日記・コラム・つぶやき

2009/07/01

Blog引っ越しました

このBlog「未公認なんですぅ」のアカウントが、
8月末で解約されることになりました。
そんなわけで、新しいBlogをつくりましたよー。

やっぱり未公認なんですぅ
http://unofficial.cocolog-nifty.com/

いちおう、このBlogの過去ログも、
「やっぱり未公認なんですぅ」のほうに移してみました。
ちゃんと検証してないので、
移し漏れとかエラーとかもあるかもしれんけどね。

そんなわけで、
これまで「未公認なんですぅ」をご覧くださったみなさま、
ありがとうございました。
これからは、
「やっぱり未公認なんですぅ」をよろしくです。

ま、めったに更新しないけどな、たぶん。

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2009/06/18

MACが壊れた...(ToT)

書籍制作用に会社で使ってるマッキントッシュが壊れました。
電源ボタン押してもノーリアクション。
アップル社に電話したら、修理するけどハードディスクは全消去&初期化といわれた。

いやいや、それはちょっと待ってください。
あんなかにはバックアップの間に合っていない重要データもあったりするわけで。
てゆうか、今日、印刷所に渡そうと思ってた増刷用のデータが入ってるんだよ。
うっかりバックアップとっとくの忘れたんだよ。
60ページ分くらいの直しがあるんだよ。

それを全部消されちゃたまらんので、ハードディスクの中身はこちらでなんとかするから、ハードディスクには手をつけてくれるな、ハードディスクをはずした状態で渡すからなんとかならんか、とたずねた。
電話口のお姉さん、「上と相談するから5分ほど待ってね」。

約5分経過。

お姉さん「あんたの使ってる機種、もう古くて部品が手に入らないって。6月10日に部品の供給期間が終了だってさ。だから、そもそも修理ができん。以上」*

(ToT)

楽天で同機種の中古を探し、買いました。

新しいマシン、ほしいなぁ。
でも新しいマシンだと、いま使ってるアプリが使えなくなっちゃうんだよなぁ。
マシンもアプリも買い替えってのは、無理だもんなぁ。
なので中古マシンでもう少しがんばる。

あぅぅ。

こんな気分のときには、これ!
一瞬でやる気のスイッチを入れるアクションブレーク術

* 実際の電話サポートのお姉さんはもちろん、とても丁寧で感じのいい対応をしてくださいましたよ。

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2009/06/15

全品100円?

会社のそばに「THE 100 STORES」という100円ショップがあります。

100円ショップですから、商品価格は100円(税込だと105円)です。

商品をなんでも100円で売るから「100円ショップ」です。

なのにこの店の前には「100円均一セール」というのぼりが立っています。

いや、知ってるから。

100円ショップが100円均一なのは、わかってるから。

わざわざのぼりを立てて「セール」をうたうようなことじゃないから。

だって、おたくは100円ショップなんだから。

でもよく見ると、傘だけは200円で売ってます。

100円ショップなのに。

「100円均一セール」ののぼりを立てて100円均一をさらにアピールしてるのに。

なのに傘は200円。

この店のアイデンティティが、とても心配です。

  

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2009/06/09

うちはビジネス書の出版社です

なのに、
創作小説とか、
エッセイとか、
詩集とかの、
企画や原稿を、
持ち込んでくる人が、
けっこういるのは、
なんでだろう?

そういうの、
うちでは本に、
なりませんから。

企画と、
出版社カラーの、
マッチングって、
大事ですから。

ところで、
こういう、
やたらと、
改行を多用した、
書き方って、
自分としては、
書いててすごく、
鬱陶しいんですが、
最近の、
はやりのようなので、
ひよってみました(^^;)。

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2009/06/03

それ以上を求めない

8月に発行が予定されている、
自分が担当ではない本のタイトル案を出すために、
原稿の一部を借りて読んでいるのだけど、
そこにこんなことが書いてあった。

「幸せとは、相手にそれ以上を求めないこと」

くぅ~、深いなぁ。

求めすぎるから、
相手が鬱陶しく感じる。
そして、求めに応じてくれなくなる。
だから、自分がイライラする。

最初に「それ」を決めてしまい、
「それ以上」を求めなければ、
相手もどこまで応じればいいかがわかって助かるし、
自分もイライラしない。
その状態が「幸せ」なのだと。

さて、これはなんの本でしょう?
自己啓発系の本じゃないよ。
気になった方、
8月新刊をお楽しみに!

しかし、タイトル案が浮かばん。。。


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この電車の停車駅は

通勤に使っている地下鉄東西線高田馬場駅でのアナウンスが、
聞いててとても気持ちが悪いことがよくある。

「次の電車は快速○○行きです。
この電車の停車駅は、
○○、××、◇◇、△△に止まります」

ていうのよ。

それ、おかしいだろ?
主語と述語がねじれてるだろ??

「この電車の停車駅は、
○○、××、◇◇、△△です」

もしくは

「この電車は、
○○、××、◇◇、△△に止まります」

だろが。

なんだか最近、
身の回りに変な日本語があふれてて、
気持ちの悪い思いをすることが多いですわ。



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2009/05/27

「・」と「、」


会社のトイレに置いてある、
トイレ清掃用?のスプレーに書いてあるんです。

-----
トイレマット・床の
雑菌、ニオイを除去

-----

これの、
「・」と「、」の使い分け基準がわからん。
なぜ、

-----
トイレマット、床の
雑菌、ニオイを除去

-----

あるいは、

-----
トイレマット・床の
雑菌・ニオイを除去

-----

ではないのか。

「トイレマット」と「床」の関係と、
「雑菌」と「ニオイ」の関係に、
どんな違いがあるのか。

また、除去されるのは、
「トイレマットの雑菌」
「床の雑菌」
「トイレマットのニオイ」
「床のニオイ」

なのか。

それとも、
「トイレマットの雑菌」
「床の雑菌」
「ニオイ」

なのか。

もしかして、
どちらも「・」もしくは「、」にすると、
除去されるものが、
「トイレマット」
「床の雑菌」
「ニオイ」

と読みとる人がいるのでは、
という恐れからか。

スプレーかけて、
トイレマットが除去されたら、
なんかこわい。


  

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2009/02/20

原稿が読めない

去年より花粉の量、多いんでしょうか?
ちゃんと2月の頭くらいから薬を飲んでるのに...
目がしょぼしょぼだよ。
かゆいよ。
眠いよ。
原稿読むのがつらいよ。
鼻も詰まるよ。
喉もガラガラだよ。
なんか顔もかゆい気がするよ。

仕事がはかどらないのはみんな花粉症のせいです!

ということでゆるしてください...

あ、3月新刊『一瞬でやる気のスイッチを入れる アクションブレーク術』の予約受け付けがアマゾンで始まりましたよー。

仕事の効率・能率を下げる「心理的なピンチ」、つまり「なんだか気分が乗らな~い」とか「集中できな~い」とか「イライラが収まらな~い」とか「緊張しすぎー」とか「ついボケぇ~としちゃう~」とかいった心理状態を、ちょっとしたアクション(体を動かすこと)でブレーク(ふっ飛ばす)して、気分すっきり! やる気回復!! 能力最大限発揮!!! 状態に戻しちゃおうという本ですよー。

でも、さすがに花粉症を撃退するアクションブレークって、ないよね(ToT)。

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2009/01/30

難しい原稿

原稿には、
文章の上手な原稿と、
文章が下手な原稿がある。

原稿には、
必要な要素が過不足なくきちんと揃っている原稿と、
必要な要素の過不足が多い原稿がある。

これらが組み合わさって、
文章が上手で必要な要素も過不足なくきちんと揃っている原稿と、
文章は上手だけど必要な要素の過不足が多い原稿と、
文章は下手だけど必要な要素は過不足なくきちんと揃っている原稿と、
文章が下手で必要な要素の過不足も多い原稿が生まれる。

制作担当者としていちばんありがたいのは、
文章が上手で必要な要素も過不足なくきちんと揃っている原稿。
ほとんどそのまま本にできるので簡単。

制作担当者としていちばん困るのは、
文章が下手で必要な要素の過不足も多い原稿。
でも没にもしやすいのである意味簡単ともいえる。

制作担当者としていちばん体力を使うのは、
文章は下手だけど必要な要素は過不足なくきちんと揃っている原稿。
自分でリライトする個所が多いので大変。

制作担当者としていちばん難しいのは、
文章は上手だけど要素の過不足が多い原稿。
原稿以前の意識や考え方などの調整で精神すり減る。

原稿上の、
文章はいじれても、
意識や考え方はいじれない。

原稿上の、
多すぎる要素は削れても、
足りない要素は穴埋めできない。

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2008/12/25

お仕事終了

今日で年内営業終了でっす。
来年は1月5日から営業開始っす。
みなさん、よいお年を~。
うちらにも、よいお年が来て~。

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2008/12/10

アマゾンのレビュー

Amazonに☆の多いレビューがたくさんつくと、やっぱり嬉しい。
でもそのレビュワーが、その本にしかレビューをつけてない人だらけだと、ちょっと微妙な気分になる。

Amazonに☆のほとんどないレビューがたくさんつくと、やっぱり悔しい。
そしてそのレビュワーが、その本にしかレビューをつけてない人だらけだと、だいぶ哀しい気分になる。

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2008/12/05

ブックレビュー

最近、mixiにはブックレビューがつくのにAmazonにはつかないケースが増えてきてるかも。
やっぱなぁ、mixiよりAmazonのほうが不特定多数にレビューを読んでもらえる確率が高いよなぁ。
きちんと本を読んだうえでの的確なレビューなら、それが讃辞であれ批判であれ、できればmixiよりもAmazonにつけてほしいかなぁ。
内容に対する批評ではなく、著者や出版社に対する個人的な恨みや嫌悪感をベースにした誹謗中傷等が中心のようなものはmixiでもいいや。

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2008/09/01

液晶のバックライトが...(ToT)

5年前から会社で使っているノートパソコンが、激しく不調。
液晶のバックライトが消えてしまい、画面真っ暗。
ディスプレイを開閉するととりあえず復活するんだけど、30秒位するとまた消えちゃう。
朝から「真っ暗」「開閉」「一瞬復活」「メール等を少し読む」「30秒くらいで真っ暗」「開閉」「一瞬復活」のループを延々繰り返してます。
これでは仕事ができん。

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2008/08/18

2種類の人

世の中には、2種類の人がいる。
「やるべきこと」があって、その「締切日」が決まっている場合、
締切までにやるべきことをやって納期を守る人と、
締切までにやるべきことをやり終えず納期を守らない人。

世のには、2種類の人がいる。
10個の「やるべきこと」があって、それをやるために「10日」の猶予を与えられた場合、
毎日1個ずつかたづけて、締切日に間に合わせる人と、
最初の8~9日はとくになにもせず、最後の1~2日で一気にかたづけて締切に間に合わせる人。

世の中には、2種類の人がいる。
追い詰められたほうが能力を発揮する人と、
追い詰められると能力が発揮できない人。


自分は以前は、納期を守る人だった。納期を守るために、必要なスパンを計算し、それにあわせてスタート日や毎日のペースを決めていた。
でもいまは、必要なスパンが計算できない。スタート日や毎日のペースが決められない。結果として、納期が守れないことがある。

自分は以前は、10個の「やるべきこと」を猶予の「10日」で均等割し、1日1個ずつかたづける人だった。
でもいまは、最初の半分くらいは遊んでしまう。残り半分の猶予の、そのまた前半分くらいでやっとやる気が出始め、最後の4分の1でなんとか帳尻を合わせようとする。

自分は以前は、追い詰められると能力が発揮できない人だった。
でもいまは... やっぱり追い詰められると能力が発揮できない。
なのに、追い詰められるような状況に自分で身を置きがちだ。

猶予の半分以上をだらだら過ごし、時間が足りなくなって追い詰められ、そのため余計に能力がダウンし、けっきょく納期に間に合わない。

たんに「ダメな人」になっただけだな、自分。

それはきっと「いまの仕事」がいけないんだと思う。
仕事で成果がうまく出ないのも、
なんか仕事に一生懸命になれないし、のめりこめないのも、
きっといまの仕事が自分に向いていないからなんだ。
もっと自分に向いている仕事が見つかれば、
もっと自分に合った仕事だったら、
やる気がどんどん湧いてきて一生懸命になれるし、のめりこめるし、もっと成果も出るはず。
あぁ、もっと自分に合った仕事に転職しようかなぁ...


なんて考えで転職しても、やっぱダメなものはダメよん。
だって、本当にいけないのは「いまの仕事」じゃなくて、「どう生きたいのかをきちんと理解していない自分」なんだもん。
働くことは、生きることそのもの。
だから、自分はどう生きるのかを考え、その生き方をベースに仕事をしないと、どんな仕事についても「いまの仕事がいけない」と思ってしまうことになるのよん。

逆に、自分はどう生きたいのかが、どういうふうに働けば自分は幸せなのかがわかれば、すべき仕事や働き方もわかってくる。
それこそが「自分に合った仕事」、つまり、天職。

自分が幸せであるために、どう生きたいのかを考える。
幸せな働き方を手に入れるために、やりたいことを見つける。
でも、それってなかなか難しい?

そんなこと、ないよ。
9月2日発売の『いまの仕事で本当に幸せになれますか』が、きっとあなたの「やりたいこと探し」「幸せな生き方・働き方探し」を手伝ってくれます。
Amazonで予約受付中。






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《新聞広告掲載予定のお知らせ》

8月の新聞広告掲載予定です。

日経新聞   5日(火)
東京新聞   6日(水)
中日新聞   7日(木)
神戸新聞   7日(木)
西日本新聞  8日(金)
北海道新聞  12日(火)
中国新聞   18日(月)
(明細)
★大喜利式発想脳トレーニング
★子どもの「学習脳」を育てる法則
★学校の勉強だけではメシは食えない!


書店さん、品揃えよろしくお願いします。
読者さん、広告を見かけたら、ぜひ書店さんで実物のご確認を。

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2008/06/05

北風と太陽

ある飲食店コンサルタントさんが、こんなことを書いていました。イソップ童話「北風と太陽」の話なんですが、あ、「北風と太陽」の内容はご存じかしら。

《要約》
マントを着て歩いている旅人がいました。それを見た北風と太陽が、どちらが早く旅人のマントを脱がすことができるか競争しました。
北風は強風を吹きつけてマントを剥ぎ取ろうとしたけれど、旅人は剥ぎ取られまいと、むしろマントをぎゅっと握ってしまいました。
一方、太陽はあたたかい陽射しをぽかぽかと当てました。すると旅人は暑くなり、自らマントを脱いだのでした。

はい。こんなお話。そしてイソップ童話ですから、ここにはなにかしらの「教訓」が含まれています。その教訓とは?

一般的には「力で相手を思いどおりにしようとしてもうまくいかない。相手が自分から行動したくなるようにアプローチすればうまくいく」みたいなことなんですが...

このコンサルさんはいいました。このお話に含まれた教訓とは、














北風と太陽の勝手な都合で旅人のマントを脱がしてんじゃねーよ!














優秀な飲食店コンサルタントさんは、さすがです。
旅人はべつに「マントが脱ぎたかった」わけじゃありませんからね。

相手の都合に関係なく、こちらの都合で相手を動かすとは、なんと傲慢なことでしょう。そこに顧客満足などありません。それよりも、相手がどうしたいと思っているのか、その気持ちを汲んで、その実現をフォローする。それが飲食店をはじめとした接客サービスの現場では強く求められているのですね。


「北風と太陽の勝手な都合で旅人のマントを脱がしてんじゃねーよ!」と叫んだコンサルさんとは違いますが、そのコンサルさんとも仲のいい、熱いハートを持ったふたりのコンサルさんが書いてくださいました。

カバー写真

『繁盛飲食店の3ステップ接客サービス お客様の気持ちをくみとる法則』

楽天ブックスで買う
Amazonで買う


おそらく、こう書房史上もっとも書名が長いこの本の、動画CMつくりました。手持ちの「動画もその気になれば撮れるよ」機能のついたコンパクトデジカメを使い、著者さんの事務所で、著者さん主演で、自分で撮影したので、手づくり感(^^;)が満載です。

YouTubeにアップしてあるので、どぞー。

ちなみに、著者さん主催の『繁盛飲食店の3ステップ接客サービス お客様の気持ちをくみとる法則』セミナーが7月29日(火)と8月4日(月)に東京の中野サンプラザで開催されます。

なかなか言葉ではいってくれない「お客様がお店に対して思っている気持ち」をお客様の行動や表情などからいかにして読み取るか。読み取った気持ちをくんで、どんなサービスを提供すればお客様が喜んでくださるか。接客の現場ですぐに使える具体的な方法と、よりお客様に満足していただくための接客への取り組み方が学べるはず。

詳細は、こちら↓
株式会社アンドワークス
(セミナー情報がいつまでここに掲載されているかはわかりません)






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(以下、お知らせです)


続きを読む "北風と太陽"

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2008/06/04

メーカーによるデータ登録よりユーザーからの指摘のほうが優先されるのかしら

カバー写真6月新刊の『繁盛飲食店の3ステップ接客サービス お客様の気持ちをくみとる法則』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)、あまりに正式タイトルが長いためか、Amazonでは当初『繁盛飲食店の3ステップ接客サービス お客様の気持ちをくみとる』までしか表示されていませんでした。著者さんも、ふたりいるうちのひとりの名前しか表示されてなかった。

これはいかんと思いまして、ヴェンダーセントラルという、出版社向けの情報登録・閲覧ページから、正式な書名、著者さんふたりの名前とそれぞれの経歴、カバー写真、前書き、目次を登録したのね。そしたら次の日には著者さんの名前がふたりとも表示されるようになり、カバー写真も表示されたのだけど、書名は『繁盛飲食店の3ステップ接客サービス お客様の気持ちをくみとる法』と、最後の「則」の一文字だけが表示されず...(ToT)。

もしやこれは、Amazonで表示できる書名文字数の上限オーバーで、どうしようもないのかもと思いつつ、あきらめきれなかったおいらは違う方法で登録書名の変更を試みたのですよ。

そう、商品ページの「商品の詳細」のところにある、「カタログ情報を更新する」というリンクを使って。このリンクを使えば、出版社や著者ではない一般のユーザーさんもAmazonに対し「カタログ情報のここ、おかしいんちゃうんか!? 正しくはこうじゃけんのぉ、ちゃんと直してくれでごわす」(インチキな方言をミックスしてみました)というリクエストが送れるのですよ。

そのリクエストをしたのが昨日の夕方。そしたら今日の昼にはちゃんと書名が『繁盛飲食店の3ステップ接客サービス お客様の気持ちをくみとる法則』と正式なものに直ってましたー。

ヴェンダーセントラルからのデータ登録より早いじゃん。
前書きと目次はまだ登録されないし。
メーカー(出版社)からの情報提供より、ユーザーからの指摘のほうが優先されるんですかね。
ま、とりあえず書名が正式な表記になったのでよしとしよう。

そんな、おそらくこう書房史上もっとも書名が長い『繁盛飲食店の3ステップ接客サービス お客様の気持ちをくみとる法則』の動画CMつくりました。手持ちの「動画もその気になれば撮れるよ」機能のついたコンパクトデジカメを使い、著者さんの事務所で、著者さん主演で、自分で撮影したので、手づくり感がとっても素敵(^^;)です。

YouTubeにアップしてあるので、どぞー。



ちなみに著者さん主催の『繁盛飲食店の3ステップ接客サービス お客様の気持ちをくみとる法則セミナー』が7月29日(火)と8月4日(月)に東京の中野サンプラザで開催されます。

なかなか言葉ではいってくれない「お客様がお店に対して思っている気持ち」をお客様の行動や表情などからいかにして読み取るか。読み取った気持ちをくんで、どんなサービスを提供すればお客様が喜んでくださるか。接客の現場ですぐに使える具体的な方法と、よりお客様に満足していただくための接客への取り組み方が学べるはず。

詳細は、こちら↓(セミナー情報がいつまでここに掲載されているかはわかりません)
株式会社アンドワークス





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(以下、お知らせです)


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2008/06/03

顧客満足とは

「(私が)お客様を満足させる」ことではなく、「お客様が満足する」こと。
主語はあくまでも「お客様」であることを、忘れちゃダメだよ。

(某コンサルタントさんの言葉)

そう、あくまでも主語は「お客様」なんですよね。

「お客様を喜ばす」のと「お客様に喜んでいただく」のあいだにある違い。
これを意識するのも大事だよなぁ。


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6月新刊『繁盛飲食店の3ステップ接客サービス お客様の気持ちをくみとる法則』カバー写真(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)の動画CMつくりましたー。

手持ちの「動画もその気になれば撮れるよ」機能のついたコンパクトデジカメを使い、著者さんの事務所で、著者さん主演で、自分で撮影したので、素人丸出しです(^^;)。

YouTubeにアップしたので、どぞー。



手づくり感が素敵でしょ。
でしょ? でしょ???






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2008/05/23

どこで、なにが、どれだけ売れ行きに影響を与えているか、わからない

今日は書店さん向けのDM発送の日だった。DMでは、これから発行する新刊の案内兼予約注文書、既刊のなかのおすすめ商品等をまとめた注文書、棚ぞろえ用の一覧注文書などを送るのだけど、そのほかに一時期、営業部のKさんが作成する「こう書房通信」というニュースレター?も入っていた。

このニュースレター、レギュラーの「増刷情報」のほかに、月ごとに特集記事?のようなものがあり、それはたとえば神楽坂や出張先の「美味しいお店情報」だったり、自社商品とは関係なく「営業部員・編集部員の個人的なお気に入り書籍の紹介」だったり、なぜか「好きなテレビアナウンサーランキング」だったり、「返品率の少ない商品ベスト10」だったり、「○○書店さんでは××という当社商品がなぜかビジネス書の棚ではなく△△ジャンルの棚で売れてます。あなたのお店でも△△ジャンルの棚で試してみませんか」みたいなものだったり。本に関係のある情報、ない情報、いろいろまざっていたけれど、それはそれでおもしろくて、自分はけっこう楽しみにしてた。

でもね、いまはもうつくってない。

ニュースレターの作成には1日いっぱいかかったりするらしいのだけど、そうしてつくったニュースレターが「商品の販売」に結びついているのか疑問だ、そもそも書店さんが読んでくれているのかも疑問だ、そんなもののために丸1日つぶすくらいなら、その分、外回りの営業に出て1冊でも注文をとるべきだ、という判断で、数ヶ月前に廃止になったそうだ。

残念だな。

毎月の「増刷情報」、書店さんにぜんぜん役に立っていなかったのかな。うちの本を売るうえで、うちの本を品揃えするうえで、まったく役に立ってなかったのかな。増刷情報を見て、平積み用の注文や、補充をしてくれたこと、なかったのかな。うちには直接の発注をしなかったけれど、問屋さんに補充の注文短冊を回してくれたこととか、なかったのかな。情報を見た時点での発注アクションはしなかったけど、「あ、売れてるんだ、この本」と思って、多少なりとも余分に売れ行き動向に注意を払ってくれたり、そうした書店員さんのほんのちょっとの意識が、多少なりとも実売に結びつくことって、なかったのかな。

ほんとに、ニュースレター自体をどの書店さんも読んでくれていなかったのかな。

うちには外回りの営業部員が3人しかいなくて、この3人で北海道から九州まで手分けして出張に行ってる。3人しかいないから、関東以外にはそう頻繁に出かけられない。数ヶ月に1回、年に1~2回、場合によっては数年に1回くらいしか行けないところもある。もちろん、出張自体に行けていない地域もある。

でも、なかなか行けない地域にも、まったく行けない地域にも、うちの本を大切に扱ってくださる書店さんはあり、そういう書店さんに少しでもうちの会社のことを身近に感じてもらいたい、うちの商品だけでなく、うちの会社の「人」を感じてもらいたいと、そのためにニュースレターはつくられていた。

それって、意味のないことだったのだろうか。商品の売れ行きには、まったく結びつかないことだったのだろうか。

かける時間とコストに見合う販促効果があったかどうかは、わからない。営業部員が1日内勤をして、2000枚ほどの印刷をすることで発生するコスト以上の販促効果があったかどうかは、どこのなにを見ればはかれるのか、わからない。

でもそれは、たとえば新聞広告だって同じこと。数十万、ときには100万円以上の費用をかけて、その広告原稿をつくるために従業員ひとりが半日から1日その作業にかかりきりになって、新聞広告を打ったとき、そこで必要となったコスト以上の販促効果があったかどうかなんて、わからない。どこのなにを見ればはかれるのか、わからない。

同じように広告を打っても、売れるときもあれば、売れないときもある。広告を打たなくても、売れるときもあれば、売れないときもある。こちらから話題づくりを仕掛けてもなにも動かないときもあるし、なにもしなくてもどこからか勝手に話題になることもある。

どこで、なにが、どれだけ売れ行きに影響を与えているかなんて、わからないよ。

だから、始めるときは意思や意図を持って始めることが大事。始めたら、意思や意図が達成できそうか、感触を探ることが大事。その点が、ニュースレターは甘かったかもしれない。そして、意思や意図が達成できないことが明らかになったら、やめることも大事。でも、意思や意図が達成できないこと自体をはかることが、難しいのだよなぁ。

でも、じゃあ新聞広告は、意思や意図が達成できているのかなぁ。
打ったことによる意思や意図の達成具合を、ちゃんと意識できてるのかなぁ。
そもそも新聞広告を打つことに、明確な意思や意図があるのかなぁ。





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2008/04/23

なまじ「意味」があるから漢字はめんどくさい

これまでは全部漢字で書いていた名称を、そこで使われている漢字のひとつにある特別な負の意味を見出そうと思えば見出せるからという理由で、その部分をひらがなにすべきだ、という主張をときどき見る。

言葉なんて、名称なんて、ただの記号。

「よろしく」はただ「よろしく」という音を表わす記号にすぎず、それが「ヨロシク」でも「夜露死区」でも、記号そのものが示そうとしているものに変わりはない。

だけど漢字にはそれぞれに、その文字がもつ意味があったりするからめんどくさい。たんに音あわせでその字をあてがわれただけでも、そのあてがわれた字が単独で持っている意味が滲み出てきてしまうのが鬱陶しい。

自分は字にあまりこだわりがないので、通常の文章で使っても表記として違和感を感じないであろうと思われる表記であるなら、あるいは、それがその文章を読むであろうと想定する読者の多くにとって読みにくかったり難しかったりするようなことはそんなにないだろうと推測できれば、どんな表記でもいい。「子供」だって「障害者」だって著者さんが「子ども」「障がい者」としてくれというなら、そういう表記に原稿を統一することになんの異論もないし、そう表記された文章を見ても、きっとそこに漢字を使いたくない理由があるんだろうなくらいにしか思わない。

でも、これまでにあまり見たことのない、一般社会ではあまり使ってこなかったであろう当て字が使われた文章はなぁ。

もちろん、特定の文脈のなかで、特定の意味を強調するために、あえて当て字を使うことはあってもいい。その文章を読むであろうと想定する読者層にとってはかなりよく使われる表記である(いわば一種の専門用語?)なら、そう表記するのもありだろう。でも、その場合でも初出のときには「これは一般的な表記ではなく、特定の意味を協調するためにあえて特別な表記を使っているんですよ」という解説を入れたいと思ってしまう自分は心配性なのか。

数年前から見かけることが多くなった(ように思う)「顔晴る」とか「最幸」とか「志事」という表記は、いまだに慣れることができない。意図はわからないでもないけど、あえてその字を使わなければいけない、その表記が非常に効果的だ、と感じられる文章って、そんなに多くないように思うのだな。ふつうに「頑張る」「最高」「仕事」でいいじゃんとか思う。なかには、こうした特殊表記と日常的な通常表記の両方が混在してて、しかもその表記法の違いに厳密な区別が感じられないような文章もあったりして、もうなんだかなぁ。そうまでしてその表記を使いたい理由がわからなかったりする。

行為だとか状態だとかを表わす記号としての言葉の音がわかるようにするための記号としての文字に、その文字自体が個別に意味や背景を持つ漢字を使うから、こういう面倒なことになるのだよなと思った午後のひととき。

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2008/03/27

外部のメルマガ記事で自社の発行予定企画を知る


著名な経営コンサルタント・武沢信行さんが発行しているメールマガジン『がんばれ社長!今日のポイント』の2008年3月27日号 VOL.1880に、武沢さんが秋に発行する予定の新刊のことが少し書かれていた。

●今秋に四文字熟語の本を出す予定である。

仮タイトルは『できる社長の四文字熟語』(こう書房 予定)で、経営理念や経営哲学を確立するうえで役立ちそうな四文字熟語を100個ほどご紹介し、武沢が独自に超訳する本になる。
(中略)
さらには、武沢造語による四文字熟語もいくつか紹介予定なので、10月発売を楽しみにしていただきたい。
(『がんばれ社長!今日のポイント』2008年3月27日号より)

え、うち? うちから出るの? 10月に?

知りませんでしたよ(^^;)。このあいだ編集長からもらった新刊発行スケジュール案には載ってなかったし。

ちょっとした社内のニュースや出来事・連絡等を、社内連絡網からではなく一般向けに公開されているオフィシャルBlogの記事で読んで初めて知る、ということはこれまでにもときどきあったけれど、新刊としての発行が予定されている企画を、しかも10月発行といったら半年後じゃないですか、そんな直近になって、会社外部で制作・発行されている、だれでも自由に読者登録のできる、そしてたまたま自分も読者だったというだけのメールマガジンを通じて知ったのは、初めてですわ。びっくりした。

しかし、そうかぁ。ついにうちからも武沢さんの本が出るのかぁ。売れるといいなぁ。






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2008/03/17

「場」が楽しければ必ず売れるかどうかはわからないけれど、楽しくない「場」で買い物したい気持ちはまず起きない


ちょっと前の記事なのだけど、「dominoの編集後記」2008年2月10日の「[余談]まったくの余談」より。

私はせっかくのリアル書店ということもあって、どちらかというと「場」主義で、売れるか売れないかは「場」が楽しいかどうかにかかってる、と思う傾向が強いんです。

こういう感覚、いいな。

実売データはもちろん重要で、そのデータを読みながら効率よく販売し効率よく利益を出すことも商売としてはとても大切なんだけど、だからといってデータから計算された「売れるもの」ばかりを売るようになっちゃうと、商いとしてのおもしろみは少なくなってしまうように思う。

商売で成功するには、自分が売りたいものを売るんじゃなくて、お客さんが買いたいものを売ることというのは、そのとおりだろう。そして、「売れた」という実績があるものは、売れたことのないものよりも、また売れる可能性が高いのではないかと推測できるので、「売れた」実績のある商品群を中心に品揃えをすることが利益につながりやすいだろうとも推測できる。

購入の意思決定時に生身の人間と直接対話をしないネットショッピングとかだったら、それでもいいかなぁと思う。でも、人間が働いている店に自分で出向いていって、自分で実際に商品陳列を見て、気になる商品を手にとって確認し、レジに持っていてキャッシャーさんに手渡し会計をしてもらって購入するときは、売り場に、その売り方に「人」を感じたい。

生身の人間がいる売り場で買い物をするっていうのは、売り場をつくった「人」、売り場を構成する「人」を感じて、その「感じ」を楽しむっていうことでもある。「人」の感じがない売り場なら、そこで買わずにネットで買っても同じ。むしろネットのほうがいろいろ楽だ。たいがいのものがネットで買えるなかで、あえてリアルショップで買い物をする楽しみは、やっぱり「人」に、売り場に漂う「人の感じ」に、あると思うんだな。

ただ、「人」が出す「感じ」はけっして「楽しい」ばかりじゃない。売り場をつくる人間が、いやいやだったり、投げやりだったり、無関心だったり、疲労してたりすると、そうした「よくない感じ」も売り場にうっすら漂ってしまう。そして、そういう空気って、けっこうお客さんは感じてしまうんだよな。

たとえば華やかな飾り付けをして派手な照明をつけ見た目をにぎやかにしても、それを行なった「人」自身が楽しんでいなかったなら、やっぱりどこかに楽しくない感じがうっすらとにじみ出てしまう。お客もそれに気づいてしまい、買い物を楽しむ気分がしぼんでしまうんだな。

買い物はエンタテインメントだから。だから、売り場もエンタテインメントの場であってほしい。売り場が楽しければ、買い物を楽しみたい気持ちも高まる。また売り場に来たい、売り場の雰囲気を楽しみたいという気持ちにもなる。そうすれば、何回か来店するうちに、実際に商品購入をすることもあるだろう。

だけど、売り場が楽しくなければ、必要に迫られているうえにほかに選択肢がなく行かざるを得ないときしか行きたくない。なにかを買う気で出かけても、楽しくない売り場では買う気がしぼんでしまう。

それはきっと、書店でも同じはず。本屋さんは、本を売る物販店なんだから。ビックカメラがパソコンや家電を売るように、西友が肉や野菜を売るように、本という商品を売っている物販店なんだから。でも、ビックカメラや西友のように「売り場の楽しさ」「売り場の勢い」「売り場の活気」というものを意識することは、書店にもあるのだろうか。書店の売り場を「買い物を楽しむ場」としてお店側が意識することは、あるのだろうか。そういう書店って、多いのだろうか。

「売り場」が楽しいこと、楽しい「売り場」をつくることをスタッフが楽しめることって、重要だと思うのだな。そして、その売り場をお客さんと一緒に楽しめること。商いのおもしろみって、そこにあるんじゃないのかなぁと思うのであった。





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2008/02/20

持ち込み原稿はすべて没


自社商品でも、自分が制作にかかわっていないものはほとんど読まないのですが、パラパラッとページをめくることはあるわけで。そんなわけで、今月の新刊カバー写真『40代で始める「最終戦略」ノート』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)を見ていたのですよ。そしたら、「40代に私が感銘を受けた言葉」という項目がありまして、著者さんに大きな影響を与えた言葉が幾つか紹介されていたのですよ。そこから、ひとつ引用。

出版社編集部員の一言
「書いた原稿の持ち込みはすべて没にする。つてを探して相談からはいることだ。つてが探せない人は、仕事もできないだろう。そんな人の本は読まれない」

わはは。キビシーですな。

こう書房でも企画や原稿の持ち込みはちょこちょこありますが、「すべて没」ということはありません。売れる見込みが高そうな企画・原稿であれば、出版に向けて持ち込み者さんと打ち合わせや作業をします。そうやって実際の出版にまでこぎつけたものはこれまでにいくつかありますし、そのなかには『売れっ娘ホステスの育て方』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)のようにヒット作となったものもあります。

ただ、そこまでいく確率は、非常に低い。ほとんどの持ち込み企画・原稿は、編集長や編集部員がざっと目を通しただけで、とくにきちんとした会議や意見交換の場を持つこともなく、没になっていきます。

そうして没になった企画や原稿がどれも「まったくダメなもの」というわけではありません。まったくダメなものも多いけれど、「よさそうな要素もいくらか感じられる」ものもいくつかはあります。その「要素」を中心にすえて、いくらかの軌道修正や整理などをすれば、可能性の高い企画になりそうな予感のするものも、あるにはあるんです。

でも、そんな面倒なこと、しません。見ず知らずの人が送ってきた企画に、そこまで関わりたい気力も体力も興味もないってのが本音です。

持ち込みの企画・原稿で「具体的な相談・制作作業」にまで進むものというのは、それが持ち込まれた段階で「すでに企画・原稿としての完成度が非常に高く、こちらで手直しや軌道修正をする必要をほとんど感じない(テーマ自体が興味深いことが前提)」か、その企画・原稿が「たとえ修正や整理などで大変な苦労をしても、どうしてもこれを本にしたいと出版社が感じるくらいに跳びぬけて魅力的な内容である」かの、どちらかです。

しかし、そういった持ち込み企画はほとんどないのが現実です。テーマは面白そうだけど、そのテーマをきちんと表現できそうな目次になっていないとか、テーマや目次は興味深くても、それをきちんと表現できる文章が書けていないとか。なんとしても本にしたいと思うようなテーマ・内容の企画が送られてくることもほとんどないし。

だから、持ち込み企画のほとんどは、没です。そして、どうせ没にするものが大半な持ち込み企画のチェックに時間をかけたくないというのが正直なところです。

でもね、見ず知らずの人から送られてきた企画の大半はたいした検討もないままに没ですが、多少なりとも付き合いやつながりのある人から相談を受けた企画は、多少なりとも「気になる部分」があれば、すぐに「没」とはならないことも多いんです。持ち込みの人には「当社の規定により、この企画は没です」だけで済ますけれど、相談をしてきた相手には「このままの企画では、こういう理由で没です」といった一言をね、付け加えることが多いのですよ。

没の理由がわかれば、企画者は、それを解決する方向へ「企画の修正」ができますよね。テーマ自体が出版社に合わないのであればしかたがありませんが、たとえば絞込みが甘いとか、読者対象がぶれてるとか、そういったことであれば、ブラッシュアップが可能です。そのうえで、再度「相談」を持ちかける。そこでも編集者からダメが出たら、その理由やアドバイスを聞いて、さらにブラッシュアップする。そうしたことを何度か繰り返すうちに、「このままでは没」だった企画が、「これだったら本にできそう」なものにまでなっていくこともあるわけです。

その意味で、「つてを探して相談からはいることだ」は正しいと思います。
この本では、この編集者の台詞のあとに著者の解説として、こうあります。

つてを探せないのは、自分がその仕事にまだ到達できないことを意味する。

これもまた、正しいと思います。

たんに「ウェブ上で見かけたから」とかだけで、こちらがどんな本を発行しているのかもろくに知らないまま「企画を見てくれ」とメールを送ってきたり電話をしてきたりする人がいます。こう書房では「持ち込みはすべて没」などという冷たい仕打ちはしないので、送られて来ればざっと目は通します。でも、そうして送られてくる企画の大半は「あきらかに没」か「このままでは没」のものばかり。そしてこのふたつは、見ず知らずの人から持ち込まれたかぎりは、どっちも同じです。つまり、「没」です。

住所やメールアドレスしか知らない相手にいきなり売り込む・送りつけるのではなく、多少なりとも一般的な会話ややりとりをしたことがあったり、何回か会ったことがある人のつながりに「つて」を探すことって、やっぱり大事なんだよな。そういう意味で、この本のこの部分にはちょっと共感したのでした。

でも、同じ「40代に私が感銘を受けた言葉」の項のあとのほうに出てくるこれ、

友人の一言
「上司のいないところでの悪口は楽しい」

にはぜんぜん共感できない。上司がいようがいまいが、他人の悪口が楽しいと感じたことはありません。なんの問題解決にもならないし、特定の人の悪口を一緒になっていっている人たちの変な連帯感みたいなものも気持ち悪い。他人の悪口って、自分でいっても気分が悪くなるし、誰かがいうのを聞いても気分が悪くなる。マイナスのエネルギーしか感じないので、そういう場にはいたくありません。「悪口は楽しい」という「友人」に共感できないだけでなく、そんな「友人」の言葉に感銘を受けたなどという著者さんにも共感できないんだな。

という悪口を自分はいってるわけで、やっぱり気分が悪くなってきました。気分を変えるために、右からきた悪口は左に受け流そう、それヒットエンドラーン。

こんな締めで、すみません... オイラもすでに40代ですが、まだ「最終戦略」を立てるどころじゃない感じです(ToT)

カバー写真
『40代で始める「最終戦略」ノート』

楽天ブックスで買う
Amazonで買う




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2008/02/15

ダンボーかわいい

日販ダンボー、大地に立つ
大阪屋ダンボーも大地に立つ
(60坪書店日記)

うわー、これ、かわいいですぅ。
とくに、出版業界の未来を憂えるダンボーくんたちが...
なんか、がんばらねば(なにを?)という気分になったです。

栗田さんと大洋社さんはないだろうけれど、
トーハンさんのダンボールは社内のどこかにあった気がする。
写真とって送ろうかな。

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2008/02/04

「大衆感覚」ってやつがわからない

本の企画を立てるとき、書名を考えるときは、「大衆感覚」を大事にしろ。

うちの会長がよくいうことです。もともとビジネス書大手の日本実業出版社で編集長をしていて、30年ほど前に独立してこう書房を設立。会社の黎明期を創業社長兼編集長として引っ張り軌道に乗せ、現編集長に編集長職を譲り社長専業となったあとも自分のようなインチキ下っ端編集者に書籍制作におけるさまざまなアドバイスをくれました。

その会長(前社長)に、ひとりよがりな企画を立てたり、かっこいいけどわかりにくい、一部の人にしかわかってもらえないような書名をつけたりすると、いわれるわけです。

「大衆感覚がないんだよ」

奇をてらわなくていいから、一般大衆にとってわかりやすい企画を立てろ。
かっこつけなくていいから、一般大衆にとってわかりやすい書名をつけろ。
大衆が持っている感覚を大事にし、その感覚に訴えかけろ。

いったい何度いわれたことでしょう。

大衆感覚。

わかんないんですよぉ~、自分(ToT)。

大衆とはなんでしょう。
大衆とは誰でしょう。
大衆とはどんなことを考えているのでしょう。
大衆とはどういうふうに感じるのでしょう。

自分はどちらかというと(というか、あきらかに?)マニア寄りの人間です。
子供の頃から日本の歌謡曲やポップスよりも洋楽ロックが好き。
洋楽ロックのなかでもマニア路線のプログレッシヴ・ロックが好き。
プログレッシヴ・ロックのなかでもマニア路線のユーロ・ロックが好き。
ここ数年はユーロ・ロックよりもリスナーの少ないイタリアン・ポップスが好き。
日本人で自炊派だけど家には米も醤油も砂糖もない。
だけどオリーブオイル数種類とホールトマト、ガス入りウォーター、ワインは常備。
海外旅行にいっても日本食が恋しくなったためしがない。
こんなオイラにも「大衆感覚」がわかるのでしょうか。

それでも、それなりに考えて「大衆感覚」なるものを想像してはみるのです。
できるだけ「これまで会ったことのある人」や知人や友人や著者さんや親類などの顔を思い浮かべたりしながら、彼らだったらどう感じるだろうかとか想像するのです。
でも、どちらかというと「変な人」らしい自分とかかわりのある人は、やっぱり「変な人」が多いようで、あまり参考にならないのです。

そういえば最近、飲食店での喫煙マナーについての意見交換(というか、文句の言い合い?)をしているインターネット上の某所で、次のような趣旨の発言を見かけました。

喫煙可の飲食店で食事中に喫煙をすることについて、「同じテーブルにいる友人・知人には気を使うけれど、他のテーブルにいるアカの他人にまでなぜ気を使わなければいけないのか。見ず知らずの他人になど気を使う必要はない」と。

うぅ。これは「大衆感覚」なのでしょうか?

喫煙可のお店で喫煙すること自体はかまわないと思います。たとえ同席もしくは他の席に非喫煙者がいたとしても、店が「吸ってもいい」といっているところで吸っているかぎりは、基本的には責められることじゃありません。煙がくることに対して文句をいうなら、喫煙を許可している「店」に対していうべきです(ちなみに自分自身は煙草の煙が苦手です。できればそばで吸わないでほしい)。

それよりも自分が「まいっちゃったなぁ」と思うのは、「気を使う=マナーを意識する必要があるのは友人・知人に対してだけ。他人のことは関係ない」という考え方です。

マナーが要求されるのは基本的に公共の場。私的な場であったとして、自分以外の別の人がいる場です。だからマナーは「自分以外の別の人」に対し、不快な思いをさせない、自分のみっともない姿をさらさないことが根本にあると思うのです。そして、もしそこに友人・知人のほかにアカの他人もいたならば、すでにこちらの人柄その他を知っている友人・知人に対してよりも、むしろアカの他人に対して、より強くマナーを意識するってのが当たり前な感覚だと、自分は思っていました。

でも、この発言を見かけた某所には「友人・知人には気を使うけど、他人のことは知ったことではない」系の発言がほかにも多数見られるのです。それがいいとか悪いとかいうことではなく、これはつまり「マナーは友人・知人間で意識されるべきもの。他人は対象ではない」というのが最近の「大衆感覚」になってきているということなのかと思うわけです。

もう自分には「そんな大衆感覚がまったく想像できないかもしれない」と思うと、いちおう大衆向けの本を制作する身としては少し寂しく、だけど「そんな大衆感覚なら想像できなくてもいいや」と開き直りにも似た気分も感じる今日この頃なのです。





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2008/01/30

こんな出会いもあるからおもしろい


今日は株式会社カワキタエクスプレスのkawakita社長がご自分のBlogに書いてくださったカバー写真『銀座流 売れっ娘ホステスの会話術』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)に関するお話を紹介させていただきます。

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今から、約一ヶ月前のこと。

息子のお付き合いで、本屋に立ち寄った。
自分は買うあてもないので、適当に立ち読みをしていた。
水商売系のおねーちゃんが書いた会話術のような本があり、読んでみたら結構面白そうだったので、買おうかと思ったが、「また今度にしよう。」と、その日は買わずに帰った。

数日後。
東京に出張に行くことがあり、「そういえば、あの本を持っていこう」と思い、別の本屋へ。しかし、題名も著者も出版社もわからない。それらしい本を手当たりしだい見たがない。

その後、数件の本屋に行って探したがない。こうなるとどうしても読みたい。

またまた時は過ぎて、一週間ほど前。
また、息子が本屋に行きたいと言ったので、行くならあの本屋にと、元々あった本屋に行った。今度は絶対買う!

BUT!あったと思われる場所にはない。決して広い本屋ではないので、あればわかるはずなのに・・・。でもその時点では、本の表紙の感じすら覚えていない。何もわからないから店員さんにも聞けない。

そして昨日。
再び東京出張。

名古屋駅に着いて、いつものように次にくるのぞみの自由席、1号車の後ろの入り口から入り、空いている席に着く。3人席の通路側。前に乗っていた客の読み終えた新聞が座席後ろの網のところに入っていた。

持ってきた本を読もうと思ったが、考えることもあり、しばらくボーっとしていた。そのうちウトウトと。

電話が鳴り、目が覚め、再び席に着いた時に、おもむろに前にある新聞を眺めた。新聞の後ろの下の方には大抵、最近出た本の宣伝がある。前にある新聞が、たまたまその部分が見えるようにはさんであった。

次の瞬間、目が釘づけになった。
「『銀座流 売れっ子ホステスの会話術』好評につき増刷!」
瞬間的に「これだ!」と思った。

そして今日。
その本を探しに本屋へ。「あった!」

こうなると本の中身より、そこに至るプロセスに感動した。

あの時間の新幹線に乗らなかったら・・・あの席に座らなかったら・・・前の客が新聞を置いていかなかったら・・・新聞が反対向いていたら・・・、言い出せばきりがないくらいの偶然の重なりが、そこにはある。

人生ってこんなもんだろう。
それを偶然と思うか必然と思うかで、大きく人生が変わっていく。

偶然を待つのではなく、必然を引き起こす。

いやー、人生って実におもしろい!


(株式会社カワキタエクスプレス コラムページ「社長の想い」2007年1月16日より。Blog掲載に際して句読点や改行の位置など少し修正してあることがあります)
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まぁ!

このBlogではこれまでたくさんの「読者さんからいただいた、本の感想」を紹介してきましたが、「不思議な縁に導かれた読者さんと本との出会い」を紹介するのは初めてだと思います。というか、こういうことって本当にあるんですね。ドラマとか物語のなかだけの話かと思ってた。

kawakitaさんがご覧になった、新聞の下のほうにある「最近出た本の宣伝」は、業界でいうところの「サンヤツ広告」だと思います。高さが本文の3段分くらいで、横幅が全体の8分の1くらいの大きさの広告です。だから正しくは「3段8分の1サイズの広告」といいます。そのまんまや。

この広告枠の値段、けっこうするんですよ。新聞にもよるんですが、日経新聞とか読売新聞とか朝日新聞とかだと●十万円(正価は100万円くらいだったと思います)。

あの小さなサイズで、たった1日の掲載で、●十万円!

正直にいって、それだけの費用に見合う広告効果があるのだろうかと疑問を感じていたり、いなかったり、やっぱりいたり...(^^;)

でもね、こういうお話を聞くと、あれはあれで「読者さんと本との縁結び」にきちんと役立っているんだなぁと思うわけで。自分たちが知らないだけで、kawakitaさんと同じように新聞広告に「最後の一押し」をしてもらった読者さんが、ほかにもいるのだろうなぁ、きっと。

いずれにしろ、なんだか不思議なご縁で出会ってくださったこの本が、kawakitaさんにとっておもしろく、なにかの役に立つものであったならいいなぁと思うのですわ。

ところで、なぜ「ホステスの会話術」の本に興味を持ったのかしらん? やっぱり「水商売系のおねーちゃん」というのが男子のハートにビビッときたのでしょうか(^◇^)。

でも、『銀座流 売れっ娘ホステスの会話術』の著者はコタロウさんといって、銀座の黒服さん。「水商売系のおねーちゃん」じゃなくて「水商売系のおにーちゃん」なんですけどぉ(^^;)。

もしやもしや、最初に「買おう」と思ってらした本って、これとは違うものだったのかも... でもけっきょく、これを買ってしまったということで、やはりそこにはkawakitaさんとこの本のあいだに計り知れない深い縁(えにし)があったのだと、これはもう偶然ではなくきっと必然なのだと、そういうことにしておきましょう(^o^)。

さて、ふだんは「読書感想をくださった方」を対象にしている「本を読んで新刊ゲット!」企画ですが、これもなにかのご縁でしょう、今回は「本と私の不思議な縁?」を教えてくださったkawakitaさんもエントリーとしたいと思いますので、よろしければメールアドレスをお知らせいただけますか? ここのコメント欄からでも、あまろ~ねにメールを送るからでもけっこうです。メールアドレスをお知らせいただいた時点でエントリーとさせていただきます。

また、この「本と私の不思議な縁?」を読んで「もしかして、この本おもしろそうかも」と思った方、ぜひ今度はあなたと本とのあいだに「不思議な縁」がありますように(笑)。


カバー写真
『銀座流 売れっ娘ホステスの会話術』

楽天ブックスで買う
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2008/01/29

手皿はマナー違反なのか


「手皿はマナー違反だ」ということを声高に主張する人が最近増えてきたような。テレビのCMの影響でしょうか。ちなみに「マナー」に対して「違反」とか「守る」という表現を使うのは違うように思うのですけど、どうでしょう。「ルール」なら「守る」ものだから「違反」もあるけど、「マナー」は「身につける」ものですよね。

それはともかく。

正確なことは知らないのだけど、たしか、和皿の多くはもともと「食べるときは手に持って、口元まで運ぶ」ことが想定されていると聞いたことがあります。たとえばご飯茶碗も口元まで持っていってご飯を食べますよね。これを、茶碗はテーブルに置いたまま、はしの下に手皿をしながらご飯を口に運んだら、そりゃおかしいだろと思います。おそらく、そこから「手皿はみっともない」という考え方が出てきたんじゃないかしら。大皿の料理も、手皿をしながら大皿から直接口に運ぶのではなく、小皿(受け皿)に取り分けて、その小皿を手に持って食べる。そういうことですよね、きっと。

でも、ご飯が洋皿(平たい皿)に盛られてたらどうするんでしょう。洋皿は逆に、手に持たないのがたいていの場合の西洋マナー。手に持たないお皿の上に、器を手に持って食べるものが載っている状態です。お箸で食べる洋食レストランとかではよく見かける光景ですね。この場合も手皿はマナー違反?

かってな推測ですが、食べるときには小皿や茶碗を口元までもっていくのは、食べ物がこぼれてテーブルを汚したらみっともないからだと思うんです。しかも箸で食べ物を取るときは、フォークのように差したりしてはいけないし(差し箸はだめといわれますね)、フォークのようにすくって乗せることもできません。たった2本の細い棒切れで、ある種芸術的な繊細さを持って食べ物を挟んで口に運ばなきゃいけない。そりゃ、フォークにくらべて食べ物がこぼれやすいでしょう。こぼれやすいから、こぼれてもいいように受け皿を口元まで持っていくことにしようと思ったんじゃないかしら。だから、そういうふうに使えるような食器をつくったのではないかなぁと思うわけです。

ここでの、いちばんの目的はなにか。それって「食べ物をテーブルにぼろぼろこぼすのはみっともない」ということじゃないかと。

こぼさないように受け皿等があるなら、それを使うほうがみっともなくないでしょう。受け皿等があるのに、それを使わずに手皿をするのは美しくないと思います。でも、大皿や洋皿で料理が提供され、箸で食べろというのだけど、取り皿や受け皿が提供されない場所ではどうでしょう。日本の飲食店には最近そういうお店がたくさんあると思うのですけど。

この場合はむしろ、手皿をしたほうが美しいかなと思うんです、自分。

本来的な「理由」が「テーブルにぼろぼろこぼすのはみっともないから」だとしたら、それを回避するための手段をとるのが「マナー」ではないかと。ただ、その回避手段にはいくつかのやり方があって、そのやり方ごとに「美しさ」の差があるだけかなと。だから、使える手段が複数あるのなら、そのなかからいちばん「美しい手段」を使えばいい。ひとつしか手段がないのなら、あまり美しくなくてもその手段を使えばいい。その手段自体が元の「理由」よりもみっともないというならまた別ですけれど。

「手皿」というのはたんに「いちばん美しい手段ではない」というだけのことではないかなぁと思うわけです。そして、いわゆる「マナー」として語られる所作等の多くは「いちばん美しい手段だけ」なのかもなぁと。

で、もし自分がマナーに関した本の制作にかかわるとしたら、どういった所作が「マナー」と呼ばれているかだけでなく、なぜそれがマナーとなったのか、そもそもの目的や理由はどこにあったのかといった背景をきちんと解説・紹介し、読者さんが「なるほど、だからこうすることが理にかなっているんだ、美しいんだ」ということがわかるようなものがいいなと思うのだけど、たぶん売れるのは「こうするのがマナーです」と言い切って、具体的なアクション以外の余計な背景などは省いたようなものなのだろうな。

だってきっと、最近の若い人(だけでもないか)の多くにとって「マナー」と「ルール」は同じもので、意味よりも形が大切で、その形を守らない人は「攻撃の対象」になっているように見えるから。意味も理由もわからず手皿をする人を攻撃し、手皿をしたからと意味も理由もわからないまま攻撃される。自分が攻撃されたくないなら「手皿をしない」という形さえ身につければOK。意味や理由なんか必要ないもんね。

マナーに限らず、そういう本ってきっと、さまざまなジャンルにありますよね。自分もつくったことがありますね、たぶん。そうした本たちが、こうした傾向をさらに後押ししているのだとしたら、哀しいことだな。

あぁ、考えがまとまんないなぁ。要するに自分はなにが気に入らないんだろう? まぁいいか。みんな帰ってしまって社内に誰もいないから、自分ももう帰ろう。




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2008/01/07

波乱の幕開け

今日から平常営業だったのですが、平常に仕事ができんかった(ToT)。

実は昨年の最終日(大掃除の日)、会社で使ってるADSLモデムが壊れまして。1本のADSLモデムを中心に十数台のパソコンとプリンタ3台がネットワークでつながっているもので、ADSLモデムが壊れるとインターネットに接続できないだけでなく、プリントアウトもできなくなってしまうのですよ。

メールのやりとりもプリントアウトもできないのでは、わたしら仕事になりましぇん。

すぐにプロバイダに電話して、交換用のADSLモデムを手配してもらいましてん。それが今日の昼前に届いたので、壊れたモデムをはずして、新しいモデムに置き換えて、電話線とLANケーブルをつないで、モデムのセットアップをして、やれやれ、これでインターネット環境は復活しましたよ~、となった頃にはもうすぐお昼じゃん。まぁ、でも復旧したからいいか。

と思っていたら!

プリンタに接続できない。プリントアウトができないのですぅ。ネット閲覧やメール送受信はできるのに、プリントだけできない(ToT)。

送られてきたADSLモデムがこれまでとはメーカーもモデルも違うもののため、どうやらIPアドレスの割り当てが変わってしまったらしく、それでコンピュータがプリンタを見つけられなくなってしまったらしいのです。

それでも営業部で使っているRICOHのプリンタ&複合機はドライバの設定を変えることでなんとかなったのだけど、編集部で使っているOKIのプリンタに接続することがどうしてもできん...

もともとADSL1本で編集部内の小規模LANを組んでいたところに(ここまでは自分でやったので、構成を把握していた)、あとから営業部のパソコンや会社の専用サーバなどがいつのまにか組み込まれて、いまやわけのわからん複雑怪奇な構成になっているのです。

いま、RICOHの技術者さんがいろいろ調べてくれていますが、どうなることやら。早く以前のように快適な環境に戻るといいのだけど。





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2007/12/25

内容丸パクリのメルマガ事件、とりあえずひと段落

年内の営業は27日までで、残りがあと3日しかないのですが、来月分の新聞広告ファイルはまだつくってないし、年明けすぐに校了する2月新刊の最終確認もまだ済んでないし、しかも帯の文面もまだ考えてないし、1月下旬に準備校正を出したい原稿の整理も中途半端だし、おいおい大丈夫かオレな今日ですが、とりあえず年賀状と問屋さん向けの新刊書誌データは完成させたぞと。明日、著者校正が戻ってきたら2月刊もフィニッシュさせよう。それまでに新聞広告ファイルをつくろう。うん、あと少し、がんばれオレ。

さて、うちの本の内容を頭からまるまるパクッたメルマガのバックナンバー表示をやめてくれないメルマガ配信スタンドに内容証明郵便を送ってから1週間経ちました。

郵便局の追跡サービスで12月18日には先方に配達されているのを確認していたのですが、その後もずっと表示は続いていて、もちろん先方からの連絡もなく、これは本当に訴訟まで進めなくちゃいけないのかなぁ、面倒だなぁと思っていました。

しかし今日、ついに、やっと、初めて、先方さんからメールの返信が来ましたよ。「遅くなったけど、表示禁止設定したよん」って(こんなくだけた文章ではありませんでしたよ、もちろん)。

なんだよ。ちゃんとメール届いてたんじゃん。

さっそく、先週まで内容表示されていたページにアクセスし、表示がされなくなっているのを確認。禁止設定漏れのページが数箇所あったのを指摘し、そこも表示禁止にしてもらい、それを確認。

そんなわけで現在は、うちの本の内容をまるまるパクッたメールマガジンのバックナンバーが表示されているウェブページは、少なくともこちらで把握できてる範囲では、ひとつもなくなりました。

はぁ。けっこう時間がかかったな。やっぱり、内容証明郵便を送ったのは先方へのアピールというかプレッシャーになったのでしょうか。ちゃんとうちの社長名で、名前の下に会社のでっかい角印をどーんと押して、先方の社長様あてにお送りしましたからね。

いずれにしろ、これでこの件は終了です。良かったよかった。

ちなみに、前書きから丸パクリされた本とは、この本でしたー!

カバー写真
『サービスマインドをたかめる物語』

楽天ブックスで買う
Amazonで買う


あたかも「自分で書いた」かのごとく丸パクリをしたメルマガ発行者さんに腹は立つけれど、「内容はいいんだけど、あんまり有名な本じゃないみたいだから、パクッちゃってもわからんだろう」という軽い気持ちでパクッたのだとしたら、まぁそれはそれでこの本を評価してくれているともいえるのかもしれないなぁ... などとのんきな話を著者さんとした年の暮れでした(^^;)。

しかし、今後もこういうことはあるんだろうな。これからも定期的に内容検索とかしなくちゃいかんなぁ。めんどくさいけど、しかたないなぁ。

とりあえず今回は「内容証明郵便を書いて出す」という経験ができたことを個人的にはちょっと喜ぼう。内容証明用紙と封筒がまだ残ってるので、今後また同様のケースを見つけたら、さっさと送ってやろうと思います。




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2007/12/18

本の内容を丸パクリしたメルマガのウェブ表示をやめない配信スタンドに内容証明郵便を送ったよ


昨日の夜、寝ているときに突然足がつり、その痛さに半泣きになった(;_;)あまろ~ねです。

さて、うちの本の内容を頭からまるまるパクッたメルマガのバックナンバー表示をやめてくれないメルマガ配信スタンドは、あいかわらずいまも表示を続けています。もちろん、こっちから送ったメールに対する先方からの返信等はいっさいありません。

最後に先方に送ったメールに「次は法手続きに則って抗議するからね」と書いておいたのだけど、やっぱり返事もきやしないので、出してきましたよ、内容証明郵便。もちろん、配達証明つきで。1か月以内に表示をやめなかったら著作権法に則って刑事告訴するからねと書いて。

さすがに「内容証明郵便の受け取り拒否」なんてことはしないだろうと期待してます。まぁ、仮に拒否られても「警告書を送った」という事実は証明されるわけだからいいかと。先方がウェブ表示している違法物はPDFファイルにしてとってあるし、パクられ元の本もその出版契約書も手元にあるので、いますぐにでも刑事告訴しちゃってもいいのだけど(著作権法124条でいけそうです)、べつに争うことが目的じゃなくて、表示さえやめてくれればいいのですよ、うちとしては。民事訴訟で「差止請求」(著作権法112条)をしてもいいのだけど、民事はめんどくさいので、まずは「お願い」を内容証明でした、と。それに関して調査やこちらへの回答などをせずに無視するようだと「故意犯」といっていいだろうから刑事罰の請求しちゃうよ、ということですね。

そんなわけで、いまは郵便局からの配達通知と先方からのなんらかのアクション待ちです。1月末までまってなにもアクションがなかったら、ほんとに訴訟だな。めんどくさいな。

ちなみに先方には5回、著作権侵害やめてねメールを送ってるのだけど、1回も回答がありません。この時点でかなりムカついてるんだけど、もしかしたらねぇ、実はメールが先方に届いていないのかもなぁとも少し思ってきた。場合によっては先方で使っているスパムフィルターかなんかではじかれちゃってるってケースも、なくはないよなと。

実際、某外資系大手企業に勤めてらっしゃる著者さんへ送った数度のメールとか、国内某大手企業の方に送った数度のメールとかが、1度も先方さんに届かなかったことがあるのですよ。向こうからのメールへの返信扱いにしても届かなかった。けっこう厳しいスパムフィルターが入っているらしく、そのせいじゃないかといってたけど。

メルマガ配信スタンドで、読者や利用者からの要望・苦情・問い合せ受付用として公開しているメールアドレス宛のメールに対してそこまで厳しいフィルターかけちゃったらダメじゃんとは思うけど、向こうの人たちはそれに気付いていないこともありうるよなぁと。

そんなわけで、今回の内容証明郵便できちんと先方が事態を理解して、少なくとも「問題が起きているようだ」ということくらいは把握して、良識のある対応をしてくださることを本当に本当に期待している今日この頃なのです。





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2007/12/10

著作権侵害をやめないメルマガ配信スタンドに内容証明郵便を送ろうと思うのだが

うちの本の内容を頭からまるまるパクッたメルマガのバックナンバー表示をやめてくれないメルマガ配信スタンドなのだが、あのあと再度、今度はメルマガ配信スタンドのトップページにあるウェブマスター宛のメールアドレスではなく、そのスタンドを運営している会社の概要ページにあるメールアドレスから代表取締役社長に宛てて、

著作権侵害をやめてください!
バックナンバー表示をやめてください!!

という内容のメールを送ったのだが、あいかわらずなんの回答もなく、いまも表示は続いてる。

それは、Iという会社が提供しているEという配信スタンドだ。


11月14日10:41に最初の報告・お願いをして以来、
11月16日10:41
11月21日18:24
11月27日17:25
12月4日18:17
と全部で5回、

著作権侵害をしているバックナンバーのウェブ表示をやめてください!!

というメールを送ったけれど、

Eはいっこうに著作権侵害をやめない。

12月4日のメールで「次回からは法手続きに則って抗議する」旨を伝えてあるので、法手続きに則った抗議をしようと思う。

まずは内容証明郵便で

(1)Eサービスが当社の著作権を侵害していること
(2)侵害を停止しない場合は損害賠償請求および刑事告訴の考えがあること

を伝えなくてはならないのだけど、内容証明郵便なんて書いたことないしさ、文面とかもどう書けばいいのかわかんないしさ、もうまいっちゃいますよ。

大きな出版社なら法務部のようなものがあって、そこがこういったことを担当してくれるんでしょうが、うちみたいに小規模な会社は自分で全部やらんといかん。新刊の制作作業も押してるってのに、内容証明郵便の書き方を調べたり文面案を考えたりとか、けっこう時間がかかって面倒です。

でも、だからといってなにもアクションを起こさなかったら、Eのような著作権侵害サービスがのさばっちゃいますからね。もしかしたら向こうもそれを当て込んでるのかもしれないし。

とりあえず今週は新刊制作作業を進めるとして、来週には内容証明郵便を作成・送付しよう。ぼやぼやしてると刑事告訴ができる期限がすぎちゃうらしいので。

あぁ、まったくムカつく!





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2007/11/29

まだ半年以上も先だよ

ハリー・ポッター・シリーズの最新刊にして最終巻『ハリー・ポッターと死の秘宝』の予約受付が各ネット書店さんで始まりましたね。発売日は...

2008年7月23日!

まだ8ヶ月も先だよ。外タレの来日公演チケットかよってくらい気の長い話だ。発売になる頃には予約したことも忘れていそうだよ。

すごいなぁ。そんな遠い未来のことなんて、考えられない。
その時点でも本を読む余裕がある生活を自分が送っていられるかどうか、わからないからなぁ。
たとえば火事や災害などで住む家もなく、職もなく、無一文になっているかもしれない。
事故や病気などで、動くこともできず、目も開けられず、病院のベッドでただ横たわっていることしかできなくなっているかもしれない。
それでも発売日が来れば、本は送られてきてしまう。

予約状況がどうなっているかはわからないけれど、きっとたくさんの予約が入っているんだろうなぁ。

8ヶ月も前に代金を先払いしてでも手に入れたい本。自分には考えられないし、たぶんつくれない。
いままで1冊も読んだことないし、映画もちゃんと観たことないけど、やっぱ『ハリポタ』はすごい!

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《新刊プレゼントやってます》

「本を読んで新刊ゲット!」プレゼントやってます。今月のプレゼント書籍はこちら。

☆困ったときの労働法Q&A(仮)
  小見山敏郎 / 定価1575円
☆男の作法(仮)
  馬場啓一 / 定価1470円
☆成功への未来予想図(仮)
  名倉正 / 定価1575円

応募方法等はこちらをご覧くださいね。今回の応募期間は11月25日(火)まで。エントリー、お待ちしてます。


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2007/11/28

メルマガに本をまるまるパクられた!


数年前につくったある本の内容を、まるまるパクッているメルマガを見つけた。

メルマガのタイトル自体が本の書名とまったく同じ。そして本文も、書籍は文体が「だ・である調」であるのを「です・ます調」に変え、登場人物の名前を少し変えてあるだけで、それ以外は見出しも本文も丸写し。ご丁寧に「前書き」から丸写しで、毎号1章ずつ、ひとつの項目ももらさず本の頭から全文を「メールマガジン」として配信していた。

発行者のT氏、同じ内容のメルマガを複数のメルマガ配信スタンドに発行登録してて、自分がそれを見つけた時点で第3号まで発行されてた。配信スタンドにあるバックナンバー表示を見て、そのメルマガが、自分がつくった本の完全パクリであることがわかった。

バックナンバーを見ればパクリであることはわかる。だけど、バックナンバーには発行者のメールアドレスは表示されないので、発行者への連絡方法はわからない。

そこで、メルマガが登録されている配信スタンドY、M(1)、M(2)、K、Eに対し、そのメルマガがうちの本のパクリであり、著作権を侵害していることを伝え、以後の発行停止と、バックナンバーの表示の停止を申し入れた。

スタンドYのアクションは早かった。連絡してすぐに、そのメルマガの登録自体が抹消された(これはこれで、ちょっと怖い。ちゃんと事実確認とかしたのだろうか?)。

スタンドM(1)からは、すぐに「発行者に無断転載をやめるよう警告するメールを出した」という連絡が来て、バックナンバーの表示も停止してくれた。

スタンドKからは「発行者に警告メールを出した」ということ、それに対し一定の猶予期間中に発行者から事情説明等の返答がない場合、および以後のメルマガで同様の無断転載があった場合にはメルマガの登録を抹消するという連絡が来た。しかし、この時点ではバックナンバー表示は続いていた。

スタンドM(2)とスタンドEからは、なにも連絡が来なかった。バックナンバー表示も、そのままだった。

そして翌日の夕方、問題のメルマガの最新号が配信された。またメルマガ全体が同じ本からのパクリだった。

さっそく配信スタンドM(1)、M(2)、K、Eに、これまでと同様の著作権侵害メルマガが配信されたことを伝え、以後の配信停止、メルマガの登録抹消等の措置をお願いした。これまでに配信されたメルマガが、書籍の何ページから何ページまでの違法コピーであるかも詳細に記した。

同時に、配信されたメルマガのヘッダーから発行者T氏のアドレスがわかったので、T氏にも警告のメールを出した。

スタンドM(1)からは「発行者に対し追加の処置を行なう」という連絡があった。

スタンドKからは「再度の違法配信があったことを確認した。発行者に再度、警告メールを出した。バックナンバーの表示を停止した」という連絡があった(後日、猶予期間中に発行者からの回答がなかったことにより「著作権侵害を認めた」と判断され、メルマガの登録が抹消された)。

スタンドM(2)からは、連絡が遅くなったことへの謝罪とともに、発行者に対し、当社に連絡をするようにという内容のメールを送ったこと、バックナンバーを非公開にした旨を報告するメールが届いた(その数日後、直接の理由はわからないが、メルマガ自体の登録が抹消された)。

スタンドEからは、なにも連絡がなく、バックナンバーもすべて表示されたままだった。
発行者T氏からも、なんの連絡もない(ただし、その後の新規発行もない)。

追加の調査で、スタンドM(3)にも同じメルマガが発行登録されているのを発見。登録日が新しく、まだバックナンバーはなかった。発見から数日後、こちらから配信停止等のお願いを出す前に、いつのまにか登録が抹消されていた。

スタンドEからは、あいかわらず連絡がない。ただ、以前はバックナンバーの表示が「すべて」だったのが、「最新号のみ」に変更されていた。実際は、Googleで検索すると「最新号」だけでなく「創刊号」も見られるのだけど。とはいえ、表示のしかたを操作したということは、こちらからのメールは読んでいるのだろう。

スタンドEに対し、3度目のお願いメール。あらためて、本の何ページから何ページまでが違法にコピーされているかを記すとともに、現在も表示されている「最新号」のパクリもととなっている、本のページをスキャンした画像を添付。文末と人物名以外のすべてがほぼ一文字も違わず丸写しであることがわかるようにし、そのうえで改めて、バックナンバーの表示をやめるようお願いした。

5日待ったが、やはりスタンドEからはなんの連絡もない。バックナンバー表示もされたままだ。

こちらからの3度にわたるメールおよびパクリの証拠となる画像の提出等により、先方はそのメルマガが「著作権侵害をしている」ことを知っているはず。少なくとも「そのおそれがある」ことは知っている。にもかかわらず違法なパクリメルマガの本文を表示し続けるということは、スタンドE自体も著作権侵害に加担していると受け取られてもしかたがない。このまま続けるのであれば、法的な手続きも考えなくてはならないだろう。――という内容の、4度目のメールをスタンドEに送信。

最初のメールから2週間、最後のメールから1日経つが、まだスタンドEからの回答はない。バックナンバーの表示もそのまま。

どうしたらいいだろう。本当に、弁護士を通じて正式に抗議および著作権侵害による損害賠償(になるのか?)等の通告をしないと、表示をやめる気はないんだろうか?

スタンドEの社長は、学生時代に起業して成功したベンチャー社長らしく、マスコミにも何度か取り上げられたりしているらしい。ビジネスのアイデアやセンスは持ち合わせてて、金儲けはうまくても、尊法精神はないのだろうか。著作権などどうでもいいと思っているのだろうか。

尊法精神もなく、著作権を尊重する意識もない人間が、メールマガジン配信サービスを「業として」行なっているのだとしたら、たまらない。

現状で、このメールマガジンの本文が残っているのはスタンドEだけ。スタンドEだけが、いまだに著作権侵害の違法コピーをウェブ上にさらしている。

率直にいって、ムカつく。著者さんと自分とで、すごく時間をかけて、一緒にいろいろ悩んだり打ち合わせたり、何度も書き直してもらったりして、大事に、丁寧につくった、大切な本なのに。安易にパクッたT氏も腹立たしいが、それよりも、いつまでも違法コピーをさらし続けるスタンドEが、本当にムカつく。





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2007/11/22

ぜんぜん儲かる気がしない


本の、出版社から問屋さんへの卸値って、だいたい定価の60%~70%くらいなんですよ。

老舗の、お金のある大きな出版社さんになるほど卸値も高く、新興だったり企業規模、売上規模の小さいところほど卸値も低い傾向があるみたい。同じ売価の商品でも、金持ち出版社は問屋に高く売れ、貧乏出版社は安くしか売れないというわけですね。こうして二極化がますます進むのか...?

1冊あたりの本の制作費率って、だいたい定価の30%~40%くらいなんですよ。あ、写真集とかは知りませんよ。四六判程度の大きさで、200ページ程度の本文分量で、1色か、多くても2色くらいで印刷されている、ソフトカバーの、いわゆるビジネス書とか実用書とか呼ばれる本のことです。

印刷に使う色数が多くなれば、制作費率も上がります。文章じゃないページ(図版とかイラストとか)が多くなれば、制作費率も上がります。ハードカバーだとかの上製本にすれば、制作費率も上がります。カバーに金色とか銀色とかの特別な色や、エンボスや箔押しとかの特殊加工を使うと、制作費率も上がります。初版部数があまり多く刷れないと、制作費率が上がります。

いろいろな要因で制作費率は上下するのですが、おおよそ30%~40%程度です(以前は30%弱だったのですが、ビジュアル重視の本づくりをしないと売れないとか、紙代等が値上がりしてるなどもあって、最近は30%以上かかるケースが少なくないように思います)。

ということは、本1冊が売れたときの出版社の利益って、定価の20%~40%程度なわけです。

こう書房の本は、だいたい定価が1400円程度です。他社さんもだいたい同じくらいの定価です。ということは、1冊売れたときの利益は280円~560円程度。真ん中を取って、だいたい450円くらいとしておきますか。

この本を売りたいので、広告を打ちます。

新聞に載せる書籍広告って、そんなに安くはありません。いや、他の商品の広告よりは単価が安く設定されているそうですが、それでも某A新聞の3段8分の1とかは100万円といわれてたりするわけで。

そんな高額はなかなか出せませんが、それでもそれなりの有力紙に、たとえば60万円くらいで3段8分の1サイズの広告を打ったりすることは普通にあります。で、3段8分の1サイズだと、掲載できる書籍は3点程度なわけですよ。1400円の本が3点。

さて、本が1冊売れて得られる利益が450円くらいです。広告費が60万円です。ということは、この広告によって、掲載商品が1333冊“余分に”売れてやっと、広告費の元が取れたことになります。1点あたりにすると444冊以上の上乗せです。

この数字は、あくまでも「払った額と同程度の利益が得られる=プラマイ0」となる最低冊数ですから、これしか売れないのであれば、広告を打つ意味があったとはいえそうにありません。やはり、支払った額以上の利益を得たいわけでして、そうですねぇ、支払った額と同じくらいの利益があるといいなぁと思うわけです。つまり、最低冊数の倍の販売数=3点で2667冊(1点あたり889冊)。これで、販売で得られた利益から広告費を引いても、広告費と同額くらいの利益が残ります。このくらいの効果があって、初めて儲かった気がします。

さて、たいていの場合広告は、複数の新聞その他に打ちます。広告にかかる費用は、この60万円だけではありません。地方紙などはけっこう安いですが、複数の地方紙に打てばやっぱりトータルで何十万円にもなります。あるいは、大きなサイズの広告を打てば、単価もやっぱり上がります。毎月どのくらいの広告費を使っているかは各社それぞれでしょうが、たぶん、中堅規模のビジネス書出版社だと、100万円~150万円くらいかなぁとか思うわけです。

仮に、その月の新刊の広告を打つのにトータルで150万円かかったとします。この広告費を回収するためには、広告による販売数上乗せが3333冊必要です。広告により販売利益を出すには少なくとも4000冊以上、できれば6500冊くらいの上乗せがほしいことになります。

ところで、実際の新刊1か月の販売数ってどれくらいでしょうか? 仮に150万円かけて広告掲載した本の販売数トータルが6500冊あったとしても、そのなかには「広告を打たなくても売れた冊数」がまざっています。もし「広告を打たなくても売れた冊数」が4000冊くらいはあるのだとしたら、「広告を打って=150万円かけて上乗せできた冊数」は2500冊にしかならず、これだと広告費の回収ができていないことになってしまいます。むしろ、マイナス?

売上でなく粗利で考えると、広告の効果を「かかった費用分が回収できるだけの上乗せでは意味がない」と考えると、広告を打ってもぜんぜん儲かる気がしないのです。

もちろん、広告の効果は単純なものではないでしょうし、短期的なものでもないかもしれません。そのあたりのことはおいといてっと。

儲けるって、難しい。





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会社の利益もそうだけど、お金のことってよくわかんなくて。あまり興味がないんだな、お金のことに。なので個人的な投資とか資産運用にもまったく興味がないのだけど、それではやっぱりこの先厳しいのかしら...

などと思っているかもしれない人に金融商品を売ることが仕事の方には、この本。

カバー写真
『投信・個人年金セールス実践マニュアル』

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Amazonで買う

新人さんは「成績アップのためのよき参考書」として、新人さんを指導する中堅さんには「新人トレーニングの際のよいテキスト」として、きっと役立てていただけると思いますよん。





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2007/11/21

似たようなものばかり

「江崎書店 週間BOOKSベスト10 11月11日~11月17日」(現在は「最新」に掲載されてるけど、いずれ「2007年11月11日~11月17日」に移ると思う)で、担当の酒巻さんが「購入する本は似たような内容のモノばかり」と書いてる。そしてそれは「服を買うのと同じだ」といっている。

たぶん、音楽や映画や食事なども同じ。

人にはそれぞれ特定の「好み」があって、その「好み」をベースにモノを買う。毎回テイストのまったく違うものを買う人なんて、そんなに多くはいないだろう。新しいものを買うときも、自分の「好み」の範囲の中で新しく目に入ったものを買うことが多いだろう。

ビジネス書の読者さんにも、そういう傾向があるように感じる。

自己啓発系の本を読む人は、すごい量の自己啓発書を読んでる。目標を持て、期限を決めろ、小さな成功を積み重ねろなどと、書いてある内容のベーシックな部分にきっと大きな違いはないのではないかと思うのだけど、新しい自己啓発書が発行されると、新しく出現した自己啓発系セミナー講師の有名人が本を出すと、サクセスコーチ等の大御所が新刊を出すと、それを読みたくなるのだろう。

セールスの本でも、成功法則の本でも、コーチングの本でも、人を動かす系の本でも、同種のテーマ、同種の内容の、だけど著者や出版社や発行時期が違う本をたくさん持っている。消費財ではない「本」は個別商品のリピーターをうまないけれど、そういう意味では本の市場はジャンルごとのリピーターに支えられているのかもしれない。

もしそうだとすれば、新しいテーマや新しい内容の本をつくることなど考えず、既存で実績のあるテーマ・内容の再録・改変・新装版を考えるほうが、商売的に安全なのかもしれない。著名バンドの再結成や著名アーティストへのトリビュートや著名曲のカバーアルバムが濫発している音楽界のように、あるいはリメイクだらけのハリウッド映画のように?

でもそれで、本をつくる喜びは、本を読む楽しみは、得られるのだろうか。

いまの自分は、新しい本よりも古典を読みたい。誰かによる誰かの改変みたいなものよりも、発行され1年で読者からも書店からも出版社からも忘れられていくような本よりも、数年、数十年、あるいは100年以上にわたって読み継がれてきたものが読みたい。

だけど、そういうものをつくれる気がしない。





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もうすぐクリスマスがやってくる。その前に知っておきたい聖書に出てくる物語。なぜか読むと笑えてしまう、めずらしい本?

カバー写真
『マンガで楽しむ旧約聖書』

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カバー写真
『マンガで楽しむ新約聖書』

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2007/11/20

間違って理解していた言葉

リンス ―― なにかをしなやかにするとか、サラサラにするとか、やわらかくするとか、みずみずしくするみたいな意味だと思ってました。5年くらい前まで。だって、シャンプーで洗って、リンスでしっとりって、いうじゃない?

シュリンク ―― なにかを包む、パッキングする、みたいな意味だと思ってました。3年くらい前まで。だって、コミックをシュリンクするって、いうじゃない?

大喜利 ―― 複数の芸人が、出されたお題に対する答えでおもしろさを競い合うようなスタイルのこというんだと思ってました。2週間前まで。


まがりなりにも「編集職」についている身でありながらモノ知らずでごめんなさい(^^;)。





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言葉の意味自体を間違って理解してたら、この本も、なんの役にも立たないか...

カバー写真
『社会人のための読解力トレーニング』

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2007/11/14

せんべいのそばでキャラメルを売る、働きマンのそばでディズニーを売る


何ヶ月か前に読んだニュース。

森永製菓が商品の「ミルクキャラメル」を、それまでのチョコレートやキャンディといったスナック系洋菓子の棚だけでなく、せんべいやかりんとうなどの和菓子の棚にも置きはじめたらしい。

これまでは、キャラメル=スナック系洋菓子だから、ジャンル的に近いと思われるキャンディやチョコレートなどのスナック類が置いてある棚で販売してた。でも、「ミルクキャラメル」を好んで食べるのは若い人でなく、実は50歳代以上の購入者が半数以上だということがわかったそうだ。

チョコレートやキャンディの棚に来るのは、主に若い世代。年配のお客様は、めったにこの棚には来ない。それではお客様の目に触れない、買ってもらえない。

それでは、年配のお客様が立ち寄りやすい棚は? そう、お菓子なら、おせんべいやかりんとう、ようかんなどが置いてある棚。あるいは、日本茶などが置いてある棚。ならば、そこにもミルクキャラメルを置こう。

その結果、店舗によっては売り上げ前年比が4倍に増えたんだそうです。

お店にいっても、店内をすみからすみまでくまなく見てまわるなんてことは、あんまりしませんよね。行きつけのお店だと、とくにそう。見る棚は、だいたいいつも決まってる。なので、その棚にない商品は、そのお店自体にないのとたいして変わらない。

だけどお客さんは、ふだんよく行く棚のもの“だけ”しか買わないわけじゃありません。ほかの棚も見るという余裕や意識が弱いだけで、ほかの棚にある商品のなかにも見かければ買いたくなるものはいっぱいあるはず。

だから、売り手・つくり手の理論で「ジャンル分け」した商品展示をするだけでなく、それを買う人が興味を持ちそうなものをジャンルにこだわらず隣接展示することで、新たな販売機会が生まれることも少なくないわけです。

そういうの、スーパーマーケットとかは上手ですよね。肉、野菜、調味料とジャンル分け展示が基本になっているけれど、寒い日は肉と野菜と調味料を少しずつ1箇所に集めて「お鍋の材料棚」をつくったりする。遅い時間になったら惣菜屋お弁当とドリンク、おつまみなどを1箇所に集めて「お仕事おつかれさまの夜食コーナー」をつくったりする。

Amazonなども、上手ですね。本を検索すると、検索した本の関連書籍だけでなく、過去にその本を買った人が一緒に買った本をジャンルに関係なく表示する。イタリア料理の本を買った人はイタリア料理だけに興味があるのではなく、お料理全般が好きかもしれないし、イタリアワインも好きかもしれない。イタリア語も勉強したかったり、イタリアの音楽や映画、文学、絵画、教会建築、その他もろもろも好きかもしれない。

その商品が、それを買う人の購買テーマのなかの、どんな部分に位置づけられているか。そういうイメージを持ちながら商品展示を考えるのは、きっと楽しいだろうな。


東京・渋谷にあるブック・エキスプレスという書店さんでは、大人気でドラマ化もされているコミック『働きマン』の横に、『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)も置いてくださっているのだそうです。

一生懸命働くことが大好きな『働きマン』の主人公。このコミックを読む人は、きっと「一生懸命働く」ということにたいして肯定的な意識を持っていらっしゃる方が多いでしょう。そういう読者ならきっと『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった』も興味を持って読んでくれるはずです。なぜなら、この本にも「ときには辛いこともあるけれど、一生懸命働くことは楽しいし素晴らしい」というお話がたくさんあるからです。

そして実際、その場所から『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった』を買っていってくださるお客様が、たくさんいらっしゃるのだそうです。

コミックの棚にくるお客さまは、ふだんはビジネス書の棚にはいかないかもしれません。これまでにたくさんの方が読んでくださったこの本ですが、コミック棚のお客さまは初めてこの本の存在を知ったかもしれません。そして、興味を持って、手にとり、買ってくれたかもしれません。そしてこの本をきっかけに、コミックだけでなく、活字の本のおもしろさも知ってくれるかもしれません。

『働きマン』の横に『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった』を置く。これ、うちの営業担当者がお願いしたんじゃないのだそうです。売り場の担当さんが、この読者はきっとこれも気に入るに違いないと考えて、独自の判断で置いてくださったのだそうです。さすがです。


自分が営業部配属だった十数年前、書店の棚、とくにビジネス書の棚は、出版社ごとに分けて商品が展示されていました。当時、明文図書という専門書の問屋さんで都内の某大型店を担当されていた方が、新人営業マンだった私に教えてくれました。

「あまろ~ねくん、スーパーとかコンビニとか見てごらん。おかしの棚を見ても、グリコはグリコ、明治は明治、森永は森永なんて、メーカーごとに展示しているお店なんてないよね。チョコレートはチョコレート、クッキーはクッキーの棚にあるじゃない。なのになんで書店は、本の内容に関係なく、出版社ごとに展示してる。これじゃダメなんだよ。お客さんにとって、出版社がどこかよりも、なんの本なのかのほうが大事なんだから」

いま、多くの書店さんでは、本のテーマや内容ごとに棚が分けられるようになりました。あの担当さんは、いまだったらなんていうでしょうか。

「商品のテーマや内容ごとの展示なんてあたりまえなんだよ。スーパーとか家電量販店とか見てごらん。お客さんのライフスタイルや興味の広がりに関連付けた棚づくりをしてるだろ? 商品アイテムが多いから、組み合わせや楽しみ方の提案であらたなお客さんにアピールしてるんだね」

渋谷のブック・エキスプレスさんのようなお店(担当者さん)が、もっと増えるといいな。





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入社員教育は、内定段階から始まっています。これから4月の入社時期までに、内定者たちに対してなにをすべきか。4月にむけて教育担当者が準備しておくべきことはなにか。

新社会人たちの未来は、内定期間中の教育および入社からの3ヶ月間にかかっています。真剣に「新入社員を育てたい」あなたが読むべき本が、ここにあります!

カバー写真
『新入社員が劇的に成長する3か月プログラム』



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ちょっと大げさでしたかね(^^;)。




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2007/11/09

本が好き

本を読むのが好きなのと本を買うのが好きなのは違う。
本を読むのが好きなのと本をつくるのが好きなのは違う。
本を読むのが好きなのと本を売るのが好きなのは違う。
本を読むのが好きなのと本を書くのが好きなのは違う。
本を買うのが好きなのと本をつくるのが好きなのは違う。
本を買うのが好きなのと本を売るのが好きなのは違う。
本を買うのが好きなのと本を書くのが好きなのは違う。
本をつくるのが好きなのと本を売るのが好きなのは違う。
本をつくるのが好きなのと本を書くのが好きなのは違う。
本を売るのが好きなのと本を書くのが好きなのは違う。

だけどみんな、本が好き。





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やっと涼しくなってきたから、
江戸の風情にあふれた哀しく優しい怪談などいかが?

カバー写真
眠れぬ江戸の怖い話

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2007/11/07

消費行動のパターンがわからん


本を買った人って、「買おうかな」と思った本の情報をどこで仕入れたのだろう?
書店の店頭で?
クチコミ?
テレビ、はないか。雑誌や新聞の紙媒体?
Blogやメルマガなどのネット経由?
知人・友人からのクチコミ?

「買おうかな」と思った本を「買おうかな」と思わせた要因はなんなのだろう?
テーマがいいから?
その著者のファンだから?
カバーがよかったから?
タイトルがおもしろそうだったから?
すでに話題になってるから?
誰かが「いい」といったから?

「買おうかな」という思いが実際に「買う」という行動に変わった要因はなんなのだろう?
文章内容?
著者のネームバリュー?
価格?
持ったときの質感?
誰かの推薦・賞賛?
衝動的に?

こういう本をつくれば、こういうような人たちが読んでくれるはずだ。
こういうような人たちのために、こんな本をつくりたい。
そういうことは、考える。

でも、それって商品と消費者をあまりに直線的かつ最短距離で結び付けた考え方のように思える。

読者のいそうなテーマを選んで本をつくり、書店の店頭に置く。それを読者が買う。そんな直線的かつ最短距離の結びつきで、本の多くが買われているのだろうか?

ある商品の存在を消費者が知り、興味を抱き、実際の購入行動へと至るまでには、物理的な、心理的な、いくつかのプロセスがあるはず。その、それぞれの段階で、適切なアプローチや動機づけを消費者に対してする。そうすることで、ゴールである「購買活動」への到達度を上げる。おそらく、多くの商品販売の世界で、当たり前のこととして考えられていることのはず。

本の場合も、存在認知から購買のあいだには、何段階ものプロセスがあるはず。書店で手にとり、購入するというのは、そのなかのほんの一部分ではないのか? もっと全体のプロセスを見て、各段階でのアピールや動機づけの方法を考えたほうがよくはないのか。

だけど、書籍の場合に、消費者はどんなプロセスを踏んで購買に至るのか。そのプロセスが、そのプロセスパターンが、自分にはわからない。





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預かり資産セールスでも、消費行動パターンの段階ごとにプロセスをきちんと踏める人が「成果をあげるトップセールス」になれる。そのプロセスを解説したのがこの本。

カバー写真
『投信・個人年金セールス実践マニュアル』

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「本」と「読者」の間の購入プロセスをきちんと分析・解説したわかりやすい本って、どこかにあるのかしら...





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2007/10/25

自分はパッケージを買うけれど


大物バンドが仕掛けたネット販売に音楽業界が激震!?(日経トレンディネット)

こういうことって、いずれ出版の世界でも起きると思う。というか、すでに起きはじめているのだろう。

欲しいのはコンテンツそのもの、内容そのものだとするならば、それが既存のパッケージの形でなければならない理由はない。既存のパッケージという、ある意味で「特殊な形」に押し込むことを考えるから、パッケージ製作の設備やノウハウを持っているところと組まねばならず、その設備やノウハウの利用料も払わなければならない。

でも、コンテンツの受け手にとって入れ物自体はなんでもいいなら、無理に既存のパッケージに押し込む必要はない。コンテンツそのものが、よい状態で手に入れられるなら、どのような形で入手してもかまわない。

物理的な形のないコンテンツそのもの。
コンテンツを扱いやすくするためのパッケージング。
パッケージング自体をもうひとつのコンテンツとして付加価値を持たせたもの。

同じコンテンツの提供方法でも、いろいろな形があっていい。提供にかかる手間ひまや費用などにあわせて、いろいろな売価で売ればいい。

自分は音楽ファンで、毎年たくさんの音楽を買うけれど、やっぱりCDかLPで買ってしまう。プレイヤーの上で円盤がまわっていないと、なんだか寂しいから。でも若い人たちはとくに気にせずダウンロードで音楽を買い、携帯プレーヤーどころか携帯電話で聴いたりしてる。もし自分が彼らと同じ世代だったら、そういう購買行動にも音楽の楽しみ方にもさほど違和感を感じないだろう、きっと。

古い世代だから、いまもパッケージで購入するけれど、パッケージ自体がない販売スタイルに若いころから慣れている世代だったら、コンテンツによってきっと購入する形を変えていたことだろう。

本が「本という形」でなくてはならない、そうであってほしい、と感じる気持ちは、これに似てるのかもしれない。乱暴にいってしまえば、けっきょくは「慣れ」の問題かと。

人間はどんな環境にも、いずれ慣れてしまうといったのは、ムルソーだったかな。




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またまた増刷が決まりました! 発売から2か月経たないのに第4刷、20000部突破です!!


カバー写真
『銀座流 売れっ娘ホステスの会話術』

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男の話は、目で聞く。言葉ではなく、声に耳に澄ます――。
これはいったい、どういう意味? ここに「男が魅せられる」秘密が!



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2007/10/24

こいつが原因か! どいつが原因だ!?

イラストレーターさんからメールで送られてきたラフ(JPEGファイル)を著者さんに転送しようと思ったら、何度送信しても送信途中でエラーになってしまう。いわく、メールサーバから切断されただの、拒否されただの。

なんだよ(怒)。

そのうち、添付つきのメールだけでなく、短いテキストメールすら送れなくなってしまった。受信はできるのに。

おかしい。

ネットワーク接続の設定がどこかおかしくなっちゃったのかなと、再設定してみるも、ダメ。ファイアウォールが悪さをしているのかもと、機能を停止させてみても、ダメ。ADSLモデム(うちの会社、いまだにADSLなんです。光でつなぎたい~)を再設定し、再起動してみても、ダメ。ADSL回線に問題でも起きたかと、ADSLのスピード測定サイトで計測しても「基準値程度のスピードは出てるよん」といわれてしまう。

あーっ、いらいらするっ!! なんか、Blogへの書き込みもえらく時間がかかるうえにエラーになっちゃうことが頻発するし。なんだってんだよ。ブラウジングはできるのに。

ん、そういえば、以前、自宅でこんなようなことがあったような、なかったような(自宅もADSLなのだな)。そのときは、なにが原因だったっけなぁ~と思い返してみたら...

ハブ!!

自分のノートパソコンは、ADSLモデム→ハブ(1)→ハブ(2)→パソコンという具合につながっているのです。このハブ(2)をとっぱらってハブ(1)に直結したら、いままでののろのろが一気にクリアーでナッシングになりましたさ。

おまえか、おまえなのかっ!

とりあえずハブ(2)にささってるラインを、これまで使っていなかった別のソケットに差し替えたら、いまはなんとなく好調です。ハブ自体がいかれたんじゃなくて、5番の差込口が死に掛けなのかな。でも、そのうち全部死にそうな気もする。新しいハブ、買っておくかなぁ。

しかし、2月新刊の校正紙がいつまでたってもプリントアウトされん。と思ってMacを見たら、固まってるじゃ~ん(泣)。いつから? ねぇ、いつからなの??

QuarkXPressをいったん強制終了して、再度起動して、ファイルを開いて、プリントっとね。ポチッ。時計カーソルがぐるぐるるるるるるるるるるる...

一生まわりつづけるつもりですか(ToT)。キャンセルもできなひ。

とりあえず、Mac本体から再起動しますかね。メニューから「再起動」っとな。

あぅぅ。ここでも固まりますか...

電源ボタンで強制Off。QXP始動。ファイル、オープン。ためしに最初の2ページのみ指定してプリント、ゴー。

固まった... くそぅ。データに問題があるのか?

フォントの種類とか使いすぎてプリントできなくなることはあったけど、今日は4種類しか使ってないのに~。

貼り付け画像か? たしかに画像をたくさん貼り付けるとデータが重くなって、プリントできなくなることはあった。でも、今回は見開きで3つだけだぜぇ? もっとたくさん画像を貼り付けた本、いままでにいくつもつくったじゃん。

しかし、やっぱりこれかなぁ。とりあえず、ひとつずつはずして、どの画像が問題なのかを調べてみましょう。

画像Aを削除。プリント。おぉ、プリントされるよ。ということは、こいつが犯人か? 念のためPhotoshopでAをプリントしてみよう。うむ、Photoshopからは印刷できるんだな。

次。画像Aを元に戻し、画像Bを削除。プリント。お? プリントされるぞ。じゃ、Aが犯人というわけでもないんだな。

今度は、AとBを元に戻し、画像Cを削除。プリント。ト。ト? 固まった(T_T)。

わかったこと。
A+B+C=プリントNG
A+C=プリントOK
B+C=プリントOK
A+B=プリントNG

そうか、AとBのコンビネーションがいけないのか。いや、違うな。AとCが同じページにあるとやっぱり印刷できない。要するに、同一ページに2種類の画像をおいてはいけないということか。

くそう。本文デザイン、つくりなおしだな。マジかよ。めんどくせぇ。BもCもとっちゃうか。もうAだけでいいよ。これでどうだ!

なんでプリントされないのー??

ノーーーーッ!!!





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新入社員教育は、内定段階から始まっています。これから4月の入社時期までに、内定者たちに対してなにをすべきか。4月にむけて教育担当者が準備しておくべきことはなにか。

新社会人たちの未来は、内定期間中の教育および入社からの3ヶ月間にかかっています。真剣に「新入社員を育てたい」あなたが読むべき本が、ここにあります!

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2007/10/15

その謝罪はなんか違う気がする

電車に乗っていると、なんらかの理由で運行が遅れることがありますよね。信号機の故障だとか、車両異常だとか、運転手さんがどうしてもトイレに行きたくなったとか?

電車の運行が予定よりも遅れると、たいていの場合、車内放送があります。

「先ほど○○駅手前で信号機の故障があった関係で、現在××分ほど遅れて運行しております。お急ぎのところご迷惑をおかけし、まことに申し訳ありません」

みたいな感じで。

これはね、いいと思うんです。サービス提供側の不都合・不手際等で乗客が迷惑をこうむっているわけですから。

でもね、最近、こういう放送もよく聴くのです。

「先ほど電車内で気分の悪くなったお客様がいらっしゃいました関係で、現在××分ほど遅れて運行しております。お急ぎのところご迷惑をおかけし、まことに申し訳ありません」

「先ほど電車内でお客様同士のトラブルがありました関係で、現在××分ほど遅れて運行しております。お急ぎのところご迷惑をおかけし、まことに申し訳ありません」

「先ほど○○駅~○○駅間の踏切内にお客様が立ち入ったため、緊急停車をいたしました。その関係で現在ダイヤが乱れております。お急ぎのところご迷惑をおかけし、まことに申し訳ありません」

いやね、わかるんですよ。遅延の原因とはまったく関係のない乗客としては、どんな理由があろうと電車が遅れるのは迷惑に違いないので、謝れってのは。

でもね、これってどれも、サービス提供側(鉄道会社)の非じゃないじゃないですか。

こういう事情のときにも謝罪を要求するってことは、病人のことなんか知ったこっちゃない、電車内でけんかをしている人がいたって関係ない、勝手に踏み切りに入ってきたやつなんか跳ね飛ばしてしまえばいい、それよりも時間どおりに運行するほうが大事だ、といってるようなものですよね。

乗客ってそんなにみんな自分勝手なの?

仮にそんなに自分勝手じゃなかったとしても、こういう謝罪放送をくりかえし聴かされると、だんだん「どんな事情があろうと電車が遅れるのは鉄道会社が悪い」という自分勝手な考えがどんどん植えつけられてしまいそう。

急病人が出て停車時間等が長くなり遅れた場合は、ただ謝るんじゃなくて、たとえば

「先ほど電車内で気分の悪くなったお客様がいらっしゃいました関係で、現在××分ほど遅れて運行しております。お急ぎのところご迷惑をおかけします。その後の情報によりますと、幸いなことにお客さまは少し横になられたら気分がよくなったとのことです。皆様も体調管理には充分にお気をつけくださいませ。本日もご乗車ありがとうございます」

っていってもらったほうが、よっぽど気分がいい。

社内トラブルや踏み切り立ち入りの場合も、謝られるよりは、たとえば

「先ほど電車内でお客様同士のトラブルがありました関係で、現在××分ほど遅れて運行しております。お急ぎのお客様にはたいへんご迷惑をおかけしておりますが、当社としてもたいへん迷惑です。××分の遅延はおよそ○千人のお客様の足に影響し、ここから計算される損害はおよそ○千万円ほどとなります。遅延の原因となりましたトラブルを起こされたお客様にはこの○分の1ほどでも損害賠償請求をしたいくらいです。どうかみなさま、社内では他のお客様とおたがいに思いやりの気持ちを持って、安全で快適な運行にご協力くださいますようお願いいたします。本日もご乗車ありがとうございます」

「先ほど○○駅~○○駅間の踏切内にお客様が立ち入ったため、緊急停車をいたしました。その関係で現在ダイヤが乱れております。お急ぎのところご迷惑をおかけしておりますが、誤って人を轢いてしまわずに済み、当車両の運転手は本当にホッとしております。もし轢いてしまっていたなら××分の遅延では済まず、皆様にとってさらに大きなご迷惑となっただけでなく、事故にあわれた方やそのご家族は肉体的・精神的・経済的に大きな打撃を受けるでしょうし、また当車両の運転手も心に大きな傷を受け、もう運転手を続けられなくなっていたかもしれません。どうかみなさま、ご自分のためにも、電車に乗っているご乗客のみなさまや、運転手のためにも、無理な横断などをお控えくださいますよう心からお願いいたします。本日もご乗車ありがとうございます」

みたいにいってもらえたほうがいいなぁ。

車内放送で車掌さんが謝るから、なんだか車掌が悪い、鉄道会社が悪い、という感じがしてきちゃう。そうじゃなくて、本当に悪いのは誰か、その「悪い誰か」にいつでもなる可能性があるのは誰か、ということをね、きちんとわかっていただけるような内容のほうがいいんじゃないかと思うわけですよ。

しかし、駅と駅のあいだが非常に短い東京では、こんなに長いアナウンスは入れてられんな(^^;)。






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電車が時間通り遅延なく運行されるって、実はすごいこと。その実現のために、どれだけ多くの人がさまざまな努力をしていると思います? 遅れないのがあたりまえの日本にいると、そういった「見えないサービス」の素晴らしさにだんだん気づかなくなってしまいます。イタリアなんて15分くらいの遅れは「遅れじゃない!」って感じですからね。

お客様に「そこにサービスがあること」さえ意識させないように、ものごとを自然にスムースにすすめるサービスって、ある意味でとても日本的。最近はサービスの存在を主張する「サプライズ」や「ミスティーク」が流行っていますが、それを成功させるには「見えないサービス」が高いクオリティで行なわれていることが前提になるのです。

サービス感度のいい人でないとなかなか気がつかない「見えないサービス」=静のサービスに焦点をあてたのが、この本。あなたには、それぞれのお話に秘められた静かなサービスの心が見えますか?

カバー写真本当にあった ホテルの素敵なサービス物語


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2007/09/28

JPSパッケージのロータスはかっこよかった

今週末はF1の日本グランプリですね。しかも開催は鈴鹿ではなく富士スピードウェイ。懐かしいよ。

1976年と1977年、なぜか2年間だけ日本でレースが行なわれ、その舞台が富士スピードウェイでした。テレビで観ましたよ。Tyrrellが6輪のF1マシンを走らせてたり、そのフロントウィングのあたりに平仮名で「たいれる」って書いてあったりしたことを思い出しますねぇ。

そうそう、コーナーでクラッシュしたマシンが観客席に突っ込んで、観客が死亡する事故もありましたが、あのときに突っ込んだマシンをドライヴしてたのが、ジル・ヴィルヌーヴだったんですね。さっき調べて初めて知った。そうだったのか。

まだ小学生だった自分の目に映るF1マシンは、それはそれは美しくて、感動的でした。真っ赤なフェラーリ、青いタイレル(と当時はTyrrellのことを呼んでいました)、マルボロカラーのマクラーレン... どれも美しかったけど、もっとも上品かつスタイリッシュで印象的だったのは、やはりJPSカラーのロータスでしょう。うんうん。

こんな感じ↓
Lotus78-Ford

真っ黒なボディにシンプルな金文字。なんてストイックな美しさ。めちゃめちゃ印象に残ってます。

んで、カバー写真『銀座流 売れっ娘ホステスの会話術』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)のカバー。これ、最終的にはこういう色使いに落ち着きましたが、初期のデザイン案の段階では、キラキラ輝く金箔文字で書かれた書名の背景は黒だったんです。そう、まさにJPSロータスのような配色。

かっこよかったんだよなぁ、あれ。デザイン優先で考えていいのであれば、あのままいきたかった。

だけど、本のカバーはデザインだけで考えてはいけないのです。書店さんの棚に置かれたときに、きちんと書名が読めること。少なくとも書名のなかのキーワードが少し離れた位置からでもくっきりはっきり読めること。これ、大切。

しかし残念なことに、黒地に金箔のデザインは、見る角度や光の当たり方によっては、書名(金文字)部分が暗く見えてしまい、ほとんど読めなくなっちゃうことが判明。

泣く泣くあきらめました...

というわけではないけれど、やはり棚の前を通りかかってチラッとカバーが目に入った人にもこれがなんの本であるかがわかってほしいので、より書名がはっきり読めるように、背景を黒から白に変えたのでしたわ。

ところで、黒バックと金箔文字の組み合わせがまずかったのなら、なぜ文字色のほうを変えるのではなく、背景色のほうを変えたのか。

だって金箔文字を使ってみたかったんだも~ん。

最終的な意思決定なんて、そんなもんです(^^;)。
おかげさまで「金箔文字が素敵」という評価もいただいてますので、結果オーライだね。
増刷もまもなくできあがりますよー。





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キャンペーンまであと12日!

自分が担当した本じゃないですが、もろもろの事情でここでも告知。

10月新刊『鏡の魔法で自分まるごと好きになる』を10月10日(水)にAmazonで購入してくださった方だけに特別に、著者さんから3大特典のプレゼントがあるそうです。

■特典1■
通常はダウンロードストアで販売している「らくくるサウンドファイル」を応募者全員にプレゼント! 音声ファイルと書籍を併用することでイメージが広がり、いっそう効果が上がります。

■特典2■
カバーと本文に可愛らしいイラストを描いてくださった市川美里さんのカラーイラスト付ポストカードを、これまた応募者全員にプレゼント。ピンクを基調とした素敵なカードで、お友達に送っても喜ばれそう♥

■特典3■
さらにさらに! オーディオブック『イメージだけで「らくな体」をつくるCD』を抽選で10名様にプレゼントっ!

応募は簡単。10月10日(水)にAmazonで『鏡の魔法で自分まるごと好きになる』を購入し、その注文番号をキャンペーン申し込みフォームで送るだけ。

詳しくは、こちら↓

1日限定!プレゼントキャンペーン!!

どんっ・みっすぃーっと!!




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読解力をつけるとは、「論理的に読み解く力」をつけること。それは「論理的に考える」こと、さらには「論理的に話す」ことにもつながります。論理的な考え方も論理的話し方も、論理的な読み方ができない人には、できません。

だから、読解力をつけることって、すごく大切。

「もっと論理的に考えなさい」「もっと論理的に話しなさい」などといわれてしまうこと、ありませんか? 少しでも思い当たる節があるなら、読んでみたほうがいいですよ、この本。

カバー写真『社会人のための読解力トレーニング』

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2007/09/25

いろんなお客様がいらっしゃったなぁ

会社から歩いて5分ほど、神楽坂の本多横町に新しいフレンチ・レストランができたのですが、店名が覚えられない。

ルグドゥノム・ブション・リヨネ

たぶん、正式名称は一生覚えないような気がします。「ルグドゥノム」が覚えられない。「ブション」か「リヨネ」か「本多横町のフレンチ」で許してください。

覚えないといえば、そのむかし(もう20年以上前かぁ~)、書店でアルバイトをしていたころ、みごとになにも覚えないまま問い合わせをされるお客様がいらっしゃいました。
ご来店され、店内を見て歩くこともなくつかつかつかと社員さんのところにより、

「あの本、ある? 2~3日前の新聞に広告が載ってたやつ」
「えっと、書名はおわかりになりますか?」
「わかんないよ。広告の右下のあたりに出てたやつ」
「著者名か、出版社名はおわかりになります?」
「そんなの知らないよ。2~3日前の新聞に広告が出てただろ! あれだよ、あれ」
「あのぉ、どういった内容の本でしょうか?」
「読んでないんだからわかるわけないだろ! ないのかよ!」
「申し訳ありません、書名か著者名の一部でもおわかりになりませんか?」
「だから、2~3日前の新聞に広告が出てたやつだよ。わかんないの? そんなのもわかんないなんて、あんた本屋に向いてないよ! 辞めちまえっ!!」

そして社員さんと、その様子をみていた自分は、怒りながら店から出て行くお客様のうしろ姿を、ただ呆然と眺めるしかないのでした。

コンビニの店員だったときも、レストランの店員だったときも、いろいろなお客様がいらっしゃったけど、書店員だったときがいちばん、困惑するお客様に遭遇するケースが多かったなぁ。店の奥の隅、文庫棚(あれは岩波だったか、新潮だったか)の前で独りでずっとシクシク泣いている若い女性がいたり。

mixiの書店員コミュや「書店員の本音で生きたい!」などを見ると、いまも素敵なお客様(^^;)がたくさんいらっしゃるようで、書店員のみなさま、毎日おつかれさまでございます。





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キャンペーンのお知らせです。

自分が担当する本じゃないので、ふだんならここで告知とかしないんだけど、編集部の紅一点Fさんの担当だし、著者さんからもじきじきにメールをいただいたりしちゃったので、特別に(えらそうだな、オレ ^^;)。

10月新刊『鏡の魔法で自分まるごと好きになる』を10月10日(水)にAmazonで購入してくださった方だけに特別に、著者さんから3大特典のプレゼントがあるそうです。

■特典1■
通常はダウンロードストアで販売している「らくくるサウンドファイル」を応募者全員にプレゼント! 音声ファイルと書籍を併用することでイメージが広がり、いっそう効果が上がります。

■特典2■
カバーと本文に可愛らしいイラストを描いてくださった市川美里さんのカラーイラスト付ポストカードを、これまた応募者全員にプレゼント。ピンクを基調とした素敵なカードで、お友達に送っても喜ばれそう♥

■特典3■
さらにさらに! オーディオブック『イメージだけで「らくな体」をつくるCD』を抽選で10名様にプレゼントっ!

応募は簡単。10月10日(水)にAmazonで『鏡の魔法で自分まるごと好きになる』を購入し、その注文番号をキャンペーン申し込みフォームで送るだけ。

詳しくは、こちら↓

1日限定!プレゼントキャンペーン!!

どんと・みっすぃーっと!!




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2007/09/18

この著者さんには頼まない

ある人があることについて書いているのを某ウェブサイトで見つけた。
そのテーマがおもしろそうなので、その人の著書を調べた。
関連テーマで何冊か本を出していることがわかった。
そのテーマをどういう切り口で扱ったらおもしろそうかを考えた。
なんとなく悪くない感じの企画書が書けた。
企画会議でもとりあえずOKが出た。

実際に依頼する前に、著書を2冊購入し、読んでみた。
根底にあるテーマは同じだけど、切り口はまったく違う本を選んだ。
出版社もそれぞれ違うところだった。

少なくとも書名からは、切り口のまったく違う本だと思われた。
だけど中身の半分は、ほとんど同じだった。
使われているエピソードなどのネタが同じだけでなく、
文章までほぼそのままのものがあった。
そしてどちらも、
書名やまえがきから読者が期待するであろう
「その本のテーマ(切り口)」
に沿って書かれたものではなかった。
どちらもけっきょく「同じ切り口」でしか書かれていなかった。
また、“それ”を肯定する立場を期待させる書名なのに、
本文内容はどっちつかず。
肯定したいのか、否定したいのか、わからなかった。

この著者さんに執筆を依頼するのは、やめた。

このまま企画自体をボツにするか、
別の著者候補を探してでも継続するか、
迷ってる。
迷った場合はたいてい、実行しないほうがいい。
迷った時点でたいていは「手遅れ」か「ダメ」なんだ。

ボツにするかな。



====================

女性向けエッセイ書の棚などで好調な売れ行きです!

カバー写真『銀座流 売れっ娘ホステスの会話術』

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男の話は、目で聞く。言葉ではなく、声に耳に澄ます――。
これはいったい、どういう意味? ここに「男が魅せられる」秘密が!


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2007/09/04

アナログレコードのプチプチ音でなんだか穏やかな気分になる... みたいなもんか

なんだか最近、活版印刷に注目が集まりつつあるのだそうです。

へこみ、かすれ…活版印刷 脚光再び アナログが新鮮(Sankei Web 2007/9/3)

わからんではないな。

自分が編集部に異動になったのは1994年の秋のこと。そのときにはすでに活版(活字)印刷は下火で、世の中的には写植の時代だった。商品としては活版時代につくられたものもまだたくさん生きていたので、活版印刷された本を目にする機会はそれなりにあったけれど、自分が本を製作する際に活版の指定をしたことはないし、もともとの意味でのゲラも見たことがない。文字組等の指定は写植、それもすでに電算写植だったので、校正紙はいわばワープロのプリントアウトみたいなもの。手張りの写植は、校了直前の最終校正の際に誤字等が見つかってしまったときに、印刷所でフィニッシュ担当の人が部分的に打ち直したものを上手に貼ってくれたものを見るくらいだった。

電算写植で本をつくってたのは4年くらい。1998年には会社にマッキントッシュが導入され、それ以降の本はマッキントッシュを使ったDTPで製作されるようになった。

写植からMacDTPになって、明らかに文字の持つ色気、本文組版の持つ美しさの一部は失われた。フォントのデザインとか、文字の配置とか、写植時代のほうがすっきりと美しかったよなぁ。MacDTPは、とくに組版ソフトのQuarkXPressに文字組みをまかせっぱなしにすると、非常に美しくない紙面ができあがる。美しく組み上げるには、字間の調整とか、文字種によるサイズの微調整やフォントの置き換えなど、いろいろと手を加えなくちゃいけない。めんどくさいのでやらないけど。

同じ「電算」の写植からMacDTPでもそうなんだから、きっと手組みの活版時代を知る人から見ると、いまの商業出版物なんて非常に無残に見えるのだろうな。なんだか平板で、躍動感や生命感があまり感じられないからね、コンピュータで出力した文字には。

この感覚ってきっと、アナログレコードを聞いて育った人がCDやmp3その他のデジタル音源に触れたときと似てるんじゃないかと思う。デジタル処理された音はクリアで聞きやすいのだけど、なんというか、肌触りがね、どことなく平板な感じがするのですよ。たとえば硬い木を指で押してもへこまないけれど、でもどことなくちょっと弾力を感じる気がするじゃないですか。アナログレコードの音にはそういった感触があるのだけど、デジタル音源は鋼鉄を押してるような、指で押してもへこむはずないし弾力も感じないぞみたいな。

便利さや手軽さの点でデジタルのほうが扱いやすいし気軽だから、そっちが普及するのはぜんぜんかまわないのだけど、たまの休日に「今日はもう音楽を聴く以外なにもしない」と決めて長いことラックにしまいっぱなしだったLPを引っ張り出し何年かぶりでレコードプレーヤーの電源を入れて盤面にそっと針をおろし曲が始まる前のプチプチ音がスピーカーから聞こえてきたときに「あぁ、音楽を聴くって、こういうことだよなぁ」としみじみと穏やかな気分になる感覚。本好きの人にとっての活版印刷って、これに近いのかもなぁと思ったのでした。




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書店さんには明日くらいから並びだす予定ですよー。

0952『銀座流 売れっ娘ホステスの会話術』

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男の話は、目で聞く。言葉ではなく、声に耳に澄ます――。
これはいったい、どういう意味? ここに「男が魅せられる」秘密が!

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2007/09/03

「わかった気」になる本 / 9月の新刊書籍プレゼント

「やさしい本」が役に立たない理由(digi-log)というエントリがありまして、「すぐわかる」「わかりやすい」「簡単にわかる」などと銘打った本は「わかった気」になる本であり、これらの本で「わかる」ことはないと書かれています。

はい、そのとおりです。つくってるほうとしても、正直にいってしまえば、それらの本で「わかる」とは思っていません(よね?)。実際に「わかる」ようにならなくても、本を読んで「わかった気」になってもらえたら、商品としてはそれで成功です。

本の購買者さん=消費者さん(あえて「読者さん」とはいいません)は、一生懸命読み込んで「わかりたい」人よりも、簡単・手軽に読んで「わかった気になりたい」人のほうが、多いから。商売として考えたら、「わかった気」になる本をつくったほうがおいしいのです。

でも、本当に簡単に「わかった気」になれる本をつくるのは、けっこう難しいのですけどね。







さてさて、毎月恒例?「本を読んで新刊ゲット!」企画の発表です。応募方法は前回と同じ。こう書房の本を読んで、感想や印象などを聞かせてくださった方に今月のプレゼント図書(新刊)のなかからご希望のものを1冊差し上げます(当選数各1名)。応募者多数の場合は抽選になりますが、私あまろ~ねが制作にかかわった本の感想等は、そうでない本よりも優先されることがあるかもしれません(笑)。また、当選者さん同士で希望賞品がかぶった場合は、希望賞品のご連絡の早い者順でお送りする賞品が決まります。

感想等は、自由なスタイルで書いてくださってかまいません。ここのコメント欄に書くか、あるいはあまろ~ね宛てのメールで送ってください。コメント欄に書く場合は、当選時のご連絡のために、連絡のつくメールアドレスも入れておいてくださいね。メールアドレスがないと、エントリーとなりません。

また、感想をご自分のBlogなどに書いてくださっている方は、そのページへのリンクをお知らせくださるか、そのページへトラックバックを貼るのでもけっこうです。ただし、そのBlog上に、管理人さんに直接連絡が取れるメールアドレスの記載があることが必要です。もちろん、コメント欄等で別途メールアドレスをお知らせくださっていればかまいません。

これらのいずれかの方法で感想をくださった方は「プレゼント企画エントリー候補者」となります。書いてくださった感想の「未公認なんですぅ」への転載・引用の許可をいただき、連絡先のメールアドレスが確認できた時点で正式エントリーとなります。賞品選択が当選者による早い者順という関係上、抽選の時点でこちらからメールで連絡が取れる方のみがエントリー対象となりますので、ご注意を。

なお、これは「こう書房」という会社としての正式な企画ではありません。私あまろ~ねが個人で勝手に行なう、ここ「未公認なんですぅ」の独自企画です。

こう書房では毎月の新刊ができると従業員に各1冊を無料でくれます。この「自分が会社からもらった新刊書」を、ここの読者さんにプレゼントしちゃおうというわけです。会社には話を通してないので、会社宛てに問い合わせの電話やメールはしないでね。質問等がありましたらここのコメント欄もしくはあまろ~ね宛てのメールでお知らせください。


■最近の主な制作担当図書■ 他の本の感想よりも当選の権利が優先されるかも

『銀座流 売れっ娘ホステスの会話術』
『眠れぬ江戸の怖い話』
『本当にあった ホテルの素敵なサービス物語』
『社会人のための読解力トレーニング』
『ハヤリもの50年【昭和32年‐平成18年】』
『投信・個人年金セールス実践マニュアル』
『世界一なぞめいた日本の伝説・奇譚』
『世界一おもしろい日本神話の物語』
『ディズニーランドが大切にする「コンセプト教育」の魔法』
『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった』
『働くことの喜びはみんなディズニーストアで教わった』
『新入社員が劇的に成長する3か月プログラム』
『小さな飲食店 お客のココロをガッチリつかむ法』
『サービスマインドをたかめる物語』
『外国映画の歩き方』
『マンガで楽しむ 旧約聖書』
『マンガで楽しむ 新約聖書』
などなど。そのほか、「こう書房“未公認”ホームページ new!」に掲載されているもので「内容見本」があるものは、自分が制作にかかわっている可能性がかなり高いです。


■9月のプレゼント図書■ 10月新刊(現在制作進行中!)

☆鏡の魔法で自分まるごと好きになる
  さかもとはるゆき / 定価1365円
☆言わなきゃよかった! その一言
  高嶋秀武 / 定価1470円

■応募の際のお約束■

●どの本についての感想かがわかるようにしてください。
●いただいた感想・回答は、このBlog「未公認なんですぅ」に転載・引用します。ご了承ください。
●ご自分のウェブやBlogにある感想を教えてくださった場合も、そちらにある感想文をこのBlog「未公認なんですぅ」に転載・引用します。ご了承ください。


■応募期間■
今回のエントリー期間は9月25日(火)までです。9月26日には抽選し、当選者の方にお知らせする予定。

お寄せいただく感想は、ほんと簡単なものでもいいんですよ。また、必ず褒めなくちゃいけないというわけでもありません。ここはもう少し突っ込んだ解説がほしかったとか、この部分の記述や図版がわかりにくいといった率直な感想・批判も歓迎します。ただ、批判の場合には多少の愛情を込めてくださいね。愛情なしの攻撃だと、へこむから(汗)。

みなさんのエントリーをお待ちしてます♪




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自分はハレクラニのお話がけっこう気に入ってるんですが、読者さんのあいだでは意外とチサンホテルのお話が人気です。

カバー写真本当にあった ホテルの素敵なサービス物語


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2007/08/31

学校で習う基本のルールだと思うのだけど

たとえば、

80,100+(1,000,000-267,000)×1%=

という数式があった場合、正解は「87,430」なのですが、これを「8,131」と計算してしまう人がときどきいます。
あるいは、

800+70×(35-20)=

を「13,050」と計算してしまったり(正解は「1850」)。
どちらも、ある年金関係の本のなかに出てくる計算式です。

「四則計算のルール」って小学校か中学校で習いますよね。それなりの教育を受けた大人なら知っていて当然だと思っていたのだけど、日常生活であまり使わないからでしょうか、「そんなの習ったことがない」「その計算方法はおかしい」と主張される方もいます。そして「嘘をいうな」「バカにするな!」「インチキを書くな!!」と怒られてしまったり...

むぅ。四則計算のルール、実はあまり覚えられていないのでしょうか? 常識だと思っていたことが実はあまり常識じゃなかったということはしばしばありますが、文化とか慣習とかマナーといった時間と感情・情緒で変化するようなものじゃなく、おそらく何十年、何百年と変わらずに使われてきた計算のルールなんですけどねぇ。

80,100+{(1,000,000-267,000)×1%}=
800+{70×(35-20)}=

と表記してあげれば、わかっていただけるのかなぁ。数式としては美しくないけど。


====================

計算のルールだけでなく、読解のルールについても、学校で教わる基本が実はよくわかっていない人って、意外と多いのじゃないかしら。

本などを読んでも、うまく状況を把握できない、なぜそう展開しちゃうのか理解できない、ポイントがつかめない、そもそもなにが書いてあるのかわからない、だから文章読むのって苦手... 思い当たること、ありませんか?

少しでも思い当たる節があるなら、読んでみたほうがいいですよ、この本。

カバー写真『社会人のための読解力トレーニング』

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学校で教わったはずの、だけどよく覚えていない「読解のルール」がわかりやすく説明してあります。

たとえば次ぎにあげるような、こんな簡単なことでも、自信を持って答えとその理由をいえますか?


【問題】「次のそれぞれの文を読んで主観的な記述、客観的な記述とに分けてください」
1 私は35歳です。
2 この本はとても面白い。
3 91年のルマン24時間自動車レースではマツダ車が総合優勝した。
4 85年のプロ野球ペナントレースで阪神タイガースは圧倒的な強さで優勝した。

さぁ、答えは、




教えてあげないよ。ジャン。




答えが気になっちゃった人はぜひ、この本を読んでみよー。
答えがわかった方、ここでばらさないでくださいねー。



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2007/08/30

「なりたい自分」を考えたら哀しいことになってしまった


自己啓発系のビジネス書などでは「なりたい自分になろう」みたいなテーマのものがよくあったりします。あたしゃべつに「なりたい自分」なんてものがない、夢も希望も向上心もない人なので、これまで考えたことがなかったのですが、ちょっと考えてみました。

自分が興味を持っていること。理想とするライフスタイル。どんなときに楽しくて、どんなときに楽しくないか。なにに価値を見出し、なにを大切に感じるか。そんなことをいろいろと考えた結果...








それで生活ができるなら、ニートな引きこもりになりたい。








いやマジで。必要最小限しか他人と接触せず、生産性とか考えずに興味のあることだけに目を向けて、ずっと家にいることができたなら、こんなにいいことはないなぁ。

以前、1か月ちょっと、食事のための買い物以外は家を出ず、誰とも会話をせずに過ごしたことがあるのですが、非常に素敵な日々だった。収入がなくてじきに生活が立ち行かなくなることについての不安以外は、なにも気になることなんかなかった。誰とも付き合わず独りでいるほうが、あたしゃ心地よい日々が送れるのです。

だからおいらには、人付き合いが苦手で困ってる(悩んでる)とか、友達ができなくて寂しいとか、そういうのはぜんぜんわからない。困ってないし、寂しくないし。それに、「なりたい自分」が究極的にはニートな引きこもりだから(^^;)、成功者になるとか、金持ちになるとか、人の上に立つとか、自分のこととしては興味がないし、そうなりたがる人の気持ちもよくわからないし。

でもね、これらって、普遍的なビジネス書のテーマなんですよね。だけど自分にはそのテーマを求める人(潜在的読者さん)の気持ちも望みも欲求も、ぼんやりと想像することしかできない。自分の中にはない気持ちであり望みであり欲求だから。だからたぶん、本当にそういったものを求めている人のためになるような本は、自分にはつくれない。

だからといって、そういう気持ちや望みや欲求を持つ人に自分はなりたくない。そういう人がイヤだ、嫌いだ、苦手だ、というわけではない。他人がそうであるのはかまわないけれど、自分がそうであるべき理由も必要性も感じない、ということ。ビジネス書の制作に携わる者として、そういった気持ちや欲求を持つべきだ、持たねばならぬ、といわれても、やはり持てないだろうな、自分には。それではこの仕事をする者としてふさわしくないというのであれば、なにか別の仕事を探すことにするよ。

ただなぁ、どんな仕事についてもたいして変わらないだろうな。できることならニートな引きこもりになりたいのだということに、気づいてしまったので。もう、社会人として、職業人として、ダメじゃん、オレ。

「なりたい自分」なんて考えなければよかった(^^;)。




この本とか、

カバー写真『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった』

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この本とか読むと、

カバー写真『サービスマインドをたかめる物語』

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働くのも素敵だなという気に少しはなったりもするんだけどね(^^;)。


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書店さんには9月5日(水)くらいから並びだす予定ですよー。

0952『銀座流 売れっ娘ホステスの会話術』

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男の話は、目で聞く。言葉ではなく、声に耳に澄ます――。
これはいったい、どういう意味? ここに「男が魅せられる」秘密が!

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2007/08/29

ダメな予感はしてたけど

何度か打ち合わせをしているうちに、だんだんと「この著者候補さんでこの企画の“いい形”を見つけるのは難しいかな」という感じが強まってきていたのだけど、やはり無理だった。

著者候補さん側で「いい形」のイメージはつかんだようなのだけど、その形をうちの会社で実現するのは、コスト的にも営業能力的にも、かなりハードルが高いパッケージング。こちらで対応できる範囲を示し、いくつかの提案もしたのだけど、著者候補さん側のそのパッケージングに対するこだわりは強く、また資金力とノウハウを持つ他社であれば実現可能なパッケージングでもあり、実際、他社からのオファーもきているそうで、今回は、少なくともうちでの発行はなくなった。

資金による制限、ノウハウによる制限、人員による制限... さまざまな制限があり、できることとできないことがある。できることのなかで、どこまでできるか、なにができるか、どの程度までチャレンジするかを考えなくちゃいけないのだけど、いまはできることの範囲がね、やっぱり狭いよ。

あぁ、また別の著者候補さんを探さなきゃ。これまで何人かの著者候補さんにアプローチした。興味を示し、どういうふうにつくれるか、どうすればよいものになるか、検討をしてくれた方も少なくない。でもけっきょく、さまざまな理由で実現はならなかった。

この企画、無理なのかもなぁ。おもしろいけど、「本」という形には収めにくいのだよなぁ、やっぱり。




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先ほど刷り上ってきましたよー。

0952『銀座流 売れっ娘ホステスの会話術』



書店さんには9月5日(水)くらいから並びだすと思いまっする。読んでみそみそ。

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2007/08/28

もうやめようと思う


もうダメです。いっぱいいっぱいです。これ以上続けられません。これといった強い意思も根拠もなく、ただ「続けなければ」という漠然とした思いでここまできましたが、そんな漠然とした思いだけではなんともならず、処理できないものがどんどん貯まってしまいました。そうして大量に蓄積したものをなんとかする気力も、もはや起きません。ぜんぶ捨ててやる。みんな投げ捨ててやる。どうせ誰も気にかけてなどいないのだし。もうやめよう。やめちゃおう。いいよね、やめちゃっても。

だって、もう1年以上貯めちゃったんだもん、未スクラップの新聞広告。毎月7~8紙分の新聞広告をいちいち切り抜いてスクラップブックに貼るの、正直いって面倒です。それがもう1年以上分ある。100枚分くらいあるわけです。そんなの、切り抜いてるだけで1日終わっちゃいますよ。さらにそれを糊付けなんて、やってる場合じゃないですよ。

どうせね、誰も過去のスクラップブックなんて見ないじゃないですか。要するに、あれでしょ。ちゃんと出稿した広告が「掲載されましたよ」という証拠を残しておくだけなんでしょ、あの意味って。だったらさ、出稿一覧表つくって、掲載紙が届いたら表に「掲載確認」て印つければいいだけじゃん。

実際に「どういうデザイン・レイアウト・内容の広告が掲載されたか」を残しておくためだというならばさ、最近は、いまだに原稿用紙で入稿→新聞社側で組むなんてことをしている読売新聞とか以外は、社内でIllustratorで完全データを作成し納品してるんだから、データだけ保存しておけばそれでいいじゃん。

仮に、どうしてもスクラップブックに「紙」を貼りたいのなら、いちいち実際の掲載紙を切り抜かなくたって、データ納品時に添付する出力見本で充分だって。うちの場合、掲載紙は毎月7紙程度あるけど広告データ自体は使いまわしで1~2個しかつくらないんだから、出力見本のコピーをとって、そこに掲載紙と日付だけ書き入れれば、貼るのは毎月1~2枚で済むんだし。それなら、いまからでも20枚程度貼ればいいだけだから、やってもいいですぜ。

ともかく!

もう新聞広告を切り抜いてスクラップするのはやめます。デスクの横に山と積まれている未スクラップの掲載紙をみんな捨ててやる。以降はぜんぶ出力見本を貼ることにしてやる。

いいよねっ!?





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聖書に書かれている「お話(物語)」のなかから、ドラマとしておもしろいものや、西洋の映画や小説、絵画などといった文化作品によく引用されたり暗喩として使われたりするようなものを50個ほどピックアップし、それを3ページのコマ割りマンガでおもしろおかしく読めるようにしました。

それぞれのお話の最初には、そのお話の概要が短い文章で説明してあり、そのお話の主な登場人物(メイン・キャスト)が簡単なキャラクター紹介とともに紹介されているのですが、このキャラクター紹介がおいらは大好きです。著者さんのポップでキッチュな感性炸裂。

ちなみに、人類史上最初の殺人事件(カインとアベルの物語ね)の発端ともいえる「神さま」のキャラ紹介は、

「こってり好き?」

のひとこと!?

う~ん、これだけ読んでもよくわからないですね。でも、このキャラ紹介を読んで、本編であるマンガを読むと、あら納得、なるほどねぇ~と思ったりするのです。

あ、けっして聖書や神さま、キリスト教を冒涜しようとか笑い飛ばそうとか、そういう意図はないんですよ。そうではなく、なんだか敷居の高い感じのする聖書に書かれているお話を、わかりやすく身近な感じの表現やキャラづけを行なうことで、一般書のように楽しんでもらいたいという意図なんです。これで「聖書のお話っておもしろーい」ていう片鱗をつかんだら、ぜひ、より詳しい、より本来の聖書に近いものを読んでみるといいです。

カバー写真『マンガで楽しむ旧約聖書』

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カバー写真『マンガで楽しむ新約聖書』

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2007/08/24

1年経たずに一覧表から消えると、ちょっとへこむ

こう書房には「最新基本図書一覧表」というのがあって、これには現在それなり(以上)に動きがよい商品がリストアップされてる。

こう書房はだいたいつきに2~3冊、年間で30~40点程度の新刊を発行してて、これまでにトータル952点を出してきた。でも当然952点すべてがいまも流通しているわけではなく、日常的に注文・出荷があるような商品は100点程度。書店在庫はめったに見かけないけれど社内(倉庫)には少ないながらも在庫があって客注等を受ければ出せますよというのを含めても300点程度だろうか。

「基本図書一覧表」には日常的に動きがあるものを中心に160点くらいの商品がリストアップされている。ここ6か月分の新刊は「新刊」の欄に掲載され、新しい新刊が発行されると古いものから「新刊」以外のジャンル欄に移される。でも掲載できる点数は決まっているので、新刊が発行されると、その分、既刊で動きの悪いものがリストから削除されるしくみになっている。リストの枠からあふれてしまった分、どの商品を削除するかを決めるのは、営業部の仕事。

で、昨日の夕方に刷り上ってきた最新版の「基本図書一覧表」を見たら、3月新刊のカバー写真『ハヤリもの50年』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)とカバー写真『「モテ声」の法則』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)が、リストから削除されてた...

切ないなぁ。

動きが悪いから削除対象になるのだけど、半年前の新刊ですよ。けっきょくこの2点は一覧表の新刊欄からジャンル欄へと移されることなく、一度もジャンル欄へ掲載されることもなく、リストから消えてしまいました。

最新刊および常備分以外の本についての書店さんからの注文は、主にはこの「基本図書一覧表」を使って行なわれます。営業部によるふだんの受注活動も、この表を使って行なわれます。つまり、一覧表から削除されたということは、今後は書店さんからその本の注文が入ることはほとんどなくなることを意味します。動き的に死にかけていた本に、出版社の側でとどめをさしたといった感じでしょうか。

書店さんが新刊を見切る(試しに置いてみたけど売れないから返品するよ、と判断する)期間は、最近では5日とも10日ともいわれています。それにくらべれば6か月というのは充分な期間なのかもしれません。営業部としても、自社商品だから見切るまでに6か月も猶予をくれたといえるのかもしれません。

にしてもなぁ。

半年で会社からも見捨てられてしまったこの2冊の本(そのうちの1冊はおいらがつくりました ToT)。なんだか不憫です。売れなかったのだからしかたがないのだけど。


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自分はハレクラニのお話がけっこう気に入ってるんですが、読者さんのあいだでは意外とチサンホテルのお話が人気です。

カバー写真本当にあった ホテルの素敵なサービス物語


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ホテリエさん、ホテリエをめざすみなさんが、サプライズやミスティークにばかり気をとられるのではなく、基本的なおもてなしの大切さをあらためて感じていただけるといいのだけど。

また、ホテルを利用する側のみなさんには、特別な旅行だとか仕事でとかではなく、日常的にホテル滞在を上手に楽しむひとつのガイドとして、本につづられたお話を味わっていただけるといいのだけど。


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2007/08/23

本のちからだけで売れる本って、いったいどれくらいあるのだろう

最近のビジネス書の世界では、売れてる本の多くが、「この人が書けばなんだって売れる」という感じの著者さんの本だったり、本を出す以前からヴァーチャルやリアルの世界にたくさんの「その人のファン」がいる人が書いたものだったり、出版社が標準的に行なう宣伝広告とは別に著者さんの側で数十万円~数百万円単位の宣伝広告がされてたり。

仮にその本が、書名も本文も装丁もまったく同じだけど、これまでに販売実績のあまりない著者さんが書いていたなら、著者サイドの個人的なネットワークがあまりない人が書いていたなら、出版社が標準的に行なう宣伝広告しかされなかったなら、それでもやはりベストセラーになったのだろうか。

いくつかはなるものもあるだろうけれど、ほとんどは、きっとならないんだろうな。

Amazonでキャンペーンを行なうと、それなりに効果が出る。Amazonの売上ランク上位に入るのを見て、その本の存在に気づく人、その本に興味を持ってくれる人、買ってくれる人が、増える。Amazonでの上位ランク入りを実績として見せることで、扱いをよくしてくれる書店さんもある。「売れている本」だということで興味を持ち、買ってくれる人も増える。

ところで、Amazonでのキャンペーンって、たいていは「著者主導」で行なう。キャンペーン告知用のサイトをつくるのも、知人・友人に頼んでBlogやメルマガ等で告知を行なってもらうのも、著者サイドのアクション。出版社は、できる人的手助けはするけれど、キャンペーン用に特別にお金を出したりすることはめったにないし、出版社のために喜んで告知をしてくれるファンなってめったにいない。

そして、告知サイトやBlog等での案内を見て実際に設定した日時にAmazonへ注文を入れ、ランクアップに貢献してくれるのも、その大半はもともと著者さんが持っていた人的ネットワーク内の人。出版社には、キャンペーンに参加して実際の購入アクションを起こしてくれる人のネットワークなんて、ない。

自分の本の宣伝告知のためにそれ相応のお金をかけられて、そのキャンペーンに載ってくれるそれ相応の数の人的ネットワークを持っている人でなければ、Amazonでのキャンペーンは、まずできない。出版社主導でできることなんて、ほぼ皆無。

教育やコミュニケーションの分野では、「なにをいうか」よりも「誰がいうか」のほうが重要と、よくいわれる。本の世界も、たぶん、同じ。「なにが書かれているか」よりも「誰が書いたか」のほうが、売れ行きに大きく影響するのだろう。

大切なのは、本のちからよりも、著者のちから。
テーマのおもしろさや文章のうまさよりも、著者の持つ知名度やネットワークや告知センス。

だから、これから本を、ビジネス書を出そうという人は、まずはヴァーチャルおよびリアル世界で自分自身のアピールにつとめ、自分のファンを事前にたくさんつくり、本が出た暁には自分で積極的に宣伝告知して自分のファンを中心に買ってもらう、それも数千部単位で、ということを考えないと、なかなかヒット作にはならないだろう。

うちでもいくつかの本を書いてくださった大勝さんが執筆・監修しているメールマガジンのタイトルは『本を書こう。著者が自分で売る時代の出版戦略研究』という。

「著者が自分で売る時代」

実際、ビジネス書の場合、著者さんが自分で積極的に告知や販売に動いている本が、売れるケースが多いように思う。出版社と書店だけにまかせておいても売れる本って、少ないような。

お客さんが買う本は、テーマや内容や文章で選ばれるよりも、著者で選ばれる。もしその傾向が強いというのが本当だとすれば、出版社は「本」を宣伝告知するよりも「著者」を宣伝告知したほうがいいんじゃないか。どんなテーマで、どんな読者に向けて、どんなことが書かれているなんてことを紹介するよりも、この本を書いたのはどんな人かを紹介したほうがいいんじゃないか。

本のちからだけで売れる本なんて、そんなにないのだから。





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預かり資産セールスで成果をあげているトップセールスたちが、この仕事で成功するために必ずしていることをステップを追って解説しました。

幅広い業種の「セールス一般」についてのノウハウ書ではなく、預かり資産セールス・窓販に特化した、金融セールスパーソンのためのセールスノウハウ書。

カバー写真『投信・個人年金セールス実践マニュアル』

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新人さんは「成績アップのためのよき参考書」として、新人さんを指導する中堅さんには「新人トレーニングの際のよいテキスト」として、きっと役立てていただけると思いますよん。



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2007/08/20

ジャポニカロゴスで有名な?

町田健先生の公開講座がありますよー。

町田健? 誰それ?? と思った方もいらっしゃるかな。名古屋大学大学院文学研究科の教授で、言語学者さんです。
それよりも、テレビ番組『タモリのジャポニカロゴス』にときどき出てる、眼鏡アイドル時東ぁみファンの、なんだかおもしろい国語の先生といったほうがわかるかも。

その町田先生が「正しい日本語とは―日本語の謎を解く―」というタイトルで公開講座を行ないます。しかも、参加費無料! 太っ腹。

日時:9月15日(土) 10:00~12:30
場所:東京都新宿区高田馬場1-24-13
   早稲田ゼミナール高田馬場校 (高田馬場駅徒歩3分)

外国人に日本語を教える際に悩んだり困ったりした経験談を糸口に、日本語の「謎」や「しくみ」を解き明かし、さらに、日本語をどう教えたらいいのか、について考えます――だそうです。

その他詳細は、以下のページを参照してください。

千駄ヶ谷日本語教育研究所 第50回公開講座
http://www.jp-sji.org/jp/contents/opencourse/index.php

定員は300名ですが、参加は予約制で、受付順だそうです。上記ウェブページではメールでの申し込みも受け付けてますよー。

スタートが朝10時とちょっと早い(眠い)のが難点ですが、テレビで見る人を生で見られるチャンスだし、参加費無料だし、いちおう出版関係者としては「正しい日本語とは」というテーマにも興味をひかれるし、ということで、おいらも参加しようと思ってます。

問題は、土曜日に早起きできるかどうかだっ!


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「社会人のための~」となっていますが、もちろん学生さんが読んでも役立つ内容です。
実際の「トレーニング」をするときに使う「例文」が、学生さん向けだと舞台が「学校」や「夏休み」とかになるのだけど、この本ではもう少し大人向けになってるという意味での「社会人のための~」です。
むしろ「ちょっと背伸びをしたい中学生さん」とかには、この本のほうがおもしろいかも。

読解力をつけるとは、「論理的に読み解く力」をつけること。それは「論理的に考える」こと、さらには「論理的に話すこと」にもつながります。論理的な考え方も論理的話し方も、論理的な読み方ができない人には、できません。

だから、読解力をつけることって、すごく大切。

「もっと論理的に考えなさい」「もっと論理的に話しなさい」などといわれてしまうこと、ありませんか? 少しでも思い当たる節があるなら、読んでみたほうがいいですよ、この本。


カバー写真『社会人のための読解力トレーニング』

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2007/08/16

増刷はうれしいのだけど

法律関係の本は、増刷時にたいていの場合、多かれ少なかれ本文をいじる。その本が印刷されて、増刷が決まるまでのあいだにたいていは、なにかしらの法改正等があるから、増刷時に、その時点で施行されている、もしくは施行が決まっている新しい法律、改正された法律の内容について、本文に書き加えたり、修正したり。また、その時点では廃止になっている特例などもあったりするので、そういうのは削除したり、別の内容に差し替えたり。そうした修正・調整を加えて増刷する。

増刷が決まるのは、たいていは社内在庫が少なくなってきたから。かつ、まだ市場(書店さん)からの注文がそれなりのペースであり、今後も一定期間そのペースが維持されるであろうことが予想されるから。

社内在庫が少ないとはいっても、ゼロではない。販売機会ロスを出したくないので、ゼロになる前に増刷する。それに、仮に社内在庫がほぼゼロになったとしても、市場(書店さんの棚)には商品がけっこうたくさん残ってる。そんな状態で、増刷をする。

本は、何度も増刷を重ねていくことで、利益を出していく商品だ。初版だけで終わってしまうと、たいていの場合、出版社にはほとんど利益が出ない。初版が売り切れずに断裁などとなると、間違いなく赤字。だから、増刷はうれしい。何度も増刷される本は、会社の資産だ。宝だ。

でも、と思う。

本は、増刷されて、そのときに本文に修正等が入っても、書名やカバーなどの「見た目」が変わらない。いま、その書店の棚に入っている本が、増刷前の本なのか、増刷後の本なのか、奥付を見ないとわからない。奥付を見て増刷されていることがわかったとしても、では、増刷に際して修正等が行なわれたのか、行なわれたとしたら、それがどの程度の修正だったのか、たんなる誤字等の校正だけか、内容の書き換えがあったか、項目の差し替えがあったか、お客さんにはわからない。

そして本は、増刷前のものも増刷後のものも、数世代のものが同時期に販売される。見た目は同じだけど中身がちょっとずつ違うものが、同時期に、同じ値段で、あたかも同じ商品のような顔をして、市場で売られている。

在庫が減ってきたから、増刷しよう。せっかく刷るのだから、現状と合わなくなっているところを修正しよう。それは、いい。

でも、このときに、増刷前の「現状とあわなくなっているところがある」商品を、回収したりすることは、まずない。現状と合わなくなっている部分もあることを告知することも、まずない。

なぜなら、現状と合わないのは全体のうちのほんの数パーセントだから? その他の部分はいまでも充分に役に立つから? ほんの数パーセントの直しのたびに、それ以前の本を回収・廃棄処分にしていたら、コストがかかってしかたがないから? 営利企業としては当然の判断なのだと思うけれど、この業界では当たり前のことで、多くの会社が同じように判断しているのかもしれないけれど。

だって、お客さんは、その「ほんの数パーセント」のところが知りたくて、この本を買ってくれたのかもしれない。書店の棚で手にとったその本が、増刷前の「現状とあわなくなっているところもある」商品だと気づかずに、その後に法改正等があったことも知らずに、古い本を購入し、その記述を頼りにいろいろな手続きなどを進めようとしているのかもしれない。

その「ほんの数パーセント」の修正箇所が、お客さんにとっての「充分に役に立つ」はずだった場所なのかもしれない。

それがわかっていながら、増刷前の本はぜんぶ返品してくださいと販売店にいえずにいる。もうすぐ内容を修正した増刷ができあがるから、最新版は何日付の何刷だから、それ以前の本を書店で見かけても買わないでくださいとお客さん(読者さん)にいえずにいる。たしかに増刷前の本の社内在庫は残りわずかだけど、市場在庫がどれだけあるのかわからないから。本は返品のきく商品だから、もし市場に数千冊単位で在庫があった場合、それがぜんぶ返品され、その分の返金をしたなら、増刷なんかするんじゃなかったという結果になりかねないから。

だから、すでに「現状とあわなくなっているところもある」ことを知りつつも、それが書店の棚から売れていくことを願ってしまう。待ってしまう。そして、なにごともなかったように増刷分をまた市場に送り込む。それがいつ刷られた本なのかは、奥付を見れば誰でもわかることだから、それを確認せずに古い本を売るのは販売店の怠慢、確認せずに古い本を買うのは購入者の怠慢と、そこに逃げ道を用意して。

増刷になるのはうれしいけれど、法律関係を扱った内容の本のときは、あまり素直に喜べない。ごめんね。


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2007/08/15

本でいいのかな。本がいいのかな。

お盆期間中ということで、朝の通勤電車は急行でもスカスカにすいていて気分がいいです。町も人が少なく、社内も人が少なく、静かでのんびりした感じ。これでもう少し涼しければいいのですけどね。

ちなみにハワイは現在、大きなハリケーンに直撃されているようで、場所によっては学校もビーチもクローズドになってるらしい。お盆休みを利用してハワイに出かけたのにホテルから一歩も出られず、などという残念な状況にいらっしゃる方もいるのでしょうね。帰りの飛行機とか大丈夫なのかしら。


もう脳みそとろけそうに暑いので、思考もとろけそうです。

自分は縁あって商業出版社に雇われ、単行本を企画・制作する編集部に配属され、業務としていくつもの本をつくってきて、これからしばらくもまだつくり続けなくちゃいけないんだろうと思うのですが、ご存じの方はご存じのように、あたしゃそんなに本が好きじゃありません。おそらく、出版業界外にいる「そんなに本が好きじゃない」一般の方よりは本が好きで、文章を読む量も多いだろうなとは思うけど、業界内にいる多くの人や、業界外にいる「本が大好き」な人とくらべたら、ぜんぜん「好きじゃない」レベルというか、むしろ「本を読まない、本が嫌い」なレベルかもしれません。

それはどうでもいいのだけど。
もうねぇ、何年もねぇ、なんというかねぇ、こう、すっきりしないのよ。自分で。

うちは主にビジネス書をつくる出版社だから、うちの本を買ってくれるお客さんはビジネス・パーソンの方で、主にはプライヴェートも含めた「仕事環境(物理的な面でも、個人の精神的・内面的な面でも)をよくする」ことに役立つような本をつくって提供するというのが基本的なミッションだろうと思うんですよ。

厳しいビジネスの最前線で一所懸命に働いている人たちは、こんなことに困ったり悩んだりしてるんじゃないか、それを解消したり克服できる力をつけたりするためのヒントとして、こういうことを教えてあげたらきっと役に立ったり喜んでもらえたりするんじゃないか――そんなことを考えながら、企画を立て、著者さんと相談して、本をつくってたりするわけです。

でもね、それがほんとうに「本」でいいのか、「本」という形で表現するのがベストなのか、おいらは自信を持てないのです。

おいらは、社会人としてのスタートがレストラン企業の社員だったこともあり、飲食業や接客業が好きなのです。でも、その苛酷な労働環境に耐え切れず、途中で逃げ出してしまいました。なので、逃げずにがんばり続けている飲食業・接客業で働く方たちの役に立つ本をつくりたいと、よく思います。上から目線で講釈をたれるのではなく、現場で、直にお客さんと対面し、リアルタイムでさまざまな推測と判断と行動を要求される仕事をしている人たちが共感でき、理解でき、納得でき、自分の仕事に生かしてさらに現場をよりよくしていけるようなものをつくりたい。

だけどね、おいらは知っているのです。現場で働く彼らの多くは、本を読むだけの時間的・体力的な余裕がほとんどないことを。

自分のスケジュールで仕事をするビジネスと違い、接客系のサービス業は基本的に「お客さんのスケジュール」での仕事になります。いつ現われて、なにを要求してくるかわからない(おおよそのパターンは読めるけど、イレギュラーはいつだって起こりうる)お客さん次第。接客の仕事をしたことのない人はけっこう簡単に考えていたりすることがありますが、不特定多数の見知らぬ人と日常的に恒常的に対面する接客業って、すごく神経をすり減らし精神的に疲労する仕事です。とくに「よい接客者であろう」という意識が高い人ほど、就業中は高い集中力と緊張感をもって観察し、推測し、判断し、行動するので、業務終了時にはとてもパワー的に消耗するのです。しかもたいていの場合、労働時間が長いし。

長時間の労働で体も頭も心も極度に疲労した状態で、「仕事のための本」など、なかなか読めるものではありません。読書は頭に労働を課す作業ですから、いっそう疲労してしまいます。それに、翌日のお客さんに疲れた顔は見せられません。であれば必要なのは、勉強のための読書よりも休息なんです。多くの場合。よりよい仕事をするために、本を読んで勉強をしたいとは思うけど、いまは休息のほうが重要、というケースが多いのです。

某有名飲食店チェーンの人に会いました。某有名飲料メーカーの人に会いました。某飲食店コンサルタントの人に会いました。みんな、勉強の必要性は感じているし、実際に勉強もしてる。自分が勉強したことを、現場の人同士で共有したり、教えあったりしてる。皆さん、厳しいビジネスの現場で働く、本当に忙しい人たちです。その彼らがいうのです。本は読みたいけれど、その時間がなかなか取れない。運転中には読めないし、文字を読んでもなかなか頭に入らないし。だから、音声教材で聞いている、映像教材で勉強していると。それならiPodに入れて、あるいは携帯電話のメモリにファイルを入れて、ちょっとした合間に聞いたり見たりできるし、そのほうが文字で読むよりもすんなり理解できる、と。

おいらは、本をつくる会社にいるから本をつくっているけれど、おいらがつくろうとしているものは、おいらがつくってきたものは、本当に「本」という入れ物に入れるべきだったんだろうか。「本」じゃない形で提供したほうが、それを必要としている人にとっては便利で役に立ったんじゃないだろうか。

世の中には「本がいい」という人がたくさんいます。そこに書かれていること、そこで主張・提案・展開されている内容がなんであれ、「本」という形で読むのが好きという人がたくさんいます。そして出版業界は基本的に「本がいい」お客さんに支えられてます。

でも、おいらはべつにそれほど「本」が好きじゃない。自分が本を買うときは、そこに書かれている「内容」が気になるのであって、その内容がよりよいかたちで楽しめたり理解できたり役立てられたりするのであれば、その受け取り方は「本」でなくても、別のかたち、別のパッケージでもかまわない。たまたま「本」という器よりよいかたちでの商品提供が見当たらないから、本というパッケージを選んでいるだけ。

だからかな。自分が提供しようとしている内容も、「本」というかたちでなくてもぜんぜんかまわないと思ってしまうのです。自分には「本がいい」という感覚が、あまりない。本というパッケージ商品のつくり方しか知らないから、所属している組織が本というパッケージ商品しか製造・販売していないから、いまはその器の中に「内容」を入れて提供しているだけ。

でも、自分の入れたい「内容」が、だんだんと「本」という器に合わなくなっているんじゃないか、本当に「本でいいのだろうか」という思いが、強くなっている気がするのです。

あるコンサルタントさんがいってました。教育用のDVD教材をつくろうと、DVDの製作会社と相談したら、「本でつくれるものを、どうしてDVD(映像)にする必要があるのですか?」と断られたのだそうです。

本でもつくれるけれど、DVDでもつくれるもの。その教材を本当に必要とし、勉強したい、役立てたいと思っている人にとっては、どちらの器がいいのだろうか。もし売価が同じで商品としての露出度も同じ=市場への認知が同じだとしたら、なんとなくだけど、とくにビジネス系や教育系のものに関しては、本じゃないほうがいいケースが多いのではないかという気がするのです。本でもいいけど、本でつくったら、「本がいい」人しか買ってくれないんじゃないか。でも本以外の映像や音声商品としてつくったら、本であるなしに限らず「それを必要としている」人が買ってくれるんじゃないか。もちろん、本プラスCD/DVDの複合教材であればさらによいだろうけど。

やっぱりおいら、本も好きだけど、本が好きなわけじゃないんだな。

なぜ「本」じゃなきゃいけないのか。
本でいいのか。
本がいいのか。

いくつかある選択肢のひとつとして「本」があるだけで、たまたまいまはその選択肢の中にいるだけ。この選択肢も好きではあるけど、この選択肢だけが好きなわけではないし、この選択肢だけが大きな魅力やパワーを持っているとも思っていない。むしろ、その力は相対的に落ちてきているんじゃないか、違う選択肢との連携が必要なんじゃないかという思いが強い今日この頃なのです。


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9月新刊『銀座流 売れっ娘ホステスの会話術』のカバーデザインを、どこよりも早く!先行公開。


0952
画像では書名のところが白い文字になっていますが、本番印刷のときはここがキラキラと輝く金色もしくは銀色の文字になります。金にするか銀にするかは、色校正を見てから決めます。

書店さんでの発売は9月6日(木)ころの予定です。お楽しみに!


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2007/08/13

発売はまだ先だけど


9月新刊『銀座流 売れっ娘ホステスの会話術』のカバー印刷用データを入手しましたので、どこよりも早く!先行公開。


0952画像では書名のところが白い文字になっていますが、本番印刷のときはここがキラキラと輝く金色もしくは銀色の文字になります。金にするか銀にするかは、色校正を見てから決めます。

今回使うキラキラ文字、「箔押し」という印刷技術を使うのですが、おそらく、こう書房で「箔押し」を使うのは初めて。ふだんつくっている本のカバー印刷とは違う、特殊な印刷技術なので、お値段も「いやぁ~ん」という程度にかかります。

工程としては、ふだんつくっている本と同様にカバーを印刷したあと、ぴかぴかの紙を上から巨大なはんこみたいなもので押し付けて必要な場所に貼り付けるといった感じになるそうで、料金的にはふだんのカバー製作代プラス「いやぁ~ん」なお値段となります。また、印刷のあとに「はんこ押し」の作業が余分に入るため、製作に必要な時間も「あらぁ~ん」という程度に余分に必要です。

そんなわけで、実際に印刷・製本された見本ができあがるのは8月30日、書店さんの店頭に並び始めるのは9月6日ころからと、まだずいぶん先であるにもかかわらず、カバーはもう印刷工程に入るのでした(色校正を出すのにもふだんより時間がかかるので)。

本文関係の制作費はふだんと変わりませんが、カバーは会社の近所のおいしいイタリアン・レストラン「リストランテ・ステファノ」でワンプレート・ランチが100回くらい食べられるくらい、ふだんより制作費がかかっています。貧乏会社なのに、どうしたことか大英断(^^;)。ふだんの本より、リストランテ・ステファノのワンプレート・ランチが2000回くらい食べられる程度には売れてくれないと、「たいして売れもしない本に余分に金を使って、まったくもー!」と社長に文句をいわれそうです。

売れてね。お願いだから、売れてね。






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聖書を、キリスト教とかの宗教の「経典」としてではなく、世界でもっとも多くの人に読まれている「ベストセラー小説」のひとつとして楽しもう、そのための入口にしよう、という本。そのため、内容にいわゆる「宗教色」はほぼ皆無です。宗教やキリスト「教」とは関係なく純粋に「西洋文化を理解し楽しむための基礎知識・一般教養」としての聖書に興味がある人、聖書で展開される「物語」の内容を知りたい人には、このくらい砕けているほうがとっつきやすいんじゃないかしらん。

カバー写真『マンガで楽しむ旧約聖書』

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カバー写真『マンガで楽しむ新約聖書』

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聖書に書かれている「お話(物語)」のなかから、ドラマとしておもしろいものや、西洋の映画や小説、絵画などといった文化作品によく引用されたり暗喩として使われたりするようなものを50個ほどピックアップし、それを3ページのコマ割りマンガでおもしろおかしく読めるようにしました。

それぞれのお話の最初には、そのお話の概要が短い文章で説明してあり、そのお話の主な登場人物(メイン・キャスト)が簡単なキャラクター紹介とともに紹介されているのですが、このキャラクター紹介がおいらは大好きです。著者さんのポップでキッチュな感性炸裂。

ちなみに、人類史上最初の殺人事件(カインとアベルの物語ね)の発端ともいえる「神さま」のキャラ紹介は、

「こってり好き?」

のひとこと!?

う~ん、これだけ読んでもよくわからないですね。でも、このキャラ紹介を読んで、本編であるマンガを読むと、あら納得、なるほどねぇ~と思ったりするのです。

あ、けっして聖書や神さま、キリスト教を冒涜しようとか笑い飛ばそうとか、そういう意図はないんですよ。そうではなく、なんだか敷居の高い感じのする聖書に書かれているお話を、わかりやすく身近な感じの表現やキャラづけを行なうことで、一般書のように楽しんでもらいたいという意図なんです。これで「聖書のお話っておもしろーい」ていう片鱗をつかんだら、ぜひ、より詳しい、より本来の聖書に近いものを読んでみるといいです。






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2007/08/10

夏に夏休みをとらなくなってからもうずいぶん経つ

世間様はお盆休みに入るそうで、取引先さんとかもお休みだったり稼働率を少し下げての営業だったりするようです。うちも、会社自体は営業していますけど、この時期に夏休みをとる社員もいますので、稼働率は下がります。毎年この時期の社内は、出社している者はもちろん仕事をしているのだけど、なんとなくのんびりした空気が漂い、自分はけっこう好きだったりします。すでに退職してしまった以前の上司は、この雰囲気のことをよく「社内夏休み」とかいってました。朝の電車もすいてるし、電話もあまりかかってこないし、社内に人が少ないので静かだし落ち着くし、むしろ仕事がはかどるってもんです。

そんなわけでおいらは来週も普通に出社です。月曜日には9月新刊『銀座流 売れっ娘ホステスの会話術』の著者再校が戻ってくるはずだし、それをチェックしデータに反映して印刷用最終データを完成させる=校了が来週金曜までなので、休んでる場合じゃありません。

そのほかにも、火曜日には新しい企画の相談をしに著者候補さんに会いにいく予定がありますし、11月か12月に発行したいと考えている原稿の整理と初校作成準備もしなくちゃなりません。来年4月ころの発行をめざしている本の図版用1次原稿もチェックしないと次回の著者さんとの打ち合わせに間に合わなくなっちゃうし、むしろふだんよりもアクティブに行動しなくてはならないかもしれないおいらのお盆でございます。

夏休み、いつとるかなぁ。今年は11月アタマくらいかなぁ。

思えば、世間様と同じような時期に夏休みをとっていたのって、この会社の営業部に配属されていた2年程度のことだったような気がします。

前職は年中無休のレストランチェーンの社員だったので、お盆とか夏休みとかはむしろ稼ぎ時。当時はお盆時期になると休業する飲食店も多く、数少ない「営業中のお店」にお客さんが集中し、けっこう忙しかったのです。なので当然、時期をずらして3日程度の休みをもらいます。

そういえば、まとまった休暇はほとんどなかったなぁ。会社的には「5連休制度」を店舗に普及させようとしていたけれど、実際にそれを社員に取得されるとその間の営業活動に多大な負担がかかる=お客さんへの迷惑になるケースが多く、けっきょくは3連休と2連休に分けて、しかも時期を置いて取得して「5日間」という休みを消化するしかなかったり。運よく「5連休とってもいいよ」と店長にいわれることがあっても、その前に「明日からな」とか「明後日からな」といった前置きがつく、つまり「突然」いわれるのでなんの準備も下調べもできず、けっきょくだらだらと体を休める=寝て過ごして終わりなんてね。

出版社に転職し、営業のころはお盆期間に休んでた気がする。この期間は商品が流通しないので、出社してもあまりやることがないよとかいわれて、実際あの頃はほんとにたいしてやることなくて(いまはどうか知らない)、流通が通常稼動していて忙しいときに休むよりはこの時期に休んだほうが都合がよかったのだろう。もう10年以上前のことなんで、よく覚えてないのだけど。

編集部に異動してからは、お盆とか関係なくなったなぁ。毎月の新刊は前月末ごろに見本出来→発行月の上旬に書店に並ぶのが基本。そこから逆算すると、発行月前月の中旬ころに校了日が来る。原稿整理開始から校了までだいたい1ヵ月半というのが標準なので、発行月の前々月から作業が始まる。作業が始まっちゃうと、その途中に1週間とか休みを取るのは、けっこう難しい。とれなくはないけれど、休暇あけの仕事のたまり具合とか、それを見越したスケジューリングとか、考えると憂鬱。自分にあまり無理をさせたくないし、自分の休暇のために著者さんとかデザイナーさんとかに無理をさせたくもない。なんてことを考えると、休暇を取れるタイミングは世の中の人が休む時期かどうかよりも「新刊発行を間近に控えているかどうか」のほうが優先なのだな。

新刊担当のスケジューリングの綾もあり、もう何年も「夏」に夏休みをとっていない。会社の本来の規定としては7月から8月のあいだに都合をつけてとる、ぎりぎり許して9月までかな、みたいなはずだったように思うのだけど、去年の夏休みはたしか11月にとったような気がするし、おととしは10月だったか。その前くらいまではなんとか9月の終わりくらいにとってた気がするのだけど、いろいろな事情があって、今年もたぶん11月だな。

いまのところ、手元にある原稿のひとつを11月新刊として製作し、その校了と青焼き校正を見届けてから休暇、というのをもくろんでいるのだけど、この原稿が本当に11月新刊になるかどうかはまだわからない。もしかしたら12月新刊になってしまうかも。そうすると、11月の10日とか15日あたりが校了だから、その直前に休むのはどうなのよという気もし、でもその時期に休むならいいかげんそろそろ飛行機や宿その他の手配も始める必要があるし、なのに発行月が確定するのはまだ先だし、もうこうなったら自分的には11月新刊で出せるよう10月中旬に校了までしちゃおうかとも思いつつも、著者さんのことを考えると校了してから実際に本がでるまでに1ヵ月半もあるってどういうことよという気もするし。

こうしてだんだん、休むこと自体がめんどくさくなってくるんだよな。あ、だからうちの編集長はちゃんと夏休みをとらないんだろうか。

あぁ、リゾート地にどっぷりはまって帰ってきたくねー。

もし今後、なにもせずに遊んで暮らしても一生生活に困らない金が手に入ったら、オレは間違いなく仕事を辞める。趣味で年に何日、何十日、場合によっちゃ100日くらいアルバイトはすると思うけれど、フルタイムの従業員として雇われて働くなんてことはしないだろう。

なんか、出だしとぜんぜん違う文体になってしまった。そしてまた今日も、まったくもってなんの意味もない文章だ。とくに伝えたいことも主張したいこともないままに書き始めるとこんなことになっちまうぞというひとつの見本でした。




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「社会人のための~」となっていますが、もちろん学生さんが読んでも役立つ内容です。
実際の「トレーニング」をするときに使う「例文」が、学生さん向けだと舞台が「学校」や「夏休み」とかになるのだけど、この本ではもう少し大人向けになってるという意味での「社会人のための~」です。
むしろ「ちょっと背伸びをしたい中学生さん」とかには、この本のほうがおもしろいかも。

読解力をつけるとは、「論理的に読み解く力」をつけること。それは「論理的に考える」こと、さらには「論理的に話すこと」にもつながります。論理的な考え方も論理的話し方も、論理的な読み方ができない人には、できません。

だから、読解力をつけることって、すごく大切。

「もっと論理的に考えなさい」「もっと論理的に話しなさい」などといわれてしまうこと、ありませんか? 少しでも思い当たる節があるなら、読んでみたほうがいいですよ、この本。


カバー写真『社会人のための読解力トレーニング』

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2007/08/07

変換されるがままに

今日も眠くて死にそうです。自宅のインターネット海鮮が現在不調でメールのチェックができないので、プライヴェートのメールのうち大事そうなのをウェブメールで読んだりしてるのですが、読み込み遅い紙面独裁し、マジいらいらします。早く復旧させなきゃ。でもADSLモデム自体の胡椒のようなので、修理なり交換なりが必要そう。けっこう時間がかかるかも。困った。

今日はとりあえず9月新館『銀座流 売れっ子ホステスの会話術』用のバーコードや売上カードを作成し、デザインについて営業部と相談し。箔押しなんていういままで使ったことのない印刷技術を使うのだけど、使ったことがないのでできあがりのイメージがうまくできず。

そのほか、来年1月くらいに発酵したいと思っている法律関係の本の初校を少しずつ作成したり、増刷が決まった3冊の本の著者さんに増刷の連絡したり。11月に発行したいと思ってる本も原稿が手元にあるのでさっさと整理して初校をつくらなくちゃな。それに、先日2回目の打ち合わせを著者さんとしたあの企画も校正案とか考えて本としての全体のいめーじをもう少し固めなくちゃいけないし、今月末にはおおよその原稿が手に入りそうなあっちの企画の図版用原稿にも目を通さなくちゃいけないし、ほかにもやらなくちゃいけないことはいっぱいあるのだけど、とにかくいまは眠いです。

そんなわけで今日は誤変換等を修正することなく、最初の変換で表示されたままに文章を打ち続けているわけですが、思ったより変な変換がなくてなんだか残念。もう少しおかしな変換が出るかなぁと思ったのだけどなぁ。

そういえば以前はおいらのマシン、紙などの「資料」とうとうとすると「資料のはらわた」の資料が第一候補で変換されて、こんな変換ふだん使わないのにおかしいなぁと思ったものですが、いまは普通に「資料」としか変換されずにつまらない。しかも誤変換はそのままに修正せずに売っているので飼料も資料も資料としか変換されず、と思ったらここで違う資料に変換されたぞ、などとなってもよけいにわけがわからず伝わりにくい文章になっていると思いますが、つまりはこういうことです。

今日のおいらは投げやりなんだよ。

あぁ眠い。それじゃ。

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2007/08/02

ライターさんの知り合いがいない

自分、編集部に異動になってからもう10年以上経つのですけど、いわゆる「ライターさん」の知り合いがほとんどいません。

自分がこれまで制作してきた本のほとんどは、文筆業以外に本業を持っている方(多くの場合は専門職)が著者さんで、しかもご自分で書いてらっしゃる。

文筆業をメインの仕事にしている方に書いてもらう場合も何度かありましたが、基本的には著者さんの得意分野のなかからテーマを選び、もしくは話し合いの中から著者さんがチャレンジしたいというテーマを見つけ、自分なりの調査と考察で内容をまとめ、ご自分の名前で本を出してもらうケースがほとんど。こちらでテーマや内容その他を細かいところまで設定し、その注文どおりに原稿を仕上げてもらう、書き手の意向や考察は基本的に不要の「ライター仕事」的なお仕事をお願いしたことが、ほとんどないんです。

また、いわゆる「ゴーストライター」的な立場でライターさんにかかわってもらう仕事も、自分のこれまでの企画のなかでは1度もありません(上司からあてがわれた企画で製作のみを担当するケースでは、本に表示される著者さんとは別に、上司の旧知のライターさんが間に入っていたケースもありましたけれど)。

こう書房って雑誌の発行はしていなくて、単行本書籍のみ。雑誌を持っている出版社さんなら、編集部へのライターさんの出入りもけっこうあるのだろうなと思うのですが、単行本だと「著者さん」が「担当者」に会いにくることはあっても、いわゆるライターさんが編集部を訪れることはめったにありません。たとえきたとしても、ライターとしてではなく著者としてですし、著者さんは担当以外の人とはほとんど接触がないし。

これまで、テーマに基づいて取材を重ねそれをまとめるといった本をほとんどつくってこなかったので、ライターさんと呼ばれる人に仕事をお願いするケースもほとんどなかった。たまに、いかにもライターさんにライターさんとして書いてもらうような本を担当すると、たいていはうまくいかないというか、いいものがつくれないというか。なのでお付き合いも終わっちゃう。そんなわけで自分、ほんとにライターさんの知り合いが少ない。

だからね、企画会議とかで「誰か適当なライターに取材させて書かせて」とかいわれると、すごく困るんです。適当なライターさんが思い浮かばない。さらに、本に表示する著者のほかに「誰か適当なライターをあてがって(=ゴーストライターを立てて)」などといわれると、もうぜんぜんダメです。ゴースト的な仕事をやってくれるライターさんの知り合いなんて、まったく思いつかない。

でも、今日、著者さんと打ち合わせをしてきた企画は、ライターさんの助けが必要になるんだよなぁ、きっと。著者さん、しゃべるのは得意だけど、文字は読むのも書くのもあまり好きじゃないみたいだから。しかも、ライターさんの書く文章の質や性格に、すごく仕上がり具合が左右される内容なんだよなぁ、たぶん。

どうしたもんかなぁ。
困ったなぁ。


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増刷できてますよー。

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聖書を、キリスト教とかの宗教の「経典」としてではなく、世界でもっとも多くの人に読まれている「ベストセラー小説」のひとつとして楽しもう、そのための入口にしよう、という本。そのため、内容にいわゆる「宗教色」はほぼ皆無です。宗教やキリスト「教」とは関係なく純粋に「西洋文化を理解し楽しむための基礎知識・一般教養」としての聖書に興味がある人、聖書で展開される「物語」の内容を知りたい人には、このくらい砕けているほうがとっつきやすいんじゃないかしらん。

聖書に書かれている「お話(物語)」のなかから、ドラマとしておもしろいものや、西洋の映画や小説、絵画などといった文化作品によく引用されたり暗喩として使われたりするようなものを50個ほどピックアップし、それを3ページのコマ割りマンガでおもしろおかしく読めるようにしました。

それぞれのお話の最初には、そのお話の概要が短い文章で説明してあり、そのお話の主な登場人物(メイン・キャスト)が簡単なキャラクター紹介とともに紹介されているのですが、このキャラクター紹介がおいらは大好きです。著者さんのポップでキッチュな感性炸裂。

ちなみに、人類史上最初の殺人事件(カインとアベルの物語ね)の発端ともいえる「神さま」のキャラ紹介は、

「こってり好き?」

のひとこと!?

う~ん、これだけ読んでもよくわからないですね。でも、このキャラ紹介を読んで、本編であるマンガを読むと、あら納得、なるほどねぇ~と思ったりするのです。

あ、けっして聖書や神さま、キリスト教を冒涜しようとか笑い飛ばそうとか、そういう意図はないんですよ。そうではなく、なんだか敷居の高い感じのする聖書に書かれているお話を、わかりやすく身近な感じの表現やキャラづけを行なうことで、一般書のように楽しんでもらいたいという意図なんです。これで「聖書のお話っておもしろーい」ていう片鱗をつかんだら、ぜひ、より詳しい、より本来の聖書に近いものを読んでみるといいです。






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2007/07/31

新聞に載せる単行本書籍の広告について心配しているのですよ


新聞の1面に載る単行本書籍の広告。下のほうにごちゃごちゃと並んでるやつですね。あれ、業界さんのあいだでは通称「サンヤツ」と呼びます。「3段8分の1サイズの広告」の略。

もしお手元に単行本の広告が掲載されている新聞があるようでしたら、見てみましょう。たぶん、そこには8社の広告が掲載されているはずです。勘のいい方はお気づきですね。「8分の1」とは、新聞1面の横幅いっぱいを8社で均等分割した、という意味です。広告枠の「横サイズ」のことですね。では「3段」とは?

今度は、広告が掲載されているすぐ上、記事の部分を見てください。記事部分の文章は、記事スペースの上から下まで1行がだらだらと書かれているのではなく、適度な高さで本文スペースが区切られていますね。適度な高さの本文スペースが、何段か積み重なって、記事スペース全体を構成してる。勘のいい方はお気づきですね。「3段」とは、この本文スペースで3段分ですよ、という意味です。広告枠の「縦サイズ」のことです。ただ最近は、毎日新聞とかは1段の高さが他紙と違ったりするようなので、厳密に「3段分」というわけではないみたいですけれど。

それはともかく、新聞の1面にのる単行本書籍の広告サイズは、基本的に「3段8分の1サイズ(サンヤツ)」と決まっています。

ちなみに1面以外には、もっと大きなサイズの書籍広告が載っていたりしますが、あれらは多くの場合「5段」です。5段の高さで紙面の横幅いっぱいに掲載されているのが「全5段(ゼンゴ)」、横幅がゼンゴの半分なのが「5段2分の1(半5段、ハンゴ)」、さらに半分なのが「5段4分の1(ゴヨツ)」といいます。

1面に戻って、単行本書籍の広告はサンヤツです。でも、1面に載る広告は単行本書籍だけではありません。雑誌の広告とかも載ってますよね。どういう理由だかは知らないのですが、なぜか雑誌の広告は書籍の広告よりも横幅が少し広い「3段6分の1(サンムツ)」なのです。さらには、新聞によっては「3段2分の1(半3段、ハンサン)」が載る場合もあります。

でも、単行本書籍の広告はサンヤツです。これが基本。ところが最近、新聞1面にサンヤツ広告が掲載される回数が、各紙とも少しずつ減ってきているようなのです。

広告は、できるだけいいタイミングで掲載したいものです。新刊が出て、書店さんに並びはじめたくらいに。なので、おおよそ○日から○日くらいのあいだで広告枠を押さえてねというような注文を広告代理店さんに出します。だいたい1週間くらいの日幅でお願いします。

以前であれば、1週間もあればそのうちの2~3日くらいはサンヤツの日があり、そのなかで調整ということができました。ところが最近は、とくに地方紙などになると、サンヤツ広告の出る日が2~3週間まったくないというケースが意外とあったりするのです。日経新聞でも、1週間のあいだにサンヤツが1回も掲載されない週というのがときどきあったりするようです。

サンヤツは、その名のとおり8分割です。それはつまり、8社分の広告が集まらないとサンヤツ企画が成立しないということです。そして最近は、新聞以外にも広告費をかけたい媒体がでてきたりしてるし、なのに出版社の多くは売れ行きが上がらず貧乏だし(うちか?)、返品は多いし、冷蔵庫は霜だらけだし(関係ない)と、以前ほどサンヤツへの広告掲載に力を入れないケースが増えてきているようなのです。それゆえ、広告主が集まりきらず、サンヤツ企画が立てられないと。

率直にいってしまうと自分も、サンヤツ広告にどれだけ効果があるのか、サンヤツを見て本を買おうと思ってくれるお客さん、実際に本を買ってくれるお客さんがどれだけいるのか、とっても疑問に感じてたりします。とくに、こう書房のような小さな出版社の場合、サンヤツをメインとした新聞広告にしかほとんど広告費を使ってないケースも多いと思うのですが、ほかの媒体広告の研究やトライも重要だと思っています。

でもね、やっぱりサンヤツは捨てられないようなのです。いろいろな理由で。そして、サンヤツにお金を使っちゃうと、それ以外の媒体広告に使うお金はほとんど残らないのです、貧乏会社の場合。だからやっぱりサンヤツ広告を中心に行なっていくしかないのです。なのにそのサンヤツ広告がなかなかタイミングよく掲載されなくなってるのです。

困った。

実は8月の中国新聞が、そんな状況なのです。8月6日(月)に1回サンヤツがあるのですが、そのあとはなんと8月23日(木)! 2週半にわたってサンヤツの日がないのです。そして、こう書房としては8月8日(水)~14日(火)くらいのあいだに広告を掲載したいのです。それより前だと、8月新刊の目玉と会社が位置づける『手塚治虫 未来へのことば』がまだ書店さんに並びません。それよりあとだと、それまでによほど印象的な売れ行きを示していなければ気の短い書店さんは返品してしまっていそうです。本が入る前に広告を持ったお客さんから問い合わせを受けたらムカつきそうですし、本が出てから2週間以上たって返品したあとに問い合わせを受けてもムカつきそうです。書店さんをムカつかせてはなりません(^^;)。だから、6日じゃダメだし、23日でもダメなんです。

では、どうするか。

なんと今回、3段6分の1の広告枠、いわゆるサンムツを、書籍広告として使うことになりました。

サンムツは、基本的には「雑誌広告」のための枠です。単行本の枠じゃありません。でも最近はあまりにサンヤツが立たないため、ときどき例外的に?サンムツを単行本に使わせてもらえるケースが地方紙などではあるのだそうです。今回は、そのケースにあてはまったと。そんなわけで、おそらく、こう書房史上始まって以来のサンムツ広告掲載です。ま、横幅が少し大きくなるだけで、たいした違いはないのですけど。

ただ、こう書房の出すサンムツ広告は、いつものサンヤツ広告の横幅を少し贅沢に文字レイアウトしただけみたいなものになりますが、うち以外の他の枠には「ふだんからサンムツ」な企業さんが広告を出すわけです。サンムツをつくりなれてる企業さんが。しかも雑誌が多いはずですから、見た目のインパクト、アイキャッチといったものに対する意識が地味な単行本ビジネス書ばかりつくってるうちらとはぜんぜん違うはず。

やばいです。アウェーです。なれないサンムツ枠に突撃して、あまりの地味さに撃沈してしまうのではないかと思うと、心配で夜も眠れません。暑くて寝苦しいし。夜に眠れない分、昼が眠くてしかたありません。気がつくと居眠り寸前です。仕事がまったくはかどりません。いろいろな作業や企画の進行が遅れているのは、みんなそのせいなのです。

ということで、許してくれませんかねぇ。





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0948眠れぬ江戸の怖い話

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書店さんにて絶賛発売中ですよー。
ただ怖いだけでなく、愛と哀しみに満ちた味わい深いお話もあるよー。
れっつ・ちぇけらっ!




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2007/07/26

なんというか、申し訳ない


という気持ちになりました。

市場の崩壊と品質の帰還


「0.7」を「1」にする技術... 持ち合わせてないかもしれません。おいら、なんちゃって編集者だから。

文章表現が「0.7」でも、原稿内容自体が「1」であるなら、文章を「1」に近づくまで持っていって、商品として「1」に仕上げることはなんとかできるんじゃないかなとは思うんです。おいら程度の能力でも。

でも、「0.7」の原稿内容を「1」にすることは、なかなか難しい。著者さんとの相談、著者さんへの提案、著者さんへのフォローアップのための各種調査、その他もろもろ、原稿内容を「1」へと向上させる知恵と力と勇気を持った(スーパージェッターかよ)編集者さんも世の中にはたくさんいらっしゃるはずですが、自分はなかなかそれがうまくいかないケースが多いです。場合によっては、「1」だったはずの原稿内容が本の完成時には「0.7」へとクオリティダウンしてしまうことも(ToT)。

本って、文章が「0.7」でも内容が「1」なら、本としては「1」にかぎりなく近いと思う。逆に、文章が「1」でも内容が「0.7」なら、それは「0.7」にかぎりなく近いのだよなぁ。その点を考えても、「編集者」としてのおいらは本末転倒というか、やっぱり「なんちゃって」感が満載です。

率直にいうと、内容の良し悪しは、実はよくわかんないというか、充分な判断、正しい判断ができないようなテーマの本をつくることって多いのですよねぇ。その分、文章の美しさやわかりやすさ(誤解される可能性の少なさ)とか、文字群が印刷された状態での見た目の美しさにはそれなりにこだわりがあるというか、これまた率直にいっちゃうと、そっちのほうが内容よりも興味があったりするケースが多かったりもして。

そういう意味では、本文デザイナーとしてはそこそこ悪くない仕事をしているのではないかと思うのだけど、編集者としてよい仕事をしているかというと、まったくもって自信がないのです。

誤字の訂正だとか送り仮名や表記の統一だとか字数の調整だとかも、もちろん編集者の仕事の一部だけど、それって実はそんなに大切なことじゃない。あるテーマについて書かれた文章の、どこを取ってどこを削るか、どこに重点を置きどこは軽めにするか、それらをどういう順番で並べるか、切ったり貼ったり繰り返したり並べなおしたりを駆使して、そのテーマがもっとも的確かつ効果的・印象的に読者の心に届くように素材(原稿)を編集するのが本来の仕事(少なくともビジネス書や実用書においては。文芸はまた違うようですけど)。表記の統一とか見出し位置の調整とかは、その目的を手助けする手段のひとつでしかないんですよね。

ただ、そうした「手段」さえきちんと使われていない印刷物が増えてきているなというのは、たしかに感じること。商業出版物なのに地域配布のフリーペーパーかよみたいなつくりのものも、たまに見かけたりもする。同じ人のことなのに数ページのあいだに性別が変わっちゃってるなんて本も見たことある。

自分がつくる本ではせめて、少なくともそこまでかっこ悪いことはないように、たとえ「なんちゃって」だとはいえ「編集者」と幾人かからは呼ばれる人間がかかわってる本として見た目くらいは恥ずかしくないものを、つくりたいなぁとは思ってますです。はい。


あ、今日はプレゼント企画の当選発表をするはずだったのに、忘れてた!
明日ね。

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2007/07/23

立ち止まりたい


藤岡弘さんや丹波哲郎さんが出演している古い映画『日本沈没』を見まして。それで知ったんですが、大陸移動説が発表されたのって、1912年のことなんですってね。まだ100年経ってないよ。それがさまざまな調査等により裏付けられ、地震のメカニズム解明などにも役立つプレート・テクトニクスという理論として完成されたのが1968年。オレ、もう生まれてるよ。

アポロ11号が月に着陸したのも1969年。たった40年前のこと。ほんの数十年から100年程度のあいだに、急速にいろんなことを発見し、解明し、改良し、発明し、創造し、構築し、さらにスピードをあげてその先に行こうとしてる。

バベルの塔のようだね。

そんなに急いで行き着こうとしている「その先」には、なにがあるんだろう。なにかあるんだろうか。そうまでしていく必要があるのかな。

自分は、いまのままで充分です。そんなに急ぎたくない。そんなに先に行きたくない。立ち止まって、いま自分のまわりにあるものをゆっくり眺めたい。いま自分が見ているもの、触れているもの、感じているものを、大切に慈しみたい。立ち止まりたい。

自分には、やり直したい過去はないし、先取りしたい未来もない。今日と明日をゆっくり進みたいのです。

しかし、藤岡弘さんって、いつから「藤岡弘、」という名前になったのかいな?





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自分はハレクラニのお話がけっこう気に入ってるんですが、読者さんのあいだでは意外とチサンホテルのお話が人気です。

カバー写真本当にあった ホテルの素敵なサービス物語


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世に「ホテルのサービス」をテーマにした本は数あれど、ホテルの側からお客様側へ積極的に働きかける「動のサービス」ではなく、あたりまえのことをさりげなくやる、これといった事件が起きなければそこに「サービスが存在していること」すらお客様が気づかないかもしれない、むしろお客様にサービスを意識させないことをよしとするような「静のサービス」に注目した本は、あまりありません。

そういう意味では、とてもマニアックかも(^^;)。

ホテリエさん、ホテリエをめざすみなさんが、サプライズやミスティークにばかり気をとられるのではなく、基本的なおもてなしの大切さをあらためて感じていただけるといいのだけど。

また、ホテルを利用する側のみなさんには、特別な旅行だとか仕事でとかではなく、日常的にホテル滞在を上手に楽しむひとつのガイドとして、本につづられたお話を味わっていただけるといいのだけど。



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2007/07/20

明日7月21日(土)は停電でっす


こう書房の本を扱ってくださっている書店さんで、このBlogをご覧の方がどのくらいいらっしゃるのかわかりませんが、もしかしたらちょっと大切な?お知らせ。

明日7月21日(土)、こう書房のオフィスが入っているビルが停電になります。その間、FAXが使えません。せっかく書籍のご注文FAXを送っていただいても、FAX機がダウンしてるので、受信できません(送信元にはエラーメッセージが返るようです)。

忙しいお仕事の合間を縫って注文表に記入しFAXを送信したのに呼び出し→応答なし→呼び出し→応答なしを何度か繰り返した挙句に「先方のFAX機の電源が入っていない、あるいは用紙切れ、もしくはFAXじゃない」みたいなエラーメッセージが吐き出されたら、ちょっとムカつきそうですが、ビルの停電なので、許してください。

ちなみに停電時間は

7月21日(土) 朝9時半~夕方6時(18時)まで

の予定だそうです。日中は全部ダメってことですね。

そんなわけで書店のみなさま、たいへんお手数ですが、こう書房宛のFAXは、明日(21日)ではなく、22日の日曜日になってから送っていただいたほうがいいかと思われます。

個人的な注意事項としては、停電中は当然、社内の冷蔵庫も機能しないので、昼休みに買ったヨーグルトを今日、忘れずに持って帰ろうと思います。




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09488月新刊『眠れぬ江戸の怖い話』、見本が今日刷り上ってきましたよー。やっぱりカバー怖いよ。

問屋さんへの見本交渉は来週月曜日(23日)、問屋さんへの納品予定は26日(木)なので、書店さんに並び始めるのは7月27日(金)以降になるかと思います。ただ怖いだけでなく、愛と哀しみに満ちた味わい深いお話もあるよー。





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2007/07/19

眠っちゃいかんだろ、眠っちゃ


09488月新刊『眠れぬ江戸の怖い話』は、来週末(7月27日)くらいから書店さんに並び始める予定ですよー。印刷も順調に進み、今日は製本のひとつ前の段階の手順、「本文刷出しの確認」をしましたさー。刷出しってのは、本番用の紙に印刷されて本のようにページ順に並べてあるけれどまだ製本はされていない段階の本文出力のこと。本番用の紙を使った本文印刷見本みたいなものですね。ざざっと見たけど、とくに問題なかったので、このまま製本にすすめてもらい、来週月曜(7月23日)に問屋さんへの見本交渉、木曜(7月26日)に問屋さんへの納品の予定となってますです。

ちなみに本のページって、1ページずつ(両面だから2ページずつか)1枚の紙に印刷してあるんじゃなくて、大きな紙のウラとオモテに8ページずつ、つまり1枚の紙に16ページ分を印刷したのを魔法のように上手に折りたたんで(このたたみ方、いまだに覚えられん)あるんですよ。その16ページの束を「折(おり)」といいまして、8月新刊の『眠れぬ江戸の怖い話』は208ページの本だから、全部で13個の折を並べて背のところで貼り付けてるんです。

でね、製本のときは13個の折をちゃんと順番に並べて貼り付けるんですが、そのときに順番がわかりやすいように、それぞれの折の背の部分(最終的にはのりで貼り付けられちゃう部分)にね、それがどの本の何番目の折かがわかるよう、書名(略称のこともあります)と折番号を記入しとくんですよ。たとえば「怪談 一折」みたいな感じで。

この折の背に記入した文字を「背丁」と呼んでるんですが、刷出し確認のときは背丁も確認して、すべての折が印刷されているかとかも見たりするわけです。

んなわけで、今回もちゃんと確認しましたよ、背丁。

「眠れる江戸の怖い話 一折」

ん? んん?? んんんーーー???

書名は『眠れぬ江戸の怖い話』なのに、背丁は「眠れる江戸の怖い話」になってルー大柴(トゥギャザーしようぜ!)。

いやいや、眠っちゃいかんでしょ、眠っちゃ。眠れなくなっちゃうくらい怖いお話だよーっていう本なのに、背丁ではすっかり安眠してしまうようです。

ま、製本しちゃえば表紙に糊付けされちゃって、読者さんには見えなくなる部分なのでいいんだけどねー。






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増刷できてますよー。

カバー写真『マンガで楽しむ旧約聖書』

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カバー写真『マンガで楽しむ新約聖書』

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聖書を、キリスト教とかの宗教の「経典」としてではなく、世界でもっとも多くの人に読まれている「ベストセラー小説」のひとつとして楽しもう、そのための入口にしよう、という本。そのため、内容にいわゆる「宗教色」はほぼ皆無です。宗教やキリスト「教」とは関係なく純粋に「西洋文化を理解し楽しむための基礎知識・一般教養」としての聖書に興味がある人、聖書で展開される「物語」の内容を知りたい人には、このくらい砕けているほうがとっつきやすいんじゃないかしらん。

聖書に書かれている「お話(物語)」のなかから、ドラマとしておもしろいものや、西洋の映画や小説、絵画などといった文化作品によく引用されたり暗喩として使われたりするようなものを50個ほどピックアップし、それを3ページのコマ割りマンガでおもしろおかしく読めるようにしました。

それぞれのお話の最初には、そのお話の概要が短い文章で説明してあり、そのお話の主な登場人物(メイン・キャスト)が簡単なキャラクター紹介とともに紹介されているのですが、このキャラクター紹介がおいらは大好きです。著者さんのポップでキッチュな感性炸裂。

ちなみに、人類史上最初の殺人事件(カインとアベルの物語ね)の発端ともいえる「神さま」のキャラ紹介は、

「こってり好き?」

のひとこと!?

う~ん、これだけ読んでもよくわからないですね。でも、このキャラ紹介を読んで、本編であるマンガを読むと、あら納得、なるほどねぇ~と思ったりするのです。

あ、けっして聖書や神さま、キリスト教を冒涜しようとか笑い飛ばそうとか、そういう意図はないんですよ。そうではなく、なんだか敷居の高い感じのする聖書に書かれているお話を、わかりやすく身近な感じの表現やキャラづけを行なうことで、一般書のように楽しんでもらいたいという意図なんです。これで「聖書のお話っておもしろーい」ていう片鱗をつかんだら、ぜひ、より詳しい、より本来の聖書に近いものを読んでみるといいです。






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2007/07/18

本が読みたくなる環境をつくるのが、けっこう難しいのだな

自分は本も読むけれど、どちらかというと音楽ファンだし、映画を観るのも好きだし、ギターもまた少し弾いてるし、Blog(ここじゃなくて、プライヴェートのほうね)も書いてるし、更新・発行が滞りがちだけどウェブサイトとメルマガも持ってるし(これもプライヴェートでね)、こうしたネット媒体のための資料集めや原稿書きもしなくちゃいけないしで、率直にいって本を読んでる時間が取れません。

それはつまり、自分の中の「本を読む」に対する優先順位が他よりもかなり低めということにほかならないのですが、もしこのなかからたったひとつだけしか選べない、それ以外は捨てなくてはならないとなったら、きっと自分は「本」を選んじゃうのかなぁということに最近あらためて気づいたりして。

音や人やモノにじゃまされることのない、暑くも寒くもない、静かで穏やかな日にひとりで本を読むのは、やはりとても気分がいいもので。

だけど、そういう環境をつくるのは、そう簡単なことじゃない。いや、簡単といえば簡単なんだけど。

パソコンがあれば、ついメールとかチェックしちゃう。スイッチを入れなければいいのだけど、習慣として朝起きたらまずスイッチを入れてしまう。SPAMも含めて、数十分ごとになにかしらメールが届き、そのつどピロリンという着信音が鳴る。そしたらやっぱりチェックしちゃう。

さいわいなことにメールが数時間に渡って1通も届かなくても、近所の駐車場でバイクがやかましいエンジン音をたてたり、近所の子供がぎゃーぎゃー騒ぎながらそこらへんを走り回ったり、向かいのアパートではサイレンのように泣き続ける幼児とそれにイラついて怒号する父親の声とともにときおりなにかを投げるような殴るような音が聞こえて心配になったり、郵便屋や宅配屋がきたり、騒がしい選挙カーが走り回ってたり、その他もろもろ、さまざまな人為的な音・人工的な音が集中力を途切れさす。

さらにさいわいなことにめずらしく静かな時間が続いても、気がつけば食事の準備を始めなければいけない時間だったり、食事をとらなくてはいけない時間だったり、食事のための買い物に行かなければいけない時間だったり、ともかくなにかしらをしなければいけない時間がきてしまう。

かくして、気分のいい読書の時間が中断される。

本は、文字を読みながら自分で脳内映像化をし、自分で先へとすすめなくてはいけないから、中断すると再集中・再起動にちょっと時間がかかる。それなのに日常生活は、それが休日であっても、何度も中断を要求する。だから、本を読むのが面倒になっちゃう。

しかも脳内映像化は、体力を要求する。目も疲れるし、頭も疲れるし、心も疲れる。慢性的に寝不足で、慢性的に眼精疲労で、慢性的に肩こりで、身体にも心にも余力がほとんど残っていないときに、文字を読み意味を把握し脳内映像化を自分に要求するのは、非常にきつい。だから、いまは本を読みたくないと思ってしまう。

その点、映画や音楽はラクだ。もともと音を出しているので、外からの音がそれほど気にならない。外がうるさいようなら、音量を上げて対処することもある程度できる。自分は受けるだけなので、食事の準備をしながらでも、食事をしながらでも、その気になれば楽しめる。文字から脳内映像への変換工程がなく、ダイレクトに音や映像を受け取ればいいだけなので、中断があってもわりとすぐに再集中・再起動できる。

だからやっぱり、本よりも音楽や映画を選択してしまう。そういう日のほうが圧倒的に多いので、本も好きだけど、それよりも音楽や映画のほうが好きと思ってた。

でも、誰にもじゃまされず、静かでおだやかな時間をまとまってとれ、体も頭も心も疲労していないなら、やはり本が読みたいのだな。音楽でもなく、映画でもなく。だけど、そういう日は、そういう時間は、日常生活のなかではめったに生まれない。

ゆっくり本を読める(読みたいと思う)時間をつくることって、もう「非日常」なのかもしれないなぁ。






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2007/07/10

最近あまり素敵なランチにありつけていないので

ちょっと機嫌が悪いのです。暑くて寝不足気味だし。湿度高くて鬱陶しいし。日本の夏はおいらの体力・気力をどんどんと奪っていきます。早く秋になればいいのに。もっと爽やかな場所に逃亡したい。パスポート更新しなきゃ。

ビジネス書やセミナーやらではやたら成功・成功といいますが、成功っていったいなんだよ。なにをもって成功っていうんだよ。仮にその言葉の定義での「成功」を手に入れたとして、それで満足するのかよ。そのときにはきっと別の「成功」がほしくなってるんじゃないのかよ。いつまで「成功」を追い求めればいいんだよ。どの「成功」が手に入ったら、本当に幸せに感じるんだよ。本当は「成功」がほしいんじゃなくて「成功を追いかけているように見える自分が好き」なだけなんじゃないのかよ。とか思ったりして。

すべての欲望・欲求が満たされた先にあるのは虚無と絶望だといったのは誰だったか。

自分には、手に入れたい成功も、なりたい自分も、とくにないんだよなぁ。
とりあえずいまは、アイスチョコモナカが食べたい。
おいらの希望なんて、こんなものさぁ。ららぁ~。






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自分はハレクラニのお話がけっこう気に入ってるんですが、読者さんのあいだでは意外とチサンホテルのお話が人気です。

カバー写真本当にあった ホテルの素敵なサービス物語


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世に「ホテルのサービス」をテーマにした本は数あれど、ホテルの側からお客様側へ積極的に働きかける「動のサービス」ではなく、あたりまえのことをさりげなくやる、これといった事件が起きなければそこに「サービスが存在していること」すらお客様が気づかないかもしれない、むしろお客様にサービスを意識させないことをよしとするような「静のサービス」に注目した本は、あまりありません。

そういう意味では、とてもマニアックかも(^^;)。

ホテリエさん、ホテリエをめざすみなさんが、サプライズやミスティークにばかり気をとられるのではなく、基本的なおもてなしの大切さをあらためて感じていただけるといいのだけど。

また、ホテルを利用する側のみなさんには、特別な旅行だとか仕事でとかではなく、日常的にホテル滞在を上手に楽しむひとつのガイドとして、本につづられたお話を味わっていただけるといいのだけど。



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2007/07/06

文章のクセ

おいらが制作を担当した本は、
接続詞の使い方や語尾にクセがある、
だから読んでてなんとなくわかる...

のだそうです。
ある人にいわれました。

そうか。そうだったのか。

以前、別の人にも、
「あまろ~ねさんのつくった本は、読むとすぐわかる」
といわれたことがあるのだけど、
なぜわかるのか、その理由は抽象的だった。

接続詞と語尾、かぁ。
意識したことなかったなぁ。

でも、自分が「気持ちが悪い」と感じる文章は、
だいたいパターンが決まってて、
主語の欠落だったり、
文章のねじれだったり、
文の流れやつながりの不自然さだったり。

その気持ち悪さを解消するのに、
接続詞や語尾で調整することが多いかも。
調整のしかたに、言葉の選び方に、
クセがあるのね、きっと。

む~ん。

編集者の仕事って、
著者さんの文章を、
著者さんの味わいのまま、
読者さんに読みやすいように、
読者さんにわかりやすいように、
調整したりすること。

なのに、
おいらのつくった本はすぐわかるってさ。
それはつまり、
おいらの色が、
文章についてしまっているということ。
おいらの味が、
文章に出てしまっているということ。

黒子、失格。

やっぱりあたしゃ、
「なんちゃって編集者」
なんですわ。







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2007/07/05

あらら~

仕事が終わんないよー。
9月刊の原稿整理がなかなかすすまないよー。
明日は午前中会議で作業ができないよー。
月曜には8月刊の著者校正が戻ってきちゃうよー。
火曜には8月刊を校了しなくちゃいけないよー。
来週中には9月刊の初校を出したいよー。
まにあうか? まにあうのか?? オレ???

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2007/07/03

なんかアマゾンがおかしい?

Amazon.co.jpのデータベースにトラブルでも起きてるのかしらん。
なんか、登録済みのはずのうちの本が、ごっそり落ちてるんですけど。
以前は検索で表示された商品が、検索しても出てこない。
つい先日まで表示されてた最近の新刊も、ほとんど表示されない。
そうかと思うと、すでに改訂版が出てて販売終了扱いになってる古い本は表示されたり。
いったいどうした、アマゾン?
こんなんでキャンペーン大丈夫なのか?

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2007/06/28

現在進行形は、本にできない

レジャーサービス研究所Blogの「教わるなら現在進行形の講師がいい!」(2007年6月22日)を読んで。

講師だけでなく、ビジネス書の著者さんも、できれば「現在進行形」の人のほうがいい。実際に前線で、いまの時代に、いまの環境で、仕事をしている人。今日、そして明日と、日々の困難に立ち向かい、道を切り開いている人。そのなかで、効果と実績を出している人。そういう人に、「いまのこと」を書いてもらいたい。

でも、そうやって日々の仕事と真剣に格闘している人の多くは、本を書いている時間なんてないんだよね。

本を1冊書き上げるのって、書いたことのない人が想像するよりもずっとずっと多くの時間と集中力と忍耐力とモチベーションが必要。実はかなりの体力仕事で、すごく消耗する。「本を書きたい」と企画書を出版社に送ってくれる人は多いけど、その企画がさいわいにも採用され実際の執筆にまでステージが進んでも、「最後まで書ききる」ことができずに本にならないケースも、実は少なくない。

それは、「初めて本を書く人」だけじゃない。すでに数冊の本を出したことがある人でも、最後まで書ききる時間と体力(集中力と忍耐力とモチベーション)を維持できず、本の発行にまでたどり着けないこともある。

それほど時間と体力が要求される本の執筆。日々ビジネスの前線で実績を積み上げ続けている人の多くは、そして日々の仕事と同程度に「本の執筆」にも真剣に向かい合おうと考えるならばなおさら、そんなヒマはないというのが本当のところだろう。

話しは立派でも、現実には「現在は、部下がいない」とか、「出て行った」などが多くて、そのほとんどが「過去の話」の場合があります。
つまり「ある時期、指導がうまかった」くらいなのです。

ビジネス書も、そういうところがあることは、否定できないよなぁ。

現場で、現役で、自分が実際に汗をかいて、日々の改善や改革に励んでいる人は、本を書くまでの余裕がないことが多いだろう。だから著者には、以前に汗をかいていた人、現役だけど「現場」にはいないで本部?から指導する立場の人、現役で現場にいったりはするけど「自分ではあまり汗をかかない」で人に汗をかかせる人が多くなってしまうのも、しかたがないなとも思う。

カバー写真もちろん、そうでない人もいる。『新入社員が劇的に成長する3か月プログラム』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)著者の中尾さんなどは、いまもバリバリの現役で、今日も明日も実際に現場で「いかにして新入社員を育成するか」を考え、行動し、日々改善・改革に励んでいる。

そういう人が書いたものでも、「本」は「過去のある時点(まで)を切り取ったもの」でしかない。原稿が書かれた時点では「現在進行形」だったとしても、それが印刷され、製本され、書店に並ぶまでには数ヶ月がかかり、その時点で過去形になる。良書として書店の棚に長く置かれれば置かれるほど、長期に渡って読者がつけばつくほど、そこに書かれたことは「過去の話」になっていく。

それでも読まれるのは普遍性があるからだとはいえるけれど、書かれた文字の一語一語、文章の一つ一つがすべて「普遍」であるはずはなく、その根底に流れる思想や理念、エッセンスに普遍性があるだけ。その思想や理念、エッセンスの「普遍性」を感じ取り、自分のものとして咀嚼し、「いま」の自分の状況に当てはめて、「いまのかたち」に変換し表現できるかは、読者の側にゆだねられている。

でも、その変換があまり上手でない、得意でない読者が多いのも、否定できない。「過去の形」のまま「いま」に使おうとして、うまくいかない、役に立たないと判断したり。そして、「いま」「そのまま」使えるものがほしいという。

現在進行形を本にするのは、難しい。
本の内容が現在進行形のままであり続けるのは、難しい。




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2007/06/25

実際に組み立てていく作業が好きなんだな

サブマシンのほう、やっぱりCNN.co.jpにアクセスできません。何回トライしてもサーバエラーになっちゃう。同じ回線(ハブで振り分けてる)使ってるメインマシンでは問題なくアクセスできるのに。なぜなぜなぜーっ?

「パンダのため息」の2007年6月22日のエントリ「正社員と契約社員」に、こんなことが書いてありました。

正社員の「編集者」は編集の仕事をするわけでなく、

仕事を「投げる=外注する」だけでいい、

そんな時代が来ているのかもね。

実際、某大手出版社さんとかになると、編集者ひとりで年間30冊とか50冊とか担当したりするらしいです。毎月2~3冊以上。ひー。それを可能にするために、いろいろな仕事が「外注」されているようです。

ちなみに、こう書房ではだいたい年間6冊~10冊くらいをひとりで担当します。そんでだいたい、8冊を超えるとひーひーいっちゃいます。

こう書房の場合は、企画の立案、著者さんとの打ち合わせ、原稿執筆の依頼や原稿の催促、お預かりした原稿のチェックや調整、場合によっては書き直し等のお願い、マッキントッシュを使っての本文組版や校正紙出し、校正紙を使っての校正および著者さんへの校正依頼&確認、校正箇所の印刷データへの反映、最終的な印刷データの作成と、本文に関することは最後のフィルム出力&印刷・製本以外、ほとんど担当者が自分ひとりでやります。場合によっては簡単な本文用図版の作成も自分でやりますし、デザイナーさんに図版データの作成をお願いした場合でも細かい直しなどは自分でやっちゃったりします。さらに、ごく稀にですがカバーデザイン&印刷データの作成も自分でやることがあったりします。

そうするとね、月に1冊つくるのでほとんどいっぱいいっぱいなんです。そして毎月新刊発行が続く場合、3か月あたりでくらくらしてきます。つまらないミスも増えてくるし。

そんなわけで、ひとりで年間30冊も50冊も担当するなんて、どんなスーパー仕事術を持った編集担当者なんだとか思ったりするわけですが、積極的に「外注」して、しのいでるのね、きっと。

自分はこう書房でしか書籍編集の経験がないので、制作担当者の仕事ってのはこんなもんだと思ってたんですが、チラッと噂に聞いた話によると、某大手出版社の編集さんの仕事は基本的に「企画立案」と「(主にタイム)マネジメント」なんだそうな。企画を立てて、著者さんを選定して、原稿を書いてもらうまでは自分でやるけれど、それ以外の仕事(校正とか修正とかお使いとか)は別の人(部署)にまわすらしい。もちろんDTPなんかも別部署。原稿を手に入れたあとは、それがタイムスケジュールどおりに各製作段階を終えるよう、タイムマネジメントをするのが担当者の仕事で、そのための実務は自分ではしないんだそうな。

それだったら自分にもできるかというと、やっぱできないなぁ。年間30もの企画を通して著者さんに原稿を書いてもらうなんて、考えるだけでおそろしい。

以前からここを頻繁に読んでいる方はご存じかと思うけど、自分は「企画を立てる」ことにあまり興味がないんです。というかむしろ、好きじゃないし、苦手。自分はクリエイタータイプの人じゃないんで、新しいアイデアとか、新しい発想とか、新しい視点とか、新しい組み合わせとか、そういうの、頭に浮かんでこないんですよ、あんまり。

でも、本をつくるのは、けっこう好き。ここでいう「つくる」は、具体的に、物理的に「つくる」こと。預かった原稿を、必要に応じて美しく読みやすい文章に調整し、その文章が「文字として並ぶ」ところを「絵」のようにイメージしながら本文ページのデザインに流し込み、文字の並びを見てデザインを調整し、場合によってはデザインに合わせて「文字(文章)」のほうも調整したりして、少しずつ少しずつ「本」という「質量のあるモノ」に組み立てていく作業が好きなんです。

おおよその設計図も完成図も決まっているものを、丁寧に美しく組み立てていく。そういう作業がとても好き。そうして自分が手をかけた「モノ」が完成するのを見るのが好き。プラスチック模型をつくったりするのにちょっと似てるかもしれません(ちなみに「プラモデル」は登録商標よん)。

ここでの自分にとってのポイントは、「用意された材料を上手に組み合わせ、必要に応じて手を加えて、“モノ”として組み立てていく過程」と「その成果物としての“モノ”」が好きなのであって、どういう「材料」を用意するかとか、完成形として「なに」を組み立てるかとかには、あまり興味がないってこと。たとえば、これからつくるプラスチック模型の材料が、船でも飛行機でもクルマのものでもかまわない。その材料を使って「つくる」過程が好きだから。そうして自分でつくりあげた「モノ」を見るのは好きだけど、船や飛行機やクルマそのものにはあんまり興味がないの。「自分がつくった船」だから好きだけど、「船」そのものには、「“船を”つくる」ということには、そんなに興味がない。

本をつくるときも自分、おんなじなんだよなぁ、けっこう。これって、いわゆる「編集者」としてまずいんですよね。編集の仕事ってのは、「企画を立て」、「必要な材料を探し」、それらを使い、「完成形として“なに”を組み立てるかを追求する」ことが、本来的な仕事だから。なのに自分は「それらを使い」の部分と「組み立てる」の部分に興味の大半があるというか、実はそこにしか興味がないというか。

そんなわけで、年間30もの企画を担当して、企画立案とタイムマネジメント以外は外注するのが「編集者の仕事」なのだとしたら、自分は「外注」のほうに回りたいなぁ、べつに「編集者」でなくてもいいや(いまでも「なんちゃって編集者」だし)とか思うのでありました。




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2007/06/20

CNN.co.jpが

おいらのデスクの上にはノートパソコンが2台置いてありまして、そのうちの1台はふだんの仕事、著者さんとのメールのやりとりとか、ウェブを使っての調べものとか、原稿整理とか、その他もろもろに使っているのですが、もう1台のほうは以前に使っていた古いマシンで、Windowsもたしか98だし、マシンパワーも足りないので、いまはサブマシンとして、メインマシンのお仕事関連フォルダのバックアップに使ってるんですが、それだけだとさびしい?ので、ふだんはCNN.co.jpのページをOperaで表示して、15分ごとに自動更新するようにしてあるんです。

んが、しかし。

なぜか今日は、CNN.co.jpのサイトにアクセスできない。何度アクセスしてもエラーになってしまう。

ほかのページには問題なくいけるんですよ。NIKKEI NETとか。でもCNN.co.jpにだけいけない。なので、もしかしたらCNNのサーバが落ちてるのかなと思って、メインマシンのほうでアクセスしてみたら、全然問題なく表示されるじゃあーりませんか。

なんでかなぁ。昨日までは問題なくサブマシンでもアクセスできたんだけどなぁ。サブマシンだから、とくにアプリ等の追加や削除などもしてないんだけどなぁ。

う~ん、わからん。明日になったら復活するかしらん?



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2007/06/19

新しいものはもういいよ、とかちょっと思っちゃったりして


自分、音楽ファンでして、学生のころからLPとかCDとかよく買ってたんですよ。いまも、どうもMP3とかで聴くのがなじまず、やっぱりプレーヤーで円盤がぐるぐる回ってないとねとか思いながら、あいかわらずジャケットつきのパッケージで音楽を買ってるわけなんですが、毎年ね、数十枚単位で手持ちのCDが増えていくわけです。あいかわらずジャケ買いとかするし。

そんなわけで家には、たしか2000枚を超えるCDと数百枚のLPがあったりします。でも、音楽を聴く時間なんて、最近はほとんど取れません。仮にがんばって毎日1枚ずつ聴いても、いまの時点で全部聴くのに何年もかかる。そのうえ新しいCDも増えていく。

なんかね、もう、いいかなっていう気がしてきて。

たしかに、好きなアーティストの新譜が出たら気になります。プロデューサーや作曲家など気になる人が関係しているようなアルバムとか、おもしろそうな新人とか、評判のいい作品とか、聴いてみたいなぁと思ってしまいます。そして、聴いてみたらきっとそれなりにいい気分なんだろうなぁとも思います。

でも、そうしたアルバムが、その時点で自分にとってある意味「目新しい」という以上の飛びぬけた魅力を、本当に持っているのだろうか。すでに自分が持っているたくさんのアルバムたちを棚の隅に追いやってしまってもしかたがないと自信を持っていえるだけの魅力が、本当にあるんだろうか。そういえるアルバムが、どれだけあるんだろうか。たんに「目新しい」だけで、魅力的に、内容的に、すでに自分が持っているものとたいして変わらない、そういうものが実は多いんじゃないか。

だったら、いま持っているたくさんの愛すべきアルバムたちを、大切に聴き、深く味わって楽しんだほうがいいんじゃないか。

なんかね、もう「新しいもの」を探すことに疲れてきちゃった。「新しい」だけで自分が気に入るかどうかわからないものに手を出すことに疲れてきちゃった。だって、すでにいまの時点で素晴らしいものが充分以上に身の回りにあるんだもん。だから、これからは、本当に好きなアーティストのものと、自分と同じような趣味嗜好を持った特定の人たちのあいだで評判のよいもの以外は、できるだけスルーしようかなぁと思ってます。

それでね、自分が、自分の大好きな趣味であった音楽に対して、こういうふうに感じてしまっているのと似たようなことが、本の世界でも起きてるのかもしれないなぁ、と思うんですよ。そう考えると、特定の人が書いた本や、特定の人が評価や紹介などをした本以外はあんまり売れないのも、しかたがないのかなぁとか思う今日この頃なのでした。



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2007/06/15

「サプライズ」や「ミスティーク」とは違うかたちの「ホスピタリティ」の講演会


今日はちょっとばかし忙しいので、簡単に。

カバー写真明日(2007年6月16日)は「ホスピタリティ・コミュニティ・カレッジ(HCC)実践コース・第3回 ~『本当にあった「ホテルの素敵なサービス」物語』で伝えたいもの~」の日ですよー。『本当にあった ホテルの素敵なサービス物語』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)著者の生井さんが、最近はやり?の「サプライズ」や「ミスティーク」とは対極にある「静かなサービス」が持つホスピタリティの意味や重要性について紹介・解説してくれるそうです。詳しくは、こちら↓

【本当にあったホテルの素敵なサービス物語】~ホスピタリティコミュニティカレッジのご案内~

情報によると、講演者(生井さんね)の強い要望により、今回は特別に参加の「当日受付」も数席分ですが用意してくれるらしい。御用とお急ぎでない方は明日の夕方、東京シティエアターミナルへGO!

なお、著者(生井さんね)宛てに読者さんから届いたこの本の感想が著者さんから送られてきましたので、ご紹介しますね(転載許可いただいてあるそうです)。

こんにちは。初めてメールをお送りさせて頂きます。昨夜、仕事帰りに丸善日本橋店へ立ち寄った折りに『ホテルの素敵なサービス物語』を見つけ興味深く拝見させていただきました。フォーシーズンズホテルやチサンホテル等での良きエピソードが拝見していてヒシヒシと感じてしまいました。確かに外資系ホテルが開業するなかでブランド名・ミスティーク等でなく日本には素晴らしき『ホスピタリティ』スピリットがあるはずですが、現在は時代の影響なのか残念なことに少し忘れかけられている社会になっていますね。ホテルの仕事は語学スキルや経験が有る事も大切ですが、それ以上に最も大切な事があると思います。それは『お客様を思うパッションと実行するマインド』があれば素晴らしいホテルになります。突然のメールと長文になりましたことを、お許しくださいませ。

(新庄谷様よりいただいた感想メール)

新庄谷様、ありがとうございました。それでは今月の新刊プレゼント企画にエントリー...しようにも新庄谷様のメルアドは著者さんじゃないとわからないので、できませぬ。企画エントリーの代わりに著者さんからなにかもらってください(^^;)。






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2007/06/14

蔵書量も大切だけど

なんか、このBlogっていつも、グダグダと長いよね。なので今日は短くしようと思います。

「帰ってきた炎の営業日誌 杉江由次」2007年6月13日によると、神田の三省堂さん4階のリニューアルが終わったそうです。

リニューアルしてたんだ。知りませんでした。しかも、まもなく神保町本店と名称が変わるんですか(いままでは神田本店)。知らなかった。

いや、それはいいんですが(こんなことを書いてるからグダグダと長くなっちゃうんだな)、ちょっと気になったのは、リニューアルを終えての担当さんの言葉。リニューアルにより全体の蔵書量が増えているそうで、

「お客さんがしっかり本を探して見つけられるようになれば」

とおっしゃったのだそうです。

お客さんが(自分で)しっかり探さなくちゃいけないんだ。

いまでもすごくたくさんの種類の本が大量にあって探すのが大変なのに、さらに蔵書量が増えて、ほしい本、読みたいと思う本を探すのがいっそう大変になっていそうな感じですが、「お客さんが」「しっかり本を探して」「見つけられるように」ならなくちゃいけないのかぁ。

しんどいなぁ。

ぼうだいな数・種類の本のなかから1冊の「自分がほしい・読みたい本」を探して見つけるなんていう、いわば宝探しみたいなことを楽しいと思い喜んでしてくれるのって、すっごく本好きな読書マニアですよね、きっと。

本は嫌いじゃないけど書店で長い時間本を探して売り場をうろつく時間的・精神的余裕が最近すっかりなくなっているおいらとしては、自分でしっかり探さなくても、ほしい本・読みたい本がすっきり見つけられるような検索システムとか従業員によるヘルプ体制とか、そういうのをもっと整備してもらったほうが、蔵書量を増やしてもらうよりもいいなぁと思うのでした。

よし。今日は短く終えられたぞ。校正紙作成に戻ろう。







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2007/05/31

今度こそ実現するか!?

1年半前に立案し、何人かの著者候補さんと相談をし、そのたびに「おもしろいねぇ」という反応はもらえるのだけど、日本の書籍でつくり方の「手本」となるような類書が見つけられず、具体的にこのアイデアをどういう形で「書籍」として表現するか・できるのかのイメージが固められず、「おもしろい企画なのだけど、自分には手にあまる」と最終的には断られ続けてきた某企画。

もしかしたらもしかしたら、今度こそ実現できるかもー!

これまでと少し違う観点から著者候補となりそうな方を探した結果、リストにあがった某お方。今日、先方さんの事務所にお邪魔して、お話をしてきました。そしたらね、持ってるのよ、自分の頭のなかでもやもやとして形になりにくかったアイデアを具体かできそうなアイテムを、その方が。そして思ったとおり、これまでお会いした著者候補さんたちとは違った方面からの見方・考え方を提示してくれました。

なにかが見えてきた気がする!!

アイデアの具体化に非常に役立ちそうな資料をいただきました。これに目を通したら、もう少し具体的な「絵」になるまで、構成やページのラフスケッチくらいが描けるところまで、アイデアを固めていけるだろうか。それができたら、また相談にいって、実現の道筋を立てられるかも。

コンサルさんって、すごいな。

心配なのは、仮にうまく「絵」が描けて、実現の道筋もつけられたときに、仕事としての条件面で折り合わないかもしれないなぁということ。先方は書籍執筆にも実績のあるコンサルさんで、こっちはあまり体力も資金力もない中小出版社。印税率や初版部数、支払いサイトなどの条件が、さらには商品製作に使える費用という点でも、これまでのお仕事とくらべて「マジデスカ?」となる可能性も充分ある。

うぅぅ。そうなったときのことは、そうなったときに考えよう。
まずは、せっかくいただいた資料を活用してアイデアをもう少し具体化せねば!





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カバー写真『社会人のための読解力トレーニング』

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Blogやmixiでなぜだか荒れたコメント応酬に巻き込まれてしまうのも、会議の席で「キミの発言はどうも的外れだ」といわれてしまうのも、上司や取引先などに「キミとの会話はどうも噛み合わない」といわれてしまうのも、実は「読解力」の不足が大きな原因になってることが多いのです!

「読む力」をつければ、話を聞く力、文章を書く力、話をする力も上がります。逆にいえば、ちゃんと読めないから、相手の意図をちゃんと把握・理解できない。間違った理解、曖昧な把握のままにコメントを書いたり発言したりするから、場が荒れてしまったりしがちなのです。

思い当たること、ありませんか?

少しでも思い当たる節があるなら、読んでみたほうがいいですよ、この本。たとえば次ぎにあげるような、こんな簡単なことでも、自信を持って答えとその理由をいえますか?


【問題】「次のそれぞれの文を読んで主観的な記述、客観的な記述とに分けてください」
1 私は35歳です。
2 この本はとても面白い。
3 91年のルマン24時間自動車レースではマツダ車が総合優勝した。
4 85年のプロ野球ペナントレースで阪神タイガースは圧倒的な強さで優勝した。

【解説】
1 私は35歳です。
「私」が「35歳」であることは、相手が誰であっても変わらない事実ですよね。(中略)したがって、これは典型的な客観的な文章。

2 この本はとても面白い。
これは逆に典型的な主観的な文章。だって、面白いと感じるかどうかは人によって違うわけです。何をもって面白いとするのかの基準も人それぞれ。したがって主観的。

3 91年のルマン24時間自動車レースではマツダ車が総合優勝した。
これは歴史的な事実です。歴史的な事実といっても大昔ならば記述の信憑性を疑うこともできますが、1991年とほんの数十年前のことですし、政治的に真実が隠される必要もないようなものですから、客観的といって間違いないでしょう。

4 85年のプロ野球ペナントレースで阪神タイガースは圧倒的な強さで優勝した。
3が客観的なら、この4も同じ理由で客観的なような気がします。ところが……

さぁ、「ところが……」のあとにはどんな解説が続くのか、そしてこの文章は主観的なものなのか客観的なものなのか??
答えは、




教えてあげないよ。ジャン。




答えが気になっちゃった人はぜひ、この本を読んでみよー。
答えがわかった方、ここでばらさないでくださいねー。


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2007/05/25

みんな雨のせいかしら


某所で「黒い乙女」的といわれたあまろ~ねでございます。黒い乙女? いったいなんでしょうねぇ。

この件について反論等をしようかと思っていたのですが、今日はダメです。体調最悪です。朝から頭痛はするし(バファリン飲んだらなんとか収まった)、首から背骨にかけて骨や筋肉がきしむように痛いし、心臓周辺もときどき握りつぶされるよう、そしてときどき刺されたように痛い。なんでだ? 腰痛もあいかわらずだし。出社してデスクに向かってますが、具合悪くて仕事をする気になれません。集中できないし。

あれかなぁ。朝から雨降ってるからかなぁ。雨降ると、体調悪いんだよなぁ。しかし、ここまでさまざまな箇所がいっぺんに具合悪いのは初めてかもしれん。つらいです。

でも今日はこのあと、講演会に出席です。終わるのは夜の9時過ぎ。大丈夫だろうか、オレ?

この分だと先週と同様、この週末も家で静養してないとダメだな、きっと。著者さんから預かっている原稿のチェックとか、企画立案のた