験談にしか思えないかもしれません。実際、ただの体験談というか、著者さんの日記みたいな内容ですし。なので、おもしろくない、読んでも役に立たない、という感想を持たれた方も少なくありませんでした。

でもね、著者さんがわざわざそれを書いたのには、理由があるんです。それを書くことで伝えたかった「サービスの想い」があるんです。そこを感じてくださった方には、これまでにあまり類書のない「よいサービス」を記した本として、喜んでいただけたようです。

そして、はるみんさんにも楽しんでいただけたようで、きっと著者さんも喜んでくれるでしょうし、制作を担当した自分としても嬉しく思うのです。


というわけで、はるみんさん、ありがとうございました。3月の「本を読んで新刊ゲット!」にエントリーしたいと思いますので、よろしければメールアドレスをお知らせいただけますか? ここのコメント欄からでも(「メールアドレス:」のところに書き入れてもコメント欄には表示されませんし、他の方がそのアドレスあてにメールを送ることもできませんので、ご安心を)、あまろ~ねにメールを送るからでもけっこうです。メールアドレスをお知らせいただいた時点でエントリーとさせていただきます。


みなさんも、こう書房の本を読んで感想・コメントを書いてくださったら、ぜひ教えてくださいね。
また、この感想・コメントを読んで「もしかして、この本いいかも」と思った方、お買い上げいただけるとやっぱりすっごくうれしいです(笑)。


カバー写真
『本当にあった ホテルの素敵なサービス物語』

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《この本を読んでくださった方は、こんな本も読んでいる... かも?》

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『サービスマインドをたかめる物語』

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『ディズニーランドが大切にする「コンセプト教育」の魔法』



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2008/03/19

読書感想『40代で始める「最終戦略」ノート』


今日は、ムーン・フェアリー・ヒロコさんからいただいた、
『40代で始める「最終戦略」ノート』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)
の感想をご紹介します。

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カバー写真

社会人となって約20年たった時点で、仕事・仲間・生活の見直しをして、人生後半を豊かに過ごそうという本。

以下抜書き。

「私たちは学生時代は個として生きていた。それが会社に入ることによって会社との一体化の毎日になった」
この本は大体が「会社人」としての中間決算を述べています。

本書は
「仕事で大きな成果を出す「仕事価値」の最大化、人との豊かな関係作り、スーパー仕事術の習得、そして事故成長、趣味、資金運用も含めたトータルの人生価値の最大化の戦略」
を示した本です。かなり広範囲な分野を含みます。

「会社との距離ができる理由
処遇ができない、使えるお金が減る、気持ち・意欲が下がる、時代の変化についていけない」

「私は30代前半の時に、勉強会を先輩から譲り受けて主催者となった」
社外の勉強会に「参加」する方から「主催」する方にも回ったのです。

●金銭面では「給料がいくらだとかいうことがもう意識から消え去って、お金を考えなくなる生活が理想である」

「海外旅行なども「定年過ぎたらいくらでもやろう」と思うかもしれない。実は私は20代から海外旅行を趣味でやってきて出張も含めると49カ国を回っている。けれども、20代のときの安いフライトで行って一人でまわって安いホテルで泊まり、1日でも長くいたり、そして死んでも見てやろうという熱意が今あるかといえば、すごく低下している」
つまり、今しかできないことを優先しましょう、ということ。
定年になったら、海外旅行をする元気がないかもしれません。

「私は自分の中の飲食店ベストテンを作って趣味として楽しんでいる」
「何かの会に幹事をやり、店を選ぶ時、その会の目的、人数から相手との親密さ、当日の雰囲気作りなど、すべての要素を懸案し、ベストの店と座る席を決める」
意外に座る席は大事だと思います。

「成功するリーダーの4つの条件
多様な体験、いい人間関係、ミスへの対処力、ストレスマネジメント」

ビジネスは「フロービジネスとストックビジネス」があります。
「ストックビジネスをやった方が、経営的には圧倒的に優位」

「半歩先を行く商品づくり」
「情報発信は、会社からリリースの形でマスコミ各社に流す方法もある」

「自分 オンリーマン戦略、実践と理論を結びつけ、会社の業績向上⇔新たな理論創造」
西山さんの立ち位置というのは創業者であり、学者でもあるというスタンスと同時に、そのどちらでもないというスタンスがあります。
これが彼の優位性なのだと思います。

●「40代に私が感銘を受けた言葉」
この項目が一番面白いです。

出版社の編集部員の一言
「つてをさがせないのは、自分がその仕事にまだ到達できないことを意味する」

他社社員の一言
「この異業種交流会のおかげで同窓生より仲のいい生涯の友人ができた」
この「他社社員」に注目。なかなか他社と交流するのはむずかしいと思います。

●●70代男性の一言
「定年後、妻に食事を依存しながら、ボランティアで疲れたなんて帰ってきた自分を反省した。家庭内で自立しないで、なにがボランティアだ」
この言葉は「いつか夫に言おう」と思って、手ぐすね引いてその時を待っています。

「ビジネスパーソンの成長には仕事+教育・勉強+刺激的人物に会うという要素が必要だ」

「仕事でものがわからなければ誰かに聞くのが一番いい」
その「誰か」を知っていることが重要。

プレゼンの会議の前
「雑談を起こすことが実は大事で、ブレークジアイス、つまり緊張した雰囲気を壊さなければいけない」
「できるだけ柔らかい雰囲気づくりをめざして、雑談をしたり、笑いを起こしたりしながら、「では、そろそろ始めます」みたいにソフトスタートですすめたほうがはるかにうまく進む」

●話し方の4つの秘訣とは
「スピーチはそこにいる参加者志向が第一で、そのときの対象にフィットした例や事例を提供する」
「第二に、時代を先読みし、自分の予測を言う」
第三に「初めにジョーク」
「第四は、参加者が一緒に考える、発見や共感を覚えるように務める」

定年後は「夫婦の動線を分ける」「夫婦元気で留守がいい」

「ランチを家で食べるというのが一番嫌われていた」
その通り!
「ランチは外で食べるか、自分で作る。食事のために妻の活動が阻害される」

「無料の講演をどんどんやる」
「アンケート用紙を配ってもらう」「次々に自分のやり方を修正していく」「大きなストーリーの各部分で、どうしたら満足度が高まるかという仮説をたてて、それぞれ試しながら検証する。仮説、実行、検証、反省のサイクルを次々に回していく」

話が上手になるには
「うまい人の話を聴くこと」

「いつか講演のプロになる」
「3つのストーリーを用意する」
「最初は1時間半の講演ストーリーを一本作る。聞き手が前向きに行動しようという気になるストーリーを作る。これに時間をかけ、おちを入れる。何度も練習する。そして大体質疑が10分あり、質問が出ればその場で答えればいいけれども、出ない場合には補足的に話すストーリーで5分ぐらいのを2本用意しておく」
西山さんの講演づくりの方法。

「講演コム」「講演の達人」というサイトもあるのですね。

「私は料理がだめで、これはいけないと辻調理学校に1年通った」

「世界一周は死ぬまでの夢である」「行ったことがない未体験ゾーンを経験すると、非常に刺激を受ける」

国内投資の
「一番信頼できる情報源は東洋経済新社の四季報である」

「いずれにしても、生を受けた者として自己実現と自己責任を果たし納得のいく人生を送りたいものである」

私は一度西山さんの講演を聴いたことがあります。
とても知的でクールな印象でした。
しかし、私の理解が足りないのか「彼は何者なのか?」がよくわからなかったことを思い出します。
会社員から、社内ベンチャー設立、大学院入学、大学教授と華麗に自己の活躍の場を広げていらっしゃいます。

私はこの本を読んで、西山さんの好奇心の強さに驚かされましたが、それと同時にコンプレックスをバネとして努力を積み上げ、今のような姿があるのだと思いました。
彼が本を書く理由は、その戦いの歴史の記述でもあるのでしょう。


(「今日のデザート読書」2008年3月17日より。Blog掲載に際して句読点や改行の位置など少し修正してあることがあります)
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読んでくださってありがとうございます。

カバー写真ちなみに『物流業界の新常識』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)についても3月12日の「今日のデザート読書」に書いてくださっているのだけど、こっちは「抜書き」以外のコメントが少ないので、今回はスルーしますね。

さて、『40代で始める「最終戦略」ノート』ですが、これ、自分が担当したものじゃないのでほとんど読んでません。毎度のことです。すみません。

「つまり、今しかできないことを優先しましょう、ということ。」

うん、そういう考え方もできるけど、もっと楽に「いまできることなら、いまやってみてもいいんじゃない」というふうに考えるほうが自分は好き。

たしかに、定年を迎えるくらいの年になったら、若い頃と同じようにはできないかもしれない。でも、それはあくまでも「かもしれない」の話であって、その年齢になったときのことは実際にその年齢にならないとわからない。もしかしたら、若いときとほとんど代わらずに、場合によっては若いとき以上に、気力も意欲も体力も充実している「かもしれない」ともいえるのではないかいな。

それに、年齢が違えばいろいろな経験値や知識量も違ってくる。同じことをやったとしても、その時点での経験値や知識量が違えば、そこから得られるものも違ってくる。つまり、その経験値や知識量でそれを行なえるチャンスは、いつだって「いま」しかないと思うのですよ。そういう意味では、日々行なうすべてのことは、どれも「いましかできないこと」なんじゃないかなと。

なにかを行なうには、その行なったことをそれなりに深く味わったり楽しんだりできるには、それに適したタイミングというのはあります。そのタイミングをさして「いましかできない」という考え方はあるでしょう。

たとえば太宰治やヘルマン・ヘッセは高校生から大学生ぐらいの年齢で読むと、きっと心にいろいろ響くかもしれませんが、小学生や中学生ではよくわからないかもしれないし、30代、40代になってからではいろいろとこっぱずかしいかもしれません。でも、よくわからないなりにも小中学生のときに読んだときに感じたなにか、こっぱずかしく思いながらも大人になって読んだときに感じたなにかは、それぞれに意味があることだと思うし、それはそのときにしか得られないなにかだとも思うのですよ。

また、そのタイミングは、いわゆる世間一般でいう平均値がすべての人に適用できるわけじゃない。人によって、平均値よりも早くタイミングが来る人、あるいは遅く来る人がいるでしょう。では、いったいどこが本当の「いいタイミング」かは、どうすればわかるのでしょうか。

たぶんね、実際にやってみないとわかんないことのほうが多いんじゃないかと思うんです。やってみて初めて「あ、まだ自分には早かったな」とか、「もっと早くやっておくんだった」とか、「いま、まさに最高のタイミング!」といったことが感じられるんじゃないかしら。

これって、ワインの飲み頃に似てるかも。巷では「○○年ヴィンテージの■■というワインは×年~×年頃に飲み頃を迎える」といわれていても、ボトルごとにコンディションは違うから、すべてのボトルが同時期に飲み頃を迎えるわけじゃありません。だから、そのボトルに入っているワインが飲み頃を迎えているかは、栓を開けてみないとわからない。同じ銘柄の同じヴィンテージのワインでも、こっちのボトルは飲み頃だったけどあっちのボトルはまだまだだったということもあるわけです。

それに、どういう状態を「飲み頃」と思うかも、飲む人によっても違ってきます。若々しいフレッシュさが残る状態を飲み頃と思う人もいるし、枯れかけて丸くやわらかく少し薄くなってきた状態を飲み頃と思う人もいる。若々しさとまろやかさのバランスが取れた状態が飲み頃という人もいるでしょう。

同じように、なにかをするのに絶好のタイミングも、なにをもって「絶好」とするかによって違うし、そのとらえ方は人それぞれだと思うんです。だから、自分にとっての「いましかできない」は、自分で決めるしかありません。

しかも、その「いましか」も、あくまでも「かもしれない」の話。「いま」と思ってやったけど、そして実際そのタイミングで満足をしたかもしれないけれど、それよりもあとにまたやってみたらそっちのほうがよりベターだったりすることもあります。もっとはやくにやっていたら、よりベターだったかもしれません。このあたりもワインと同じ。絶好のタイミングで栓を開けたと思ったワインが、翌日にさらに美味しくなっていることもあれば、翌日になればもっと美味しくなりそうに思えたワインが翌日にはすっかりしょぼんとした味になってしまっていたり。

けっきょく、極端かつ非常識に早い・遅いとか、確実にこういうことが起きるという客観的なデータに基づいた確信がなければ、どんなことでも「いま」こそがそれをすべきベストタイミングといえるんじゃないかと思うんです。と同時に、「いまこそがこれを行なうべきベストタイミング」と考えることが大切なんじゃないかと。

そう考えると、「いましかできないことを優先しよう」というのは非常に難しいのです。たいていのことは「いましかできないこと」だから。それよりも、「いまできることで、いまやりたい気持ちがあるなら、いまやってみてもいいんじゃない」というほうが、自分にはすんなりと受け入れられるのだな。だって、いまもきっと、ある意味ではベストタイミングなのだから。

なんだか、毎度のごとく着地点がずれているような感じがします(^^;)。まいったな。まぁいいか。


というわけで、ムーン・フェアリー・ヒロコさん、ありがとうございました。3月の「本を読んで新刊ゲット!」にエントリーしますね。


みなさんも、こう書房の本を読んで感想・コメントを書いてくださったら、ぜひ教えてくださいね。
また、この感想・コメントを読んで「もしかして、この本いいかも」と思った方、お買い上げいただけるとやっぱりすっごくうれしいです(笑)。


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『40代で始める「最終戦略」ノート』

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《この本を読んでくださった方は、こんな本も読んでいる... かも?》

カバー写真
『自分の企画を本にしよう!』

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カバー写真
『ハヤリもの50年(昭和32年-平成18年)』

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2008/03/12

読書感想『働くことの喜びはみんなディズニーストアで教わった』


今日は、イチさんからいただいた、
『働くことの喜びはみんなディズニーストアで教わった』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)
の感想をご紹介します。

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カバー写真

以前読んだ『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった』の外伝。

上記の本でも登場した佐賀屋くんこと加賀屋くんがディズニーランドや日米のディズニーストアで働いて感じた事、大切な事をまとめた一冊。
『あきらめなければ夢は叶う!』という強い思いが伝わってくる本でした。

ショップで「売ること」より「楽しんでもらうこと」を優先するなんて、ディズニーらしいですね。
他の社では難しいかもしれませんが、接客業の方は読んでみて損はないんではないでしょうか。
こんな思いで接客してもらえれば、気分よく買い物できるだろうなぁと思いました。


(「BookList #1」2007年11月11日より。Blog掲載に際して句読点や改行の位置など少し修正してあることがあります)
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読んでくださってありがとうございます。

香取さんの本も読んでくださっていたのですね。「佐賀屋くん」が登場するということは、『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった II 《熱い気持ち編》』のほうですね。と思ってバックナンバーを探してみたら、2007年9月13日にこの本についてのエントリがありました。これまた、ありがとうございます。

「売ること」より「楽しんでもらうこと」を優先するっていう考え方は、最近は飲食店などでも取り入れるところが出てきているようです。

ただ、間違えてはいけないのは、お客さんに楽しんでもらえさえすれば売れなくてもいい、というわけではないということですね。あくまでも「お客さんに楽しんでもらうこと」が結果的には「売れること」につながるということを知っている、もしくはそうなると信じている、ということなんです。

ここの線引きはとても難しくて、「売ろう」という意識が売り手の側に見えてしまうとお客さんは買う気を失い「売れない」し、かといって、まったく「売れる」とはつながらないところでいくらお客さんが楽しめるようにしても、やっぱり「売れない」。あくまでも、お客さんが楽しんだ先が「売れる」につながるような、だけどそこに「売ろう」という意識が見えない(見えにくい)ような方法で楽しんでもらうことが重要なんですね。自分たちの提供する商品やサービスの特性と、それを買ってくれるお客さんの特性を見極めたうえで、どこでどういうふうに楽しんでもらえば購買へとつながる可能性が高いかを考えて、お客さんに楽しんでもらっているのだと思います。

こういったことをきちんと考えずに、ただ「お客さんに楽しんでもらうこと」だけを優先すると、なんていうのかなぁ、お客さんではなく遊び仲間?ばかりが増えてしまいます。楽しんでもらうための行動がボランティアのレクリエーション活動みたいになってしまう。ディズニーだから、お客さんに楽しんでもらうためにああいう方法をとったけれど、他の会社や他の業種では、それぞれの提供する商品やサービスとそれを買うお客さんがディズニーとは違うわけですから、お客さんに楽しんでもらう方法も違うはず。ディズニー関係の本に限らず、サービス系の本はそういうことも考えながら読むと、より深く楽しめますね。

ちなみに、「思いを突き通す!」でジャガイモにストローを貫通させるやつ(通称「ポテト」と呼んでます)、加賀屋さんのセミナーで初めて見たときは、ちょっと感動的でした。本当に通るんだもん。

というわけで、イチさん、ありがとうございました。3月の「本を読んで新刊ゲット!」にエントリーしたいと思いますので、よろしければメールアドレスをお知らせいただけますか? ここのコメント欄からでも(「メールアドレス:」のところに書き入れてもコメント欄には表示されませんし、他の方がそのアドレスあてにメールを送ることもできませんので、ご安心を)、あまろ~ねにメールを送るからでもけっこうです。メールアドレスをお知らせいただいた時点でエントリーとさせていただきます。


みなさんも、こう書房の本を読んで感想・コメントを書いてくださったら、ぜひ教えてくださいね。
また、この感想・コメントを読んで「もしかして、この本いいかも」と思った方、お買い上げいただけるとやっぱりすっごくうれしいです(笑)。


カバー写真
『働くことの喜びはみんなディズニーストアで教わった』

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《この本を読んでくださった方は、こんな本も読んでいる... かも?》

カバー写真
『サービスマインドをたかめる物語』

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『小さな飲食店 お客のココロをガッチリつかむ法』

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2008/03/10

読書感想『外国映画の歩き方』


今日は、asaさんからいただいた、
『外国映画の歩き方』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)
の感想をご紹介します。

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なまらおもしろいです!!

日本人と外国人が同じ映画を観ても感じかたが違ったり、こういうの知っていたらもっと映画を楽しめるってことを、ユーモアたっぷり挿絵たっぷりにわかりやすく紹介してくれます(^o^)

例えば、宗教を多少知ると楽しめるのが増えるとか舞台になった歴史背景などなど。
イエス・キリストとルーク・スカイウォーカーの不思議な関係や、映画『セブン』の犯人の名前が<ジョン・ドウ>ってのはアメリカの警察では容疑者Aとか身元不明の死体って意味で警察をからかってるってことなども教えてくれます(^o^)

これは映画好きには本当に面白く読めると思いますよ~~!!
オススメです

あと映画に興味持ったばかりの人にもオススメです(●^o^●)


(「今宵も酒と映画と…」2008年3月6日より。Blog掲載に際して句読点や改行の位置など少し修正してあることがあります)
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読んでくださってありがとうございます。

楽しんでいただけたようでよかったです。ここここには追加の記事まで書いてくださり、これまたうれしいことでございます。

この本、半分は自分の趣味でつくったようなところがありまして(^^;)。だってさ、基本的な西洋カルチャーの知識がないと、西洋のエンタテインメントって楽しみにくいことがけっこうあるんだもん。というか、知識があればもっともっと楽しめるのに、知識がないがために「西洋人なら当然知っているものとして、丁寧に描かれずに済まされてしまった事柄」に気づかず、それゆえ「わけわかんねぇーよ、どこがおもしろいの?」ってなってしまっていることにすら気づかないこともあったりしそうで、そういうのって悔しいじゃん、というのがもともとの企画の原点だったように記憶してます。

これは映画に限らず、小説や絵画などでもおんなじで、多くの欧米人が基本的な教養として当然知っているであろうことを知らないと、表面的なことがらしか読み取れず、本来その作品が持っている(かもしれない)深みやおもしろさに気づかないことがあるんですよね。

でも逆に、一回「気づいてしまう」経験をすると、実はなんにもないかもしれないところにすら「なにかがあるのでは?」と深読みするのが楽しくなります。そして、自分なりの勝手な解釈やこじつけを駆使して、自分なりの、自分ならではの楽しみ方が見つかったりします。そのためのきっかけにね、この本がなればいいなと思ってます。

ただ、エンタテインメント作品へのこういったアプローチに興味を持つ人があまりいないのか、それとも出版社がエンタテインメント関係のジャンルではまったく無名だからか(ビジネス書ジャンルではそこそこ名前が知られてるんですけどねぇ)、残念ながらこの本、あまり売れてはいません。こういう本があるってことが映画ファン、西洋カルチャーファンによく知られてないせいもあるかな。

そんなわけで、運よく?この本を見つけて読んでくださった方には、おおかたにおいて楽しんでいただけ、喜んでいただけているようなんですが、この本を見つけて買ってくださる方がそんなに多くないこともあって、出版社としては現在の在庫が全部売り切れたらそれで販売終了、増刷の予定なし、という方向で考えざるを得ない状況です。そして、出版社在庫も残りあと数百冊程度になっています。もしご興味をお持ちの方は、おはやめにお求めになることをおすすめしておきましょう。最近では首都圏の大型書店くらいにしか店頭には置いてないかもしれませんが、ネット書店を使ってくだされば入手できることと思いますよん。

というわけで、asaさん、ありがとうございました。3月の「本を読んで新刊ゲット!」にエントリーしたいと思いますので、よろしければメールアドレスをお知らせいただけますか? ここのコメント欄からでも、あまろ~ねにメールを送るからでもけっこうです。メールアドレスをお知らせいただいた時点でエントリーとさせていただきます。


みなさんも、こう書房の本を読んで感想・コメントを書いてくださったら、ぜひ教えてくださいね。
また、この感想・コメントを読んで「もしかして、この本いいかも」と思った方、お買い上げいただけるとやっぱりすっごくうれしいです(笑)。


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『外国映画の歩き方』

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《この本を読んでくださった方は、こんな本も読んでいる... かも?》

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『マンガで楽しむ新約聖書』

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『世界一おもしろい日本神話の物語』



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2008/03/06

読書感想『小さな飲食店 お客のココロをガッチリつかむ法』

今日は、syuさんからいただいた、
『小さな飲食店 お客のココロをガッチリつかむ法』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)
の感想をご紹介します。

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いつも満員の小さなフランス料理店。
どうやってそれほどまでの人気店になったのか?

最近、外食がめっきり減った私ですが、たまにしか行かないからこそ、お店でのサービスの仕方が気になります。
お客様に心地よく過ごしてもらいながら、なおかつお店も繁盛する秘訣が書かれている本なのですが、商売をしていなくても、人に心地よく感じてもらうには・・・?

人間関係においても参考になるなぁ。と思った本でした。


(「syuの喜になる毎日」2008年3月6日より。Blog掲載に際して句読点や改行の位置など少し修正してあることがあります)
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読んでくださってありがとうございます。

そうなんです。この本、いちおう「飲食店」が舞台で、「飲食店を繁盛させるには」ということがテーマなのではありますが、ビジネス書によくある「こうすれば儲かりまっせ」といったことが書かれたタイプの本とは、ちょっと違うんですよ。書名はまんま「こうすれば儲かりまっせ」系のビジネス書風ですけれど(^^;)。たぶんね、著者の麻本さんのキャラがね、儲けることにガツガツしてないからだからなんだろうな。

もちろん、商売ですから、儲けることは必要です。儲からなくてはお店を続けていけません。ただね、たぶん、儲けるために飲食店をやっているんじゃないんですよ、この方。儲かるから飲食店をやってるわけでもない。飲食店をやりたいから、飲食店をやっている。飲食店を続けていきたいから、必要な儲けを得られるように努力している。そういうことなんだなぁ。

飲食店における儲け、というか、売上って、これまでにお店が提供してきた料理やサービスに対してどれだけお客様が満足してくださったか、その結果が表われたものです。小手先のテクニックで一時的に客単価を増やしたり売上を上げたりすることはできても、そこに無理や無茶やある種のだましがあれば、続きません。いずれその反動がきます。

それよりも、より根源的な部分――きちんと美味しい料理をつくる、安心できる料理を提供する、何度来ても飽きないように少しずつ変化をする、心地よくくつろいで食事ができるように内装や家具のメンテをする、くつろいだ時間を楽しめるようにできるかぎりの細やかな気づかいをする――といったことを常に意識して、その部分のクオリティを上げることでお客様との間に信頼関係を築くことに注力する。その信頼関係が満足となり、それに対してお客様がお金を払ってくれる。そうして払ってもらえるお金を増やすほうが、小手先のテクニックを駆使して短期的な売上アップを重ねるよりも、より強固な経営基盤がつくれると、麻本さんは信じてるんです、きっと。

そしてね、お客様とお店とのあいだで健全な信頼関係を築くには、できるだけお客様一人ひとりを「個人」として認識し、個人として応対することが必要なんですよ。いま、目の前にいるのは、そこで食事をしているのは、不特定多数の「お客様」のうちのひとりだけど、そう思うのではなく、たとえば「syuさんというお客様」というふうに意識すること。「お客様のためになにができるだろうか」と考えるだけでなく、「いま目の前にいるsyuさんのためになにができるだろうか」と考えること。そういう意識を持てるかどうかが、実はとても大切なんですね。そのことを、麻本さんはこれまでの経験から、よくご存じなのでしょう。

だからね、syuさんがご自身のBlogのコメント欄にも書いてくださったように、

「この本に書かれている秘訣は、お店を繁盛させる秘訣であると共に、人間関係を円滑にさせるヒントになることもたくさん書かれてある」

のですね。大資本のチェーン店でない、いわゆる町の個人店ではむしろ、いかにお客様と円滑な人間関係が築けるかが、お店を長く存続させる、それはつまり、存続できるだけの儲けをきちんと出していくためには重要なんだと思います。そういう意味では、この本は「飲食店の繁盛法則」を説いた本であるけれど、同時に「よりよい人間関係を築いたり、相手に心地よく感じてもらうための方法」を説いた本でもあるんです。そして、そういうスタンスが自分はとても気に入ってまして、これまでに制作を担当した本のなかでもこれはお気に入りの1冊なのですわ。

というわけで、syuさん、ありがとうございました。3月の「本を読んで新刊ゲット!」にエントリーしますね。


みなさんも、こう書房の本を読んで感想・コメントを書いてくださったら、ぜひ教えてくださいね。
また、この感想・コメントを読んで「もしかして、この本いいかも」と思った方、お買い上げいただけるとやっぱりすっごくうれしいです(笑)。


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『小さな飲食店 お客のココロをガッチリつかむ法』

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《この本を読んでくださった方は、こんな本も読んでいる... かも?》

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『サービスマインドをたかめる物語』

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2008/03/05

読書感想『銀座流売れっ娘ホステスの会話術』

今日は、bestbookさんからいただいた、
『銀座流 売れっ娘ホステスの会話術』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)
の感想をご紹介します。

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著者は銀座のクラブの黒服をされています。銀座が題材になっていますが、本書は女性が男性と付き合うときの会話術の本です。女性に男性が求めることについての心理面での解説が中心になっています。

非常に読みやすく平易に書かれている本です。最初に男の本質について理解することが説明されていますが、著者がまとめた狩猟本能に基づく男の特性は以下の通りです。

1. 追いかけるのが好き
2. ねらいを定めてハンティングする
3. 狩りをする過程で創意工夫して問題解決する
4. 狩った獲物は自分の所有物
5. 活発に行動する
6. 待ちではなく、攻める立場

男性の中でもより男性的な特性ですが、これは銀座に行くということが男性の集団に少しバイアスをかけているのかもしれません。女性の立場からすると、男性が男性らしくあった方が女性としての役割が果たしやすく、関係が築きやすいということはあると思います。

全体的に女性性が強調されていますが、多くの女性は強調されないと女性性を意識して表現できない場合が多いのでしょう。女性性は男女関係を円滑にするに当たって身につけるべき一つのスキルなのかもしれません。女性がそうであるのならば、男性も男性性を意識的に身につける必要があります。

女性としての会話術に限らず、人としての基本的な会話術も述べられています。話題の選び方や、アイコンタクト、話の聴き方などです。会話の基本を踏まえた上で、女性性を加え、最後に駆け引き的なコミュニケーション術について触れられています。パーソナルスペースの話やお互いの位置関係などについてです。

全体的に平易で実践しやすいことが述べられているのですが、実は男性を喜ばすポイントはシンプルなため、通常の男女関係ではこれで必要十分です。一言で男性を喜ばすポイントを述べるならば、男としての自尊心を満たす、これだけです。

しかしながら、多くの女性は恋愛においては意識的に振る舞うことを好まないため、そのあたりに実際の難しさがあります。本書のような本を難しく書いてしまうと、女性には読まれにくくなります。女性向けの恋愛本はやさしく書かれているものが多いのですが、それなりの理由があります。本書が平易なのも同様の理由です。


(「精神科医が読み解く、ビジネス・投資・自己成長のヒントになる本」2008年2月22日より。Blog掲載に際して句読点や改行の位置など少し修正してあることがあります)
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